読んでくれる人がこんなにいたなんて…
ありがとうございます!!
お知らせがあるので詳しくは活動報告まで
秘封倶楽部の二人が命蓮寺にいるころ………
「れーいーむーたーすーけーてー!!」
博麗神社では、少名針妙丸が猫に追いかけられていた
「まったく……何してるのよ」ヒョイ
「ちょ、霊夢!?」
霊夢は針妙丸を追いかけていた猫…もとい火焔猫燐を抱き上げた
「折角遊んでいたところだったのに!」
「遊んでどうするのよ。ていうか針妙丸、あんたもなんで降りてきちゃったのよ?」
霊夢は溜息を吐く
針妙丸は少し前に起こった『輝針城異変』の時から霊夢に保護されている小人…一寸法師の末裔である
異変途中は打出の小槌の力で普通の人間サイズになっていたが、やはり小人、小槌の力が無くなった今は元の小さい姿に戻っている
「あの籠の中かなり暇なの〜!」
「…何言ってるのよ、小さいけど機能性に優れた良いものじゃない。(少なくとも私の暮らしより豪華なんだけど?)」
「む~〜………だって降りてくれば猫いるもん……」
「あたいのこと!?」
霊夢に抱かれた燐が叫ぶ
なんで猫の姿で話せるか?知らん
「う~ん…そんなにつまらないなら霖之助かアリスの所にでも行ってみる?」
「行く!!」
「あれ?あたいは?」
今回は留守番ですね
香霖堂
「──うーん、新しい籠かぁ……」
香霖堂店主、森近霖之助は店の奥で物を漁る
霊夢と針妙丸が来て、「新しい籠無い?」などと訪ねてくるものだからこうして探している訳だ
「無いね」
「…そう。無いわよね…」
「えーー!」
霊夢達は霖之助に別れを告げ、香霖堂をあとにした
「………僕の出番少なくないかい?」
ドンマイこーりん
「言っとくけど、良いのが無くても恨まないでよ?」
「だいじょーぶ!」
(………には聞こえないんだけど?)
──────────────
↓セリフがメインになるよ!
「──着いたわね、アリスん家」
「アリスって…あの人形の人?」
「まあ…間違ってはいないわ」
彼女は人形を操ることができるが、当の本人の方が人形よりも人形に見える
キィ……
(あれ?開いてる)
「……アリスーいる〜?」
居ないのかしら?
「シャンハーイ」ふわ〜
「あ、上海じゃない。アリスは?」
「ハーイ」ユビサシ→
「あっちね、ありがと」
(ここ、アリスの部屋?)
「勝手に入っちゃっていいのかな……」
「仕方ない…入るわよ」ガチャ
「 」←霊夢
「ありゃーー……」←針妙丸
「「………あ…………」」←マリアリ
「────お邪魔したわ」
「「ちょっと待って(て)霊夢!誤解よ(なんだぜ)!!!」」
「……何よ、二人してベッドの上に倒れていたら流石に引くわよ?」
今起こっていること
↓
霊夢達が入った部屋はアリスのベッドルーム兼作業部屋だった
そこには、アリスだけではなく魔理沙もいた
──ただ何故か、アリスのベッドに魔理沙が押し倒されている状態に←今ココ
───────────────
「魔理沙が突然家の前に落ちてきてね、服とかがボロボロになってたのよ」
「それでアリスが服を直してくれている間に風呂借りて、家の中を散策してたんだぜ」
「じゃあなんであの体勢になったのよ?」
アリスが溜息を吐きながら答える
「魔理沙が作り掛けの人形に触れようとしてたからよ」
「それならあんな強くやんなくてもいいじゃんか!!」
「何言ってるの、私の人形は作り掛けでも操るための術をかけ続けているのよ?あれに魔理沙が触れてみなさいよ。私の操り人形にでもなるつもり?」
「うぇ……それはゴメンだぜ」
「なるほどね、つまり魔理沙が悪いでいいわね?」
「良いわけないだろ!」
あの……話を進めてくれませんかね?
「なんだ今の声?」
「作者よ。私の会話で先に進めなくなってるのね」メメタァ
「私のセリフ無かったな…」
「───で、霊夢は何しにきたんだ?」
「ああそうだったわ。この子の事なんだけど……」
「あれ?針妙丸じゃないか。今日は留守番じゃないのか?」
「飽きたから新しい籠を探し中!」
「そうなのよ、こいつワガママでね」
「確かに、あの籠なら霊夢より豪華な生活環境だからな。小人サイズだと飯も少なくていいだろ?」
「……私も思ってたから否定できないのが悔しいわ…」
霊夢は、ここに来るまでに香霖堂に寄ったことも話した
「なるほど、それで私のところに来たわけね」
「そう、人形用の小さいのとか持っていそうな気がしたし」
「それは巫女のカンなのか?」
「もちろん」
「まあ、無いことはないけど…」
そういうアリスが持ってきたのはどう見ても、あの紅魔館にしか見えないハウス
「うわ……すごく赤い」
「目が痛くなるぜ…なんでこんなもの作ったんだ?」
「前に某紅魔館のメイドから『妹様用の人形とハウスを』って頼まれてね……試しにあそこをモデルにして作ったのよ。そしたら自画自賛できるほどのものが完成しちゃって……」
「ああ、渡さずに持っているわけか」
「持ってても意味が無いことに気付いたのは最近だけどね。……でもこれだと色が嫌でしょ?」
「私に聞かないでよ。あんたはどうなの?」
「───へ?私!?……うわっ!」
急に話し掛けられた針妙丸がお椀を落としかける
「あんた以外に誰がいるのよ?……で、どうなの?」
「───これ、くれるの?」
「もう使わないしね」
「じゃあこれ!」
「「は?」」
予想外だ。まさかこの血のように紅いハウスがいいなんて
「ほ…ほんとにこれでいいの?」
「これなら神社の雰囲気に合いそうだからね!」
(え、どこが?)
(赤いところじゃないか?)
(あんなに赤くないわよ)
実はここからあまり話が進む事はなく、ハウスは霊夢と魔理沙が博麗神社に持ち帰った
針妙丸は終始上機嫌だったらしい