【完結】フィジカルお化けおじさん、異世界へ行く3 作:タラバ554
目にまで症状出て来てつれぇ……痛みで集中が乱れる。
誰か回復魔法くださぃ。
痛みが弱くなっている今の内に書いて投稿。
やっと終盤まで来たんや……頑張る。
普段勘が鈍いおじさんでも分かる位にイヤーな予感が漂い始めた。リューさん呆然として、ベル君は焦り、アイシャは警戒してる。
さっさととんずらしたいんだがベル君がリューさんに構って動こうとしねぇ。リューさんなら槍もってジャンプしてりゃ平気だと言いたいが流石にそんなネタを挟める雰囲気じゃないので自重します。
そして嫌な予感程的中するもので……何か骨が物凄い速度で突っ込んで来た。避け切れずガードしたら盾は無事でも肩が斬られた。
流動硬化してたお陰で切断まではいかなかったけど、この状態のおじさんを斬るとかこいつのレベル高すぎでは?
奇襲もそうだけど移動がやばい……奇襲の衝撃を利用して反射移動してるおじさんに普通についてきやがる!
「3人共逃げろ!!!!!!!!!」
◆◆◆◆◆
おじさんは只管跳ね回ってた。攻撃を受ける度に速度を速め、斬撃に耐えて衝撃を利用して加速する。
お陰で生き延びてはいるが全身至る所に傷が出来て血が出てる。
まぁ端から治していってるから傷はそこまでひどく無いが流れた血がそろそろヤバイ。ちょっと貧血起こしかけてる。
この骨っこを良く観察したらおじさんを攻撃するたびに攻撃箇所に罅が入っていってる。こいつ相当脆い?
まぁ分かった所で正面切っての攻撃は当たらんので今は逃げたい。
カウンタータイプのおじさんへのメタってやっぱコイツみたいな一撃必殺タイプだなと改めて自覚しながらテレポートでベル君達の場所へ離脱する。
ベル君達と合流してからはリューさんにおじさんの魔法の秘匿を条件にして一緒に連れて行く。じゃないとベル君が五月蠅いのよ……。
そこからは皆と合流して25階層を脱出。24階層へ続く道を全員が抜けた所でダイナマイト使って通路を爆破、これでアイツは追ってこれないはず。
リューさんがめっちゃ喚いたけど他の冒険者の事まで考えてられんし、おじさんにソレを言ったところでもう後の祭りでしょ。
おじさんの魔法の件を持ち出そうとしたので速攻で腹パンして黙らせ。
さっき約束したばかりで全員の前でソレを話そうとするとかいい度胸してるねリューさん。一応対処法はあるから黙ってろ。
◆◆◆◆◆
一度全員で18階層に戻りリヴィラに宿を取った。そして直ぐにおじさんだけ別れてテレポートで一人離れた場所へ。
あの骨っこ倒すのにわざわざ正面からやる必要も無い。という事で用意するのは手榴弾。
テレポートで骨っこの近くに穴を開けてから取りあえず1ダースほどピンを抜いては投げ込む。爆発が完了したのを確認してから頭だけ出してみたら割と全身に罅が入っている。
というかアイツこっちが見えてないっぽい? 穴って結構目立つんだけどやたら周囲見てるだけでこっちに気づく気配が無い。
一応この事はメモっておいて、先に骨は爆殺してしまおう。追加の手榴弾2ダースで爆★殺! した所で穴を潜る。
爆破地点を探っても何も残って無かった。爆発で全部ダメになったのかもしれん。
一先ずリューさんにちゃんと始末は付けた事を報告しておこう。
◆◆◆◆◆
「はい、という訳であの骨っこはちゃんと倒しました」
「は?」
リヴィラに戻って報告したら怪訝な顔された。
「だから、倒したよって話」
「何をですか?」
「あの骨っこ」
「……骨っことはあの怪物の事ですか?」
「yes」
「その……どうやって」
「方法は黙秘します。倒したって事実が重要でしょう?」
「正直どうやって、よりも本当に? という感情の方が大きいですが……私自身確かめる術が無いので貴方の言葉を信じます」
「そこまで深刻にならんでも良いと思うんだけど。どうせ冒険者なんて基本命がけなんだし」
「私は! ……いえ、何でもありません」
何かまだまだ闇抱えてそうだけどそーいうのはベル君にお任せします。あの子って女の子ならホイホイと抱え込むからな……。
……若いってすげぇな……。
……あっ、良い事考えた。
改めてベル君の若さに関心するおじさん
次回、おじさんとアニメーション
おじさんの居る世界線は……。