【完結】フィジカルお化けおじさん、異世界へ行く3   作:タラバ554

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掲示板形式は……ツール使わないとめっちゃダルイのが分かった。
もうやんぞー!

投稿ミスってた……。


50 おじさんと配信

徐々に知名度を上げて行った『ダンまち』だが、何故か作品より中の人であるおじさんの謎に迫れってワードの方が検索上位にくる不具合。

おじさんは疲れてるのだろうか? ……まぁ間違いなく疲れてるけど。

という訳でギルドまでウラノスとフェルズに会いに来た。イシュタルちゃんくっ付いたままだけど。

 

「おいーっす」

「おじさんか……どうした」

「アラハビカの設営が第一段階突破して、そろそろ一通りの設備が出来るからいい加減そっちで産業の案は出たかなって」

「すまない……今の所は何も」

(モンスター特有の素材等も考えたが特定の種族に負担が掛かり過ぎる為、他に何か無いか探している最中だ)

「ううーー、そろそろおじさん疲れが溜まってきて頭パーになりそうなんだけど」

「体調が悪いのか」

「いや、タスク……仕事が詰め込まれてストレスでしんどい。1か月位羽を伸ばさせてくれ。何ならおじさんの世界に戻ってからストレス発散するから」

「ふむ、今倒れられては困る。羽を伸ばしてくると良い。その間にこちらもアラハビカの設営を勧めつつ何等かの産業を考えるとしよう」

 

それじゃと言って席を立った所、イシュタルちゃんに止められた。

 

「おじ、待て」

「お?」

「ウラノス、こいつ、頼り過ぎ」

「……」

「おかげで、私との時間、無い」

「……」

「これ以上は、私も動く。覚悟しておけ」

 

珍しく他人に対して長台詞言ったイシュタルちゃんに関心しつつ改めて背負い直してホームに帰る。

相変わらずじろじろと見られるが悪い意味でおじさんも慣れてしまった。

 

「1か月の休みかー……オラリオ来てからは久々だな。イシュタルちゃん何したい?」

「おじと、温泉」

「温泉かぁ、向こうなら精霊ちゃんも目を覚ます様になったからそういうのも良いかな~」

「ヘスティア、留守番」

「ん~? ヘスティアちゃんが留守番? それはコッチでって事?」

「そう、おじ、私、精霊。家族だけ」

「ふむ……温泉旅行……すっかぁ~」

 

◇◇◇◇◇

 

という訳でやってきました温泉旅館。メンバーはおじさん、精霊ちゃん、イシュタルちゃんの3人。

二人は容姿が容姿なので家族風呂の予約も取ったぜ。

今ではイシュタルちゃんが精霊ちゃんの車椅子押してくれるからおじさんめっちゃ楽出来る。

さっそくチェックインして初日はグータラする事に。あぁ~畳の感触~。

 

「おじ、畳好き?」

「タタミ?」

「これ、床の奴」

「タタミ……」

 

興味深そうに精霊ちゃんが見てるので座椅子に座らせる。座って直ぐに畳を手で触って感触を確かめている。

 

「何でか分からんけどおじさん畳好きなんだよねぇ。子供の頃、祖母と過ごしてた時は基本的に和室だったからかな。どうしても和室が恋しい時があるんだよね」

「ふ~ん」

「フ~ン」

 

座布団に座って一息つく。和室特融の香り、やっぱ落ち着くな~。

そしてお茶、お線香、お茶請け。なごむ~~~。

 

◇◇◇◇◇

 

昼食は食堂で和食を注文。慣れて来たとはいえ精霊ちゃんはちょっとおっかなびっくりで食事をとり、イシュタルちゃんは慣れた手つきだがエキゾチック美人なので他の客からチラチラ見られてる。

おじさんは別の意味で見られてますが……二人とギャップあるもんね。美人2人とおじさん。

 

だからといってナンパを許すという訳じゃないんだが?

 

「ねーねー、お姉さん。俺たちと一緒に温泉回らない?」

「そーそ、こんなおっさんじゃなくてさ」

「そっちの車椅子の子も一緒にさ」

「おい、ガキ共、昼飯の邪魔だから早く自分の席に戻れ」

「はぁ? おっさん何でソコに居る訳?」

「美人連れてるから頑張ってるんでしょ」

「絶対釣り合ってないから」

 

おじさんが溜息一つ吐いて席を立とうとした所、イシュタルちゃんが手元にあった味噌汁を近寄ってた男の一人にぶっかけた。

 

「あっつ!」

「てっめ!」

「何しやが……」

「五月蠅い」

 

イシュタルちゃーん、神意ちょっと漏れてるよー。

 

「旅行の、邪魔」

「ジャマ」

 

あ、精霊ちゃんからも若干力漏れて来てる。今なら精霊魔法使えそうな感覚がある。

哀れ若者3名は腰抜かして……失禁しとる、武士の情けとしてソコは見ないふりして首根っこ掴んで食堂の外へ連れ出し部屋行って着替える様に促した。

 

飯を食ってからは少し温泉街をぶらぶらして足湯に浸かったり、温泉卵や温泉饅頭を食べたり。露天風呂に野生の猿が現れると聞いて見に行ったり。

 

夜は夜で旅館の風呂を楽しんだ。露天風呂ではなく家族風呂でだが。

さすがに精霊ちゃん入浴させるのを任せる訳にもいかんのでしょうがない。結局3人でゆったり風呂に浸かった。

 

っが!

 

おじさん別の意味でリラックスし過ぎたので一度息抜きをしたい……主に下半身の!

スキルでコントロールしてるから体的には良いけど精神的に物すっごく辛い!!

スキルが無けりゃ何度暴発していたやら……。

 

◇◇◇◇◇

 

二人が寝静まった深夜。こっそりと布団を抜け出して夜のお店へ向かう。

想ってもらっている手前なんだが……さすがに病人相手は気が引けるので夜の店でサクっと解消しちまおう。

そもそも今回の休息も本来なら一人で羽を伸ばすつもりだったが……まぁ見通しが甘かった。助けてから基本四六時中一緒に居るんだからちょっと考えれば分かるがもう色々……そう、色々と我慢が溜まっていたのだ。

という訳でやって来ました風俗店。ちょっと場末感あるがそれは重要じゃない。

さっそく中入ろうと思ったら。

 

「あれ? あん時のおっさんじゃん」

 

振り返ると昼食の時にナンパしてきた子。

 

「おー昼間の、ちゃんと着替えたか?」

「「「当たり前だろ!」」」

 

何ともノリの良い。

 

「何だ、三人してまたナンパか?」

「いや、別にナンパじゃねーし。昼間のアレだってただ声かけただけだから」

「そーそ、それに地元でナンパは無いっしょ。つーかおっさんこそ何? ソコに今から入るの?」

「あんな美人と一緒なのに? やっぱ何か訳アリ温泉旅行か?」

 

ふーむ。この3人地元民なのか。

 

「というかアレがナンパじゃなかったら何なんだ……もうちょい言葉遣い気を付けた方がいいぞ?」

「そうか?」

「「別に平気っしょ」」

 

ああ、こりゃ真面目に人のいう事聞かないタイプ―。

 

「まあイイや。おじさんは店に入るからお前らも適当に遊べよ」

 

そう言って3人と別れて店に入る。この時こいつ等の顔をちゃんと見ていればこの後起こった事も回避できたかもしれない。




おじさん癒しを求めて温泉へ行く

そして……

次回、おじさんと配信2

まさかと思う事が起こるのが現実
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