トロッコ問題でレスバする奴らがいる件について   作:かka

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一体、このお話はどこに向かうのだろうか‥‥


プロローグ

とある国に、空間の裂け目が発生した。

 

この裂け目は、発生条件が分からない。

 

いつ、どこで、どのように、なぜ起こるのか、明らかとなっていない。

 

しかし、この空間の歪みはどこからともなく出現し、

 

 

 

人間を取り込む…

 

 

 

 

今日もまた、二人の人間がこの歪みに飲み込まれた。

 

 

 

 

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A「うう・・」

 

B「いてて・・」

 

 

 

謎の空間に、AとB、二人の人間がいた。

 

彼らは、空間の裂け目に飲み込まれ、ここに飛ばされた。

 

 

A「いったい・・」

 

B「ここはどこなんだ・・」

 

 

見知らぬ空間に迷い込み、二人は途方に暮れる。

 

そのとき、二人の脳内に、謎のメッセージが送り込まれた!

 

 

『トロッコ問題の例題を今から出す。

選択肢は二つだ。

ただし、各々別々の答えを選ばなければならない。』

 

 

A「トロッコ問題?」

 

B「一体何を言っているんだ?」

 

 

『トロッコ問題とは、多くの人を救「知ってんだよ、そんなことは!」「そんなことより早くここから出してくれよ!」

 

 

頭の中に響いた謎の声に対し、取り乱す二人。

無理もないことだ。

突然に訳の分からない場所へと追いやられ、唐突に訳の分からない事を言われたのだから。

 

『落ち着くのだ、二人とも。

私とて無意味に君たちを招いているのではない。

君たちに素晴らしい才能があるからこそ、ここに呼んだのだ。』

 

A「俺たちに才能がある、だって?」

 

B「何か詐欺師みたいだなコイツ。おい、俺たちを騙そうってんなら、そうはいかねえぞ。」

 

 

『まあ、待て。

話は最後まで聞け。』

 

 

『まず、君たちの世界では、「罪滅ぼし」という怪物が跋扈しているだろう?』

 

A「!?。え、ええ…。」

 

B「そうだ…。で、それが何だっていうんだよ…!?」

 

『「罪滅ぼし」は、君たちの世界で数多の人間の命を奪っている。そして、人間たちは奴らに対抗すべく、軍隊を組み、武器を用意して戦いに挑んだ。』

 

『しかし、誰一人として「罪滅ぼし」を滅することは出来なかった。奴らの群れに核爆弾を投下しても傷一つつけられなかった。そうだろう?』

 

A「…。」

 

B「…ああ。」

 

『あの怪物どもは今も無辜の民を殺戮し続けている。どうやら奴らのせいで君たちの世界の人口は、奴らが現れる前と比べて半分に減ってしまっているようだね。

君たちの周りでも、怪物に殺された人がいるのではないか?』

 

A「…ええ。」

 

B「…そうだ。あいつら…、俺の家族を…!!」

 

『うむ…。君たちの世界でもそうか…。』

 

『実は、私の世界でも奴らはのさぼっていたのだよ。私たちは、奴らに対抗すべく、特殊な武器を作り上げたのだ。』

 

A「特殊な武器、ですか?」

 

『そうだ。この武器は、使い手によって扱える能力は異なるが、炎や水を出したりすることもできる。そして、この武器の最大の特徴は、攻撃した対象に精神攻撃を行うことが可能だというところにある。』

 

B「炎や水とかを出せるから何だっていうんだ。あいつらは核爆弾でも無傷だったんだぞ!?そんなので「罪滅ぼし」を倒せるか!!」

 

『君がそう思うのも無理はない。しかし、この武器は銀河の果てに存在する特殊な金属で構成されている。この金属由来の攻撃によって、化物どもに致命傷を与え、奴らの攻撃を相殺することができる。』

 

A「そうなんですね。ちなみに、その武器であなたの世界の「罪滅ぼし」は滅びましたか?」

 

『ああ、私たちの世界からは奴らを排除することができた。しかし、私たちの世界とは別の平行世界で再びあの怪物どもが姿を現しているようだ。

なればこそ、「罪滅ぼし」が私たちのところに手を伸ばす前に、奴らを根絶やしにする。それこそが私の使命なのだ。』

 

 

 

二人の前には、ビームサーベルのような形状の武器が存在していた。

二人が柄に触れた時、刀身の部分が赤く、あるいは青く光っていた。

 

 

B「!?。刀身の色が変わった!?」

 

『ほう、やはり君たちには素晴らしい才能があるようだ。』

 

A「最初にも何かそんな話してましたね。もしかして、その才能というのは、このビームサーベルで炎とか氷を出す才能でしょうか?」

 

『その通りだ。才能あるものならば、この武器を使って特殊な技を発動することができる。』

 

B「なるほど。だったら、俺たちの世界の人間皆にこの武器配ったらいいんじゃねえの?」

 

『確かに、この武器を大多数に配れたら、より早く「罪滅ぼし」どもを殲滅できるだろう。しかし、この武器の素材は大変貴重ゆえ、闇雲に他者に配るわけにはいかない。』

 

『だからこそ、これを与える相手を厳選しなければならない。そのため、今から君たちにはゲームをやってもらう。』

 

A「そのゲームって、もしかしてあのトロッコ問題関係のものでしょうか?」

 

『そうだ。今から、ルールを説明する。』

 

B「いや待てよ!そのゲームと武器を与える相手の選択に一体何の関係があるんだよ!?」

 

『それについては、ゲームのルール説明をしながらお伝えしよう。』

 

『ゲームのルールについてだが、まず、トロッコ問題の例題を今から出す。

例題に対して選択肢は二つだ。

ただし、各々別々の答えを選ばなければならない。』

 

『君たちは、選択肢を一つ選び、そして議論するのだ。

議論に打ち勝つことができれば、現実世界に帰ったとき、潜在的な能力が飛躍的に向上するだろう。』

 

A「えっ、潜在的な能力って?」

 

『先程君たちの前に、「罪滅ぼし」に対抗しうる武器を見せただろう?あれは、「生退(いきたい)」という名前なんだが、このゲームの勝者の潜在能力を飛躍的に向上させる性質がある。』

 

B「具体的に何の能力が上がるんだ?

というか、なんでゲームに勝ったやつしか能力が上がらないんだ?」

 

『このゲームで勝利することができれば、君たちの潜在的な身体能力が限界以上に引き上げられ、解放される。さすれば、ジャンプで大気圏に突入したり、ダイヤモンドを握りつぶしたり、青酸カリ100キロを飲んでも生存できたり出来るようになる。』

 

『ひとえに、このゲームに勝利したものがこういった恩恵を受けられるのは、この空間に存在する特殊な細菌のおかげなのだ。

この細菌は、どういうわけか議論する能力が高い者に感染しやすく、ゲーム終了と同時に宿主の体の中で活発に働く性質を持っているようなのだ。』

 

B「なるほどな。で、その潜在能力は戦いで何の役に立つんだ?」

 

『君たちの世界にはびこっている「罪滅ぼし」は、ヘリコプターや自動車に匹敵する移動速度やパワーを持っている。しかも、自身の周囲100メートルに毒を放つ力がある。』

 

『君たちが例え「生退(いきたい)」を操れる才能を持っていたとしても、奴らの動きについて行けなければ瞬殺されてしまうだろう。そして、毒への耐性がなければただ座して死を待つしかなくなる。』

 

A「「生退(いきたい)」を使う力と圧倒的な身体能力、どちらが欠けても「罪滅ぼし」に太刀打ちできないんですね。」

 

『その通りだ。』

『さあ、君たちは、このゲームに勝ち、怪物どもを駆逐する力が欲しくないか?』

『家族や仲間の仇討ちをしたくはないか?』

 

A「仇討ちしたい!」

 

B「当然だ!家族の仇は俺が取る!」

 

『そうか。では、二人ともこのゲームに参加するのだな?』

 

「「ああ!!」」

 

『よかろう。』

 

『これより、ゲームを開始する!お題は・・・』

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