咲-Saki-消えゆく京- 作:フェンリルK
翌朝……
「……ふぅ」
目覚めはも体調も普通だった、まだ生きてる事からの安堵がもれた、俺は携帯を確認する、
AM7:05ダヨー
「ちょっと早めだな……………ん?」
着信だ、相手は照さんだ、
「はい、もしもし」
『もしもし京君?ごめんねこんな時間に』
「いえ…大丈夫ですよ!」
『今日は検査とかある?』
「ないですよ」
『そうなんだ……よかったら二人で出掛けない?』
「いいですよ!」
『そう……、ならホテルの玄関口に集合、わかった?』
「はい、わかりました!すぐに行きますね」
『それじゃ』
プツンと電話が切れる、照さんと外出か、あれ?これってデートなんじゃないか?……デートか…初めてのデートがまさか照さんなんてな……最弱と最強か……真逆同士が肩を合わせてデートなんて誰が思うんだろうな、さて着替えるか……………
青年着替え中…
「…よし!行くか」
俺は階段を下りて玄関口に向かう、そこには既に照さんがいた
「おーい、照さ〜ん」
「あ、京君、早いね」
「そんな俺より早い照さんのほうが早いと思いますよ」
「ふふ、行こうか…」
ぎゅっ
「はい」
俺達は無意識の内にてを繋いでいた、
さて、まずはどこに行こうかな
「どこかいきたい場所があるんですか?」
「うん、映画を観に行こうかなと思ってたんだけど、皆とスケジュールが合わなくて、さすがに一人じゃ寂しいから」
「なるほど、確かに一人映画はきついですね」
「ちなみに何を見ようとしてたんですか?」
「『本能寺の変』って映画」
「えっ!照さんって戦国好きなんですか!?」
「えっ、う、うん」
「奇遇ですね!俺も戦国が好きで特にこの映画見たかったんですよ!まさか照さんまで好きだったとは思いませんでしたよ!」
「そ、そうだね、面白そうだよね(凄い食い付き…千冬さんの戦国好きって本当だったんだ)」
「さぁ!早く行きましょう!直ぐ行きましょう!」
ぎゅっ
「え!?き、京君速いよ!」
俺は照さんとてを繋ぎながら走ったため照さんが引っ張られる形になっていたが俺は気づかなかった……
映画鑑賞中
「良い映画でしたね」
「そうだね……最後の信長のセリフが心に響いた」
「……照さん最後泣いてましたもんね…俺もですけど」
「うぅ///恥ずかしいよ///」
「このあとどうします?」
「そういえばお腹減らない?」
「そういえば……『ぐぅぅぅ!!』ははは…//」
やばっ!余りにも映画が良くて腹ペコなの忘れてた、女の子の前でデリカシーねぇ……
「ふふ、可愛い音が鳴ったね、じゃあそこのレストランに入ろうか」
「………はい」
店内
「わぁ、メニューが沢山ありますね、」
「うん、適当にめに入った店だけど当たりだったみたいだね」
「照さん見るめありますね!」ニコッ
「そ、そうかな、照れるな……照だけに」
「……ははははは!!上手いですね!照さん!」
キラキラ
「う、うん(滑ったかと思った……恥ずかしい//)」
「とりあえず、メニュー決まりましたか?」
「うーん、私はハンバーグセットかな」
「俺はレディースランチで」
「えっ?京君レディースランチ好きなの?」
「はい、そういえば良く咲に頼んでましたけど最近は食べてませんでしたね。」
「そうなんだ咲と……」
「そういえばその時に一度まわりに咲は良い嫁さんだなって言われたっけ」
「………」ピク
「でも咲のやつ『嫁さん違います!』って即答されたっけ、あいつ…なにも即答することないだろ、まったくな、ははは」
「…へぇー(咲…いくら恥ずかしいからって即座に否定することないでしょ、)」
「すみませんー、レディースランチ一つとハンバーグセット一つくださーい」
「かしこまりました!」
咲の行為に照は少し咲に同情しました
十分後
「お待たせしました」
「はい」
「ごゆっくりどうぞ」
「頂きます!モグモグガツガツ」
「もぐもぐ……もきゅもきゅ」
「ん、美味しいですね」
「そうだね、次外食する時ここにしようか」
「そうですね……ってもう次の事考えてるんですか?」
「はっ、迷惑だった…?」
「いえ、そんなことないですよ!…楽しみにしてますね!」
「うん!」
こうして食事は終わった、会計を済まして外を歩いていると
「京君」
「はい?」
突然照さんが立ち止まった
「あれは……」
--《雀荘‐セブンズヘブン‐》
どうやら麻雀ができるカフェのようだ、客はそこそこいるようだった
「あそこ入りたいんですか」
「……うん、なんだかあそこから強いオーラが見える」
「オーラ……ぅ…」
ドグンッ
「京君?大丈夫!?」
「い、いえ大丈夫です!」
「……そう?また苦しくなったら言ってね?」
「わかりました」
「……入りますか?」
「いいの?」
「はい、元々照さんが誘ってきたんですから俺は照さんに合わせますよ、それにそのオーラってやつが気になりますしね」
「分かった、じゃあ入ろう」
カランカラン
「いらっしゃいませ、お二人様ですか?」
「はい」
「かしこまりました、……二番席にプロがお着きになってますがそちらに致しますか?」
「プロ……?」
「凄いんじゃないんですか!プロと打てるなんて、それにオーラとはプロの事じゃないんですか?」
「うん、確かにそうだね」
「二番席でお願いします」
「かしこまりました」
店員さんに案内してもらうとそこには三尋木プロ、小鍛治プロとはやりプロだ
「……小鍛治プロ」
「あっ、宮永さん、なんでここに?」
「きっと健夜さんの力を感じて来たんじゃね?知らんけど」
「はい、そうです。」
「あれ?そこの格好いい子は誰かな☆」
「俺ですか?俺は須賀京太郎です、はやりプロですよね」
「わぁい☆私の事知ってるんだ!」
「一人身だからって焦るなよはやりさん…知らんけど」
「『ビキ☆』なんの事かな?万年身長が伸びない咏ちゃん?」
「……喧嘩売ってるのかねぇ、わかんねーけど…」
「落ち着いて二人とも皆見てるよ!」
「と、ところでなんで健夜プロ達がここに?」
あわてて話を変える照さん
「この店は私達の行き付けの店なの」
「そうなんだよ☆他にはナイショだゾ☆」
「わかりました」
「ねぇ、宮永ちゃん、そこの彼は彼氏?」
いきなり咏プロが聞いてきた
「……い、いえ違います」
「そうですよ、俺なんかじゃ照さんに釣り合いませんよ」
「そうかな?お似合いな感じがしたけどなぁ☆」
「そうですか?」
「と、ところでよかったら打っていく?」
「いいんですか?」
「おー、遠慮するなよー、」
「京太郎君も打てる?」
「はい、弱いですけどね」
「うん?ならお姉さんが教えてあげようか?☆」
「是非お願いしたいところですね!」
「とりあえず打とうか」
「じゃあ☆咏ちゃんと健夜と宮永ちゃんと京太郎君でいいんじゃないかな☆」
「はやりプロはいいんですか?知らんけど」
「うん☆私は最初は見とくよ☆」
こうしてプロ達とお手合わせする事になった……俺はしらなかったこの麻雀中でとんでもない事態に発展するなんて……
牌の読み方……
マンズ……漢数字(一九など)
ピンズ……大数字(19など)
ソウズ……小数字(19など)
東一局親咏…ドラ《9》
俺の配牌は最悪だった
[二五七68835東北北白中]
「(はぁ三向聴以下かよ、役もせいぜい断公九か)」
「(…これか)」っ二
「(さて、宮永さんは一局目は様子見か…須賀君のお手並み拝見かな)」っ
「(親だから上がりたいねぇ)」っ
そして数巡目
「リーチ」っ
咏さんのリーチ宣言
「(早くて詠めないな)」っ
「悪いね、それだよ」
「リーチ一発一通の12000満貫だねぇ」
さすがプロだ……強い、照さん以上かもしれない程にに強さだ
「やりますね!」
「まぁ一応プロだからねぇ、強くなきゃね」
「さて1本場だぜぃ」
東一局1本場
「リーチ」
まただ速い……読めるわけないのに他はあたらない、だが俺は…
「ロン、七対子、一盃口、の6000払い」
「………」
「咏ちゃん、流石にやりすぎだよ」
「むぅ、さすがにやりすぎたかな?」
「……京君」
「……いえ、大丈夫です、むしろ俺なんかでも力を出してきてくれて光栄です」ニコッ
「えっ?……いや、ごめんちょっと調子乗ってた」ズキズキ
「須賀君は純粋すぎるね、……それが身を滅ぼさなければいいけど…」
「……次2本場だね」
「…………」
東一局2本場
「(また最悪な配牌だ)」
「……」っ
「ポン」
「ツモ500と300オール」
ここで照さんの連荘が始まった
東二局親:照
「ツモ1000オール」
東二局2本場
「ツモ3000オール」
「(でもこのままじゃ京君が飛んじゃうな、差し込みなら立派な戦術だよね)」
東二局3本場
「リーチ!」
次の局、俺はやっとのことで聴牌できたが、俺はあがれるのか?……無理だ、俺の実力じゃ……
「……」っ
「!、ロン!」
「(あちゃー、差し込みで一位狙いか)」
「リーチ一発断公九ドラ2満貫です」
「はい」
京太郎13000
「(そうか……照さんはきっと俺を哀れんで……哀れむ…?俺を…?………っ!!!!ぐわぁぁぁ!!!!)」ドグン!!
そう考えた瞬間、『頭』に激痛がはしった……頭が痛い!……はぁはぁ…
『あなたは弱いのよ、弱者のクズ』
部長!?……いや違うこれは俺の作り出した幻覚だ
『あなたはただ雑用やって私達の負担を減らしてれば良いのよ、大会が終わり、新入部員が入ればあなたはもういらない』
やめろぉぉぉ!!!!!部長の顔と声でそんな事言うなぁぁぁぁ!!!!
『それともあなたは何?自分が強いと言うの?……あはは!!笑わせるわね?あなたは負け犬よ…』
「京君?」
「あれ?須賀君どうしたの?」
「(俺が負け犬?……俺は負ける運命…?)」
「俺は……」
『照の好感度が上がりました、京太郎に???フラグ、』