麦わらの一味の記録係   作:禍Gャ緋ィM

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前話でも書いたけどホントにクリークたちどうやって帰ってきたんだ…?追ってくる鷹の目もだけど。

それはそれとして2000人近くの方に目にしていただけたようでありがたいかぎりです。アーロンパーク編までは予約投稿しておりますのでそこまで目を通していただけると幸いです


4話 戦犯だーれだ

 

 

 ──海上レストラン“バラティエ”一階戦闘用デッキにて

 

 

 コックたち、ルフィくん、ゾロくん、ついでに私は現在クリークの船を待ち受けている。他の客は自分の船や商船で避難済みである。奮戦が間近で見られるのは嬉しいけど、私もそっちにいたかったなぁ。すぐに人に情が湧いてしまうのは私の悪い癖だ。こうして今、当事者になってしまっている。できれば関わらずにおいとましておきたかったけれど、迎えがクリークたちの船と同じ方向から来ているためにここから離れられるのはクリークたちを倒した後になることがわかっている。あの暇人ほんと早く来てほしい。残りの2割の代金払わせてやろうか。

 

 

 

 

 そんな考えに気付かれたのかはわからないが、そろそろ襲いかかって来るんだろうなという気合いの雄叫びが聞こえた後に、クリークたちの船が斬られ始めた。覇気を使ってないただの飛ぶ斬撃とはいえわりと大人げない。他の人も唖然としている。わかるわー。ここ東の海やぞ。

 

 

 船の残骸たちの間を鷹の目が小舟で通ってくる。なんだこいつ。…んん? 小舟? 

 

 

 優雅にこちらへとやってくる小舟は鷹の目だけで手狭そうであった。はー? こいつ人を迎えに来たのわかってるのか? 乗る場所ないんだけど。二人のりするにあたってデザインが最悪すぎるわ。なんで向かい合わせに乗る必要があるのさ。嫌なら乗るなとか人を一週間も待たせておいてこいつぅ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 鷹の目と口喧嘩していると、ゾロくんが鷹の目に勝負を申し込んだ。実力差もあって惨敗だったものの、すごく私好みの展開だった。無謀なだけでの男ではないことを示せてていい。どうやら鷹の目もゾロくんを気に入ったみたいだ。しかし麦わらの一味、実力だけでなく運もあるのかもしれない。もともと鷹の目がここに来る予定ではあったけど、タイミングに関しては偶然だ。もう少し鷹の目が来るのが遅ければあるいは早く私を迎えに来ていたとしても、クリークたちと対峙するのがコックと麦わらの一味だけでは店が壊されていただろう。壊滅的な向こうと比べて、ここまでのこちらの被害はなんとまさかのゼロである。鷹の目がほとんど斬ったものね。……は? クリーク襲ったの鷹の目だったの? なんで? 

 

 

 

通り道にいて邪魔だったのと暇だったからっておまえ……蛮族かよ……

 

 

 

 

 うーん。迎えが来たから帰ってもいいんだけど、こうなってくるとまだしぶとく生き残ってるクリークたちをルフィくんたちが倒すところを見たくなってきた。でもなぁ。この戦いが終わるまで残るってなったらこの蛮族さん私を置いて出発しそうなのがなぁ。帰りの手段が…。

 

 

は!? ルフィくん赤髪と知り合いなの!? というかその麦わら帽子赤髪のだったの!!? 

 

 

 ……鷹の目、戦いが終わるまでここにいようか。赤髪との話を聞きたいだけなんだ。君も気になるだろう? 手は貸さなくていいから。なんなら終わった後ここの食事奢るから。ね? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

普通に置いていかれた。クソが!!!! 

 

 

 

 

 

 いや実際のところ誰が悪いのかと言われたらどうせこっちに来る予定があるのならついでに私を拾えとわがままを言い、来るのが遅い舟が狭いと文句を言ったあげく個人の都合で出発を遅らせてほしいとかぬかした私が悪いのだけれど、それはそれとして腹が立つ。次に会ったら殴ることを心に決める私をよそに戦いは始まっておりなんならすでに佳境を迎えていた。オーナーやゾロくんが鷹の目との関係を聞きたそうに私をちらちら見てくるが無視だ無視。鷹の目への間接的復讐としてクリークのゆかいな仲間たちが私にしかけてくるかなーとか思ってたけどむしろ私から一定の距離をとって威嚇だけしてくる。戦わなくていいから楽ではあるけど「お前も化け物なのか!?」みたいな目で見てくるのやめろ。そうだよ。

 

 

 

 …なんというか、クリークたちの戦い方は雑魚っぽい。武器に工夫を凝らすこと自体は評価しよう。実力が互角の相手にもそういった工夫を使えば勝つことができるのだから。とはいえ偉大なる航路(グランドライン)前半に入らないうちからそれは悪手である。武器の力に頼るということは、自身の実力を上げることができないことにつながるのだから。たとえ強い武器であっても雑魚が使ったとて強くはなれない。強いやつが良い武器を使うから強いのである。あの一頭身ほどある黒刀は鷹の目が使いこなせているからこそ強いのだ。というかクリークの使う武器仕込み武器ばっかりだな。ギミック使えなくなったらどうなるんだろ。

 

 

 

 付け加えるなら後半の海にはビッグマムのような、合金の鎧や燃える鎧などの工夫が何の役にも立たない怪物がゴロゴロいるから、小細工ごと捻り潰されて終わりという悲しい結末が待っていることだろうか。命を守るという意味では逃げ帰ってきたのは正解といえる。他の海賊に襲われることなく帰ってこれたのは運がいい。これまでの彼らの冒険を聞く限り、ルフィくんは君たちを殺しはしないだろうから。せいぜい手数を尽くして抵抗し、真っ正面から打ち破られて負けたまえ。君たちの冒険は、それで終わりだ。

でも鷹の目に襲われたのは半分くらい私のせいでもあるから、そこはごめんね…

 

 

 

 

 ……抵抗したまえとは言ったばかりだけど、人質や毒ガスはさすがに…。無駄なあがきにしか見えないし予想外なんだよなぁ。海賊にはよくあることとはいえやはり好きじゃない。うわこっちに向けても撃つんじゃないよ。

 

 

 

 

 うーん、船全体に散らばる予定だった毒ガス弾を一ヶ所にまとめた影響で濃度が凄そうなことになってるな…。あの中ではガスマスクをしてなければたとえ十秒だろうとヤバそうだ。というか毒ガスとか戦いが見えなくなるから勘弁してほしい。とりあえずこっちにもガスが来ないように吹き飛ばして、と。…ふう、人は吹き飛ばなかったので手出しはしてないしてない(自己暗示)。それじゃあ戦いの続きを観賞しyチャーハンの人!!? ま、まぁまともそうな人だったしね…。そっか…ガスマスク分けてあげたのか…。彼は吐血をし床に倒れた。

 

 

 ……。

 

 

 …………。

 

 

 

 …………これ私のせいじゃね? 

 

 




ほらもう余計なことするからー
うぅ…。ごめんなさい

フォントなど特殊タグの適用に関して。要る?要らない?

  • 一切の適用なし。地の文章力で頑張れ
  • 太字や大文字程度なら許容範囲
  • 文字のフォントによる感情表現はアリ
  • 今のところ全部許容範囲内
  • 作者のお好きにどうぞ。興味ないです
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