次話以降の話の組立がなにも決まっていないので、更新かなり遅れるかもしれません。
もしかしたら待ってくれてる人がいるかもしれないので頑張ります!
書きたい話はまだまだあります。
「早川さん後ろっ!!!」
その声に慌てて振り向くと廊下に一人の男が俺に銃を向けてたっていた。
(射線上にたきなは...大丈夫だな。)
それだけ確認して俺は、眉間のあたりに向かって男から放たれた銃弾を避ける。
そのまま一気に踏み込み、先ほど仕舞った拘束銃をホルダーから抜き打ち込む。
ついでにうるさいので非殺傷弾を1発お見舞いして気絶させた。
振り返ると絵に描いたように目が点になっているたきながこちらを向いていた。
それを見て俺はバツが悪そうに笑う。
「早川さん、それって...」
たきなにはゆっくり説明してあげよう、俺のことを。
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「早川さん、あの時銃弾を避けましたよね?
まるで千束みたいに...」
思いのほか早く来たクリーナーに引き継ぎを終わらせ、帰路に着く車中でたきなは早々に切り出した。
「まぁその通りだよ。てかあれ教えたの俺だからねぇ。」
「ええっ!?」
たきなの素っ頓狂な声に思わず笑ってしまう
「まぁあいつみたいに複数の射線全部見切って接近するなんて芸当はできんけどな。」
「それでも十分非常識ですよ...」
「そうか?たきなも練習したらできるようになるかもよ?」
そんなわけないですよ、とあきれたように言う。
たきななら1対1の拳銃くらい避けれるようになりそうだけどなぁ。
そんなことを考えているとたきながあ、と声を出す。
「そういえば行くときに言っていた裏ルートみたいな話は...」
「あーそうだ、忘れてた。
たきなが来てからはまだなかったんだけど、
俺さ、たまに2週間くらい海外にいってバウンティハンターみたいな...用は賞金首狩りして金を稼いでるんよ。」
「...うぇっ!?」
「ほら、リコリコさ、ほとんど無償の人助けに黒字と赤字を反復横跳びしているような喫茶店、お気持ち程度のDAからの支援金、
安定した収入がまぁないのよ。
んでもって、資金が足りなくなりそうになったら俺が荒稼ぎしに行ってるの。」
「なるほど...じゃあクルミが仕事仲間っていうのも...」
「そ、ターゲットを探し出すのに力を借りて、貰った賞金の何割か渡してたってわけ。
千束から俺の昔の話は聞いた?」
「一応、DAの前には軍の関係者だった、とだけ。」
「そうそう、ちょうどたきなくらいの年の時には軍の特殊部隊に入ってて、そのさらに前にはものごころついた時から海外の傭兵みたいなことしてて、
それこそリコリスみたいに銃と共に育ってきたんだ。だからそういう犯罪者とか賞金首になりそうなやつの情報通のつてが結構あんのよ。」
「...それほどの実力があってどうして、どうして軍やDAにいないんですか?
今日の戦闘にしても、普段の作戦指揮にしても、もっと活躍できるでしょうに...」
「...魅せられたんだよ、千束の生き方に。たきなもそうだろ?」
「ふふっ、そうですね。」
俺たちは2人ともあのどこまでも真っ直ぐな1人の女の子についていく決意をしたのだ。
「あの、早川さん、今日はありがとうございました。」
「おー?」
「今日って私に早川さんのこと色々教えてくれるために二人の任務にしてくれたんですよね?
あのくらいの敵なら早川さん一人でも対処できてきてたはずです。」
「んーじゃあ、まぁ、そういうことにしといてもいいよ。」
「はい、そういうことにしときます。」
やっぱりたきなはちょっと変わった。
他人を見るようになった。
他人の気持ちを考えるようになった。
だから今回俺のことをいろいろ話した。
それだけの話だ。
「じゃあさ、その代わりといっちゃなんだけど...
俺から一つお願い良いかなぁ」
「なんですか?」
「あー、俺のことも名前で呼んでくれたりしないかな~なんて...」
「へ...?」
「いやぁ、たきなさぁ、ミカさんは店長として、ミズキに千束にクルミ、みんな下の名前で呼んでるじゃん?
俺だけ苗字にさん付けなのなんか仲間はずれ感というか...距離遠いっていうか...」
「ぷっ、ふふっ、あはははっ!」
「ちょ、わらうなよぉ...」
途端に恥ずかしくなる。
ヤバイ絶対顔赤い...
「
「はぁ...ほんとに、すっかり悪い子だな...」
「大河さんと千束のせいです!」
自信満々にいうたきなに俺は返す言葉が見つからなかった
たきなの変化は嬉しいけど、千束みたいになるのは勘弁してほしいものだ...
感想お待ちしております!
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