【完結】フィジカルお化けおじさん、異世界へ行く3   作:タラバ554

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ぶっちゃけお茶濁し回
だってラキア相手におじさん無双してもしょうがないし……。
まぁ裏で原作通りだったと思ってください。

一か所セリフ変更


25 おじさんと興行2

翌日、ロキちゃんが今回の件の説明に来てくれた。

 

「ちゅー訳で、ドチビの捜索にはウチのアイズたんとおじさん所の坊主が行っとる。一応ヘルメスん所の『万能者』とウチから他に何人か出してるから時期に見つけて帰って来ると思うで」

「そっか、ありがとねロキちゃん。ロキファミリアなら助け出せるだろうし、アスフィちゃんなら空から探せるだろうから平気でしょ」

「まーな。んぅ! コレ旨いな」

 

そう言ってでおじさんが【トラベラー】から出した羊羹を咀嚼するロキ。春姫ちゃんが淹れてくれた緑茶と一緒にやるとこれまた旨い。

 

「それにしてもおじさん」

「うん?」

「客の前でそーいう事に及ぶのは流石にウチもドン引きなんやが。そーいう趣味なんか?」

「ちげーよ!」

「せやかて工藤」

「工藤じゃねーわ! つーか何でそのネタ知ってるの!?」

 

おじさんが喋る度に微妙に動くイシュタルちゃんを見てロキが突っ込んできた。

もうやだ……、何が悲しくて人前で羞恥プレイせにゃならんのだ。

 

「この間の抗争、そこでフレイヤちゃんに殺されかけたの」

「誰が?」

「この子」

 

そう言ってイシュタルちゃんを指さす。

 

「はー、ソレでそうなった?」

「そーいう事、以降基本離れてくれないから急遽こういった大型のソファー導入した位だよ」

 

自分の座っている4人掛けのソファーを叩いて見せる。

 

「ふ~~~ん、しかし偉い気に入られたみたいやな」

「……え? これ気に入られてるの? 単純な恐怖からの幼児退行だと思ってるんだけど」

「まぁソレも大半やけど、ホレそいつのソレ」

「それ?」

 

抱き着いてるイシュタルちゃんを改めて見る。

目をつぶって抱き着いて、ちょいちょい体を揺する。

 

「??????」

「いや、ホンマに気付いて無いんかい」

「おぉん??」

「マーキングやろソレ」

 

ほわぁい?

 

「動物的に自分の雄やー言うておじさんに匂い付けてるんちゃう?」

「え、そんな事ある? 女神だぞ?」

「神でも下界じゃ人と変わらんし、そんな状態になってるなら本能で動いとるんちゃうか? 自分を守った奴に縋りつくのはよくある話やろ」

「そう……か? あー、考えてみりゃ日本神話にも結構あるかも。祝福というか……どちらかというと憑りつかれとか呪いが圧倒的に多いが」

「せやろ? 別に珍しいこっちゃ無いで、神と子供の恋愛も」

「まあ、ソレ言ったらヘスティアちゃんがウチの団長に入れ込んでるしねぇ」

 

◆◆◆◆◆

 

その日の午後、ヘルメスに連絡してイシュタルファミリア総出で敵軍隊に商売をしてきてもらった。

こーいう商売時は逃さずお金を落として行ってもらおう。

まぁ指示出す際におじさんの状況を笑ったヘルメスは〆たが……。

 

そうやってホームで精霊ちゃんの様子を見た後にソファに座っているとリリちゃんが来た。

 

「おじ様、いっそイシュタル様にスキルを使ったらいかがですか?」

「というと?」

「おじ様のスキルであればイシュタル様をお若い姿に変える事も可能なのでしょう?」

 

ヘスティアファミリアが大きくなって全員に庇護脂肪スキルを使用した時におじさんのスキル内容を話ていたのでリリちゃんがこの状況を解決すべく提案をしてくれた。

 

「ソレねー。おじさんも考えたんだけど……幼児退行してる子をマジモンの幼女に変えたら戻ってこれないんじゃないかと思ってさ」

「あ~~その可能性は考えておりませんでした……」

 

下手すると本気で幼女になってしまうから流石に出来ん。

その後女性陣が集まって来たからお茶しつつイシュタルちゃんの対応を考えたが良い案は出ず。

 

「結局おじさまにはイシュタル様を引き続き見てもらうという事で」

「私もそれが良いかと」

「わたくしもです」

「結局外出出来ないのが辛い……」

 

愚痴ってもしゃーないので手持ちのお茶請けで午後のお茶会をすることに。

女子会におじさんが混じってる、向こうなら事案ですな。

 

◆◆◆◆◆

 

茶請けのクッキーを口に放り込んでもう一枚をイシュタルちゃんの口元に持っていけばおじさんの指ごとくわえるので、それを引き抜いてまた適当なクッキーを選んで再度口元へ。

 

「おじさま……」

「ん?」

「わざとやっておりませんか?」

「へ?」

「イシュタル様に先ほどから指を舐めさせているではありませんか!」

 

そう言うリリちゃん、命ちゃん、春姫ちゃんの顔を見れば全員顔を赤くしている。

 

「えぇ、いや、姪っ子にお菓子あげる時にもこうだからこんなもんかと思うぞ?」

「おじさん殿は姪が居られるのですか?」

「うん、おじさんの兄妹って女ばっかりでね、皆結婚して子供が居るから何かソレと同じ感じだよ」

「子供がお好きなのですか?」

「まぁね、おじさん自身もいずれ結婚したら子供が出来るかなーとか」

 

言いながらアイスティーをイシュタルちゃんに飲ませながらぼんやり考えてると

 

「それは分かりました。がっ! 先ほどからイシュタル様が指を舐めるのをどうにかして下さい! ベル様が居ないから良いものの! 目の毒です!」

「子供なら指しゃぶり位するんじゃないの?」

「イシュタル様のソレは明らかに性的なサービスです!」

 

何かおじさんイシュタルちゃんにされるままだからそーいう感覚にならんのよな……変に意識すると困るし。

 

「だってさ、イシュタルちゃん。指放してー」

 

渋々といった形で指に吸い付くのを止めるイシュタルちゃん。

時計を見たらもう夕方近い。

 

「ちょっとおじさん精霊ちゃん見てくるわ」

「では片付けはわたくしが行いますので」

「悪いね春姫ちゃん」

 

◆◆◆◆◆

 

何か中途半端に疲れたのでイシュタルちゃんと一緒に歯磨きして寝た。

起きたらベル君とヘスティアちゃんが帰ってきてた。

どうやらベル君との仲がちょっと進んだらしい、全員で祝い料理作って食った。




動けないおじさんはフラストレーションが貯まる

次回、おじさんとモンスター

何時までおじさんは動けないんじゃ
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