艦これ×ガンダム ガンダムビルド艦隊これくしょん -敗者達の栄光-   作:星龜

31 / 46
2回戦(2)


 

この物語は

【艦これ×ガンダム ガンダムビルド艦隊これくしょん】

本編でカットされてしまった、伊勢と日向の全国大会2回戦を、私の独自解釈のもと、書き下ろした作品です。

 



 

第14回ガンプラバトル全国大会2回戦―。

 

 

元伊勢型航空戦艦娘の伊勢と日向を擁する武蔵航空高校ガンプラバトル部の2回戦の相手は、1回戦で対戦相手を1分で全滅させた

レ級

駆逐棲姫

防空棲姫

の、深海棲艦トリオだった…。

 

 

武蔵航空高校チームの控室で、伊勢と日向は、ガンプラバトル部の部員にして

日向の彼氏

である

九佐川(くさがわ) (あつし)

を説得していた…。

 

 

「ちょっと待ってくれよ★

何で、俺が出なきゃならないわけ!?」

と断る淳。

 

「何を言う?

淳も部員なんだから、出場資格はあるぞ?」

と言う日向。

 

「でも、2回戦の相手って、1回戦で対戦相手を1分で瞬殺したレ級なんだろ!?

俺が出たところで、勝てるのかよ!?」

と叫ぶ淳。

 

「私と日向だけじゃ、1分保たないよ〜★」

と言う伊勢…。

 

「そうならないためにも、淳…

お前の力が必要だ…!!」

と言う日向。

 

「そうだよ☆

1本の矢は折れても、3本の矢は折れない

んだよ☆」

と、ドヤ顔して言う伊勢に

 

「伊勢姉…

それ

フィクション

だから…★」

とツッコむ淳。

 

 

淳も

レ級

駆逐棲姫

防空棲姫

の試合を見て、その強さを見知っている。

 

しかし…

 

(伊勢姉も日向も、深海棲艦と戦ってきたんだ…。

簡単に負けはしないだろう…。)

と思い始める淳。

 

なにより、日向は淳の彼女なのだ。

 

淳も、彼女からの頼みを無下にしたくなかった。

 

 

「わかったよ★

出るよ★

出りゃいいんだろ★」

と、わざとひねくれた言い方をする淳。

 

「さっすが、日向の彼氏☆」

と喜ぶ伊勢。

 

「引き受けてくれた礼に、これをやろう☆」

と、瑞雲のプラモデルを淳に渡そうとする日向だったが

 

いらねぇよっ★

と、淳は全力で拒絶した…。

 

 

武蔵航空高校ガンプラバトル部とレ級・駆逐棲姫・防空棲姫との試合のステージは宇宙空間だった。

 

宇宙空間を進む

ブル([伊勢])ーディスティニーFb(フルバーニアン)

ガン([日向])ダムシナンジ

 

そして、飛行形態の淳の愛機(ガンプラ)・エクシードセイバーガンダム

 

セイバーガンダムの両腕に、ギャプランのムーバブル・シールド・バインダーを装備した、赤、ピンク、白で塗り分けられた機体(ガンプラ)だ―。

 

 

《来たぞ…

12時方向…!!〉

と、日向からの通信が入る。

 

日向のガンダムシナンジはレーダー系統が強化されているため、すぐに敵を捕捉できる。

 

「レ級に気づかれる前に先制攻撃だ!!」

と言う淳。

 

《そうなるな。〉

と答える日向。

 

《よーし☆

一気に決めるよ☆〉

と、先行するブル([伊勢])ーディスティニーFb(フルバーニアン)に続くガン([日向])ダムシナンジと([淳])クシードセイバーガンダム。

 

 

しかし…

 

 

宇宙空間を進む

ガン([レ級])ダムレギュルス

2.12ガ([駆逐棲姫])ンダム

ガンダム([防空棲姫])ボークルス

 

 

「いいか、1分で終わらせるぞ。」

というレ級の命令に

 

《《はい、レ級様。〉〉

と答える駆逐棲姫と防空棲姫。

 

 

まもなく

《レ級様。

敵に捕捉されました。〉

と防空棲姫からの通信が入ったが

 

「それがどうした?」

と、意に介さないレ級。

 

「いつも通り戦えばいい。

行け!!」

と命令するレ級。

 

《《了解。〉〉

2.12ガ([駆逐棲姫])ンダム

ガンダム([防空棲姫])ボークルス

が先行し、長射程武器を展開した。

 

2.12ガ([駆逐棲姫])ンダムは、外側の2枚のバインダーを肩越しに、内側の2枚のバインダーを脇下から展開。

 

そして、胸部のクリアパーツにエネルギーを集束させていく。

 

同時に、バインダーの内側に紫色のプラズマが走り…

 

胸部のクリアパーツと背中のバインダーから、超巨大な紫色のビームが発射された。

 

ガンダム([防空棲姫])ボークルスは、バックパックの大型ビームランチャーを展開し、最大出力で放った。

 

 

《高熱源体接近!!〉

と叫ぶ日向。

 

まもなく、正面(12時方向)から

2.12ガ([駆逐棲姫])ンダムが放った紫色のビーム

ガンダム([防空棲姫])ボークルスが放った赤いビーム

が飛んできた。

 

散開して回避する

ブル([伊勢])ーディスティニーFb(フルバーニアン)

ガン([日向])ダムシナンジ

([淳])クシードセイバーガンダム

 

しかし…

 

 

ゑっ…?

と、ブル([伊勢])ーディスティニーFb(フルバーニアン)の前に、両手の掌から黄色のビームサーベルを展開したガン([レ級])ダムレギュルスが現れた。

 

そして…

 

ブル([伊勢])ーディスティニーFb(フルバーニアン)は一瞬にして、ガン([レ級])ダムレギュルスのビームサーベルで真っ二つにされた…。

 

 

次に

「来たか…!!」

と、両手の掌から黄色のビームサーベルを展開したガン([レ級])ダムレギュルスが迫ってきたので、ガン([日向])ダムシナンジはファンネルを射出し、オールレンジ攻撃をしかけたが、ガン([レ級])ダムレギュルスは全て回避した。

 

なんだと!?

ガン([日向])ダムシナンジは、両腕のビームトンファーを出したが、ガン([レ級])ダムレギュルスはビームサーベルでガン([日向])ダムシナンジの両腕を斬り落とした後、コクピットを刺し貫いた…。

 

 

最後に、([淳])クシードセイバーガンダムに迫るガン([レ級])ダムレギュルス。

 

([淳])クシードセイバーガンダムはモビルスーツ形態に変形すると、ムーバブル・シールド・バインダーの先端のメガ粒子砲の砲口からビームサーベルを発振させた。

 

しかし…

 

ガン([レ級])ダムレギュルスは、ビームサーベルで([淳])クシードセイバーガンダムのムーバブル・シールド・バインダーの先端のメガ粒子砲の砲身を斬り、ビームサーベルを消滅させた。。

 

続いて、([淳])クシードセイバーガンダムの両腕を斬り落とし…

 

最後は、胸部のビームバスターを発射した。

 

うおぉぉぉ…ッ!!

と、ガン([レ級])ダムレギュルスの胸部のビームバスターから放たれた大出力ビームをくらい、爆散する([淳])クシードセイバーガンダム…。

 

 

1回戦同様、ガン([レ級])ダムレギュルスが

ブル([伊勢])ーディスティニーFb(フルバーニアン)

ガン([日向])ダムシナンジ

([淳])クシードセイバーガンダム

を全滅させるのにかかった時間は

1分

だった…。

 

 

「だから言ったろ★

俺が出たって、結果は変わらないって★」

と、控室に戻ってきた淳が愚痴る。

 

「そう言うな。

私は、淳と一緒に戦えて、楽しかったぞ。

淳はどうだったのだ?」

と言う日向。

 

「そりゃ…

もちろん…★」

と、顔を赤くする淳…。

 

「そうそう。

約束だったな…☆」

と、日向はどこからともなく、瑞雲のプラモデルを出し、淳に渡そうとしたが

 

いらねぇよ★

と、淳は全力で拒絶した…。

 

 

そんな2人を見て、伊勢は微笑んでいた―。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。