この物語は
【艦これ×ガンダム ガンダムビルド艦隊これくしょん】
本編でカットされてしまった、暁学園ガンプラバトル部の全国大会2回戦を、私の独自解釈のもと、書き下ろした作品です。
第14回ガンプラバトル全国大会に参加した
明
修二
雷太
の、人間の男性3人組のガンプラバトルチーム【ザ・明修雷】。
2回戦の相手は、暁学園だった―。
控室で、作戦を練る明達。
「暁学園って、どんなチームなんだ?」
と訊く
身長180センチ
体重100キロ
という、巨漢の雷太。
「なんか、今回が初出場のチームのようだな。」
と言う、身長170センチくらいでスポーツ刈りの修二。
「相手は人間モドキのようだ。
深海棲艦相手にドンパチやってた連中だ。
だから戦術に関しては、悔しいが、ヤツらの方が上だ。
だが、付け入る隙はあるはずだ…!!」
と言う、身長175センチくらいのリーダー・明。
「何か、策でもあるのか?」
と訊く雷太に
「当然だ…☆」
と、ほくそ笑む明―。
◇
2回戦のバトルフィールドは平原―。
ところどころに小さな藪がある程度で、遮蔽物となるような物は無い。
【ザ・明修雷】のリーダー・明の
愛機は、ブラストザクファントム。
ブレイズザクファントムのブレイズウィザードのブースターをはずし、そこにブラストインパルスガンダムのブラストシルエットのM200F【ケルベロス】高エネルギー長射程ビーム砲を装備した、緑と灰色で塗られた機体だ。
修二の愛機は、レイダーガンダムハリケーン。
レイダーガンダムを飛行形態のままで使用している。
主翼をガンダムエアマスターバーストの物に変え、主翼端の上下に、ガンダムエアマスターバーストのブースタービームキャノンを装備した、黄緑と白で塗られた機体だ。
雷太の愛機は、ジンハイマニューバ突。
無改造のジンハイマニューバに、ギャンのビームサーベルを改造して作った槍を装備した、緑と黒で塗られた機体だ。
まもなく、ブラストザクファントムのレーダーが、1時方向より接近してくる暁学園ガンプラバトル部の機影を捉えた。
「先に俺からしかける!!」
と、先制のM200F【ケルベロス】高エネルギー長射程ビーム砲を撃つブラストザクファントム。
ブラストザクファントムの攻撃を回避し、散開した暁学園の機体を追うジンハイマニューバ突とレイダーガンダムハリケーン―。
◇
ユニコーンガンダムナイトメアパーティーに挑むジンハイマニューバ突―。
ユニコーンガンダムナイトメアパーティーに突進するジンハイマニューバ突だったが…
「なに…!?」
ジンハイマニューバ突の突進を、ユニコーンガンダムナイトメアパーティーは両手に持つミドルソードをクロスして、ジンハイマニューバ突の槍を止めた。
そして、ユニコーンガンダムナイトメアパーティーは、そのまま両手を上げ、ジンハイマニューバ突の槍を上に撥ね上げる。
そして、ユニコーンガンダムナイトメアパーティーはミドルソードでジンハイマニューバ突の両手を斬り落とした―!!
「し…しまったぁっ!!」
と絶叫する雷太。
ユニコーンガンダムナイトメアパーティーが両手を振り下ろすと、ミドルソードの刀身が飛び、ジンハイマニューバ突胸に刺さった。
ユニコーンガンダムナイトメアパーティーは、剣のグリップを鞘に差し、ショートソードの刀身を装備した。
それを逆手に持ち、ジンハイマニューバ突の両足の太ももに突き刺した。
刺さった状態のまま、刀身を残して、グリップをはずすと、ロングソードの刀身を装着した。
そして、ロングソードでジンハイマニューバ突をX字に斬り裂いた―。
「ナイトメアパーティーブレイク・ショートバージョンっぽい☆」
と、ユニコーンガンダムナイトメアパーティーが離れた直後…
X字に斬り裂かれた
ジンハイマニューバ突リックドムⅡは爆発四散した…。
◇
レイダーガンダムハリケーンの相手はイナヅマガンダムⅡ―。
「オラオラオラァッ☆」
と
M417 80ミリ機関砲
M2M3 76ミリ機関砲
2連装52ミリ超高初速防盾砲
の牽制射撃ののち、100ミリエネルギー砲【ツォーン】を撃つレイダーガンダムハリケーン。
イナヅマガンダムⅡは、レイダーガンダムハリケーンの【ツォーン】をMMI-RG59V 機動防盾で防ぐ。
イナヅマガンダムⅡは、右手に持つMA-BAR72 高エネルギービームライフルで反撃するが、レイダーガンダムハリケーンは簡単に回避してみせると、スラスターを噴かして、大きく左回りに旋回し、再び、イナヅマガンダムⅡを撃つ―。
◆
どうやら、機動性においては、敵の方が上らしい…。
「ぷらずまちゃん…
どうすれば…?」
と訊く電。
(どうやら、あのレイダーガンダムは変形機能をオミットしているようなのです。
ということは、アイツの射線は正面のみ…。
つまり
少しでも射線をズラせば、アイツからの攻撃が当たることは無い
のです…☆)
と、アドバイスする ぷらずま…。
「それは…
どうすればいい
のですか?」
と訊く電に
(とりあえず、アイツが突っ込んできたら
上に逃げる
のです。)
とアドバイスする ぷらずま。
レイダーガンダムハリケーンが向かってきたので、ぷらづまのアドバイス通り、レイダーガンダムハリケーンからの攻撃を、イナヅマガンダムⅡは上昇することで回避した…
…ら…
「あっ…!!」
そう…
レイダーガンダムハリケーンの上面には何も無い
のだ―!!
「これなら…☆」
と喜ぶ電。
(可変機から可変機能を無くすなど、バカなヤツなのです★)
と嘲笑する ぷらずま。
防御火器も防御装備も無いレイダーガンダムハリケーンの上面に向け
MA-BAR72 高エネルギービームライフル
MA-6J【ハイパーフォルティス】ビーム砲
ビームキャノン
を一斉発射するイナヅマガンダムⅡ。
イナヅマガンダムⅡの攻撃をまともにくらってしまったレイダーガンダムハリケーンは、黒い煙を噴きながら墜落していった。
(とどめなのですっ☆)
「はいっ☆」
と、ファトゥム-01ソードをかまえて、墜落していくレイダーガンダムハリケーンを追うイナヅマガンダムⅡ―。
◇
修二は、どうにか態勢を立て直そうとしていたが、敵接近の警報を聞いて、正面モニターのマルチモニターを見る。
(!?)
モニターには、ファトゥム-01ソードをかまえて追いかけてくるイナヅマガンダムⅡが映し出されていた―!!
「や…
やめろぉぉぉ…ッ!!」
という修二の絶叫とともに…
レイダーガンダムハリケーンは、イナヅマガンダムⅡのファトゥム-01ソードで真っ二つにされた―。
◇
明の相手はガンダムアサルトレインバレット―。
(何だ?
あの機体は?)
と、デュエルガンダムを狙撃戦仕様に改造した時雨の愛機・ガンダムアサルトレインバレットを見て、あきれ気味の明。
「そういう、ムリヤリな改造ガンプラなど…!!」
と、M200F【ケルベロス】高エネルギー長射程ビーム砲を撃つブラストザクファントム。
ブラストザクファントムの攻撃を回避したガンダムアサルトレインバレットがロングバレルビームライフルで反撃してきたが、ブラストザクファントムは左肩のシールドで防ぐ。
ムリヤリな改造とはいえ、狙撃仕様だけに、射撃の精度は正確だ。
〈たしかに、君の言う通り、僕の愛機は、けっこうムリヤリな改造をしているよ…。
だから
強い
んだよ…☆》
と言ってくる時雨。
「ぬかせっ!!」
と、M200F【ケルベロス】高エネルギー長射程ビーム砲を撃つブラストザクファントム。
ガンダムアサルトレインバレットは、ブラストザクファントムの攻撃をジャンプして回避すると、両手に持ったビームピストルで、M200F【ケルベロス】高エネルギー長射程ビーム砲の砲身を撃ち抜いた―!!
「どわあっ!?」
と、M200F【ケルベロス】高エネルギー長射程ビーム砲の砲身の爆発で吹き飛ぶブラストザクファントム…。
さらに、ガンダムアサルトレインバレットは、ビームピストルでブラストザクファントムの両肩のアーマーを撃った。
ブラストザクファントムの両肩のアーマーが爆散し、両肩のシールドが失われただけでなく、両腕が使用不能となった…。
〈改造するなら、徹底的にやらないとね☆
たかだか、武装を変えたくらいじゃ、僕には勝てないよ☆》
と、両腕が使用不能となり、もはや立っていることしかできないブラストザクファントムに、ビームピストルの銃口を向けるガンダムアサルトレインバレット。
「ちくしょう…!!」
降参する明…。
◇
こうして、【ザ・明修雷】は2回戦で敗退した…。
明の策は不発どころか、全く通用せず…
電、時雨、夕立の付け入る隙すらも見つけられず…
完敗だった…。
ちなみに、第14回ガンプラバトル全国大会に参加した人間のガンプラバトルチームは、全チームが2回戦で敗退した…。