個性【仮面ライダーギーツ】のヒーローアカデミア   作:ケントxv

29 / 86
まずはお礼を、アンケートにお答え頂いた方々ありがとうございました。
そしてお待たせしました。OVA第一弾のお話です。

それでは、どうぞ。


No1001:救助訓練と伸ばす手

 ヴィラン連合のUSJ襲撃事件から4日、俺たち1年A組は再びUSJに来ていた。

 

13号「まあ、あんなことがありましたが授業は授業、救助訓練を始めて行きましょう」

 

麗日「13号先生もう動いて大丈夫なんですか?」

 

13号「背中がちょっとめくれただけさ。先輩に比べたら大した物じゃないよ」

 

相澤「授業を行えるなら何でもいい。とにかく早く始めるぞ?時間が勿体ない」

 

出久「相澤先生?前回は13号先生と相澤先生、それとオールマイトが見てくれるはずでしたけど今日は?」

 

相澤「知らん、ほっとけあんな男」

 

 出久の疑問にそう答え歩いて行く相澤先生、こうして改めて救助訓練が始まった。

 

13号「ではまず山岳救助の訓練です。訓練想定としまして登山客3名が誤ってこの谷底に滑落、1名は頭を激しく打ちつけ意識不明、もう2名は足を骨折し動けず救助要請...という形です。

 

切島・上鳴「「うわぁぁぁ」」

 

切島「ふっけぇぇぇ」

 

上鳴「2名はよく骨折で済んだなおい」

 

天哉「切島君上鳴君何悠長なことを一刻を争う事態なんだぞ。大丈夫ですかぁぁぁ!!安心してください。必ず助け出します!」

 

英寿「天哉?まだ人いないぞ?」

 

麗日「うおおっ...本格的だぜ!頑張ろうねデク君」

 

出久「わあっ う...うん」

 

13号「じゃ、ケガ人役は...」 

 

 そうしてケガ人役は出久・天哉・麗日、救助役は...

 

相澤「よし、まずは救助要請で駆けつけたと想定しこの4名だ」

 

 轟・踏陰・八百万・爆豪だ。

 

爆豪「待ておい!なんで俺がデクを助けにゃならんのだ!!」

 

蛙吹「アニメフェスタと同じだからよ?爆豪ちゃん」

 

爆豪「ああ?」

 

切島「梅雨ちゃん?やめとこう、そういうの」

 

 若干メタい話もありつつ一組目が始まったのだが...

 

轟「始めるぞ?誰が降りる」

 

爆豪「ああ?仕切ってんじゃねぇぞ?半分野郎!」

 

轟「ハァ」

 

爆豪「んっ!?」

 

轟「八百万、お前はプーリーを出せ。倍力システムを作る。意識不明のやつから1人ずつ上に上げる。介添えは常闇を下ろす。俺・爆豪・八百万は引き上げ...」

 

爆豪「待て、てめぇ!勝手に全部決めてんじゃねえぞ?」

 

八百万「ちょっと、爆豪さん?」

 

轟「これがベストだろうが?」

 

爆豪「ああ?」

 

轟「遊び半分でやってるんなら何もしなくていい」

 

爆豪「あっああ...」

 

轟「俺はこんな訓練でもめるほど暇じゃねえんだよ」

 

爆豪「だ...誰が、遊び半分だって?」

 

八百万「おやめなさい!!お二人ともみっともない。それに我々にはまず初めにやるべき事があります」

 

 そうして八百万が谷に駆け寄る。

 

八百万「皆さん安心してください。いますぐ向かいます!」

 

天哉「早くしてくれ!麗日君が!麗日君が!!」

 

出久「やっと来てくれた。助かった~」

 

八百万「要救助者への接触、これが第一です。絶望的な状況でパニックを起こす方も少なくないと聞きます。そんな方々を安心させることが迅速な救助につながるのです」

 

爆豪「チッ」

 

八百万「こんな訓練?真剣に取り組まずに何が訓練ですか?」

 

切島「すげぇ、立派だな。八百万」

 

峰田「ああ、ご立派」

 

 峰田の視線は八百万のある一部分に向けられていた。

 

英寿「クズだな?峰田」

 

 

 それ以降は順調に続き、

 

相沢「それじゃ、次の組でラストだ」

 

麗日「これでよし、梅雨ちゃん?ちょっと怖いかもだけど、なるべく体制くずさないでね」

 

蛙吹「ケロ」

 

 そうして、麗日が浮かした要救助者を...

 

英寿「来るぞ出久」

 

出久「任せて」

 

 俺がロープで引っ張り、出久がキャッチする。

 

英寿「麗日、良いぞ」

 

麗日「解除」

 

出久「保護」

 

蛙吹「緑谷ちゃん早く下ろして」

 

出久「ん?」

 

蛙吹「なんだかとても恥ずかしいわ」

 

 そう、その体制はいわゆるお姫様抱っこだった。

 

出久「ああっ」

 

蛙吹「それに私足を骨折しているの。駄目よ?この体制」

 

出久「うああっ」

 

英寿「要救助者全員保護しました」

 

13号「はい終了です。皆さん大変素晴らしい成果でした。1回目にしては。救助とは時間との闘いでもあります。まだまだ改善の余地がみなさんにはありました。すなわちまだまだ伸びしろがあるということ!」

 

上鳴「何かあっけねぇや」

 

相澤「気を抜くな。まだまだ授業は続くぞ」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 そうして、次に訪れたのは...

 

13号「倒壊ゾーンです」

 

 そうして、行われるのは救助訓練という名のかくれんぼだった。そして救助側は

 

爆豪「...何でつくづくデクとやんなきゃなんねえんだよ」

 

 出久・峰田・麗日、そして爆豪だ。

 

麗日「しょうが無いよ!だってアニメフェスタと同じなんだもん」

 

爆豪「さっきからなんだそれわ!!」

 

切島「麗日やめろって、そういうのしらけるから」

 

峰田「被害者を運ぶに当たって、あんな所やこんな所にやむを得ず触れてしまった場合、それは何か罪に当たるのか否か」

 

英寿「峰田に限ってはアウトだな」

 

 

 

 

 そうして、かくれんぼがはじまり少し経った頃...そのヴィランは現れた。

 

出久「ヴィラン!?」

 

峰田「ウソだろ!?」

 

 そしてヴィランの手には轟が...

 

麗日「轟君!?」

 

耳郎「そんな、内のクラスで1、2を争う実力者が...」

 

八百万「そんな...」

 

切島「マジかよ」

 

『マグナム・・・レディーファイト』

 

ギーツ「俺が時間を稼ぐから、早く先生を!!」

 

ヴィラン「逃がしゃしないさ」

 

 だが、ヴィランの足踏み一つで地形がかわってしまう。

 

ギーツ「ちっ、こんなのが隠れてたのかよ?」

 

ヴィラン「よーし、周りは壁になったな。一人たりとも逃がさんぞ」

 

爆豪「やあぁぁぁぁぁ!!」

 

 爆豪が接近して爆破をぶつけるがびくともしない。だが、

 

爆豪「逃げてぇやつは勝手に逃げろ?コイツは俺が潰してやる」

 

ギーツ「いいや、不良君。俺たちでだ」

 

爆豪「ふん、邪魔すんじゃね~ぞ?狐面野郎」

 

ギーツ「そっちがな」

 

 俺はマグナムシューター40Xの弾丸をぶつけながら接近、爆豪は爆破のラッシュをあびせる。

 

ヴィラン「痛いだろうが!!」

 

 ヴィランは俺らの攻撃に対して反撃しようとするが、大振りな為回避!更に爆豪は反撃に一撃加えてから距離を取る。

 

爆豪「おい!棒立ちしてんならとっととその辺の奴ら逃がしとけよ雑魚が」

 

天哉「なんで君はそう憎まれ口しかたたけないんだ!」

 

切島「おいおい爆豪」

 

爆豪・天哉「あっ」

 

切島「その辺の奴らってのはねえんじゃねえのか?」

 

八百万「1年A組20人」

 

麗日「一応全員ヒーロー志望なんだけど!」

 

峰田「ああ...」

 

出久「みんな」

 

ヴィラン「ほ~ずいぶん勇ましいな。しかし...フン!!」

 

 ヴィランの拳圧、それだけで瓦礫がこちらに迫ってくる。だが、A組のみんながそれぞれの方法で対処していく。

 

ヴィラン「まさか全員で挑んでくるとはな。予想外だが、その程度じゃ...」

 

爆豪「はぁぁぁ!!」

 

 爆豪は果敢にヴィランに攻め込んでいく。

 

ギーツ「出久」

 

出久「わかってる!飯田君!峰田君!麗日さん!蛙吹...梅雨ちゃん!僕に考えがある」

 

ギーツ「よし任せた」

 

 そうして俺も爆豪に加勢に行く。

 

爆豪「もう少し休んでて良いんだぜ?」

 

ギーツ「そっちこそ休まなくて良いのかい?不良君?」

 

爆豪「ぬかせ」

 

ヴィラン「この俺を前にずいぶん余裕だな?」

 

ギーツ「余裕?違うな。俺の先輩が言ってた。自分の届く範囲の手は必ず掴む。それが仮面ライダー(ヒーロー)だ。覚悟は良いかヴィラン?ここからが俺たちのハイライトだ!」

 

 その時、彼が飛んで来るのが見えた。

 

ギーツ「会わせろ不良君!」

 

爆豪「指図するな!!」 

 

 俺たちがヴィランに攻めかかる!その時

 

ヴィラン「なに!?」

 

出久「ぬぅぅぅ!!」

 

 出久が轟の奪取に成功する。

 

ギーツ「よし!!」

 

ヴィラン「攻撃のタイミングで!?」

 

出久「ぐっ、スマァァァシュ!!」

 

 出久はその後すぐ反撃にと指圧で空気を飛ばす。だが、それをヴィランは耐え抜いていく。

 

出久「駄目か!?」

 

爆豪/ギーツ「「雑魚は引っ込んでろ!!/後は任せろ!!」」

 

爆豪「あの野郎は俺がぶっ殺すんだよ!!」

 

『リボルブオン』

 

ギーツ「不良君!行くぜ!!」

 

 俺と爆豪がヴィランの懐に入る。

 

爆豪/ギーツ「「死ね!!/喰らいやがれ!!」」

 

『マグナム・・・ストライク』

 

 爆豪の爆発と俺の必殺のキックでヴィランが吹き飛ぶ。その先には壁一面に峰田のモギモギが、こうして隠れていたヴィランを捕獲したのだった。

 

ヴィラン「う、動けん!」

 

爆豪「トドメだ!クソヴィラン!!」

 

ギーツ「待て、ストップだ不良君!もう良いですよね?オールマイト先生?」

 

爆豪「は?」

 

A組「「「「「え?」」」」」

 

オールマイト「はーははは!そう、私が来てた!!」

 

爆豪・出久「「オールマイト!?」」

 

オールマイト「なはははっ...実はちょっとサプライズ的にヴィランが出た際の救助訓練をと思ってね。ほら前あんなことが起きたばかりだし...いや、しかしみんな思いの外テキパキしてて、さすが雄...え...」

 

 オールマイトの辺りをA組のみんなが囲む。その無言の圧に

 

オールマイト「はははっ...何か...すいませんでした」

 

A組「「「「「やり過ぎなんだよ!オールマイト!」」」」」

 

 みんなにオールマイトは総攻撃を受ける羽目になっていた。

 

切島「冗談にも程があるっての!」

 

上鳴「たち悪すぎだって!!」

 

踏陰「白上は気づいていたんだよな?いつからだ?」

 

英寿「最初からだ。まあ、ここまでやると思って無かったから途中から本気でやってたんだけどな?」

 

出久「あ、轟君!!」

 

爆豪「てめぇもこのクソサプライズ共犯か?」

 

轟「んっ悪かったな」

 

芦戸「酷いよオールマイト」

 

オールマイト「ごめんて...本気じゃなかったんだよ」

 

天哉「しかし、緑谷君は指を負傷しております。これは学校としては非常にマズいことになるのでは?」

 

麗日「もうダメですからねオールマイト!ねえデク君」

 

 そこで、出久が座り込む。

 

出久「いや..でもサプライズでよかった」

 

天哉・麗日「「あっ...はぁ」」

 

オールマイト「緑谷少年...」

 

上鳴「緑谷少年...じゃねぇんだよ」

 

オールマイト「あっ、サーセン」

 

麗日「デク君早くリカバリーガールのとこ行こ」

 

出久「うあ、ちっ..近い」

 

 

 

 

 

 

 

英寿「アハハ。サプライズで良かった...でも、必ず手を伸ばしますよ。オーズ先輩」

 

オーズ『なら、君に力を託すよ』

 

 俺は天に手を掲げ、握りしめる。その手にはオーズドライバーバックルが握られていた。

 

火野映司『だって、ライダー(ヒーロー)は助け合いでしょ?』

 

 

 

 

 




ありがとうございました。

OVAの話でした。楽しんで頂けたなら幸いです。

そして、オーズの力はこうして受け継ぎました。

さて、次回は体育祭後の話に戻りますよ?

ではお楽しみに!!

英寿「更に向こうへ!!」

火野映司「プルスウルトラ!!...バイバイ」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。