個性【仮面ライダーギーツ】のヒーローアカデミア   作:ケントxv

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46話

少し胸くそな話しアリです。

ではどうぞ


No46:試練の刻!

 すこん部がお茶を運んでくる。

 

英寿「ありがとうございます」

 

 ついでに基本出されるのは緑茶だ。

 

英寿「それで、今見る限り凄い中が良さそうなんだけど?この前の何?」

 

 俺は向かいで茶をすするフブ姉とコーラを飲んでいるクロ姉に質問する。

 

吹雪「一応言っとくと私とクロちゃんは大の仲良しです。毎日連絡取ってます」

 

英寿「なら、尚更あの態度は...」

 

黒上「それを許さない奴がいるんだよ」

 

英寿「許さないやつ?」

 

吹雪「おばあさまよ」

 

英寿「おばあさま?」

 

黒上「そう、黒上家を毛嫌いしてるな」

 

吹雪「まあ、そうなる理由もあるけどね」

 

 そうして語られるのは白上家と黒上家の歴史...

 

吹雪「まず、白上家と黒上家はとある家の分家筋にあたるの」

 

英寿「もしかしてそれが」

 

 表札にもあった。

 

吹雪「浮世家...浮世家は世界で個性が現れる前から個性、当時は”異能”と呼ばれてたんだけどそれを管理する家だったの」

 

黒上「人様に異能の存在がばれないようにってな?」

 

英寿「でも今世間では異能...個性が当たり前になってる」

 

吹雪「それにはある話しが絡んでくるわ。それは”九尾封印戦争”」

 

英寿「九尾?封印?」

 

黒上「何故異能を管理できていたのか?それこそが九尾という存在だ」

 

吹雪「九尾の狐と言われる。初代浮世家当主が作り上げた式神...その力は異能の破壊」

 

英寿「異能の破壊?」

 

黒上「今風に言えば相手の個性だけを破壊して無にする個性さ」

 

英寿「そんな物が...」

 

吹雪「ええ、でもその九尾は破壊衝動の塊...基本的には当主がコントロールしていたのだけど...」

 

黒上「中国で光る赤ん坊が発見される。1年前...最後の当主”浮世寿彫”は九尾の甘言に屈し九尾の枷を外した」

 

吹雪「その結果暴走し全てを破壊しようとした九尾の狐を当主の妹である。”浮世弥目”がハクとコクという2体の式神を使い封印したの」

 

黒上「そして、浮世家は終わったのさ、浮世弥目がなくなった日に」

 

吹雪「当時の式神、ハクとコクは主の思いを引き継ぎ、異能の破壊ではなく行く末を見守る選択をしたわ。そうして生まれたのが白上家と黒上家、宗家が滅び尚分家と名乗り続けるのは初代当主の意思をくんでね」

 

 凄い壮絶な話しだった。だが、

 

英寿「だとすると、なんでフブ姉の態度になるんだ?」

 

吹雪「慌てないで、そこも話すから...」

 

黒上「私の祖父はとても欲が大きい奴だった。当時の白上家の娘と黒上家の娘を無理矢理身ごもらせた」

 

英寿「...」

 

吹雪「その結果、白上家の娘は出産後に死亡、その代わり初代と同じ狐の特徴を持つ娘を残していった。それが私...」

 

黒上「それとは別に黒上家の娘は私を出産...その後ある男と恋に落ちる」

 

吹雪「その男は当時白上家の養子だった。でもその2人が引かれ合い、えー君...君が生まれたの」

 

黒上「それで家のじじいがしゃしゃり出てな。黒上は浮世の正統後継、白上より上とか言い出してな」

 

吹雪「当時子供だった私たちは結果参加せずに済んだけど、血で血を洗う争いになったらしいわ」

 

黒上「結果黒上家は母と俺を残して全員死亡」

 

吹雪「えー君は半分白上の血が流れてると白上家が保護...」

 

黒上「私と母は白上家への接触を禁止とされたわけだ」

 

英寿「つまり血としてはクロ姉が姉で...」

 

吹雪「お姉ちゃんは本当のお姉ちゃんじゃないの」

 

黒上「これがお前の聞きたかった話の答えだ」

 

英寿「それじゃ、俺の今の親父とお袋は?」

 

吹雪「現在の白上家当主とその正妻、えー君に取っては本当のお父さんはずっとあのひとだよ」

 

黒上「本当の母親は別だけどな」

 

英寿「...クロ姉」

 

黒上「なんだ?」

 

英寿「会えないかな?俺の生みの親に」

 

黒上「それは」

 

 

『なりません』

 

 

英寿「なんだ?この声...」

 

吹雪「出てくるのが早くないですか?おばあさま?」

 

英寿「おばあさま?最初に言ってた」

 

黒上「私と英寿が本来会えない理由さ」

 

 

『私がどれだけ白上に心血注いできたか?それを子供のわがままで崩す訳にはいかないのですよ』

 

 

英寿「母に会いたい...それの何がいけない!!」

 

 

『いけません。貴方が唯一の白上家次期当主なのです。黒上に渡す訳にはまいりません』

 

 

 そう言うが早いか、部屋の奥に黒い渦が発生、俺だけを飲み込もうとする。

 

英寿「なっ、吸い込まれ」

 

吹雪・黒上「えー君!!」「英寿!!」

 

 フブ姉とクロ姉が手を伸ばす。

 

英寿「届...かな」

 

 だが2人の手は届く事なく俺は渦に飲まれていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてそこは...

 

 

『用意しましたよ?貴方にとって最強の存在を...』

 

 

 

 

 

 

『最高!最善!最大!最強王!!オーマジオウ!!」

 

英寿「オーマジオウって」

 

オーマジオウ「キサマも仮面ライダーか?どれその力を見てやろう?」

 

英寿「これ?無理ゲーなのでは?」

 

 

 

 試練の刻、始まる。




ありがとうございました。

そして、出生が判明した英寿くん次回、試練を乗り越えられるのか?

吹雪・黒上「「更に向こうへ!プルスウルトラ!!」」
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