小ネタ 赤髪海賊団ルート 悲報 転生先が全ての元凶な件if 作:ネオ・マフティー
「東の海に派遣した戦力が全滅だと!!」
「相手はあのヒグマだ…仕方あるまい」
「何を悠長な!!この報告によれば、件の赤髪の娘は完全にトットムジカを制御しているのだぞ!!」
「加えてニカの覚醒も明らかだ、現在赤髪の手元には、ニカとトットムジカが揃っていることになる…終わりじゃ……」
「艦隊は壊滅、無事だったのはガープとクザンのみ、加えてガープは重傷だそうだ……その上、赤髪の娘を狙ってビッグマムが動き出している……赤髪の居場所はわかったのか?」
「はい!最後に補足した監視船からの報告によりますと、偉大なる航路へと向かったとの事です!!」
「……これ以上東の海に戦力を向けてヒグマを刺激した場合、奴が聖地を滅ぼしにやってくる可能性がある………赤髪の捕捉とビッグマムへの対応に戦力をまわせ!!」
「マズイ事態だ……これから世界は大きく変わって行くだろう…赤髪を中心にじゃ……」
「その上あのフィガーランド家が、天竜人が関わっている」
五老星達はあまりの事態に頭を抱えていた……
東の海 コノミ諸島
「見てよ!シャンクス!凄いでしょ!私の書いた海図!」
「ほお!ナミは将来一流の航海士になれるな!どうだ!俺の船に乗らないか?」
「ずりィぞシャンクス!!おれの時は全く乗せてくれなかったのに!」
「ふーんだ!優秀な私と血の気の多いルフィが一緒な訳ないじゃない!」
「……いいじゃん、ルフィはもう船乗れたんだから、それよりナミ!ベルメールさんのみかん畑に行こうよ!」
行くよ、ルフィ!そう言ってウタは、ルフィの手を引いてみかん畑へと走って行ったのだった。
ここはコノミ諸島のココヤシ村。偉大なる航路が荒れに荒れている中、海賊が拠点にしているにも関わらず平和そのものだった。
「それにしても、すっかり馴染んだねあいつら!ウチのナミとノジコとも仲良くなっちゃって、海賊の道に引き込まれないか、親として心配で仕方ないよ!」
「ああ…あの赤髪海賊団が来た時はこの世の終わりだと思ったが、海賊にしては珍しくまともな方で助かった…だが、かわりに悪ガキの数は倍になったがな……」
「おまけに今じゃ家のミカン畑のお得意様々だ!!海賊とはいえ、相手が取引相手とあっちゃ仕方ない!このベルメールさんも許してやりますか!」
そう言ってシャンクス達の方へとミカンを売りつけに行くベルメールを、ゲンさんは呆れて眺めるのだった。
「次の航海はシモツキ村か?お頭」
「ああ、なんでも、和の国から流れ着いた一族が暮らしているらしい。その後は、ヤソップの故郷の村に寄ろうと考えている」
和の国のことから、ふと、シャンクスはかつて同じ船に乗っていた侍、おでんのことを思い出し懐かしんでいた。
「!!考え直してくれお頭!ウソップに会えるのは嬉しいが、やっぱりどんな顔して会えばいいのかわからねェ!!」
「……ヤソップ、父親なら覚悟を決めろ…!」
ここのところウタの父親として威厳がついてきたシャンクスを見て、ベックマンは少しだけ、シャンクスの成長を喜んだのだった。
「野郎ども!!出港だ!!」
偉大なる航路で海軍とビッグマムの争いが激化し、東の海が手薄になった頃、赤髪海賊団はシモツキ村を目指して航海に出ていた。
しかし、順調に思えた航海に以外なハプニングが起こった。
「ちょっと!なんでナミが船に乗ってるの!?」
「だって!ルフィとウタだけ航海に出るのずるいじゃない!」
なんと、ナミが船にこっそり隠れて乗り込んでいたのだ。
「航海は危険がいっぱいなんだよ!私にはムジカがいるし、ルフィは…なんか白くなれるようになったから大丈夫だろうけど、ナミの身に何かあったら、ベルメールさんが悲しんじゃうよ!」
「……ごめんなさい…」
「…弱ったな…ココヤシ村からはだいぶ離れちまったから、引き返す訳にもいかねェ……仕方ない、ルフィ、ウタ、ナミが無事でいられるように、一緒いてやってくれ」
「わかった!船の先輩として、おれが色々教えてやる!」
「ルフィも新入りでしょ!仕方ないわね、ナミ!帰ったらちゃんとベルメールさんに謝るんだよ!」
こうして、赤髪海賊団とルフィ、ウタ、ナミの東の海の航海が始まるのだった。
「やっぱりゾロは弱いね!」
「ちくしょー!またクイナに負けた!!」
そして、赤髪海賊団が目指すシモツキ村には、大剣豪を目指す二人の子供達がいたのだった。
センゴク 胃に穴が空いて入院しそう…