稗田日記   作:パフロロ

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「ハハははハッ!!!!イイヨ!モットモットモット!!!」

 

 

 

フランドールとレミリアの遊び(本気)が始まってから早一時間、互いに譲らず互角になっている

 

 

 

 

「……咲夜さん。」

「ん、なに?」

 

「今度弾幕教えて」

 

「ふふっ、いいわよ?でも急にどうしたの?」

「あの二人と戦ってみたい…から?」

 

 

実際は違う。フランは闘っている時が一番楽しそうだから

 

私も一緒にその、"一番好きなもの"をやってみたい

 

だけどその前に……

 

 

 

「二人共ストーーーーップ!!!」

 

「「っ!?」」ビタッ!!

 

 

奏が叫んだ瞬間、二人の狂戦士は止まった

──それぞれの槍と剣を、お互いの首元ギリギリに構えながら

 

「ねぇレミリアー!私達の目的忘れたのーー!?」

 

 

 

 

 

 

レミリアside

 

 

 

「………え?」

 

 

冷静になって考えてみる

あれ?そういえば、私はなぜ外に?

 

 

 

『───ドッキリをしよう!』

 

 

 

 

………あ。

 

 

 

 

 

 

「その反応、忘れてたなー!!」

「し、失礼ね!忘れてるわけないじゃない……」

 

嘘。ガッツリ忘れてたわ……

だってフランと戦うなんて初めてだったし?そう!全力で遊んであげようと思ってただけよ!!

 

レミリアside end

 

 

 

 

 

 

「お、おーい。皆どうしたの?」

 

「へ?え…えーと……」チラッ

 

(え?私!?)「あのねフランちゃん…これは、えっと……」

 

駄目だ、言わなければ…!フランちゃんに嘘はつけない!!

 

「……ドッk『アイシクルフォース!!』きゃっ!?」

 

上から降ってきた氷の塊が目の前に刺さる……じゃなくて!

 

誰!?我ながら始めてあんな声出したよ!

 

 

 

「お前達、面白そうな事やってるな!あたいも混ぜろ〜!!」

 

 

⑨(チルノ)である

 

因みに、どこから出てきたか誰も解らなかったが、後ろでオロオロしてる大妖精を見てほとんどが納得した

 

"成程、⑨の勘か"……と

 

(チルノちゃんには悪いけど、ネタバレの機会を逃したのにはレミリアと私共々ちょっとね……)

 

「…というわけでフランちゃん。チルノと弾幕ごっこしてあげて」

 

「どういうわけ?」

 

 

 

 

──十分後──

 

 

「勝った!」

「負けたー!!」

 

結果→フラン完封勝利

 

 

「さて奏、どういう訳か教えて?」

 

今、奏の目にはフランドールの周りにオーラがある様に見えているのだろう。『説明しだいでは潰す』みたいな雰囲気だからだ

 

 

 

(あ、私死んだわ。正直に言っとこう)

 

 

 

「寝起きドッキリでし『クランベリートラップ!』いやぁぁあ!!」

 

 

 

 

 

 

 

少女蘇生中……

 

「死んでないよっ!」

 

 

目が覚めた。フランドールのクランベリートラップに意識を刈り取られてから、どれくらいの時間が経ったのだろう

周りを見渡してみると、自分はベッドに寝ていた

 

──ただ、そのベッドが……デカイ

 

世に言うプリンセスベッドと言う奴だろうか。それでもこのサイズはデカイ

 

 

 

(ガチャ)

 

 

「あら、奏起きたのね。おはよう」

「…おはよう?え、今何時?」

「そうね、私達に細かい感覚はないけど、取り敢えず4時間経っているのは確かね」

 

という事は

 

「私そんなに寝てたのか……」

 

取り敢えずベッドってから出よう。

そう思ったのだが身体が起こせない。よく見ると、腹の辺りが妙に膨らんでいる、それに重い

 

(なにこれ?)

 

布団をめくる

 

(!?)

 

 

 

 

 

「すーー……」

 

 

 

 

フランがいた(ごまだれー)

 

 

「あら、一日中居たのね」

「『あら』じゃないよ…これ→(フラン)貰っていいの?」

 

「ダメよ」

 

うん、知ってた。

取り敢えず退かそうかな

(よっ……て、軽っ!)

 

こんな小さい子が幻想郷一危険な吸血鬼なのか……

 

(………………)

 

「何よからぬこと考えてるのよ」ビシッ

 

「あいたっ!なぜ分かった!?」

「貴女の運命の中に魔法を使って、フランが奪われるものがあったわ」

 

レミリアの能力は『運命を操る程度の能力』

成程、今ので運命を変えられたのか

 

「ちっ……」

「チッじゃないわよ……全く……」

 

 

ちくせう。こうなったら絶対フランちゃんに「お姉ちゃん」と言わせてやる

 

「負けないよレミリア!」

「何に対してよ……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お邪魔しましたー」

 

 

午後6時(体内時計・正確ではない)、奏はマヨヒガへ帰るため紅魔館を出る

 

「ちょっと奏?」

「ふぇっ?どうしたの咲夜さん?」

「いや、これなんだけど……」

 

咲夜の手にあるのは、奏が持ってきた袋

 

「貴女が持ってきやつでしょ?これ」

「あ、忘れてた。それ、中に小分けの袋入ってて、それぞれに名前が入ってるんだよ。だから明日私が来るまでにそれぞれで大事に保管しておいてね!じゃあね咲夜さーん!」

 

「え!?ちょっと奏!」

 

 

咲夜が袋の中を覗いている間に、奏の姿は既に見えなくなっていた

 

 

 

 

「はぁ……なんなのよ、これ…」

 

咲夜が取り出した袋には、大きく『咲夜さん用』と書いてある

 

(何が入って…………!)

 

 

 

 

 

(あ、咲夜さん!?……いや、私は寝てない!ってあれ?)

 

「〜〜♪」

 

(うわ珍しい、テンション高い)

 

 

 

その後、入っていた物を見た咲夜の機嫌が一日良かったらしい

 




レミリアは一応戦闘大好きなんでしょうね(棒)
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