転生したら600族に変身できる魔人になった件   作:W297

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23話 決着、VSイフリート!

 

 イフリートが生みだしたサラマンダーは消え去り、俺は一時的に地面に降り立ち、はねやすめを使う。

 

「残るはテメーだけだ」

 

「さあイフリート…覚悟はいいか?」

 

 リムルと俺がそう言うと、イフリートは俺達に向けて手を向ける。

 

 

 

 

 

「…炎化爆獄陣(フレアサークル)

 

 

 

 

 

 そう言うと同時に、俺達の足元に紋様が広がる。

 

「ヤベェ…!」

 

「そうくるか…!」

 

 一瞬にして、巨大な火柱が俺達を包み込む。

 

「主よ!」 

 

「旦那方!?」

 

 ランガやカバルの声がそう聞こえてくる。

 

 …確かに熱いが、それほどでもないか。

 

 ドラゴンタイプかつマルチスケイルも発動してるだろうし。

 

 はねやすめしといてよかった。

 

 …まあさっさとここは抜け出すとしよう。地味にダメージ喰い続けてるし。

 

「Burning Up、ガブリアス!」

 

 変身すると同時に俺は地面に潜っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…だいたいこの辺りか」

 

 俺はそう言いながら地上へと浮上する。

 

「リアス様!ご無事ですか!?」

 

 地面から出てきた俺を見てランガが駆け寄ってくる。

 

「ああ、平気だ。

 

 多少はダメージ喰らったけど、特に影響はねえよ」

 

 …俺はランガにそう話していく。

 

「あれ…、リアスさんさっきと雰囲気違ってない?」

 

 エレンがさっきの黄色を基調にした服装から、今の紫と赤を基調にした服装を見てそう呟く。

 

「ああ。さっきとは少し使える能力が違ってな。

 

 今回は土とか、そういう技を使うのが得意なタイプなんだ」

 

「それより、リアスの旦那!

 

 リムルの旦那は大丈夫なんですか!?

 

 思いっきり火柱の中にいましたけど…!?」

 

 そう答える俺に、カバルが話してくる。

 

「ああ、大丈夫だ。

 

 あいつは俺より強いしな。

 

 それに…」

 

「それに?」

 

 俺の言葉にエレンがそう話すのに俺は続けていく。

 

「…あいつは、炎系の攻撃でダメージを受けることはねえよ」

 

 …こっちに来た時にアイツは『熱変動耐性』を持っていると言っていた。

 

 あれぐらいの炎、なんてことないだろう。

 

「…リムル、仕留めろ!」

 

「…おうよ!」

 

 炎の中から俺の声が届いたリムルはそう言いながら飛び上がる。

 

 イフリートが虚を突かれたような顔を見せる中、リムルは一気に体を広がらせる。

 

 そしてリムルは捕食者を発動してイフリートを飲み込み、強い光を放つ。

 

 光が晴れると、先程までイフリートが立っていた場所に傷一つない状態のシズさんがいた。

 

「「「シズさん!」」」

 

 倒れるシズをリムルは慌てて駆け寄り、俺達そのその場へと駆けよっていく。

 

 リムルに抱えられたシズさんは笑顔を見せていた。

 

「スライムさん…、リアス君…、…皆んな、…約束、守ってくれて…、ありがとう…!」

 

 …シズさん奪還作戦、無事完遂である。

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