艦これ×ガンダム ガンダムビルド艦隊これくしょん -敗者達の栄光- 作:星龜
艦これ×ガンダム ガンダムビルド艦隊これくしょん
EP39 全国大会1回戦(後編)より
https://syosetu.org/novel/170259/42.html
第14回ガンプラバトル全国大会1回戦4日目―。
太陽高校ガンプラバトル部の対戦相手は、元伊勢型航空戦艦娘の伊勢と日向を擁する武蔵航空高校ガンプラバトル部だった。
しかも、武蔵航空高校チームの出場選手は、伊勢と日向の2人だという。
「これって、どういうことなのかな?
僕達なんて、2人だけで十分…ってことなのかな?」
と言う土田。
「だとしたら、舐められたものね…。」
と言う、女子部員の水田。
「どちらにせよ、全力を尽くして戦うまでっ!!
行くぞっ!!」
と、空田、水田、土田の3人はバトルステージに向かった―。
◇
バトルステージは、凍える吹雪が舞う氷河地帯だった。
そんな吹雪の中を往く、ブルーディスティニー3号機をベースに
4基のウイングバインダーを付けたブースターポッドを付けたバックパック
胸部正面にメガ粒子砲を装備
脚部には大型スラスターユニットを装備
した、伊勢の
と
シナンジュをベースにした
モノアイをガンダムタイプと同じツインアイにし
額にはV字アンテナを装備
両肩アーマー内にスラスターを増設
バックパックのプロペラントタンクも大型化
バックパックのメインスラスターは、サザビーのファンネルラックに置き換えられた
日向の
「むう…視界が悪いな…。
油断しないでよ、日向!!」
と注意を呼びかける伊勢。
《わかっている伊勢…ん?
相手の接近を確認した。〉
と言う日向。
視界ゼロと言ってもいい中で、日向は敵機を確認した。
「流石レーダー系統を強化したシナンジね。
ホント、頼りになるわ。」
と、日向を称える伊勢。
《まあ、この状況で捕捉できるとは思っていなかったがな…。
どうやら、相手はまだこちらに気づいてないようだ。」
と言う日向。
「よーし☆
一気に決めるよ☆」
と先行する
「そこよ!!」
と、ビームライフルを撃つ
◇
吹雪の中を往く
空田のZプラスC1
土田のリ・ガズィ
水田のクランシェ
(凄い吹雪だな…。
これだけ激しいと、相手もこっちを見つけられないはずだ…。)
と思った空田は
「おい、水田、土田。
レーダーに反応はあったか?」
と訊いてみる。
《こちら水田。
現在のところ、レーダーに反応無し。〉
と答える水田。
《こちら土田。
こっちも反応無し。〉
と答える土田。
しかし!!
《うがぁあぁ…ッ!!〉
という土田の悲鳴が通信機から響いた。
「おいっ!!
土田っ!!
どうしたっ!!」
と空田が呼びかけても、土田からの応答は無かった。
(バカな…!?
この吹雪の中で、オレ達の位置が正確にわかるのか…!?)
と、驚愕する空田…。
激しい吹雪の中でも、正確に照準を定めることが出来たのは、ブルーディスティニー
または、伊勢が元艦娘だからか?
伊勢の正確無比な射撃は、
「ちくしょうッ!!
どこにいるッ!!
出てこいッ!!」
と、ビームライフルを乱射する
水田は、突然の攻撃と味方の喪失に、冷静さを失っていた。
無闇矢鱈とビームライフルを乱射するだけの
「そこだな…!!」
と、
そして…
ビームライフルの銃口から放たれた黄色のビームが、
「ち…ちくしょう…っ!!」
と、不利を悟った
ある程度離れると、
その時…
レーダーが、高速で接近してくる機影を捉えた。
正面モニターを見る空田。
吹きすさぶ吹雪の中…
迫りくる2つの影…!!
右手にビームサーベルを持った
「うぅわあぁあぁ…!!」
と、
太陽高校ガンプラバトル部の敗北は、吹雪の中というシチュエーションの悪さよりも
単純に弱かった
というのが実情であろう。
仮に、バトルフィールドが宇宙空間や平原であったとしても、武蔵航空高校ガンプラバトル部に勝てたか疑問である…。
「あの…」
と、空田達のところに来た、伊勢と日向。
「何ですか?」
と空田が訊くと
「よかったら、こちらをどうぞ☆」
と、空田、土田、水田に、笑顔で
瑞雲のラジコン
を渡す伊勢と日向…。
「あの…
これは…?」
と訊く空田に
「私達
「瑞雲の素晴らしさを世界に広めたい
んです☆」
と、満面の笑みで言う伊勢。
(・・・・・・★)
そんな彼女達の想いを無下にするわけにもいかず…
空田達は、瑞雲のラジコンを受け取るのだった…。