各登場人物の言動に違和感があるかもしれません。
私なりにあの人ならこう喋るかなーって思って書いたので多少はそれっぽいはず…。
──海上レストラン“バラティエ”にて
「はーい、こちらご注文のステーキになりまーす♪」
パリン!
「あ、悪い。また割った」
「えーと、白ワインと牛肉のソテー?ですね。わかりました」
「おいルフィ。次に洗う皿だ」
パリン!
「あ、悪い。また割った」
『おいこらルフィ!!』
麦わらの一味は現在、レストランの手伝いをしていた。
接客が壊滅的だったため皿洗い(洗う皿よりも割る皿の数の方が多いけど)をルフィが、同じく接客できなかったけど皿洗いは二人もいらないために食べ終わった客の皿を運ぶ係をゾロが、接客をまだマシだったナミとウソップの二人が担当していた。
なおヨサクとジョニーは一味と無関係を装っている。
慣れない仕事に
「わたしに感謝しなよ? 本来なら賠償ついでに店員たちと海軍にぼこぼこにされるところだったんだから。店の手伝いだけで済んで良かったじゃないか」
頬杖をついてニタニタとした笑みを浮かべながら女は告げる。実際女がいなければルフィが跳ね返した砲撃によって店は半壊していたはずなので、被害を失くしてくれたことへは感謝が必要であった。
「それはそうなんだけど……」
「料理の種類がわかんねぇ…」
「敬語ってなんだ?」
男どもがこの調子のため、店の手伝いがただの苦行になっていた。……そもそもは罰なのでこの方がいいのか?
「だいたい、やらかしたのはルフィなのになんで私達まで……」
「おや、君たちは仲間を見捨てる薄情者なのかい?
彼を止めなかった君たちにも責任はあるだろう」
それを言われると言葉に詰まってしまう。い、いや、別にこいつらは仲間じゃないし、と脳内で否定していると女は表情を真剣なものへと改めた。
「ところで、君たちはどういう経緯で集まったんだい?
海賊旗を見るに、船長は海賊狩りや泥棒猫ではなく麦わら帽子をかぶっていた彼なんだろう? どうして彼が船長なのか気になってね」
海賊狩りのゾロに泥棒猫のナミ。自分たちのことが知られているということに警戒心を上げる。私は美人だから知られていてもおかしくないとはいえ、ゾロのことも知ってるなんて。
「それは雑談? 答える必要あるのかしら」
これまでのやりとりからしてこの女は多少の挑発を気にしないタイプの人間だ。威嚇して拒否する。
「趣味も兼ねてるけど、一応は仕事さ。取材だよ取材。
君たちのこれまでの冒険を聞きたいのさ」
ちなみに取材料はこれくらいね、と示された値段は海上レストランということもあってかわりと高めの値段設定がされているここの料理を40人前ほどは頼めてしまうほどだった。
「フリーランスではあるが、私は記者をやっていてね。
実際に記事にするかはさておき、話を聞いておきたい」
「喜んで♥️」
取材料が高いのが気になるところだけど、こんなチャンスを逃すわけにはいかない。足しにできるものはしておかなければ。
「ほらウソップも。手伝って。あなた話が上手いんだから」
「おいおいオレもか。…まぁいいや。その代わり山分けだからなー」
そんなやりとりを交わしたのち、ワインをおかわりした女に私とウソップで私たちの航海を聞かせたのだった。当然昼休憩は潰れた。
なお取り分は8:2になったもよう
いい冒険談が聞けたね。 そうだね。
フォントなど特殊タグの適用に関して。要る?要らない?
-
一切の適用なし。地の文章力で頑張れ
-
太字や大文字程度なら許容範囲
-
文字のフォントによる感情表現はアリ
-
今のところ全部許容範囲内
-
作者のお好きにどうぞ。興味ないです