行き当たりばったりでどこまで続けられるのかわからないので皆さんの感想が励みになります。
「千束を使いなさい。」
画面越しからの声に思わず眉をしかめる。
「あの子はまだ7才ですよ?」
「それがどうしたというのだ。
過去を見ても最大規模と思われるテロを相手に
最大戦力を注がない道理はない。」
そのままこちらの有無も聞かずに交信を切られ、思わず大きなため息が出る。
どうして自分の立場が一番大事な連中共のために俺より年下の女の子たちが命を懸けないといけないのか。
はぁ、、、
再度ため息がこぼれる。
「この国の平和は腐ってるよ...」
人知れずつぶやいた言葉を聞いた者はいなかった。
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世にも有名な電波塔事件から10年が経った。
諸々の仕事で日本を離れていた俺は2週間ぶりに帰ってくると、
時差ボケも荷物も家に帰らず持ち込んで
そのまま自身がオーナーを務める喫茶店のドアを開けた。
カランコロン
「いらっしゃい...あ~~!!
たいが!おかえり~!!!」
「おつかれ、たいが。
コーヒーでもいれるか?」
「あ、やっと帰ってきたのね、
あんたがいないと千束が寂しい寂しいうるさくって...」
「ちょっとミズキ!!」
たった2週間開けてただけでこの騒がしさに安心感を覚える。
温かくて賑やかな帰る場所がある幸せに今日も感謝。
まぁ、なんにせよ、
「ただいま、みんな。」
俺、早川 大河 の平和な日常は今日もまた始まろうとしていた。
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「新入りですか?」
客足の落ち着いたタイミングでミカさんの入れてくれたコーヒーを片手にカウンター席に座って聞き返した。
「あぁ、一昨日に楠から連絡が来てな、セカンドの子が一人送られてくるそうだ。
...大丈夫だったか?」
「えぇ、まぁ」
一応ここはDAの支部の扱いだから拒否するものでもないんだけど、、、
「それにしてもこんなところに送られてくるなんてなにをやらかしたんだ…?」
「先日あった銃取引の取り押さえで指令無視があったそうだ。」
「あぁ、、、なるほど?」
思わず疑問を呈しながらしながらそう返す。
DAで指令無視する人間とはなかなかに珍しい。
どんな指令違反したのか、ただの指令無視で貴重なセカンドをこんなところに送り込むのか、いくつか謎は多いがそんなことは考えても仕方がない。
「まぁとりあえずここのことはミカさんにある程度任せてますし、
俺としてはちゃんとカフェの仕事をしてくれれば何の問題もありませんよ」
「そう言ってくれると助かるよ。いつもすまないな。」
「お互い様ですよ。それより千束には伝えたんですか?」
「あぁ、かなり喜んでいたよ。」
「まぁそうでしょうねぇ、何年振りかの相棒ですもんねぇ。」
千束のためのリコリコであり、お店のことも大抵はミカさんに一任している。
形だけのオーナーの俺が望むのは
次回の投稿は今日の20時です。