元飼い猫と元飼い主の青春ラブコメは間違っていない。 作:晃斗
八幡の父母の名前と喋り方がまるでわからん。
三連投 本日ラスト
家の前についた。
やっべなにも思いついてねぇ、どうしよう。やっぱ土下座かな?ボッチの土下座にどんくらいの価値があるのか知らんけど。
猫は一回目を覚ましたみたいだが、俺が話かけたらすぐに寝た。何?俺の言葉には気絶の効果があるの?
「はぁ…。虚しい思考をやめて観念するか。」
そして俺は扉を開けた。
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「にゃ…?」(あたたかい?)
そんな言葉と共に、目が覚めた。
さっきの体の芯からじんわりと暖かくなる感覚ではない。まるで暖房のついている部屋に居るみたい…な?
ような、ではない。実際に部屋に居るのだ。もしかしなくとも、さっきの彼が口約束を守ってくれたのだ。
でもそれにしては静かすぎるような…?
そうして辺りを見回すと、衝撃的な光景が目に飛び込んできた。
「にゃっ!?」(えっなにこれ!?)
さっきの優しい彼が両親と思われる男女に土下座をしていたのだから。
「に、にゃにゃ…?」(な、なんで…?)
衝撃的な光景に頭が回らない。いつもは無駄に回るはずの思考が止まる。疑問ばかりが頭を埋め尽くす。
「八幡、一旦土下座は辞めなさい。」
「………。」
「頭を上げなバカ息子。」
「……分かった。」
父と母の声を受け、優しい彼が頭を上げる。その顔は真顔だが、何か強い意志を感じられる。
「この子が目を覚ましたからもうこれ以上とやかくはいわない。でもな八幡、お前が拾ったからにはこの子の命に対する責任を負わなくちゃいけない。分かったか?」
「分かってる。この子に何かがあったら俺の責任だ。この子が問題を起こしたら俺の問題だ。」
「お父さんが全部言ったから、私からは一つだけ。あんたが最後まで面倒見るんだよ。」
「あぁ、ありがとう。父ちゃん母ちゃん。」
私は泣きそうになってしまった。彼は何の関わりのない私という猫を拾ってくれるだけでなく、ここまでの覚悟を持って手を差し伸べてくれたのだ。事ここに至って、私に残っていた僅かばかりの警戒心など吹き飛んでしまった。
今私の心を満たすのは、彼に対する深い感謝。それと猫にした口約束をわざわざ守ってくれたことに対して湧き上がった暖かい何かである。
「ということは…?」
「うん。飼っていいぞ。」
「ぃいやったー!!カーくん以外の猫だーっ!ぐっじょぶお兄ぃちゃん!」
「はあぁー…。よかったー…。」
彼の妹と思わしき子がそう言い、彼は安堵のため息を吐いている。
「うちにようこそっ!黒猫ちゃん!」
「まぁ…そういうわけだから…。これから宜しくな?」
そう言って彼らは、彼は優しく微笑んだ。
プロットも何も無いから大変ね。
エタらせはしないから安心してくれ。
案がなくなったら完結はある。