ウマ娘×アーミヤ 一応最終回の話も1話載せてます。 設定ストーリー載せてるので好きに使って 作:软糖哭泣
どうぞ好きに使ってください。
あとちょいグロと鬱です。
「おっとアーミヤどうした?!」
急にふらつくアーミヤそれは今までのレースでは見せなかったトラブル。
(嘘!こんな時に足を壊すなんて。)
普通のレースならすぐに棄権してレースから離脱しなければ行けない。
だが、アーミヤにはその選択ができなかった。
(ここでやめてしまったら…あの人たちの願いも…トレーナーさんの思いも全部無駄になってしまう。それだけは…)
「絶対にダメなんです!」
そう自分の唇を噛み血が口の中に広がる。
足の骨はおそらくもう二度と戻ってこない程壊れているだろう。
「ダメだ!アーミヤ!直ぐにレースを辞めるんだ!」
ルドルフ会長がそう叫ぶ。
だけどそれでも止める訳には行かない。
だってこれがきっと最後なのだから。
あの時どうして沖野トレーナーが、私にトレーナーのことを教えようとしなかったのか。どうして私はトレーナーの見舞いに行っては行けなかったのか…理由は簡単だ。だってもうトレーナーさんは…ドクターのような見た目ドクターのように話すだけどドクターとは違う。きっと有り得たかもしれないif。それが今この現状なんでしょう。皆が手にしたかった未来。世界。それがここにあります。だがらこそ私はここで辞める訳には行かない!
「っあーーー!ーーー!」
アーミヤは咆哮しながら後ろから一気にごぼう抜きをする。
「アーミヤ強い強い!もはや独走!」
実況はそう告げる。
「すぺ!今すぐ止めるぞ!」
そうゴルシがレース場に入る。だがそれを沖野が止める。
「ダメだ!今あそこに飛び込んで衝突でもしてみろ!アーミヤだけじゃなくてお前たちも危険だ!ここはあいつから止まる意志を見せてくれないと止めれない。」
そえう歯痒そうに言う。
アーミヤが1着のままゴール版を突破する。
「世界に轟く伝説!これが日本のいや世界のウマ娘!アーミヤだ!」
実況は興奮気味に答えるがそのアーミヤの様子がおかしい。
「ドクター…トレーナーさん…」
虚ろな目でいつもトレーナーが見ていてくれた席に向かって減速こそしているが明らかにまだ早いスピードで突っ込む。
ガン!
大きい衝突音で周囲は静まり返る。
「アーミヤちゃん!」
スペシャルウィークはアーミヤに駆け寄る。
直ぐに抱き抱え医務室に運ぼうとするが、アーミヤの焦点は何処にもあっていない。
血だらけになった頭に骨が見えてしまっている足。
そんな状況を見てほかのウマ娘も言葉を失う。
「あ…」
「直ぐに医務室に運びますからしっかりして!お願い!」
スペシャルウィークは泣きながらそう懇願する。
(あぁ…スペシャルウィークさん…そんなに泣かなくていいのに…私がしたいようにしただけです。だからちっとも泣くことはないんですよ…)
そう思い少し目を瞑る。
そして目の前には真っ白な空間。
誰かいないかと辺りを見渡した。
「全く君は本当に言うことを聞かない。」
そう懐かしい声がアーミヤに呼びかける。
「ケルシー先生…それにブレイズさんにロスモンティスさん…他にもなんで皆さんが…」
「全く無敗のウマ娘は死に急ぐのも早いのか?」
そういったのはトレーナーさん。だけどその雰囲気は
「ドクターにも思えるか?」
アーミヤは鳩が豆鉄砲を、食らったような顔になり
「皆さん…私は最後の最後に意地を貼ってしまいました。皆さんの為と言いながら自分のエゴを優先して…沢山の人を不幸にしました。」
皆は黙って聞く。
「私は…私は…皆さんと一緒に居たかった。皆さんと共に生きていたかった。だから頑張ってたんです。だから走れたんです。」
「私達はお前をずっと見ていた。努力も苦労も全部。だから私は生きるのを諦めるなとは言わない。お前は頑張り通しだった。だからここで休んでも誰も文句は言わない。私達はお前の選択を尊重する。アーミヤ」
ドクターはそう言い薄ら消えていく。
そして再度目を開く。さっきまでの長い時間はまるで一瞬でまだ私はスペシャルウィークさんに抱えられている。
「あ…みな…さ…そんな…ところに……私も…そっちらへ…」
アーミヤが手を伸ばす。
「ダメ!行っちゃだめ!」
スペシャルウィークが手を握る。
「…」
アーミヤは、何の反応もし無いまま瞳孔が広くなる。
「まって…お願い…まって」
スペシャルウィークは、信じられないように何度も体を揺する。
そして周りで一生懸命応急処置をしていたウマ娘達もその手が止まってしまう。
「アーミヤちゃん!」
スペシャルウィークの絶叫共に周りは呆気に取られて喋れなくなる。その目に涙が流せないほど唖然としていた。
だが、アーミヤの口元は微かに微笑みがあり満足気な顔をしていた。
「あーーーーー!!」
スペシャルウィークの泣き声でしばらくして状況が理解出来た周りは涙を流す。
あまりの出来事に実況もレースを見ていた人も誰1人として言葉を喋ることは無かった。
この話は明日のヒーローアカデミアの話を基盤に作っています。