元飼い猫と元飼い主の青春ラブコメは間違っていない。 作:晃斗
サブタイトルに意味は無いです。ガチで。
ところで何か寝起きの時って本音とか喋りやすいよね。
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ここは何処だろう。病室の中…?何か入院でもする怪我でもしたっけ…。ん?空の色がおかしいな。黄色というか、
でも何でこんなとこに居るんだ?昨日は、………。何してたっけ、…まぁいいか。そんなことより早く此処から出るか。
そんな思考に疑問を持つことなく、そうして動こうとしたら嫌な予感がした。何かが病室の外から這ってくる音がする。
ズル…ズル………ズル…ズル、と。
そして何故か分からないが、体が突然動き出した。
…窓の外に向かって。
えっ窓の外ってえちょまっ…
意思と関係なく、体が勝手に窓のふちに足を乗せ外に跳び出す。
重力に従って落ちるかと思ったが、予想に反して空高く跳び立つ。……跳び、立ったぁ!?
「ちょっ何でこんな跳べるというか速度がおかしいってぇぇぇ!?」
そう、黄土色の空に高く跳び上がった体の速度は異常に遅かったのである。ノロノロと体が浮かび、上昇が止まったかと思えば次はゆっっっくりと地面に向けて落ちていく。
しかも落下してる時に見えたけど、緑色ってかどどめ色っての?そんな感じの色をした鳥っぽい何かが電柱と電線に止まっていた。気持ち悪っ。
しかも、無駄に数が居るからその気持ち悪さもマシマシになっている。
家系ラーメンじゃねぇんだからマシマシにすんな。
そうして地面に足をつけると、また後ろから嫌な予感がした。
顔を後ろに向けるとその姿が見えた。ゲル状の何かがズルズルと這いずりながら、上半身と言える部分を形作らせていた。
そのゲル状の何かは、上半身部分に白衣を
…ん?刃物…?……やっべぇ!?
「逃げろ!」
そうやって逃げ出した俺の体は、相も変わらずめっちゃ遅い。本当に遅い。正直歩きの速さとそんな変わらないぞこれっ。
そうして俺は走って逃げ出したのだが、後ろの気配は遠のくどころか段々と近づいてきている。
そして俺は突然すっ転んだ。
えぇー…。何か一周回って冷静になってきたな。
ゲル状の何かの這いずる音がすぐ後ろで止まった。
俺が振り向くと、ゲル状の何かが腕を振りかぶっていて…
目が覚めた。
腕の中にはユキが居て、窓の外からは雀のさえずる鳴き声が聞こえる。
ユキは俺の胸元に頭をこすりつけたり頬ずりをしたり指を舐めたりしている。
かわいい。かわいいけど……。
「……夢かよ。」
しかも夢なら最後までやり切れよ。何か釈然としないな。
「しかも何だよあの夢。見るならもっとマシな夢をさぁ…。」
もういいや、あの夢について考えるの辞めよ。
それにしてもユキはかわいいなぁ…。(脳死)
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んぅ?ん〜。
あったかい。きもちいい。あんしんする。だいすき。
「ふにゃ…」(すき…)
ふぇ?にゃ…?ねこどこ?
てしてし
「んぁ?おぉっと猫パンチ。」
やさしいこえ…?あったかいこえ…。だいすきなこえ。
…………、……?…あれ?男の人の声?って
「にゃーーーーーーーーー!?」(ここ何処ーーーーーーーーー!?)
「ファー!?!????!!!?」
何か意味分かんない夢見て、何か起こる直前で目が覚める事ってあるよね。それですんげぇ肩透かしをくらうっていうか。
ちなみに夢の内容は、作者がガチで見たことがある夢を何とか記憶から捻り出した物です。めちゃくちゃ印象に残ってるいくつかの夢の一つ。
こういった夢オチとして、ちょくちょく出していきたい。
心底気が抜けている時に予想外の大声を出されたらビックリするからね。仕方ないね。