追記
サブタイ変えた。加筆した。
誤字報告ありがとです
》minotaurosさま
ウタウタの能力の主な使用方法は「歌を聞かせた相手をウタワールドに引きずり込んで無力化」するというもの。だから敵味方入り乱れる戦闘時の使い勝手はかなり悪い――歌を聴かないようにと耳栓をするとハートのクルー同士の情報共有が滞る。全員ウタワールドに連れ込んでからハートのクルーだけ現実に戻すのは手間だ。
悪魔の実の能力者であるせいで海面からのローの補助をできず、悪魔の実の能力は戦力外。自分だけ何の役にも立っていない――どうしてウタウタの実なんて
そんな無力感、申し訳無さ、苦しみとは――もうおさらばだ。
トットムジカを使えばウタは無敵になれると分かった。ウタワールドと現実を繋げば、ウタの体力が尽きるまで『ウタ』は無敵で不死身な戦士になれる。
ベポが「もう一度(トットムジカを)歌って」と言わなければ気付けなかった素晴らしい事実。舞台の段差に座り眠っているベポに飛びつくようにして抱きついて、ウタは満面の笑みを浮かべた。
「ベポ起きて、ベポのおかげだよ! この力があれば……トットムジカがあれば、私もみんなの役に立てるんだよ!」
ころんと後ろに倒れたベポの腹に頬をこすりつけたウタの襟を遠慮なく掴み持ち上げたのは、耳栓をしていたローだ。
「バカ、何言ってやがる。トットムジカは呪いの歌だぞ!」
「一小節だけ! 一小節だけでいいから!」
「約束を破る奴の常套句だな」
頼んで、駄々をこねて、怒って、脅して、どうにかこうにかローから「監視付きでの訓練」の許可をもぎとる。強くなるためなのだ、手段は選べない。
役立たずな自分でいたくないんだと訓練を重ね――ウタは空を泳ぐ魚になった。
「半日待って船に戻らない時は本体の意識を刈り取るからな」
「うん! 大丈夫だよ、私に任せて。絶対にママを連れて帰ってくるからね……!」
ウタの能力ならマリージョアにも行けるのではと誰かが言い、ローがマリンローズに提案し、『ママのお迎え』という重要な任務がウタに任された。
ウタがマリンローズを迎えに行くのだ。他の誰でもなく、義理とはいえ娘のウタがママを迎えに行くのだ。ウタのやる気は十分だ。
「おばさんと二人で……無事に帰ってこい」
その言葉に大きく頷きを返した。本体は防音室でイッカクと引きこもり、無敵のウタは甲板を勢いよく蹴る。
――ポートガス・D・エースの処刑に世界の注目が集まっているその時、高くそびえる
登り始めてからまだ数十秒とはいえウタの上昇速度を考えると壁は高い。マリージョアまであとどれくらい登ればいいのだろうと目を凝らすが、いつまでも続いているように見える。
ウタは更に二機エンジンを増やして前を見上げた。ぐんぐんと雲へ近づいている。永遠に思えた壁の端が……見えてきた。
****
マリンフォードの市庁舎前広場には巨大な映像電伝虫スクリーンが常設されており、ふだん世界政府からの重大なお知らせから人気バンドのライブ生中継まで映されるようになっている。白ひげ海賊団2番隊隊長ポートガス・D・エースの処刑執行も、当たり前のように生中継だ。
スクリーンが視界に入る場所に木箱を積み腰掛けたキッドは口を歪め鼻に皺を寄せると、隣に腰掛けるキラーに愚痴る。
「処刑見て喜ぶ奴らの気がしれねェ……品性もプライドもねぇのか」
「やれー海軍ー」やら「早く処刑しちまえ!」という暴言や歓声を顎で指す。
「野次馬とはそういうものだろう、キッド」
他人から見ればキッドらも野次馬の一人なのだろうが、この処刑中継はキッドの感性に合わない。
キッドの信条は強者生存、弱肉強食、弱いやつが悪い。海軍に捕獲されたポートガス・D・エースが処刑されるのは弱かったからだ。弱さとは罪なのだ――しかし、キッドのその信条と、海軍がこれからしようとしている「人を釣り針の先につけて振り回す」行為は親和しない。
「人が釣り針の先で揺られる」さまを観戦して楽しむなど……胸糞悪くてたまらない。
金のためプライドのため戦う姿を観戦するならまだいい。数年前にでんでん
白ひげの戦闘が見られることにだけを楽しみに酒瓶の口を手刀ですっぱりと切り落とし、少々ぬるくなったエールを呷る。さっさと来い、とスクリーンを睨んだ。
その期待は、色々な意味で裏切られた。
『……おれのリトルm……リトル魔女、ブリュレの旦那にするんだよ!!』
「可哀想……」
「鬼か?」
「年齢差考えてやれよ」
『ポートガス・D・エース! おれの娘に婿入りしろ! おい白ひげ、うちの娘とお前の息子の結婚を認めろ!』
『そういうのは本人の意志に任せとる! 交際の申込みはそっちで勝手にやれ!』
「処刑場でする会話じゃないよ」
「こんなん死刑じゃなくて恥ずか死刑じゃん」
戦場の混沌とした状況にも、ポートガス・D・エースの言葉にも、野次馬たちのツッコミにも、キッドはゲラゲラと哄笑し膝を打った。餌が針先でブラブラ振り回されるのを見せられるよりよほど面白い。
『大変有り難くねぇ申し出ですので、お断りします……!』
「海賊なのに礼儀正しい!!」
――映像が途切れ、道化のバギーが処刑場を背中に格好をつける馬鹿みたいな姿を繰り返し見せられた。聴衆の理由ある罵倒が響く。
「てめーの顔なんて見たくねぇ、現場を見せろ!」
「事件は現場で起きているんですよ!?」
そして――広場は生唾を飲み込んだ。天竜人が暮らすマリージョアが襲撃されたという知らせに、バギーが裏返った声で怒鳴ったからだ。
『あのお方ァ
聴く者すべてを、キッドたちを繰り返し冒険の旅に連れ出した声の主は天竜人だったのだと、全世界が知った。
「こりゃ……」
ざわざわと煩い野次馬たちから視線をずらし、青い空を見上げる。この広場から――マリンフォードから繋がる赤い大地で、時代の変わる出来事が起きたのだ。
「世界が揺れるぜ」
放送主はどうなったのか。逃げたのか、逃されたのか、襲撃を騙る身内の犯行なのか、言葉通りの襲撃事件なのか。
でんでん
何故世界政府に睨まれないのかと思っていたが、まさか。
「獅子身中の虫……なにより一番怖いのは味方の中に潜む敵、そう語った女本人がそれを体現してやがったとはな」
会ってみてぇと口に出せば、隣で黙っていたキラーが深く頷く。
良くも悪くも『新時代』が来る。それが誰の目にも明らかだった。
****
朝食のあと居室で新聞を読んでいたアステル聖を、突如として巨大な揺れが襲う。「なんだえ!?」と鋭い声を上げたとほぼ同時に四階のバルコニーが庭へ落ちてきた――地面に刺さった欄干の残骸を見るに『孫娘』の部屋のバルコニーだろう。使用人や奴隷らが「マリアローズ宮様の部屋の!」と悲鳴を上げる。
「落ち着くえ!……わちしが上へ行くえ。お前たちは着いてくるんじゃないえ。一階にいろと、他の者たちにもそう伝えろ」
アステル聖が今いるのはただの居室だ。サンルームのように天窓があるわけではなく、上がどうなっているのかここからでは確認できない。
「しかしアステル聖!」
「わちしの命令が聞けないのかえ?」
「は……いえ。どうぞお気をつけて」
二階三階の使用人たちにも一階へ向かうよう指示しながら四階へ登る。彼らが口にするのは『孫娘』――マリアローズ宮の名前ばかりだ。アステル聖は階段を登りながら口元を歪めた。
娘の部屋を通り過ぎ、右手に金色の銃を持って『孫娘』の部屋の扉を押し開く。そこには『孫娘』と、初めて見る顔の小娘。バルコニーがあったはずの場所には大穴が開いている。
「お、お祖父様……」
「まさかその小娘と逃げるつもりか?」
二人に向かって銃口を向ければ、金色の鎧を着た小娘が一歩前へ踏み出した。
「下がってママ。ここは私が」
強張った表情の小娘がアステル聖に向かって腕を突き出そうとして目を見開く。アステル聖の背中に硬い何かが当たった。
やつれた声。
「その銃を捨てるあます。でなければ撃つ」
「お母上様!?」
アステル聖の背中に銃を押し当てているのは――『孫娘』の部屋から二つ隣の寝室で休んでいるはずの彼の娘、ダファディール宮。
「馬鹿な真似は止めるえ、ダファディール」
「馬鹿な真似? わちしはただ娘を守ろうとしているだけあますよ」
アステル聖の背中に触れる銃口はぐりぐりと揺れ、枯れきった声は低く床を這う。
「……二人とも行くあます」
「ダファディール」
「黙るあます。さあ……はやくお逃げ!」
『孫娘』の瞳が揺れた。「お母上様」とダファディール宮に声をかけようとしたが、ダファディール宮は「時間がないあましょ」と切り捨てる。
「ママ、行こう」
「――え、ええ。お母上様、どうかお元気で」
武装した娘が虚空から生み出した黒い頭の騎士に抱えられ、『孫娘』は大穴から空へ飛び出した。残る娘はアステル聖から目を離さないまま後ろ歩きで大穴に摺り歩く。
ヘッドホンから光が伸び、娘の頭部が兜に覆われる――アステル聖は娘に向かってためらうことなく引き金を引いた。ほぼ同時に響いたもう一つの銃声、衝撃と熱さで弓なりにのけぞり一歩、二歩。撃たれたのは脇腹だ。
「銃を捨てろと言ったはずあます……!」
そんな金切り声が響く部屋から、大穴の端に辿り着いた娘は――黙って二人に背を向け空へ飛び立った。
反動を殺しきれなかったのだろう、毛の短い絨毯が敷きつめられた床にダファディール宮の銃が落ちている。脱ぎ着しやすいワンピース姿の白髪の女が……ダファディール宮が、痩けた頬が痙攣しているような笑みを浮かべる。
一定の年齢を超えてからの老化のスピードは個人差が大きいものだ。七十数歳のダファディール宮と百歳を超えたアステル聖の見た目はそう変わらない。いや、むしろダファディール宮の方が老いてすら見える。
「ふ、ふ……もう、撃てない。腕が痛いあます。年寄りの冷水はしないに限るということあますね」
「何を言うえ。わちしの方がお前より三十も年寄りだえ――まだ、いや、うむ……」
病人着から伸びた骨と皮の脚はゆらゆらと重心が定まらず、肩を揺らして笑ったせいでよけいに揺れている。それに対してアステル聖の脚は未だしっかりと絨毯を踏みしめている。客観的に見てどちらが棺桶により近いかは……残念ながらダファディール宮の方だろう。
ダファディール宮はゆっくりした動きで銃を拾い上げると、無造作にポケットに突っ込んだ。
「お父上様、エスコートしてくださる?」
アステル聖も銃を懐に仕舞い、ダファディール宮の差し出した腕を自らの腕に絡め歩き出す。
「『ブリュレちゃん』じゃなかったあますなぁ」
「うむ」
「それに、こっそり行くと思っていたのに……ものすごい音がして驚いたあます。あまりにもびっくりし過ぎて心臓が止まるかと」
「止まらなくてよかったえ」
「ええ。ただ……代わりに、使用人たちの心臓が止まるかもしれないあますね。うちが全部瓦礫になるのあましょ?」
「うむ……火薬の量を間違えていなければ、だが。あと十分ほどで順に爆発していく予定だえ」
点々と絨毯に続く赤い染み。だんだんアステル聖の脚は重く、頭も重く、思考が鈍化していく。痛む脇腹を抱え、手すりを支えに階段を一段ずつ下るうち、前方が光って見えた。
眩しさに目を凝らす。逆光になっているが、誰かがいる。――撫でるように腹を抱え、波打つ薄い茶の髪、苔のような落ち着いた濃緑の瞳。大きな口から白い歯が覗く。
女の視線はアステル聖の腰辺りの高さを見ており、その口がパクパクと動いた。声は聞こえないが……彼女が何を言っているのかアステル聖は簡単に分かった。
『ダファディール、私の可愛い娘』
その姿はなんて――眩しい。
「オリーブ……」
アステル聖を無知でいられなくさせた女。彼に興味を持つ素振りもなかった女。心だけ手に入れられなかった女。守りたかった、守れなかった女。
「そうだな、お前が――」
手を伸ばした。踏み出した足は宙を掻く。腕を組んだ二人はそのまま階段を転がり落ちる。とっさに娘を抱きかかえたが、二人とも筋肉や脂肪のクッションが薄い。転がるあいだ太い枝が折れるような音が何度も響く。
ダファディール宮は三半規管を振り回されて目をうろうろさせ、転がり落ちてから数秒後、喉元を晒したアステル聖に焦点を合わせた。
ゆっくりと胸が上下している――まだアステル聖は生きている。
どうやら一階まで下りてきていたようで、青い顔の使用人が走ってくる姿が見えた。それに安心したせいか折れた腕や脚が焼けるような熱さを訴え始め、ダファディール宮はアステル聖の胸に頬を押し付ける。
「……もっと、器用に生きられれば良かったあますな」
そこに、突き上げるように床が揺れた。一度目の爆発が起きたのだろう。
使用人や護衛らが二人をそれぞれ抱えあげたところで二度目の爆発、使用人の「マリアローズ宮がまだ上に」「お救いせねば」という悲鳴が響いた瞬間に三度目、そして四度目の爆発。気の弱い奴隷が泣き出した。
「わちしを……外へ連れて行くあます。お前たちも外へ」
「は、ははっ」
「しかしマリアローズ宮が」
「まだマリアローズ宮は居室におられるのでは」
「このスピードで爆発が続いているあます……間に合わないあます」
「――そんな」
『死体が見つからないのも当然』と思われるくらい盛大に燃やす計画なのだ、次々に爆発が起きて当然。
「さあ……早く外へ」
窓を割って外へ逃れ、横抱きにされ揺られながら、生まれてからこれまで生活してきた屋敷が崩れていくのを見る。
火薬と埃の臭いがダファディール宮の鼻を強く刺激する。繰り返し起こる爆発で外壁は風船のように膨らんでは弾け、大事な柱が折れたか歪んだかしたのだろう、上層階が崩落し始める。メラメラと赤く燃える焔があちこちから吹き出していて、屋敷からだいぶん離れているのに頬が焼けるようだ。
使用人の誰かが庭から持って逃げてきたらしい椅子に座らされる。ゆるりと視線を巡らせれば、アステル聖はダファディール宮のすぐそばに寝かされていた。
「……残念あますなぁ、お父上様。こんな面白いものを見られなくて」
アステル聖の死因は、黄金の銃で撃たれたことによる失血死。ダファディール宮の死因は、元々病人のうえ階段から落ちたことによるショック死、あたりになるだろうか。
マリアローズは――黄金の銃の所持を認められていない。
「全部燃えていく……わちしたちの過去も、未来も、全部……ぜんぶ」
ダファディール宮の首は重い頭を支えきれず、がくりと喉を晒す。空飛ぶ黒い頭の騎士たちが他の連中の屋敷も襲撃しているらしく、マリージョアのあちこちから煙が上がっているのが見えた。その煙の向こうで、あそこの雲は鳥の形を、あっちの雲は魚の形をしている。あんな煙に
「ああ……そうよ。呪われてしまえ」
それが彼女の最後の言葉だった。
****
上空は風が強く、耳をごうごうと音が叩く。すぐ近くにいるはずのウタちゃんに話しかけるのすら大声じゃないと届かない。
「……左に見える青い屋根の屋敷、その奥にあるベージュの壁の屋敷、河畔に三軒並ぶ白壁に青屋根の屋敷! この五軒は地下に奴隷部屋があるの! 壊す位置に気をつけないと奴隷の人たちが生き埋めになっちゃう!」
「へえ……分かった! 地下を埋めちゃわないように半壊させるね!」
「お願いね!」
逃亡ついでにマリージョア壊しちゃおうぜ、ということで、あっちの屋敷にもこっちの屋敷にも黒豆頭の騎士がむらがって打ち壊しして回っている。ウタちゃんは黒豆頭の騎士を無制限に生み出せるらしいから奴隷の皆さんを連れ出して安全な島に一時避難させ、あとは革命軍に頼む予定になっている。彼らなら奴隷の皆さんを無事に家に帰らせてくれるはずだ。
他人任せ万歳。
外に応援を呼ばれると困るということで、無色の結界でマリージョア全体を囲み、どこに連絡を取ることもできないし人が自由に出入りすることもできないようにしてもらった。やだ……ウタウタの能力、すごすぎ……? 出来ないことなんてないんじゃない?
そう褒めたらウタちゃんは照れた様子で身をよじった。
「この私なら何でもできるし! ママは私のこといくらでも頼ってくれていいからね!」
ウタちゃんがそう言って胸を叩いたのとほぼ同時に――三十余年暮らした屋敷が、爆発した。「え」と目を見開いているうちに爆発は連続して起こり、バッと火の手が上がる。
「わあ……」
「大変、助けに行かないと!」
ウタちゃんの真心は嬉しいけど、あれは――
「ううん、あの火事はあのままでいいのよ!」
「でも――火事だよ!? 中に人がいたらッ!!」
「あれは! わざと起こしてる爆発だから!」
あれだけの爆発を起こすのにどれだけの火薬を用意したのか。三十年住んでいたから知っているのだ、ウチにはあんな爆発が起きるような可燃物なんて置いてなかったと。
手配したのはお祖父様に違いない。楽しく準備したんだろう、景気良く屋根が吹き飛んでいく。
全部壊すつもりなのだろう。
「素直じゃないなぁ」
私が何の憂いもなく逃げられるように、と。
本当に素直じゃない、捻くれてる、不器用だ。二人とも。
「――地獄で待ってて、きっと追いつくから」
黒豆頭の騎士一体につき一人ずつ奴隷を抱え、マリージョアを発つ。二度と帰ってこない場所を一度だけ見渡して――目を瞑った。
おまけ
【支部風プロフィール】
マリアローズ宮(????)
まりあろーずぐう
マリアローズ宮とは、少年漫画「○NE PIECE」に登場するキャラクターである。
「さあ、始まりました。でんでんラジオドラマ」
「あー結婚したい……」
「こちとら四十年近く恋と無縁だったのよ、ちょっと押されたらすぐ堕ちる自信しかない」
「ええい、私はいま第二の人生に忙しいのだ!」
概要
CV:――――
聖地マリージョアの世界貴族(天竜人)として育った――――。
本人に戦闘力は皆無。しかし30年続けたラジオによる人脈と名声を活用した「その場にいる強いやつ(ファン)を頼る」スタイルを確立している。声援の語彙が無駄に豊富で、ボディビル大会の掛け声を彷彿とさせる発言も多い。
プロフィール
名前 マリアローズ宮(ポートガス・D・マリンローズ)
異名 リトル・ママ、モンデンキントetc
年齢 36(35)歳→38(37)歳
身長 152cm(35歳時)→○○cm(37歳時)
所属 なし。新世界編ではハートの海賊団に滞在しているが、2年の間はマリン・テゾーロやらネオモビーやら。
出身地 聖地マリージョア(シャボンディ諸島)
誕生日 12月26日(5月8日、声の日)
血液型 S型
好物 海鮮鍋、アオリイカ
家族 アステル聖(義理の祖父)、ダファディール宮(義母)、ポートガス・D・エース(従姉妹甥)、ウタ(養女)、――――(――――)
CV――――
人物
容姿
初登場時〜頂上決戦
大きな金眼と(○NE PIECEでは希少価値が高い)凹凸のない体格が特徴。白い長髪は過去にストレスで色が抜けた*ためのもので、元は薄茶色だった。
新世界編
大きな金眼は変わらないが――――していた――――を十分摂れるようになったため、既に三十路後半のはずなのに身長が伸びた。
実は――――の――――であることが――――編で明らかになった。
家族
生みの親は育ての親であるダファディール宮に射殺されている。ダファディール宮からは天竜人として振る舞うことを求められ、義理の祖父アステル聖からは奴隷として身をわきまえるよう指示されて育った。
ドレスローザ編でドンキホーテ・ドフラミンゴに正体を看破された際の「だから(ドフラミンゴと)婚約なんてしたくなかったのに!」「助けてお母上様ァ!」「ロシーを殺した犯人が何を仰る!」という言動から、アステル聖はともかくとしてダファディール宮とは円満な関係を築いていたようだ。
ルフィの幼馴染でありシャンクスの義理の娘でもあるウタを養子として迎えている。親子関係は良好。
――――ry
性格
30年もの間ラジオドラマを続ける根性の持ち主。ダファディール宮の奴隷でありながら天竜人を演じねばならない立場のせいで、本人に結婚願望があるにも関わらず結婚どころか恋人すら作ることができなかった。
石橋を叩いて渡るタイプで、自分の身と命と安全のためにいくつもの対策を打つ慎重派。その対策の一つが30年間のラジオ放送であったことから分かる通り気が長い。
ただ、身と命の安全以外への関心が薄く、命の危険がない範囲では迂闊な言動をして自分の首を絞める事がままある*。
年上好きでイケメン好きを公言しているが、シャーロット・ブリュレから「アタシが一生守る!」と言われた際に「はわ……かっこいい……結婚しゅる……」と呟きながらときめきのあまり倒れた。このためファンの間ではブリュレとマリンローズの二人は公式百合カップルとみなされている。
ワノ国編で仮面を外したキングに「……かっこいい」と見惚れたことを浮気だと怒るファンも多い。
戦闘力
戦闘力はほぼ皆無であり、前線に出たら簡単に死ぬと保証されている*。ドレスローザ編、トットランド編、ワノ国編のそれぞれで少なくとも2回は死にかけており、うっかり殺しかけた面々が慌てて無事を確認するのが一連の流れと化している。
弱いのに何故海賊と行動を共にし続けているのか――ry
経歴
シャボンディ生まれ。シャボンディ諸島を訪れたダファティール宮に1歳のときに誘拐され、聖地で天竜人として育つ。しかし義理の祖父にあたる五老星(当時)アステル聖からダファディール宮専属の奴隷身分であることを繰り返し念押しされていたことで、天竜人でも(天竜人の呼ぶところによる)下々民でもない第三者的な視点を持つに至る。
5歳の10月、ドンキホーテ・ホーミング聖の屋敷で行われたドフラミンゴの誕生会で、ドフラミンゴおよびロシナンテと知己を得る。その際ドフラミンゴに対し「結婚して」と告白した。その後すぐにホーミング聖が一家全員で下野したことにショックを受け引きこもりとなり、それを心配したダファディール宮によって何度も海軍本部に置き去りにされた。この海軍との関わりが後のマリアローズ宮の人格形成に多大な影響を与えた*。
6歳(5歳)で「でんでん
20代後半でドフラミンゴの婚約者となってからは、ストレス解消のためドフラミンゴを宇宙人(理解できない存在)として皮肉る『親善○ッス』や『ロボ○ト妹』などの迷作を数多発表した。そのせいでワノ国編ではキングから念入りに罵られている。
「でんでん読み聞かせ物語」の放送主として築いた人脈は広く、代表例としては海軍のマリンフォード駐在将校らの他、カジノシティを運営するテゾーロ、ビッグマム海賊団、ハートの海賊団などがいる。
頂上決戦でエースらが死闘を繰り広げている裏でマリージョアからの逃亡を成功させた。マリンフォードでハートの海賊団が――――を――――していたことで、世界政府の目から逃れるため――――を――――でき、マリアローズ宮は――――であるという思い込みを利用するため――――を――――とした。
なお、逃亡計画について親友シャーロット・ブリュレにすら伝えなかった*ため、ブリュレらビッグマム海賊団はマリアローズ宮を襲った可能性のある容疑者(海賊、革命軍その他)を次々粛清し、北の海をほぼ平定するに至った。
特にブリュレからのマリアローズ宮への執着は強く、ホールケーキアイランド編では――――ry
余談
通称
ラジオ放送時にハンドルネームないしペンネームすら名乗らなかったため、リスナーからそれぞれ好きな名前で呼ばれている。名乗らなかった理由については「お母上様のための放送って体を取っていたのに、ハンネなんて名乗れるわけないでしょ」と本人の口から語られた。
体格
SBSにて、「マリンローズを巨乳にしないで」という手紙が多かったため新世界編でも貧乳のままだったことが判明した。
サラダ版
どこかエース(ルージュ)に似た造作だが、享楽的な雰囲気を漂わせている。セリフの「世の中楽しまなくっちゃ」は自分には未来も自由もないことを自覚しているからこその発言と思われる。
関連タグ
〜略〜
友情マン
戦闘スタイルが酷似しており、モデルの可能性は高い。
――――
感想以外はましまろへ
ましまろ
ただし何故かましまろの通知が来ない。