HERO SCHOOL THE TRIGGER 作:バロンレモンアームズ
「なんだい?人間?なんで人間如きがあたしの名前を知ってるんだい?目障りだからどきな!!」
カルミラの前に巨人の石像を守るべく立ち塞がったイズクがそう言うとカルミラは光の鞭『カルミラウィップ』を出現させイズクに攻撃しイズクはなす術もなく攻撃が全部体に当たってしまいイズクは倒れ込むがイズクはすぐに立ち上がった。
「これ以上はよせ!!カルミラ!!」
「目障りって言ったのが耳に入らなかったのかい!?それに人間風情があたしの名前を何度も馴れ馴れしく呼ぶんじゃないよ!!」
「こんな事では絶対屈して溜まるか!!僕は皆が笑顔でいて欲しいんだ!!」
カルミラが再びイズク攻撃しようとすると巨人の胸のランプが青く光り衝撃波でカルミラは吹き飛ばされイズクの周りに光が集まりイズクのブランクハイパーキーに光が入り込みハイパーキーは紫色のハイパーキーへと変化した。
それと同時に出久の脳裏にさっきとは別の何者かが謎の神器を使うイメージと先程のサークル状の神器を使う光の巨人の姿が浮かんだ。
「このイメージはまさかさっきの銃とこれを使えって事か?よし!!」
『ULTRAMAN TRIGGER・MULCH TYPE!!』
「ウルトラマントリガー?やっぱりこの巨人トリガーって名前なのか。まぁそんな事言ってる場合じゃない兎に角やってみるか。』
『BOOT UP!!ZEPERION』
「未来を築く!!希望の光!!ウルトラマントリガァァー!!」
『ULTRAMAN TRIGGER・MUICH TYPE!!』
出久はgutsスパークレンスにgutsハイパーキーをセットして変形させ叫びながら上に揚げトリガーを引くと出久は光となり巨人の石像に吸収され石像は紫の光に包まれると地上に現れた怪獣の前に現れウルトラマントリガーとして覚醒した。
トリガーは構えを取ると怪獣ゴルバーに向き合いしばらくは互角で渡りあっていたがゴルバーの高速飛行により翻弄されトリガーはどんどん押されていきトリガーは手を伸ばし先程の神器が光を放ちながら現れトリガーの手に収まった。
トリガーは神器改め『サークルアームズ』の『マルチソード』でゴルバーに攻撃を与えていきゴルバーは今度は逆に押されていくとトリガーはマルチソードを地面に突き刺し必殺光線技『ゼペリオン光線』をゴルバーに喰らわせゴルバーは爆散した。
「まさか人間を取り込んで復活するとはねぇ。復活して早々ゴルバーを倒すとは流石私のトリガー。次はあたしが相手をしたい所だけど今回はここで見逃してあげるよ。次は容赦しないからね。せいぜいあたしを退屈にさせないでおくれよ。トリガー」
次はカルミラが現れるがトリガーにそう告げると闇と共にその場から去りトリガーも元のイズクの姿へと戻った。
それから数日後イズクの家のインターフォンが鳴りイズクが出るとそこにはシズマ会長と髭の生えた30代ぐらいの男性がそこにいた。
「シズマ会長と・・・えっとどちら様でしょうか?」
「イズク君少しばかり君とインコさんと話をしたいんだ。悪いがお母さんを呼んできて貰えるかな?」
シズマ会長にそう言われイズクはインコを呼びインコは2人に上がるようにいい髭の生えた男性は自己紹介を始めた。
「突然何の連絡もなく訪問してしまってすまない。私は地球平和同盟TPUにより設立されたgutsセレクト隊長のタツミ・セイヤだ。早速だがイズク君。君にgutsセレクトの隊員及び雄英高校のヒーロー科生徒になってもらいたいんだ。」
「えっ、僕がそんな大きな組織のメンバーに!?どうしてですか?僕はルルイエを作って育ててるだけの無個性の人間ですよ。そんな僕がその・・gutsセレクト?のメンバーになったら隊長の貴方や他の隊員の人達の足を引っ張るだけの役立たずになってしまうじゃないでしょうか?」
イズクがそう言うとタツミ・セイヤ隊長はタブレットを取り出しある動画をイズクに見せそれはこの間のイズクが変身したトリガーとゴルバーが戦っているものであった。
「数日前現れたこの光の巨人の正体は君だな?悪いが上層部では君を闇の巨人と同じく監視対象として見ている。私個人としてはシズマ会長から何度も君がどんな人間なのかはよく聞いている。君が悪い人間ではないのは知っている。だからgutsセレクトのメンバーになる事で上層部に君に何も問題がないって事を証明したのと別に君全てに頼りぱなしにするって訳ではないが怪獣が現れた時にいつでも対処できるようにする為だ。」
「成程・・・え?まさか会長と母さんは僕がトリガーだってわかってるの!?あっ話の途中で失礼しました。理由は分かりました。けどgutsセレクトに入るのは兎も角何故雄英にまで入る必要があるんですか?僕ヒーローの事あんまり好きじゃないので・・・・・」
「それは・・・gutsセレクトと掛け持ちを許可してくれる学校が雄英しかなかったからなのと君も少ししたら高校生だからだろ?ヒーロー科とはいえ普通の高校生としての生活をしてほしいと思ったからだ。とはいえすまない。君がヒーロー嫌いにも関わらず雄英に行くように勧めてしまって。さぁどうするんだ?私はどちらとも無理に入る事を強制はしない。君の意見を尊重する。」
「分かりました。僕はどちらとも入ります。トリガーとして活動するにはgutsセレクトと雄英に入った方がいいでしょうしね。態々僕の為に色々とありがとうございます。」
「そうか。では最後にインコさん。息子さんをどうか私に預けて貰えないでしょうか?必ず生きて貴方の元に帰す事を約束致しますので」
タツミ隊長がイズクの隣で話を聞いていたインコにそう言い頭を下げた。
「正直嫌ですと言いたいのが正直な気持ちですが、息子ももういつまでも子供じゃありません。私はイズク自身にも言いましたが当人のやりたい事をやらせてそれを見守るのが今の親としての私の勤めです。何よりイズクがウルトラマンになったのは宿命もとい運命なんです。どうかこちらこそ息子を・・・イズクの事をよろしくお願い致します。」
「お母さん・・・・」
インコはタツミ隊長にそう返し今度は自分がタツミ隊長に頭を下げた。
「よし取り敢えず私からはこれだけは言っていこう。君の正体がトリガーという事を絶対に公に明かしてはいけない。君がトリガーと知られたら君だけじゃなく周りの人間にも危害が及んでしまう。一応ここにいる私達以外に君の正体を知ってるのはアキト君がいるから彼に相談するといい。」
「はい。分かりました・・・えぇ!?アキトも知ってるんですか!?どうして?じゃあユナももしかして・・・あの少女の事も気になるな」
「あぁ、それはその銃とハイパーキーの二つはアキト君が作ったものだからな。いやユナは知らない。ユナにだけは君の正体を今知られる訳にはいかないんだ。その事については後日説明する。」