【完結】フィジカルお化けおじさん、異世界へ行く3   作:タラバ554

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34 おじさんと建築3

SNSが一時『異次元的美人』や『アニメから出てきた』等のワードがトレンドに入る位には賑わった翌日、通販や店で買った商品が続々とおじさんの自宅に届いていた。

受け取った端から【トラベラー】に突っ込んでいくので別に荷物にはならなかったがオラリオに帰ってからの荷ほどきは……考えない様にしよう。

 

「おじさん」

「ん?」

 

声がかかり振り返ると着飾ったヘスティアちゃんとイシュタルちゃん。やっぱ女神なだけあるわ、思わず拍手。

 

「ふっふっふ」

「何さ?」

 

イヤらしい感じの笑顔を見せるヘスティアちゃん。あ、イシュタルちゃんは相変わらずおじさんにくっ付くのね。

 

「どうだいこのブラジャーって奴を付けたボクは? よりセクシーになったかい?」

 

そう言って胸を強調してくるが元から大きかったからな、寄せてあげるよりも形優先のブラにしたっぽい。

 

「んー、ベル君相手ならその変化でも十分高威力じゃない? もうちょい仲が進めば魅せ下着とかもアリだけど」

「みせ?」

「相手が見る事を前提とした下着とか、後は交尾前提の下着、下着の用途を無視したエロエロ下着とか……ヘスティアちゃんなら紐とか?」

「いや、前半もオカシイけど最後のボクなら紐ってどういう事だよ?!」

「そのままなんだが」

「ムキー!」

 

ムキーじゃないが、普段胸にくっ付けてるから紐のイメージが強いんだよヘスティアちゃんは。

後イシュタルちゃんも対抗するようにおじさんの顔に胸を載せるの止めて。病人に欲情する趣味はございません。

 

「そういやおじさんってその辺の処理ってどうしてるんだい?」

「……めっちゃ突っ込んでくるじゃん」

「まあ、此処なら他の子も居ないし」

「それで良いのか処女神……ぶっちゃけネタならおじさん世界由来のモノが幾らでもあるから一人で処理してるよ」

 

言った瞬間イシュタルちゃんが首元に嚙みついて来て痛い。

 

「じゃあベル君もどうにかしてるのかな?」

「14歳でしょ? 冒険者で命の危険もあるし、相応に性欲もあると思うけど……あの子妙な所で教育偏ってるからな。歓楽街とか行っても駄目っぽいし、処理の方法とか知らない可能性もワンチャンある?」

「ボクからしたらその方が良いけど……」

「いやー、そうなるとヘスティアちゃんとベル君が初夜迎える時って大変そうだね」

「へ?」

「考えてもみなよ、高レベル冒険者で前衛の体力無尽蔵、精力ガンガンイケイケの14歳。身体スペック一般人の処女宣言フルオープンの神。

 この二人がベッドインして1回で終わる訳がない。一般人なら良くて2~3回もすりゃ落ち着くけど冒険者だぜ? しかも童貞だろうから覚えたては獣の如し。

 ヘスティアちゃんが耐えられるか、おじさんはソコが心配だよ」

 

おじさんの未来予想に顔を青くするヘスティアちゃん。ちょっと想像出来たらしい。

それでもベル君となら! とか盛り上がってるが現実は厳しいからな。

しゃーないので夜の営み用のグッズも通販で買ってやった。ゴムやローションが中心だけど。

 

◆◆◆◆◆

 

通販で購入した荷物が全部届いてからオラリオへ戻った。戻った日は荷解きだけでほぼ1日が消え、通販で取り寄せた料理やデザートをお土産としてファミリア全員で食った。

戻ってからもイシュタルちゃんの調子は良い様でコレならあの水薬を使わないでも良さそう。

とは言え、定期的に受診する為に土日感覚で向こう側に連れては行くが。

 

戻った翌日からおじさんの生活はオラリオ外への遠征2日、情報纏め1日、ダンジョンアタック2日、治療2日というルーチンになった。

軍用のドローンを飛ばして地図を作り、良さげな場所があれば細かい地形調査。そうでなくても手に入った情報をPCで纏め、地図として落とし込む。

それが終われば二日程ダンジョンに潜ってステイタスを上げる……まあステイタスは殆ど上がらない状態なのでレベル上げの偉業を何かしないといけない。

ただそんな旨い話はそうそうないので基本ファミリアのPTと共にダンジョンへ潜る程度だ。おじさんが居ると狩場への階層移動時間が0になるのでヘスティアファミリアだけの狩りでは【テレポーテーション】を解禁してる。

ゼノス助ける時にも見せたし、ええやろって事で。

 

そんな生活を暫く続けていたらギルドからミッションが降りたらしい。おじさんとの取引でその辺りは緩和されてたはずだけどと首を傾げながら用紙を見れば確かにギルドからの正式なもの。

おじさんがソロでやってた時にも見た奴だし間違いは無い。

首を傾げながらもベル君達はミッションに乗り気な様なのでこの場での突っ込みは止めておこう。折角のやる気を潰すのも勿体なしい。

 

「で、初の階層だからおじさんにも付いて来てほしいと?」

「出来れば……で良いんですが」

「リリちゃん、面子は?」

「ヘスティアファミリア以外にも声を掛けてみようかと、主にタケミカヅチファミリア、ミアハファミリアです」

「じゃあテレポーテーションは無しか。ちょっとおじさんがやらないといけない手続きがあるから直ぐって訳じゃないけど1週間準備期間くれるなら時間空けとくよ」

「ありがとうございます!」

「これでベル様とおじ様、lv4が2名。戦力としてはかなり安全になりました。後は他ファミリアとの面子次第で隊列を組みましょう!」

 

ノリノリで遠征を考える皆を見ながら地図作りの自動化が出来ないか知り合いのプログラマーにメールで連絡をとってみる。AI使った自動化が可能って事らしいので早速頼んだ。

遠征行く前には出来上がるっぽいから操作方法だけフェルズに教えて丸投げしておこう。出来るだけ操作をシンプルにって注文付けて自動化すればフェルズなら大丈夫だろ。




主神とのエロ談義をしながら別の神とイチャコラするおじさん

自動化の波はオラリオにも!?

次回、おじさんと下層

おじさんの知らない所でオラリオに……。
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