艦これ×ガンダム ガンダムビルド艦隊これくしょん -敗者達の栄光-   作:星龜

14 / 46
敗者達の栄光(7-2)

 

この作品は、黒瀬夜明 リベイクさんの作品

【艦これ×ガンダム ガンダムビルド艦隊これくしょん】

本編内で、なぜか飛ばされた、第14回ガンプラバトル全国大会に出場する県代表決定戦

https://syosetu.org/novel/170259/25.html

を、黒瀬夜明 リベイクさんの許可の許、書かせていただいたものを、再編集した作品です。

 


 

カオスガンダム・クラウドは、ビルの廃墟にぶつかったイナヅマガンダムを狙って、MGX-2235 複相ビーム砲(カリドゥス改) を撃ったが、イナヅマガンダムは、左腕に装備しているMMI-RG59V 機動防盾で防いだ。

 

表面に耐ビームコーティングが施されているとはいえ、MGX-2235 複相ビーム砲(カリドゥス改) の大出力ビームには耐えきれない。

 

イナヅマガンダムは、表面が融解してしまったMMI-RG59V 機動防盾を投げ捨て、MA-BAR72 高エネルギービームライフルで反撃してきた。

 

カオスガンダム・クラウドは、イナヅマガンダムからの反撃を回避すると、EPFU-5X 機動兵装ポッドを射出した。

 

たった2基とはいえ、EPFU-5X 機動兵装ポッドには、MA-81R ビーム突撃砲とAGM141 誘導ミサイル(ファイヤーフライ)が内蔵されており、侮れない火力をほこる。

 

イナヅマガンダムの左斜め上と右の真横に停止したEPFU-5X 機動兵装ポッドから、MA-81R ビーム突撃砲とAGM141 誘導ミサイル(ファイヤーフライ)が放たれた…!!

 

しかし!!

 

イナヅマガンダムは、両手に持ったA-M941 ビームサーベル(ヴァジュラ)を、左斜め上と右の真横に停止しているEPFU-5X 機動兵装ポッドに向けて投げつけた!!

 

EPFU-5X 機動兵装ポッドにA-M941 ビームサーベル(ヴァジュラ)が突き刺さり、爆散する

 

な…っ!?

と驚く雲龍。

 

「な…ならば…!!」

と、カオスガンダム・クラウドはMGX-2235 複相ビーム砲(カリドゥス改)の発射体勢…

 

…をとった、次の瞬間―!!

 

MGX-2235 複相ビーム砲(カリドゥス改)の発射口のハッチを開いたと同時に、イナヅマガンダムがMA-BAR72 高エネルギービームライフルでMGX-2235 複相ビーム砲(カリドゥス改)の発射口を撃ち抜き、カオスガンダム・クラウドの背中が爆散した。

 

う…動かない…!?

 

操縦桿を動かしても、カオスガンダム・クラウドが動かない…。

 

どうやら、背中が爆発した衝撃で、行動不能になってしまったようだ…。

 

それでも、イナヅマガンダムからの攻撃は続く。

 

イナヅマガンダムは、ファトゥム-01を射出した。

 

あ…うわぁぁぁ…っ!!

と、正面モニターに映る、迫りくるファトゥム-01を見て、絶叫する雲龍…。

 

ファトゥム-01の右の翼に装備されているMR-Q17X ビームブレイド(グリフォン2)が、擱座しているカオスガンダム・クラウドの上半身を斬り裂いた…。

 

うぅわぁぁぁ…っ!!

という雲龍の絶叫とともに、カオスガンダム・クラウドは爆発四散した…。

 

 

真正面から突っ込んできたユニコーンガンダムナイトメアに向かって、ザクファントム・ブラストは、シールドの周囲に装備されているニードルミサイルを放った!!

 

ニードルミサイルの直撃をくらい、爆煙につつまれるユニコーンガンダムナイトメア…。

 

とどめぇっ☆

と、シールドの中央から出しているビームサーベルで、爆煙につつまれているユニコーンガンダムナイトメアに斬りかかるザクファントム・ブラストだったが…

 

 

ゑっ…!?

 

 

逆に…

 

ザクファントム・ブラストの方が斬られた…。

 

 

な…何で…?

と、驚嘆する天城…。

 

爆煙が晴れると…

 

そこには…

 

アンビデクストラスフォームのMMI-710 レーザー対艦刀(エクスカリバー)をかまえたユニコーンガンダムナイトメアが立っていた―!!

 

 

[お前の言葉を、そっくりそのまま返すっぽい…☆]

という、夕立からの通信が入った。

 

「ど…どういう…?」

と訊き返す天城に

 

真正面から突っ込んでくるなんて、ありえないっぽい…☆

と答える夕立―。

 

 

真正面から斬りかかってきたユニコーンガンダムナイトメアに、ザクファントム・ブラストはシールドの周囲に装備されているニードルミサイルを撃った。

 

しかし、ユニコーンガンダムナイトメアは、とっさにMMI-710 レーザー対艦刀(エクスカリバー)をアンビデクストラスフォームに結合させると、MMI-710 レーザー対艦刀(エクスカリバー)を回転させて、ニードルミサイルを斬り払ったのだ―!!

 

もっとも、全て斬り払いきれずに、数発被弾したが…。

 

斬り払って爆発したニードルミサイルの爆煙につつまれたユニコーンガンダムナイトメアは、とどめをさそうと斬りかかってきたザクファントム・ブラストを返り討ったのだ…。

 

 

ユニコーンガンダムナイトメアの反撃(カウンター)は、そうとう効いたみたいで、ザクファントム・ブラストは動けないでいた…。

 

しかし、夕立は容赦しなかった…。

 

や…やめてぇぇぇ…ッ!!

 

ザクファントム・ブラストは、ユニコーンガンダムナイトメアのMMI-710 レーザー対艦刀(エクスカリバー)でメッタ斬りにされ…

 

バラバラになって爆散した…。

 

 

ヤクト・ドーガ・テンペストが射出した21基のファンネルの一斉射撃をくらったガンダムレインバレットだったが…

 

爆煙の中から、橙色の髪留めを付けたデュエルガンダムが飛び出してきたのだ―!!

 

うそッ!?

ファンネルの一斉射撃をうけたのに…ッ!?

と、ガンダムレインバレットが無事であることに驚愕する葛城。

 

 

爆煙の中から飛び出してきたデュエルガンダムの正体は、アサルトシュラウド等の追加装備を全て排除した、ガンダムレインバレットだったのだ。

 

ガンダムレインバレットは、スラスターを全開にして、一気にヤクト・ドーガの懐に飛び込むと、腰のサイドアーマーにマウントされた、ストライクノワールガンダムのビームライフルショーティーを改造したビームピストルを右手に持ち、その銃口をヤクト・ドーガ・テンペストのコクピットに突きつけた。

 

チェックメイト…☆

と、時雨からの通信が入った…。

 

・・・・・・!!

 

こうなってしまっては、降参するしかなかった…。

 

葛城が降伏ボタンを押すと、ヤクト・ドーガ・テンペストが両手を上げた…。

 

 

ガンダムレインバレットは

一発も撃つことなく

ヤクト・ドーガ・テンペストに勝利し…

 

ヤクト・ドーガ・テンペストは

一発も被弾することなく

敗れた…。

 

 

こんな負け方は…

 

とても悔しかった…。

 

 

『Battle Ended.』

 

試合終了のアナウンスが流れると、観客席からは怒涛のような歓声が起こった。

 

暁学園ガンプラバトル部は、見事、県代表のチームとして全国大会への切符を手に入れたのだ―。

 

 

「おめでとう。」

「いい試合だったよ。」

と、握手する雲龍と時雨。

 

「つかぬことを訊くようだけど…。」

と切り出す時雨。

 

「何ですか?」

 

「君達の学校は、ガンプラバトルには関心が無いのかい?」

と訊く時雨に

 

「どうして、それを!?」

と驚く雲龍。

 

「うん…。

観客席に、そっちの関係者の姿が見えなかったからね…。」

という時雨の言葉を聞いて、うつむく雲龍…。

 

 

未成館中学校は、今時、ガンプラバトルに関心が無い、珍しい学校だ。

 

ガンプラバトルの全国大会の県代表決定戦に、自校の生徒が出場しているにもかかわらず、未成館の関係者は、誰一人として来ていない…。

 

ガンプラバトルに関心が無い学校の部活ゆえ、結果を残すことができなかった雲龍達がどうなるのか…?

 

しかし、雲龍の発言は、時雨の想像通りだった…。

 

 

「もちろん…

廃部

でしょうね…。」

と、涙を流す雲龍…。

 

それでも

 

「でも…

楽しかったです…。」

と、精一杯の笑顔を見せた―。

 

「全国大会…

がんばってください…!!」

「ありがとう…!!」

と、再び、雲龍と時雨は握手をかわした―。

 

 

未成館中学校のガンプラバトル部は、県代表決定戦に敗れたことで廃部となった。

 

しかし…

 

雲龍達は、県代表決定戦を見て感化された人達とともに、あらたに

ガンプラバトル同好会

を結成した。

 

練習用のバトルステージも無ければ、同好会なので、学校側からの部費も出ないという、活動環境は、ガンプラバトル部時代よりも悪化した。

 

しかし…

 

ガンプラバトルを楽しむ

 

…という想いは変わらない。

 

 

「じゃ、練習に行くよ…☆」

と、雲龍達は、今日も練習のため、街のガンプラバトルアリーナに行くのだった―。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。