個性【仮面ライダーギーツ】のヒーローアカデミア 作:ケントxv
ヴィラン連合ブレーン”オールフォーワン”
奴の策略により世界は一度滅びを迎えた。
だが、ギーツの覚悟により生まれた白銀の狐によって元の世界へと巻き戻る。
そして力を燃やし尽くした”オールマイト”に代わり
深紅の狐によってオールフォーワンは倒されるのだった。
英寿「いってきます」
吹雪「いってらっしゃい」
姉に見送られ英寿は家を出る。
雄英高校の仲間が集う、新生活へ!
そこは雄英敷地内、校舎から徒歩5分、築3日の学生寮
【ハイツアライアンス】
ここが新たな...
英寿(俺ら家か!)
根津「今回の寮制は生徒の安全の確保だけでなく、依然拭えぬ脅威、内通者を見極めるものでもある。長く漂った不穏な流れを一旦断ち切るため大っぴらな捜索は避け秘密裏に探っていく。教師だけでなく生徒にも疑いの目をむけるのは...つらいことだが立場上仕方が無い。象徴の喪失...新たな象徴の芽生えはあれど彼はまだ学生だ。今は奮起、再興の流れが必要だ。少なくとも子供らには明るい未来を指し示さなければ!」
1年A組の面々は寮の入り口へと集合していた。
相沢「とりあえず1年A組無事にまた集まれて何よりだ」
範太「みんな入寮の許可下りたんだな」
葉隠「ハァ...私は苦戦したよ」
耳郎「普通そうだよね」
英寿「又聞きですまんが二人はガスで直接被害にあったんだろ?大丈夫か?」
葉隠「私たちはこの通り」
耳郎「さらわれたあんたより全然ピンピンしてるよ」
英寿「そうか...よかった」
蛙吹「無事に集まれたのは先生もよ。会見を見たときはいなくなってしまうのかと思って悲しかったの」
麗日「うん」
相沢「俺もびっくりさ。まあ色々あるんだろうよ?例えば無許可で個性を使って凶悪ヴィランを倒してしまうようなバカを抑えるためとかな?」
英寿「ぐっ...言い訳はありません。いかようにも」
相沢「そうか、ならお前にはこの後会う二人の世話を頼もう。俺がやるのは面倒だからな」
英寿「この後会う二人?」
英寿は相沢の言葉に疑問を持つがその話は流れてしまう。
相沢「さて、これから寮について説明するがその前に1つ、当面は合宿で取る予定だった仮免取得に向けて動いていく」
砂籐「そう言えばあったなそんな話」
芦戸「色々起こりすぎて頭から抜けてたわ」
相沢「大事な話だ。いいか?」
そう一言おいてからとある出来事について話し始める。
相沢「切島、八百万、轟、緑谷、飯田、この5人はあの晩あの場所へ爆豪・白上の救出へと赴いた」
蛙吹「ケロ...」
その発言に事情を知らないもの知っていたものそれぞれで反応する。
相沢「その様子だと行くそぶりはみんなも把握していた訳だ。色々棚上げした上で言わせてもらうよ。オールマイトの引退がなけりゃ俺は爆豪、耳郎、葉隠以外全員除籍処分にしてる」
出久「んっ...」
相沢「行った5人はもちろん把握しながら止められなかった11人、そして1人堂々と暴れたバカ...理由はどうあれ俺達の信頼を裏切った事には変わりない。正規の手続きを踏み、正規の活躍をして、信頼を取り戻してくれるとありがたい」
場はとても重たい空気に包まれていた。
相沢「以上さあ中に入るぞ?人を待たしてる。元気に行こう」
上鳴・範太「いや待って...行けないです」
爆豪「チッ...来い」
上鳴「えっ何?やだ」
そんな空気の中、爆豪は突然上鳴を連れて塀の裏へと向かう。
ビリビバリバリ
「「「「「わっ」」」」」
上鳴「うえ~い...」
上鳴が放電してアホになり登場してきた。
耳郎「ブッハクフフッ...」
範太「何?爆豪何を...」
爆豪「切島」
切島「あ?」
今度は切島を呼び出した爆豪、おもむろに万札を数枚取出す。
切島「えっ怖っ何?カツアゲ?」
爆豪「違え、俺が下ろした金だ。小遣いはたいたんだろ?」
切島「あっおめえ俺が暗視鏡買ったのどこで聞いて...」
その金を切島に渡し歩き出す。
爆豪「いつまでもしみったれられっとこっちも気分悪いんだ。いつもみたいにバカさらせや」
上鳴「うっうえっうえっ」
耳郎「ダメ...うちこの上鳴ツボ」
上鳴「うえいだうえ~い」
「「「「「あははは」」」」」
クラスのみんなに笑いが起きていた。
切島「フッ...悪いな」
切島は歩いていく爆豪の背にそっと感謝を述べた。
切島「みんなすまねえわびにもなんねえけど、今夜はこの金で焼き肉だ!」
範太「マジか!」
上鳴「うえ~い」
耳郎「アハハハッ...」
皆が落ち着き寮の中に入った。すると正面に英寿がよく知る2人がいた。
英寿「タイクーン!ナーゴ!...なんで!?」
出久「英寿君の知り合い?」
英寿「ああ」
そこには変身した状態でタイクーンとナーゴがそこにいたのだ。
タイクーン「これで英寿は間違いなく驚くだろ?」
ナーゴ「私は反対したんだけどね~」
そう言いながら2人は変身を解除する。
相沢「というわけで転校生を二人紹介する。二人とも自己紹介」
景和「誠刃高校から来た櫻木景和だ。個性はさっき見せた通り仮面ライダータイクーンと光合成が出来る。よろしくな」
英寿「お前光合成なんて出来たのか!?」
景和「英寿に言って無かったっけ?まあ、あんまり使わない...」
出久「そんなこと無いよ!酸素が薄い所とかで酸素の確保が出来る。救助活動なんかで大活躍じゃ無いか!!」
景和「お、おう。お前が緑谷出久か?」
出久「なんで僕の事を?」
景和「英寿から聴いてるぜ?英寿に取ってライバルだってな。なら俺もライバルだ!よろしくな」
出久「えっ!う、うん!よろしく」
あかり「次私ね。聖愛学院から来ました。鞍馬あかりです。個性は仮面ライダーナーゴです。よろしくね」
耳郎「さっきの姿!ギター持ってたよね!?」
あかり「うん、昔ギターやってたの」
耳郎「いいじゃんいいじゃん」
八百万「聖愛学院から来た事、鞍馬という姓...貴方は...」
あかり「どうしたの?」
八百万「い、いえ何でもございませんわ」
相沢「さて、今日からこの二人も入れた22人が1年A組となる。みんな仲良くするように」
景和・あかり「「よろしくお願いします」」
「「「「よろしく」」」」
相沢「さっきも言ったが白上!お前に2人の面倒を任せるぞ?」
入り口で言われたのはそう言うことかと気付く英寿
英寿「了解です」
と返すのだった。
相沢「さて、では学生寮の説明に移るぞ。1棟1クラス、右が女子、左が男子と分かれている。ただし1階は共同スペースだ。食堂や風呂、洗濯などはここで行う」
葉隠「おお~」
範太「中庭もあるじゃん」
景和「修行にもってこいだな」
芦戸「広っきれいソファ~」
麗日「豪邸やないかい...」
天哉「麗日君」
みなそれぞれ反応し、麗日に至っては倒れてしまう。
峰田「聞き間違いかな?風呂洗濯が共同スペース?ングッ...夢か?」
相沢「男女別だ。お前いいかげんにしとけよ」
峰田「はい」
相沢「部屋は2階から1フロアに男女各4部屋の5階建て、1人1部屋 エアコン トイレ 冷蔵庫にクローゼット付きの贅沢空間だ」
出久「ベランダもある。凄い」
八百万「我が家のクローゼットと同じ位の広さですわね」
あかり「八百万さん、これが一般の家の一部屋なんだよ?私も英寿の家泊まって初めて知ったよ~」
八百万「そうなのですね?」
麗日「豪邸やないかい」
天哉「麗日君」
峰田「ん?今鞍馬の奴変な発言を...」
英寿「何でもない。次行こう!!」
相沢「部屋割りはこちらで決めたとおり。各自事前に送ってもらった荷物が部屋に入ってるからとりあえず今日は部屋を作ってろ。明日また今後の動きを説明する。以上解散」
「「「「「はい先生」」」」」
それから数時間、荷ほどきの終わったメンバー達が共同スペースに集まり始めた。
切島「ああ...疲れた」
範太「切島、荷ほどき終わったのか?」
切島「ようやくな」
出久「お疲れ様」
上鳴「経緯はあれだが共同生活ってワクワクすんな」
出久「うん」
天哉「共同生活...これも協調性や規律を育むための訓練」
切島「気張るなあ飯田」
英寿「はは、天哉はいつもどうりだな」
景和「あの手の動きも...いつもどうりなのか?」
芦戸「男子部屋できた?」
そこに芦戸含めた女性陣(蛙吹を除く)がやってくる。
上鳴「ああ、くつろぎ中」
英寿「あかり、うちの女性陣と仲良く出来てるか?」
あかり「うんとっても!特に響香ちゃんと趣味まで意気投合しちゃって」
あかり・耳郎「「ねぇ~」」
英寿「なら良かった。耳郎さん、あかりの事頼むわ。先生にはああ言われたけど女性特有のことはどうにも出来ないから!」
耳郎「任せて、白上」
芦戸「さて男子諸君!これからお部屋披露大会しませんか?」
そんな女性陣の提案で始まった。お部屋疲労大会...
出久「わあああっ...ダメダメダメ、ちょちょ...ちょっ ま 待っ...」
出久のオタク部屋
踏陰「フンッ くだらん」
踏陰の暗黒部屋
青山「アハハ~」
青山のまぶしい部屋
峰田「ハアハア...入れよすげえの見せてやんよ」
...スルーされた峰田の部屋...まあ当たり前である。
続いて
英寿「俺の部屋...見る必要あるか?」
その部屋...ザ・普通!
麗日「わあ~普通だ」
葉隠「普通だ、すご~い」
英寿「だから、見る必要ないと」
峰田「おい白上...この写真...」
峰田が指さしたのはホロライブメンバー全員+英寿で撮った集合写真が入った写真立て
峰田「こんな...こんな...けしからん!!」
英寿「うわぁ」
血涙を流しながら襲ってきた峰田を俺は反射で迎撃してしまった。
KO!
英寿「アハハ」
英寿の中でゴングな鳴り響いた...気がした。
その後も
天哉のメガネ部屋
天哉「メガネが破損したときの予備が!」
上鳴のチャライ部屋
上鳴「え~よくね?」
口田のふれあい動物園...部屋かこれ?
口田:ブンブン(首を縦に振っている)
景和のカラクリ部屋...どう作った?
景和「ニンジャだからな!」
英寿「やり過ぎだろ?」
ボタンを押したり紐引くと物がでてきたりする。...本当にどう作った!?
切島の漢部屋
切島「どうよ!漢だろ!!」
障子のミニマム部屋
障子「物欲なくてな」
範太のエイジアン部屋
範太「俺こだわるたちなんよね」
轟の...和室!?...どう作った?パート2!!
轟「頑張った」
砂籐のクッキング部屋
砂籐「シフォンケーキ作ってたんだけど...食べる?」
全員「「「食べる!!」」」
そして女子部屋へ
あかり「私が女子の最初?恥ずかしい...」
あかりの普通?部屋
芦戸「予想より普通?」
あかり「その...英寿の部屋を真似たって言うか...」
耳郎「え?白上の部屋行った事あるの?」
あかり「この前まで白上家で居候を...」
峰田「なぁ~にぃ~!白上このうらやまけしからん!!」
英寿「うわぁ」
KO...パーフェクト!!
再び迎撃してしまい、またゴングが聞こえた気がした。
なお、事情の説明と共にみんながあかりに同情しており、俺は不問となった。...俺に罪はあったのか?
耳郎の楽器部屋
耳郎「恥ずかしい」
葉隠の女子部屋
峰田「プルスウルトラ」
葉隠「正面突破かよ!峰田君」
バカやった峰田は範太のテープにて捕縛された。自業自得だな。
芦戸のファンシー部屋
芦戸「どうだ!可愛いでしょうが!!」
麗日の女子の普通部屋
麗日「あじけの無い部屋でございます」
出久「次は蛙吹さん...」
範太「...って梅雨ちゃんいねえや」
麗日「ああ、梅雨ちゃんは気分が優れんみたい」
上鳴「優れんのは仕方がないな...」
英寿「...」
みんなが行った後を蛙吹が覗いていた。...英寿はそれに気づくがあえて気づかぬふりを通した。
八百万のお嬢様部屋
八百万「私勘違いをしてしまいまして...」
その部屋...ベットに占領されていた。
出久・麗日(お嬢様なんだね)
芦戸「え~皆さん投票はお済みでしょうか?それでは発表します。今回のお部屋疲労大会...優勝は...砂籐力道」
砂籐「え?俺?」
芦戸「票は全て女子票!理由は...ケーキが美味しかった!」
砂籐「部屋は?」
上鳴・峰田「「てめえヒーロー志望が贈賄してんじゃねぇ!」
砂籐「知らねえよ、何だよすげえうれしい...」
轟「終わったか?寝ていいか?」
天哉「うむ。ケーキを食べたので歯磨きを忘れずにな」
出久「終わるまで待ってたんだ」
英寿「律儀だねぇ~(本当、体育祭とは大違いだ)」
麗日「轟君ちょっと待って!」
轟「ん?」
麗日「デク君と飯田君も、それに切島君と八百万さんちょっといいかな?」
出久たち「ん?」
英寿「麗日さん...それ...俺も付いていっていいか?」
麗日「え?何で...」
英寿「蛙吹さんの事だよな?」
麗日「っ!!良いよ。来て」
俺は麗日さんにだけ聞こえるように声をかけ許可を得る。
切島「麗日 どこに...あっ」
そうして外に出た7人の前には蛙吹がいた。
蛙吹「お茶子ちゃん、英寿ちゃんが...」
麗日「私がOKしたの。彼にも聴いて欲しかったから」
蛙吹「分かったわ」
麗日「あのね、梅雨ちゃんがみんなにお話したいんだって」
蛙吹「私思った事は何でも言っちゃうの。でも、何て言ったらいいのか分からない時もあるの。病院で言った言葉覚えてるかしら?」
『ルールを破ると破るというのならその行為はヴィランのそれと同じなのよ』
出久「うん、覚えてる」
英寿(そんなやりとりを...)
蛙吹「心を鬼にしてつらい言い方をしたわ」
麗日「梅雨ちゃん」
うつむく蛙吹の肩を麗日が支える。
蛙吹「それでもみんな行ってしまったと今朝聞いてとてもショックだったの。止めたつもりになってたふがいなさやいろんな嫌な気持ちがあふれて...何て言ったらいいか分からなくなって...みんなと楽しくお喋り出来そうになかったのよ」
出久「あ...」
蛙吹「でもそれはとても悲しいの」
蛙吹が顔を上げる。その顔は涙にあふれていた。
英寿「...」
蛙吹「だからまとまらなくてもちゃんとお話しをしてまたみんなと楽しくおしゃべり出来るようにしたいと思ったの...」
そう言いながら蛙吹はすすり泣く
麗日「梅雨ちゃんだけじゃないよ。みんな凄く不安で拭い去りたくって、だからお部屋疲労大会なんてやったのもきっとデク君達の気持ちは分かってたからこそのアレで...だから責めるんじゃなくまたアレ...何というかむずいけど、とにかくまたみんなで笑って頑張って行こうってやつさ」
切島「梅雨ちゃん!」
蛙吹「ケロ...」
切島「すまねえ 話してくれてありがとう」
八百万「蛙吹さん」
天哉「梅雨ちゃん君」
轟「蛙吹すまねえ」
出久「あす...梅雨ちゃん」
切島「もうぜってえしないから」
八百万「私もです」
天哉「約束する」
蛙吹は泣きながらも受け入れる。
俺もあの場でみんなから託されたと...許可の無い力を振るった。間違いだったとは言えない。だが、それでも...仲間を泣かせる事はもうしない!そうここで誓おう。
英寿「蛙吹さん...誓うよ」
みんなが戻そうと頑張ってくれた。だから戻ろう。ヒーローを目指し切磋琢磨する日常へ!
ありがとうございました。
さて、景和君・あかりさんが雄英1年A組に参戦です。これからどう引っかき回してくれるのか...お楽しみに!!
それからお知らせです。
新作を作りました。戦姫絶唱シンフォギア×仮面ライダーガッチャードの作品
その名も『戦士錬成ガッチャード』です。
この話実はこの”ギーツのヒロアカ”の最終章と繋がった話となっています。
え?そも最終章はいつだって?今年中に到達できれば早いのかな?
連載としてはこっちを優先しますが、是非とも”戦士錬成ガッチャード”もよろしくお願いします。
リンクはこちら【https://syosetu.org/novel/334340/】
それでは次回もお楽しみに
英寿「更に向こうへ!」
友太朗「プルスウルトラ!!」
英寿「え?誰?」
白上吹雪(フブキ)の過去編は?
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やって欲しい!
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いらない!