艦これ×ガンダム ガンダムビルド艦隊これくしょん -敗者達の栄光- 作:星龜
艦これ×ガンダム ガンダムビルド艦隊これくしょん
EP21【悪夢と鬼神】より
鍔迫り合いとなっていたユニコーンガンダムナイトメアとガンダム
押し返されたガンダム
[それじゃあ…
今日こそ、決着を付けるっぽいっ!!]
と、夕立からの通信が入った。
「そうですね…。
そのお話…
乗らせてもらいますっ!!」
と答える綾波。
[夕立…
最初っから本気出すっぽい…ッ!!]
と夕立が叫ぶと、ユニコーンガンダムナイトメアのメインカメラが発光し、足元から徐々に装甲が展開していき、各所から赤色のフレームが出現していく。
「あ…あれは…!?」
と、ユニコーンガンダムナイトメアが変身していくのを見た綾波が、息を飲む。
ユニコーンガンダムナイトメアの頭部のアンテナが、獅子の鬣を思わせる形状に開き、ガンダムタイプの顔面部が頭部の奥から現れた―
ユニコーンガンダムナイトメアが、ナイトメアモードを発動させたのだ―。
[これが、夕立の本気っぽいッ!!]
と、ユニコーンガンダムナイトメア・ナイトメアモードの黄色のメインカメラが発光した。
「わかりました…。
なら…
綾波も本気で行かせてもらいます…!!」
と、綾波は武装スロットから『SP』を選択した。
すると、ガンダム
すると、そこに存在する眼が赤く発光した。
「これが綾波の本気…
ガンダム
です!!」
と、ヒートショーテルをかまえるガンダム
[そう来なくっちゃ☆
ソロモンの赤い鬼神…
今日こそ、討ち取らせてもらうっぽいッ!!]
「綾波も
ソロモンの黒い悪夢…
今日、ここで断ち切ります…!!」
□
ソロモンの黒い悪夢
と
ソロモンの赤い鬼神
綾波と夕立は、以前に、ソロモンを舞台とした無双バトルロワイヤルイベントで激突した。
夕立は、このバトルで
CPU制御のガンプラ64機
戦艦6隻
敵対ガンプラファイターの機体を4機撃墜し、ユニコーンガンダムナイトメアの黒い機体色も相まって
「ソロモンの黒い悪夢」
の異名を付けられた。
これに対し綾波は、完成したばかりのガンダム
CPU制御のガンプラ71機
戦艦5隻
敵対ガンプラファイターの機体を6機撃墜し、赤い機体とその戦闘ぶりから
「ソロモンの赤い鬼神」
と呼ばれるようになったのだ。
その時から、2人は互いをライバル視するようになった。
そして、事あるごとに戦闘となり、現在互いの勝敗数が49戦49分と、一度も決着がついたことがなかったのだ…。
□
2人の間に緊張が走る…。
そして―
ユニコーンガンダムナイトメア・ナイトメアモードとガンダム
右上段から振り降ろされたヒートショーテルと、左中段から横に斬り払われた
火花を散らしながら、鍔迫り合いとなる。
それでも、お互いに密着した状態で、次々と剣を繰り出す。
お互いの剣と剣がぶつかるたび、激しい音が響く。
15回におよぶ剣の交差で、お互いが弾き飛ばされ、2機の間に距離が出来る。
そして、再び、スラスター全開で、剣を前方へ突き付けて突っ込む。
すれ違い様にお互いの剣が擦れ合い、火花を散らす。
そして、2機のガンプラは、お互いに同時に旋回すると、再びスラスター全開でぶつかる。
ソロモンの周辺宙域には、2本の赤い尾を引く閃光が何度もぶつかり合っていた―。
ユニコーンガンダムナイトメア・ナイトメアモードが、
それに対し、ガンダム
これにより、ユニコーンガンダムナイトメア・ナイトメアモードが右手に持っていた
その反動で体勢を崩したユニコーンガンダムナイトメア・ナイトメアモードに、ガンダム
「もらいました!!」
[まだ終われないっぽぉーいッ!!]
ユニコーンガンダムナイトメア・ナイトメアモードが左手が握る
「そんな…!?」
ヒートショーテルが折れ砕けた―!!
間髪入れず、ユニコーンガンダムナイトメア・ナイトメアモードは、ガンダム
ユニコーンガンダムナイトメア・ナイトメアモードのキックをくらったガンダム
ユニコーンガンダムナイトメア・ナイトメアモードは追撃の手を緩めず、右手でビームブーメランを投擲する。
弧を描いたビームブーメランがガンダム
「お返しですっ!」
と、ビームブーメランを投げ返すガンダム
そして、背中のX字バックパックの上部先端にマウントされたビームソードを抜き、ユニコーンガンダムナイトメア・ナイトメアモードに向かって突撃する。
ガンダム
ところが、なんと、
ユニコーンガンダムナイトメア・ナイトメアモードは、折れた
「ぽぉぉぉいッ!!」
「やぁぁぁ…っ!!」
ユニコーンガンダムナイトメア・ナイトメアモードのビームトンファーが、ガンダム
ガンダム
ガンダム
「くそぉ…!!
頭の右側をかすめただけなんて…!!」
ガンダム
それを追う、ユニコーンガンダムナイトメア・ナイトメアモード。
「えぇ〜い…くそっ!!」
2つの赤い閃光が、再びぶつかり合いながら宇宙を駆け、激しく斬り合う。
ぶつかり合って火花を散らす
ガンダム
と
ユニコーンガンダムナイトメア・ナイトメアモードのビームトンファー…
激しく機体をきしませる拳と拳…
蹴りと蹴りの衝突…
そして、剣を振り下ろす―。
ユニコーンガンダムナイトメア・ナイトメアモードの左腕ビームトンファーの突きが、ガンダム
「この程度でぇぇぇ…っ!!」
ガンダム
ユニコーンガンダムナイトメア・ナイトメアモードが、右腕のビームトンファーでガンダム
「はぁ…はぁ…
機体各部に警告表示…
もうダメかも…。」
綾波の操縦スペースは赤い警告表示であふれかえり、警報音が鳴り響いていた。
おそらく、夕立の操縦スペースも同じだろう。
しかし、お互いに譲ることの出来ない物を背負った2人は諦めようとしなかった。
綾波は全神経を集中させ、操縦桿を握りしめる。
正面モニターには、ユニコーンガンダムナイトメア・ナイトメアモードが、バックパックからビームサーベルを抜く姿が映されていた。
ガンダム
そして―
(この一撃で…決めるっ!!)
ユニコーンガンダムナイトメア・ナイトメアモード
ガンダム
の両機がスラスターを全力で噴かし、お互いに手にした剣を前方に大きく突き出し突撃する―!!
そして―
ユニコーンガンダムナイトメア・ナイトメアモードのビームサーベルが、ガンダム
ガンダム
「ごめんなさい…。
最上さん…
雷ちゃん…
綾波はここまでみたいです…。」
ガンダム
と
ユニコーンガンダムナイトメア・ナイトメアモード
は、2機同時に爆炎につつまれた…。