この場合詫びの品って何が良いんだろうねというお話。
任侠の世界なら詫び制度あるでしょ。知らんけど
ジンベエに対してノリが気安いですがまぁ鷹の目と交流あるならジンベエとも交流あってもおかしくはないよねってことで何とぞご容赦を。口調に違和感あれば報告お願いします。
また、昨日この小説に評価をいただきました。ありがとうございます。
こんな情報量少なくて評価しづらい作品に…。
アンケートの結果ですが、現在の表現なら大丈夫と言ってくださる方が多かったです。とはいえ特殊タグの多用をされると読みづらいという意見もありましたので、これ以上の冒険はやめようかと思います。参考になりました。皆さん回答ありがとうございました。また余計なお世話になりますが読みづらく感じていた方は閲覧設定から特殊タグの表示をなしにすれば多少は見やすいかと思います。その代わり平坦な文章になりますが。←なんで特殊タグ使って説明してるのこいつ
あと今回のことで調べて初めて知ったんですけど時代劇で見るあれ
──ココヤシ村の港
海侠のジンベエ。
言わずと知れた王下七武海の一人であり、その中で唯一の魚人の海賊である。また彼が七武海に加入する条件としてかつて海軍に捕まえられたアーロンを解放することを要求した人物であり、言い換えるならばアーロンたちが引き起こしたここ一帯の支配の遠因となる人物である。
アーロンが倒され、その支配が終わったのがつい昨日のこと。8年にも及ぶ魚人への恐怖は、穏やかで人情に厚いと言われるジンベエでさえも、あるいはだからこそ、また自分たちを支配するのではないかという疑惑が晴れず、住民たちが武器を持って警戒する事態へと繋がった。
海侠のジンベエが言葉少なにここの責任者を求め、場の緊迫感が増す。そのような雰囲気の中、ゲンゾウと共に来たレコーはジンベエの姿を見るなりまくし立てた。
「へいへいへーい。今さら一体何しに来たんだい海侠の。連絡したようにもう戦いは終わったよ。海軍側にもいろいろあってね、まぁそこに軍艦があるのを見れば分かるかもしれないがまだアーロンたちの連行は終わっていないんだ。それでそれで?
アーロンを世に解き放った張本人である君が、
都合の悪いことをもみ消せる権力を持つ君が、
海賊団の頭である君が、
8年間アーロンの悪行を放置していた君が、
アーロンと同じ魚人である君が、
アーロンの支配から解放されたばかりのここへ、
たった一人で、一体何をしに来たのか。住民の皆さんへぜひともお教え願いたいものだね。はん!」
言い回しといい劇のような大げさな動作といい最後の鼻で笑う仕草といい、完全に挑発でしかない行動をする少女をこれ以上好きにさせてはいけないと、冷静になった住民たちによってふてぶてしく笑った少女は取り抑えられた。
両腕を抑えられ口元をふさがれながらも表情を駆使して挑発をする彼女を見て、その言動の幼さに呆気にとられていると、ココヤシ村の駐在であるゲンゾウはいつの間にか己の緊張が解けていることに気がついた。
「ごほん。えー、それで。七武海の海侠のジンベエ殿は何用でこちらに?」
小さく目を見開いて何かに驚いた様子だったジンベエは、ハッと我に帰ると呟いた。
「そうじゃの。まずは己の立場を明確にせんといけんかった。わしとしたことが…。動揺でもして、いや、言い訳じゃな」
ジンベエは地面に胡座をかき、両の拳を足の前に立てる礼、俗にいう爪甲礼を見せた。
「かつてのとはいえ、わしの弟分がここいらの者に大変迷惑をかけた! 今回ここに来たのは、わしの不手際を詫びるためじゃあ!」
そう言って頭を深く下げるジンベエに対し、悲しみや疑問など様々な感情が押し寄せてくる。考えがまとまらないまま口を開こうとしたとき、ええい邪魔だ邪魔だと拘束を抜け出したレコーがジンベエの前に片膝を立てた状態でどっかりと座り込んだ。
「詫びといいながら謝罪の品も見当たらない。仲間の姿も確認できず。こちらとしては『謝罪という名目で船長だけがここに乗り込んだところ酷い目にあったので、報復にタイヨウの海賊団でここを滅ぼした』なんて展開も考えられる。君たちが本当はどういうつもりなのかを聞きたいね」
「謝罪の品に関しては何を用意すればいいのかわからんかった。海賊相手なら酒や肴を持っていき宴にすればええんじゃが、今それを持ってくるのは不謹慎というやつじゃろう。菓子折りがえぇという話を聞いたことがあるが今回のは度を越えとる。金銀財宝というのも謝罪の品には不適格じゃ。仲間たちにゃあこの近くで最も大きい町であるローグタウンで今待ってもらっちょる。お主らから伝えられる要望をもとに詫びの品を持ってきてもらうつもりじゃあ。ここを襲撃する予定なんぞありゃあせん」
「はー? 相手から伝えられたものを馬鹿正直に持ってくるだけで謝罪になるわけないだろうに。わからないからって言うのはただの言い訳だよ」
「そこはお主の言うとおりじゃあ。わしの不手際じゃな。しかし、ここはわしらなりの誠意を見せることで──」
挑発的な態度で相手を批判していると思ったら、いつの間にやら彼女とジンベエの問答になっていた。しかもジンベエは挑発に流される様子もない。住民たちがなんだか毒気を抜かれたふうに二人のやりとりを眺めていると、ナミが動いた。ボカリと。
「勝手に話を進めるな!」
「あいったあ!?」
「あのね、冷静じゃいられない私たちの代わりに話しててくれたんだろうけど、顔見知りだから話しやすいんでしょうけど、挑発に動じない姿を見せて私たちを安心させようとしてくれてるのかもしれないけれど。それでも、話をするのは私たちであるべきだから。だから対応は私たちがするわ。ありがとうね、レコー」
自分が叩いた後頭部を優しく撫でながらレコーを止めるナミを、そして涙目でありながらも頭を撫でられて少し頬が緩んでいるレコーを見て二人の将来が心配になったゲンゾウであった。
この手のぬくもり、ナミは私のママだった…?
気持ちいいなぁ。 というか楽しいから煽ってたよね…。