艦これ×ガンダム ガンダムビルド艦隊これくしょん -敗者達の栄光- 作:星龜
この作品は、黒瀬夜明 リベイクさんの作品
【艦これ×ガンダム ガンダムビルド艦隊これくしょん】
本編内で、なぜか飛ばされた、第14回ガンプラバトル全国大会に出場する県代表決定戦
https://syosetu.org/novel/170259/25.html
を、黒瀬夜明 リベイクさんの許可の許、書かせていただいたものを、再編集した作品です。
カオスガンダム・クラウドは、ビルの廃墟にぶつかったイナヅマガンダムを狙って、
表面に耐ビームコーティングが施されているとはいえ、
イナヅマガンダムは、表面が融解してしまったMMI-RG59V 機動防盾を投げ捨て、MA-BAR72 高エネルギービームライフルで反撃してきた。
カオスガンダム・クラウドは、イナヅマガンダムからの反撃を回避すると、EPFU-5X 機動兵装ポッドを射出した。
たった2基とはいえ、EPFU-5X 機動兵装ポッドには、MA-81R ビーム突撃砲と
イナヅマガンダムの左斜め上と右の真横に停止したEPFU-5X 機動兵装ポッドから、MA-81R ビーム突撃砲と
しかし!!
イナヅマガンダムは、両手に持った
EPFU-5X 機動兵装ポッドに
「な…っ!?」
と驚く雲龍。
「な…ならば…!!」
と、カオスガンダム・クラウドは
…をとった、次の瞬間―!!
「う…動かない…!?」
操縦桿を動かしても、カオスガンダム・クラウドが動かない…。
どうやら、背中が爆発した衝撃で、行動不能になってしまったようだ…。
それでも、イナヅマガンダムからの攻撃は続く。
イナヅマガンダムは、ファトゥム-01を射出した。
「あ…うわぁぁぁ…っ!!」
と、正面モニターに映る、迫りくるファトゥム-01を見て、絶叫する雲龍…。
ファトゥム-01の右の翼に装備されている
「うぅわぁぁぁ…っ!!」
という雲龍の絶叫とともに、カオスガンダム・クラウドは爆発四散した…。
◇
真正面から突っ込んできたユニコーンガンダムナイトメアに向かって、ザクファントム・ブラストは、シールドの周囲に装備されているニードルミサイルを放った!!
ニードルミサイルの直撃をくらい、爆煙につつまれるユニコーンガンダムナイトメア…。
「とどめぇっ☆」
と、シールドの中央から出しているビームサーベルで、爆煙につつまれているユニコーンガンダムナイトメアに斬りかかるザクファントム・ブラストだったが…
「ゑっ…!?」
逆に…
ザクファントム・ブラストの方が斬られた…。
「な…何で…?」
と、驚嘆する天城…。
爆煙が晴れると…
そこには…
アンビデクストラスフォームの
[お前の言葉を、そっくりそのまま返すっぽい…☆]
という、夕立からの通信が入った。
「ど…どういう…?」
と訊き返す天城に
[真正面から突っ込んでくるなんて、ありえないっぽい…☆]
と答える夕立―。
真正面から斬りかかってきたユニコーンガンダムナイトメアに、ザクファントム・ブラストはシールドの周囲に装備されているニードルミサイルを撃った。
しかし、ユニコーンガンダムナイトメアは、とっさに
もっとも、全て斬り払いきれずに、数発被弾したが…。
斬り払って爆発したニードルミサイルの爆煙につつまれたユニコーンガンダムナイトメアは、とどめをさそうと斬りかかってきたザクファントム・ブラストを返り討ったのだ…。
ユニコーンガンダムナイトメアの
しかし、夕立は容赦しなかった…。
「や…やめてぇぇぇ…ッ!!」
ザクファントム・ブラストは、ユニコーンガンダムナイトメアの
バラバラになって爆散した…。
◇
ヤクト・ドーガ・テンペストが射出した21基のファンネルの一斉射撃をくらったガンダムレインバレットだったが…
爆煙の中から、橙色の髪留めを付けたデュエルガンダムが飛び出してきたのだ―!!
「うそッ!?
ファンネルの一斉射撃をうけたのに…ッ!?」
と、ガンダムレインバレットが無事であることに驚愕する葛城。
爆煙の中から飛び出してきたデュエルガンダムの正体は、アサルトシュラウド等の追加装備を全て排除した、ガンダムレインバレットだったのだ。
ガンダムレインバレットは、スラスターを全開にして、一気にヤクト・ドーガの懐に飛び込むと、腰のサイドアーマーにマウントされた、ストライクノワールガンダムのビームライフルショーティーを改造したビームピストルを右手に持ち、その銃口をヤクト・ドーガ・テンペストのコクピットに突きつけた。
[チェックメイト…☆]
と、時雨からの通信が入った…。
「・・・・・・!!」
こうなってしまっては、降参するしかなかった…。
葛城が降伏ボタンを押すと、ヤクト・ドーガ・テンペストが両手を上げた…。
ガンダムレインバレットは
一発も撃つことなく
ヤクト・ドーガ・テンペストに勝利し…
ヤクト・ドーガ・テンペストは
一発も被弾することなく
敗れた…。
こんな負け方は…
とても悔しかった…。
『Battle Ended.』
試合終了のアナウンスが流れると、観客席からは怒涛のような歓声が起こった。
暁学園ガンプラバトル部は、見事、県代表のチームとして全国大会への切符を手に入れたのだ―。
◇
「おめでとう。」
「いい試合だったよ。」
と、握手する雲龍と時雨。
「つかぬことを訊くようだけど…。」
と切り出す時雨。
「何ですか?」
「君達の学校は、ガンプラバトルには関心が無いのかい?」
と訊く時雨に
「どうして、それを!?」
と驚く雲龍。
「うん…。
観客席に、そっちの関係者の姿が見えなかったからね…。」
という時雨の言葉を聞いて、うつむく雲龍…。
未成館中学校は、今時、ガンプラバトルに関心が無い、珍しい学校だ。
ガンプラバトルの全国大会の県代表決定戦に、自校の生徒が出場しているにもかかわらず、未成館の関係者は、誰一人として来ていない…。
ガンプラバトルに関心が無い学校の部活ゆえ、結果を残すことができなかった雲龍達がどうなるのか…?
しかし、雲龍の発言は、時雨の想像通りだった…。
「もちろん…
廃部…
でしょうね…。」
と、涙を流す雲龍…。
それでも
「でも…
楽しかったです…。」
と、精一杯の笑顔を見せた―。
「全国大会…
がんばってください…!!」
「ありがとう…!!」
と、再び、雲龍と時雨は握手をかわした―。
◇
未成館中学校のガンプラバトル部は、県代表決定戦に敗れたことで廃部となった。
しかし…
雲龍達は、県代表決定戦を見て感化された人達とともに、あらたに
ガンプラバトル同好会
を結成した。
練習用のバトルステージも無ければ、同好会なので、学校側からの部費も出ないという、活動環境は、ガンプラバトル部時代よりも悪化した。
しかし…
ガンプラバトルを楽しむ
…という想いは変わらない。
「じゃ、練習に行くよ…☆」
と、雲龍達は、今日も練習のため、街のガンプラバトルアリーナに行くのだった―。