1
「うーん、何しようかな~…」
ある少女が、マヨヒガの前にいた
彼女は宇佐見奏、京都の中学生
ある日スキマ妖怪から『幻想郷に来ない?』て言われたから来てしまった(四人編参照)
普通に見たら
可愛い女子である奏だが、ちょっとした問題がある
「紅魔館に行ってフランちゃんに会うのもありだな…イロイロ持ってきたし」ニヤニヤ
この通り、ロリコンである
実はショタコンだが、幻想郷にそんなキャラ居なかった気がするって事でロリに走った。音哉はもう諦めている
「橙ちゃーん!」
「あっ奏!」
マヨヒガには元々、八雲藍の式である橙が住んでいる。しかし、奏達がマヨヒガを"仮の住まい"とするため、橙が修行の一環として藍から世話係を命じられている
「はぁぁ…橙ちゃん可愛いよぉ…」ナデナデ
「にゃぁぁ……」ゴロゴロ
因みに、奏は動物に懐かれやすい
藍曰く「可愛がり方と撫で方のツボが最高」らしい
その為、橙の身内以外で一番懐かれているのは奏だ
三十分後……
「──はっ!?癒されてるうちに何時の間にか時間が!?」
「奏~」
「…あぁごめんごめん!」ナデナデ
可愛い。異論は認めない
「──ねえ橙ちゃん。紅魔館までの道教えてくれない?」
「にゃ?あっちの湖にまっすぐ向かえばありますよ」
(湖か…)
原作では大妖精や⑨が出てくる所だ
どうせ弾幕勝負挑まれるんだろうけど、私弾幕撃てないからなぁ…
……あ、いるじゃん。弾幕撃てるひと
「──橙ちゃん」
「はにゃ?」
「紅魔館までついて来て。後で外の世界の魚あげるから」
「!?…いく!いや、連れて行ってください!!」
涎が出てるのは言わないでおこう。
何でって?…そんな橙ちゃんも可愛いからだよ!
「ここが湖なんだけど…」
「……凍ってるね」
ものの見事に凍っていた
「え?今夏だよね」
「そうなんだけど……あ。あれだ」
橙が指している方を見るとチルノがいる
(いやいやいや、あれおかしいでしょ?)
「あたい!」
「あたい!!」
「あたい!!!」
⑨×3になっていた
「え、⑨って三人もいるの?」
「……たまにこうなるんだ…」
多分溶けたんだろう。氷だし
…て事は近くにいるのが大妖精かな?
「あ、橙ちゃん!手伝って!」
美しい緑色の髪を持つ大妖精
子供っぽいのに大人っぽい、不思議な雰囲気がある
「どうしたの大ちゃん?」
「チルノちゃんが溶けて大発生したの!これでもかなり減った方なんだけど…攻撃すれば消えるから。あ、ちょっと大きめなのが本体」
(元々何匹いたんだ…?てかそれフランちゃんの『フォーオブアカインド』じゃ…)
──橙が⑨を片付けました──
「ありがとう橙ちゃん…お陰で助かったよ(精神的に)」
「凄い…これが本物の弾幕……」
「終わった…行こう奏……頭が痛くなってきてるから…」
それは大変だ。紅魔館でしっかり可愛がらないと(なぜそうなる)
「ところで、その方は?」
「この人は奏様。この間幻想郷にきたんだ」
「よろしくね。大ちゃん……大ちゃんの本名って何?」
「…私ももう忘れました…」
ワオ、公式どころじゃなかったよ
大妖精と別れた後、無事紅魔館に着いた奏と橙。そしてテンプレの…
「「寝てる(ね)」」
紅魔館名物ザル門番(紅美鈴)
そして……
「zzz…」
メイドである十六夜咲夜も寝ていた
「おーいめいりーん、咲夜さーん?」
「起こさないでおいてあげた方が良いような……」
「でも無断で入るのもなぁ……」
どうしようかと悩んでいると、紅魔館の中から人が出てきた
「あ、パチュリーさんだ。おーい!」
「むきゅ?…あら、奏じゃない。…と、あなたはあのスキマの式の式じゃない。何してるの、そんな所で」
「いやこれが……」
パチュリーが奏の近くに行くと、未だに眠っている美鈴と咲夜
「……珍しい、咲夜がここで寝るなんて。……分かったわ、取り敢えず入って」
「く、首が…」
奏達は今図書館にいる
「大丈夫?」
「は、はひ……」
(そう言えばここってめちゃめちゃ広いんだった…)
「ふーん、フランに会いにねえ…あの子、まだ寝てるんじゃないかしら。あれでも吸血鬼だし」
フランはまだ寝ているらしい
…だがこの時、奏はある事を思い付いていた
寝起きドッキリをしよう──
橙の口調に違和感あるかもしれないですが、原作の橙に似せようとすると、こうなってしまう……