稗田日記   作:パフロロ

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再編しようが大してクオリティは変わらない(真顔)


第1話

「はあ……」

 

「どうしたの音哉?」

 

 

 

──朝7時、現在中学三年の宇佐見音哉は、いきなりピンチを迎えていた

 

 

「あー…おはよう蓮姉。いやさ…」

 

「………まだ奏が起きていないのね」

 

「そうなんだよ……」

 

この人は姉の宇佐見蓮子。家の近くの大学に通う二十歳だ。因みに頭がかなり良い

 

 

「はぁ……ま、奏だからね。その手に持ってる蒸らしたタオルもそういうことね」

 

 

音哉が今手を焼いていて、目の前で熟睡している少女は宇佐見奏。音哉の双子の妹だ

 

 

「──ちょっと出掛けてくるから。奏をよろしくね」

 

「はいはい、またメリーさんでしょ?」

 

「そ、あの娘珍しく起きられたらしいしね」

 

メリー

蓮姉が入っているサークルの仲間でマエリベリー・ハーンという人のことである

 

(あの人が早く起きるなんて…想像できないな)

 

「何を考えたのかしら~?」

「痛い!痛いから!」

 

なぜこの人はメリーのことになると勘が鋭くなる

 

まあ、夫婦だし?

 

「じゃあいってきます。音哉、帰って来たらまた勉強やるから」

 

「はいはい」

 

音哉は一応受験生。宇佐見家の学生は皆何かしらが特化している

 

音哉は文系、蓮子は理系。奏は運動能力が優れている

お互いにその得意分野を教えている

 

──とは言っても、主に奏に教えているのだが

 

 

 

 

 

 

「おあよ~……」

「あーやっと起きたか。おはよう奏」

 

 

あ、寝癖が……

 

「奏、ちょっとじっとしてろ」

 

「へぁ?」

 

頭にタオルを載せる

 

(あったかい……)

「流石我が家の執事」

 

「奏がちゃんと起きてくれれば良いんだけどね」

 

「相変わらず起きるの早くない?」

「仕方ないだろ?蓮姉が早いからつられて俺もそうなっちまうし」

 

この家での朝食担当は音哉。蓮姉は作れるが何故かコスパが悪くなるからパス、奏は寝起きが悪いからそもそも無理。

 

消去法で俺と。

 

 

両親?そもそも京都には俺ら三人で暮らしている。

俺ら以外は実家がある東京で教師をしているよ。

 

 

 

 

 

 

 

学校

 

 

「よ、音哉」

「おはようアキ、お前は朝から元気だな」

 

こいつは春夏冬 紅葉(あきなし もみじ)

 

音哉と同じ中学に通い、同じ高校志望の親友

 

小学校の頃から思ってるんだけど、こいつの名前ってややこしくない?二重の意味で

 

 

 

「どーだ?クリアできそうか?」

「……出来ない。どーしてもアイテムが足りない」

「だよなー」

 

俺らは以前から東方にはまっている

かなり前からあるらしいこのシリーズもこの前20作目という大台に乗った

……昔の作品にはもうプレミアがついている

 

だが今、あるコネから手に入れた弾幕アマノジャクがクリア出来ないと二人して嘆いているのだ(※実話)

 

 

「なんだーまだクリアできないのか君達は」ニヤニヤ

 

そんな顔でこっちを見るでない

そう、奏だけこのゲームをしっかりとクリアしているMaribel のだ

 

「なんでお前は他のシューティングは無理なのにコレは出来るんだよ……」

「………才能?」

 

「「殴られたいならそう言え?」」

 

他の東方シリーズに至っても奏は全ての難易度をノーミスでクリアしていたりする。

 

勉強犠牲にしているくせに、解せぬ

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃな。昼休みに会おうぜ」

「おー」「別に来なくてもいいよー」

 

「いや、俺は奏に殴られようが逝くぞ」

(漢字が違うが…まあいいか)

 

 

俺と奏は同じクラス

因みに紅葉は隣のクラス。何故双子で同じクラスになったんだ?

 

 

 

 

 

 

─昼休み─

 

「なあ奏、お前勉強はいいのかよ?」

 

音哉達は昼休み、偶に図書室に来て勉強している時がある

 

「今のところは大丈夫………かな?」

「嘘付け。昨日の課題全然解けてなかったじゃないか」

「あれ?そうだっけ」

 

こんな事をしながら、一日は過ぎる

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃ、先帰ってて」

 

放課後、俺は奏と紅葉を先に帰らせ、一人で別の場所に行く

その場所は…

 

 

 

 

 

 

 

「蓮姉〜きたよー」

 

 

 

 

蓮子が通う大学

 

なんで入れるかって?分かんね。でも簡単に許可出るんだよね

んで、ここに来る理由なんだけど…

 

 

 

「あ、音哉だ~。おーとやー!」ブンブン

この人、マエリベリー・ハーンである

(別にそんなに呼ばなくても……)

 

 

厳密にはこの人が目的ではないが、この人の作るお菓子が美味しくて…

 

「あれ?今日は奏達いないの?」

「たまたまなんだけどね。明日連れてくるよ」

「ほんと?じゃあ明日は楽しくなりそうね」

 

 

メリーさんと話してると時間の流れが分からなくなるくらいリラックスできる

 

 

「ちょっと待ってて、蓮子はちょっと遅れるから。はいこれ、どうぞ?」

 

 

そう言って差し出されたのは、ティラミスだった

 

 

「何時もの通り、家で作ってきて冷蔵庫で保存しておいたんだけどね〜」

 

「全然!流石の味だよ」

 

実際、この人の作るのは何でも美味しい。

大事なことだから二回目

 

 

「ごめーん遅れたわ!」

「大丈夫、俺も今来たとこ」

 

 

蓮姉登場。そして俺に構わず

「ティラミス貰い!!」

 

 

この人、ホントにお菓子に目が無いらしい

 

 

「じゃ、三人揃ったし、やりますか」

「待って…っん(ゴクッ)……おっけ。やるわよ!」

「慌てて食べると太るよ?」

「大丈夫よ。私太りにくい体質だから!」

 

………うんまあ、確かに蓮姉はスタイルが良いから

 

 

「パルパル……」

 

「どうしたのメリー?」

 

メリーさんと奏にはよくあの"パルパル"が出てくる

それって某橋姫のネタじゃあ……

 

それにこの人もスタイルかなり良い方じゃないのか?

 

 

 

 

 

 

「……星が綺麗だね、今日は」

「うわ、蓮子がオシャレなことを」

「ちょっとメリー?」

 

 

「ほら二人共、早くやっちゃおうよ。奏が空腹で死ぬ」

「………冗談に聞こえないんだけど?」

 

 

 

 

 

 

 

「───そう言えばさ」

 

「何、音哉?」

「この装置って何なの?」

 

「あ、これ?ウチの教授の試作品」

「そんな教授いていいのか…?」

 

「しかも私たちより年下なんだよね〜」

 

(───ん?いや、そんな訳ないか)

 

「はいはい。二人共、時間ないよ」

 

 

「はぁ……いい?あんまり時間ないからね?」




蓮子とメリーは設定通り京都の大学で、今20歳という設定です

なんとなく教授のことを書いてみました。多分予想ついてるでしょう。これから先出てこない予定ですが…

それと、この機械はこの後一切出てきません
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