【完結】フィジカルお化けおじさん、異世界へ行く3 作:タラバ554
有難いことにお気に入りが500を超えました。
後知らん間に日刊ランキングにちょいちょい乗ったり。
ありがとうございます。
左目の術後の痛みを誤魔化しながら書いた。
皆、目は大事にな!
見えないとまーじで生活大変。片方見えないだけで距離感バグるぞ!
アラハビカに響く爆発音と煙。それに動揺するガネーシャファミリア。
その動揺に合わせて襲撃してくる闇派閥。今回あえてガネーシャファミリアには爆弾の件は伏せておいた。動揺しなかったら怪しまれそうだし。
とはいえ浮足立ってるとやられるので直ぐにトランシーバーで全体に通達して動揺を抑える。
基本はガネーシャファミリアで大多数を相手して貰いながらヘルメスファミリアは全体を見ながらサポート、ヘスティアファミリアはlv4以上をメインに遊撃。必要であればトランシーバーで連絡して春姫ちゃんのレベルブーストを使用。
「(万が一ディックス相手に負けそうなら奥の手を切るけど……出来れば残したい手札なんだよな)」
上空に飛ばしたドローンで戦場を俯瞰しながらリアルタイムの映像をモニターに移してこの場に残った全員で見る。因みにヘスティアファミリアでこの場に残ったのはリリちゃんと春姫ちゃん。リリちゃんはヘスティアファミリアの指揮がメイン。
そんでリリちゃんの指揮を見てるけど……全体の把握が上手。この子MMORPGとかやらせたら上手いんだろうなーとか馬鹿な事考えながら戦場を覗いてたが今の所来てる闇派閥の撃退は旨く行ってる。
「(だが相手の最大戦力のディックス居ない、ここに来て出てこないのは何だ?)」
相手はゼノスが欲しい、そのゼノスが集まってるのを知って……防衛してるのも知った。そんで……いや待て、仕掛けをした時にこっちの情報を知ったのなら? その上で多数を動員してまでやる事って……っ!
「やべぇ、もしかして!」
「おじさん?!」
おじさんが切り札として隠しておいた部屋に向かうと、案の定ディックスが居た。
「やっぱりか……」
「あぁ……テメェか、今回のふざけた仕掛けをした奴は」
魔槍を構えたディックスと
「いや~、助かったぜ。ディックス」
「このクズが、あっさり捕まってんじゃねぇよ」
「おいおい、無茶言うなよ。俺はただの一般人と変わらないんだぜ?」
「っち、これだから神って奴はよぉ」
そう、おじさんはイケロスがオラリオから追放されて直ぐにイケロスの身柄を確保した。イケロスファミリアの残党へのカウンター兼利用出来る神としてを見込んでだ。
勿論力を提供してもらう代わりに未知の娯楽として地球側の知識に触れさせる約束をした。まぁネットを渡す訳にもいかんので本が中心だが。
「まさか外のを囮にするとは思わなかったなぁ。それにそれなりに目があったはずなのにどうやって入り込んだのやら」
「はん、
「なるほど、アレは姿消しがある事前提での動きで、おじさんはまんまと乗せられたって訳だ……」
ニヤニヤと笑うディックスにイラっとしながら考えを巡らせる。色々と勿体ないが損得で損切りを選択。後は切るタイミングか。
「そんで? ソレを取り戻しに来たのは分かったけど、取り戻してどうする。アンタの居場所はロクに無いぞ?」
「勿論お暇させてもらうぜ。コレがあればやり方は限られるがまぁやれる事は増える。とはいえ……土産にテメーの首位は貰っておくか」
槍を構えるディックス。あー、やっぱそう来るのね。んじゃ、おじさんも。と隠し持っていたスイッチを入れようとした時に思考が動く。
「おい、お前の兄はどうした」
「あぁ? ククク、今頃お前が執着してる神の所じゃねぇの?」
「??? おじさんが執着してる神?」
「おっと、お前『に』執着してる神か」
瞬間、手元のスイッチを迷い無く押す。スイッチから発せられた信号は電波としてイケロスに付けられた装置へ伝播しその機能を発動する。
突然の爆発音にディックスが驚き後ろを振り向くと周囲一帯が光に包まれていた。
そして直感する、
「テッメエェェエエ‼‼‼‼」
「黙れクソガキ」
一切の手加減の無い右拳はディックスの顔面に文字通り
駆けるおじさん
イシュタルちゃんの腕が切り落とされる
次回、おじさんと闇派閥
おじさん進化の時