個性【仮面ライダーギーツ】のヒーローアカデミア   作:ケントxv

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前回までのあらすじ

ハイツアライアンス...学生寮に集った1年A組

櫻木景和と鞍馬あかりを加えた42名で再スタートしていく!

最初の目標は...


No78:必殺・訓練!!

 寮から教室へと移動した俺達は相沢先生から今後の話しを聞いていた。

 

相沢「昨日話したと思うがヒーロー科1年A組は仮免取得を当面の目標にする」

 

A組「「「「「はい」」」」」

 

相沢「ヒーロー免許ってのは人命に直接関わる責任重大な資格だ。当然取得のための試験はとても厳しい。仮免といえど、その合格率は例年5割を切る」

 

峰田「仮免でそんなきついのかよ」

 

相沢「そこで今日から君らには1人最低でも2つ...」

 

 ガラガラ...

 

爆豪「ん?」

 

 相沢先生の言葉を遮るように教室のドアが開く。

 

 そうしてミッドナイト、セメントス、エクトプラズムの3名が入って来た。

 

 そして相沢先生が宣言する。

 

相沢「必殺技を作ってもらう」

 

切島・上鳴「「必殺技!」」

 

芦戸・上鳴「「学校っぽくてそれでいて...」」

 

切島・範太「「ヒーローっぽいの来た!」」

 

出久「んっ...」

 

 相沢先生の宣言はクラス全体を興奮させた。

 

エクトプラズム「必殺、これすなわち必勝の型、技の事なり」

 

セメントス「その身に染みつかせた技、型は他の追随を許さない。戦闘とはいかに自分の得意を押しつけるか」

 

ミッドナイト「技は己を象徴する。きょうび必殺技を持たないプロヒーローなど絶滅危惧種よ」

 

相沢「詳しい話は実演を交え合理的に行いたい。コスチュームに着替え体育館γに集合だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 こうしてA組一同は体育館γに集合する。

 

相沢「体育館γ...通称”トレーニングの台所ランド”略してTDL」

 

芦戸・麗日「「えっ...」」

 

出久(TDLはまずそうだ)

 

 などと生徒が考えているのを余所に話しは進む。

 

セメントス「ここは俺考案の施設、生徒一人一人に合わせた地形やものを用意出来る。台所ってのはそう言う意味だよ」

 

上鳴「な~る」

 

天哉「質問をお許しください」

 

 天哉はいつものように手を直立に上げ質問をする。

 

天哉「何故仮免許の取得に必殺技が必要なのか、意図をお聞かせ願います!」

 

相沢「順を追って話すよ落ち着け」

 

あかり「飯田君っていつもあんな感じなの?」

 

英寿「まあ、大体そうだな」

 

景和「熱いな!」

 

英寿・あかり「「えっ?」」

 

相沢「ヒーローとは、事件、事故、天災、人災、あらゆるトラブルから人々を救い出すのが仕事だ。取得試験では当然その適性を見られることになる。情報力、判断力、機動力、戦闘力、他にもコミュニケーション能力、魅力、統率力など別の適性を毎年違う試験内容で試される」

 

ミッドナイト「その中でも戦闘力はこれからのヒーローにとって極めて重視される項目となります。備えあれば憂いなし、技の有無は合否に大きく影響する」

 

セメントス「状況に左右されることなく安定行動を取れれば、それは高い戦闘力を有していることになるんだよ」

 

エクトプラズム「技は必ずしも攻撃である必要はない。例えば飯田君のレシプロバースト」

 

天哉「えっ」

 

エクトプラズム「一時的な超速移動それ自体が脅威であるため必殺技と呼ぶに値する」

 

天哉「あ...あれ必殺技でいいのか」

 

砂籐「なるほど自分の中に”これさえやれば有利 勝てる”って型を作ろうって話か」

 

ミッドナイト「その通り、先日大活躍したシンリンカムイのウルシ鎖牢なんか模範的な必殺技よ。相手が何かする前に縛っちゃう」

 

相沢「中断されてしまったが林間合宿での個性を伸ばす訓練は必殺技を作り上げるためのプロセスだった。つまりこれから後期始業まで残り10日余りの夏休みは個性を伸ばしつつ必殺技を編み出す圧縮訓練となる。なお個性の伸びや技の性質に合わせてコスチュームの改良も平行して考えていくように。プルスウルトラの精神で乗り越えろ、準備はいいか?」

 

A組「「「「「はい」」」」」

 

上鳴「ワクワクしてきた」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『リボルブオン』

 

ギーツ「へえ...ブーストマークⅡにはこんな姿もあったのか」

 

エクトプラズム「テレビでも見たがその深紅の姿はまだまだ可能性を秘めているようだ」

 

 英寿は【ギーツブーストマークⅡフォームビーストモード】になり、色々試していた。

 

ギーツ「これ、通常時より早い!」

 

ジーン「英寿!余りはしゃぎすぎると」

 

ギーツ「ここ...まで......」

 

 英寿ブーストマークⅡの副作用で変身が解除され眠ってしまう。

 

ジーン「英寿!起きるんだ!」

 

英寿「ふぁ~んんっすまんジーン」

 

ジーン「大丈夫さ」

 

エクトプラズム「強力な分、体が強制的に休養を欲してしまうのか」

 

英寿「時差惚けみたいなかんじですかね?」

 

エクトプラズム「なるほど...時差惚けなら少しずつならしていくしかないだろう」

 

英寿「分かりました!変身」

 

『ブーストマークⅡ・レディーファイト』

 

 俺はひたすらブーストマークⅡの時差惚けに慣れる訓練に励むのだった。

 

エクトプラズム「白上君は既にいくつも必殺技を持っている。深紅の姿は持続時間が延びるだけでかなりの脅威だ。頑張るんだよ」

 

英寿「はい」

 

オールマイト「白上少年」

 

英寿「オールマイト?」

 

オールマイト「私がアドバイスしてまわるぞ」

 

英寿「お願いします」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そうして夕方、俺は出久と開発工房へ、出久はコスチューム改良に、俺は埋島レント*1に会いに向かっていた。

 

英寿「俺は単純に友達に会うためだけど出久はコスチューム改良だよな?どうするんだ?」

 

出久「腕の保護をね」

 

英寿「そうか...出久?何悩んでるんだ?」

 

出久「え?...さすが英寿君、よく見てるね」

 

英寿「まあな、それで...」

 

出久「うん、実は...」

 

 出久はオールマイトに”君はまだ私に倣おうとしているぞ”と言われたらしい。

 

英寿「倣う...どういう」

 

出久「そこが僕にも分からなくて」

 

 そうこうしていると開発工房に到着する。

 

英寿「まあ、まずはコスチュ-ムの件をやってもらおうぜ」

 

出久「そうだね」

 

麗日「あっ...あれデク君に英寿君だ!いないとおもったら」

 

天哉「あっ廊下は走るな」

 

 扉を開けようとした俺達は麗日や天哉の声に気づきそっちへ振り向く。

 

麗日「デク君達もコス改良?」

 

出久「あっ麗日さん...」

 

英寿「お前達も来たのか」

 

 そう言いながら扉が開いたその時、

 

 ボーン

 

 俺と出久は突然の爆発に吹飛ばされたのだった。

 

天哉・麗日「「うわっ...」」

 

??「痛っ...痛ててて...」

 

レント「発目さん...どうしてまた爆発するんだ?」

 

パワーローダー「ゴホゴホ、お前な...思いついた物何でもかんでも組むんじゃないよ」

 

発目「フフフフッ...失敗は成功の母ですよパワーローダー先生、レント君、かのトーマス・エジソンがおっしゃってます。作った物が計画通りに機能しないからってそれが無駄になるとは限らないと」

 

パワーローダー「今そう言う話しじゃないんだよ!一度でいいから話しを聞きなさい発目!」

 

麗日「ハッ...ああ...」

 

発明「あれ?貴方は...」

 

 そう、出久が謎の女子の下敷きになっていた。

 

レント「おっ英寿!元気か?」

 

英寿「ああ、元気だが...この状況をどうにかしような...レント」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

発目「突然の爆発失礼しました。私は発目明です。貴方方はヒーロー科の...」

 

英寿「白上英寿だ。こっちが緑谷出久、麗日お茶子、飯田天哉だ」

 

発目「なるほど、では私はベイビーの開発で忙しいので」

 

 そう言うと工房に戻ろうとする発目さんに

 

出久「あっちょっあの...コスチューム改良の件でパワーローダー先生に相談があるんだけど...」

 

発目「コスチューム改良?興味あります!」

 

 その言葉で発目さんが凄い勢いで振り返った。

 

パワーローダー「発目」

 

発目「えっ?」

 

パワーローダー「寮制になって入り浸るのは良いけど、これ以上荒らしっぱなしのままだと出禁にするぞ?」

 

発目「そこはレント君が片付けてくれます!」

 

パワーローダー「レントに頼るんじゃないよ」

 

出久「あの...」

 

パワーローダー「イレイザーヘッドから聞いてあるよ。必殺技に伴うコス変の件だろ?入りな」

 

麗日・天哉「「あ...」」

 

 

 

 

 

 

 

 そうして入った開発工房は

 

出久「うわ...秘密基地みたいだ」

 

パワーローダー「じゃっコスチュ-ムの説明書見せて、ケースに同封されてた物あるでしょ?俺コスチュ-ムの制作ライセンス持ってるからそれを見ていじれるところはいじるよ」

 

英寿「俺はレントに会いに来ただけだしな」

 

レント「英寿も困ってることがあるなら父さんに相談してみなよ」

 

英寿「...そうだな」

 

 そうして俺達4人はパワーローダー先生にコスチュームの説明書を渡した。

 

英寿「俺の現状で最強の姿の副作用で時差惚けみたいに体が強制的に眠ってしまうんですが...」

 

発目「それならいい物がありますよ?」

 

英寿「え?」

 

 

 

英寿「ちょっ止めいだだだだだ」

 

発目「どんな眠気でも1発覚醒ベイビー頭部に接続してどんなに眠くても覚醒させます。第57子です」

 

 その後も出久や天哉がひどい目にあっていた。だが、

 

 

 

 

 

発目「私思うんですよ。足を冷却したいなら腕で走ればいいじゃないですか」

 

出久「あっ」

 

 その言葉に出久の目に光が宿る。

 

英寿「出久、何か掴んだか?」

 

出久「うん!英寿君、飯田君、協力して欲しい事があるんだ!」

 

天哉「緑谷君まだコスチューム改良の件は何も進んでいないんだぞ!!」

 

 こうして俺達はコスチューム改良の話しを追えると出久と天哉と俺での特訓を開始したのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ~4日後~

 

ギーツ「行くぞ」

 

『ブーストタイム』

 

 バタン...

 

ジーン「ブーストマークⅡでブーストタイムの発動は無理そうだね」

 

エクトプラズム「何とももどかしいものだ」

 

英寿「zzz…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オールマイト「進捗どうだい?相沢君」

 

相沢「また来たんですか。ぼちぼちですよ。ようやくスタイルを定め始めた者もいれば既に複数の技を習得しようとしている者もいます」

 

爆豪「ハァ...徹甲弾(A・Pショット)

 

 爆豪の必殺技が壁を貫通する。

 

爆豪「クッ...ハッハ出来た」

 

オールマイト「爆豪少年は相変わらずセンスが突出しているな」

 

相沢「ええ」

 

 その時、瓦礫がオールマイトの頭上に落ちて行く。

 

爆豪「あっおい上」

 

相沢「バッ...」

 

英寿「っ!!ジーン」

 

ジーン「くっ間に合うか」

 

オールマイト「あっ」

 

 その時緑の閃光が駆け抜ける。

 

出久「スマッシュ!

 

 出久が瓦礫を蹴り砕いた!!

 

英寿「完成したか出久」

 

 俺と天哉指導の下、発目さん考案の追加武装を持って完成した出久の新戦闘スタイル”シュートスタイル”

 

オールマイト「正解だ」

 

 

 

 

*1
No48~No50にかけて登場した仮面ライダーキカイの変身者




ありがとうございました。

次回から仮免試験に突入です。

また現在開催中のアンケートの集計は今回の話しまでとさせて頂きます。
最後までご協力をお願いいたします。

それでは次回をお楽しみに

英寿「更に向こうへ!」

レント・発目「「プルスウルトラ!!」」

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