艦これ×ガンダム ガンダムビルド艦隊これくしょん -敗者達の栄光- 作:星龜
この物語は
【艦これ×ガンダム ガンダムビルド艦隊これくしょん】
本編でカットされてしまった、伊勢と日向の全国大会2回戦を、私の独自解釈のもと、書き下ろした作品です。
第14回ガンプラバトル全国大会2回戦―。
元伊勢型航空戦艦娘の伊勢と日向を擁する武蔵航空高校ガンプラバトル部の2回戦の相手は、1回戦で対戦相手を1分で全滅させた
レ級
駆逐棲姫
防空棲姫
の、深海棲艦トリオだった…。
◇
武蔵航空高校チームの控室で、伊勢と日向は、ガンプラバトル部の部員にして
日向の彼氏
である
を説得していた…。
「ちょっと待ってくれよ★
何で、俺が出なきゃならないわけ!?」
と断る淳。
「何を言う?
淳も部員なんだから、出場資格はあるぞ?」
と言う日向。
「でも、2回戦の相手って、1回戦で対戦相手を1分で瞬殺したレ級なんだろ!?
俺が出たところで、勝てるのかよ!?」
と叫ぶ淳。
「私と日向だけじゃ、1分保たないよ〜★」
と言う伊勢…。
「そうならないためにも、淳…
お前の力が必要だ…!!」
と言う日向。
「そうだよ☆
1本の矢は折れても、3本の矢は折れない
んだよ☆」
と、ドヤ顔して言う伊勢に
「伊勢姉…
それ
フィクション
だから…★」
とツッコむ淳。
淳も
レ級
駆逐棲姫
防空棲姫
の試合を見て、その強さを見知っている。
しかし…
(伊勢姉も日向も、深海棲艦と戦ってきたんだ…。
簡単に負けはしないだろう…。)
と思い始める淳。
なにより、日向は淳の彼女なのだ。
淳も、彼女からの頼みを無下にしたくなかった。
「わかったよ★
出るよ★
出りゃいいんだろ★」
と、わざとひねくれた言い方をする淳。
「さっすが、日向の彼氏☆」
と喜ぶ伊勢。
「引き受けてくれた礼に、これをやろう☆」
と、瑞雲のプラモデルを淳に渡そうとする日向だったが
「いらねぇよっ★」
と、淳は全力で拒絶した…。
◇
武蔵航空高校ガンプラバトル部とレ級・駆逐棲姫・防空棲姫との試合のステージは宇宙空間だった。
宇宙空間を進む
そして、飛行形態の淳の
セイバーガンダムの両腕に、ギャプランのムーバブル・シールド・バインダーを装備した、赤、ピンク、白で塗り分けられた
《来たぞ…
12時方向…!!〉
と、日向からの通信が入る。
日向のガンダムシナンジはレーダー系統が強化されているため、すぐに敵を捕捉できる。
「レ級に気づかれる前に先制攻撃だ!!」
と言う淳。
《そうなるな。〉
と答える日向。
《よーし☆
一気に決めるよ☆〉
と、先行する
しかし…
◆
宇宙空間を進む
「いいか、1分で終わらせるぞ。」
というレ級の命令に
《《はい、レ級様。〉〉
と答える駆逐棲姫と防空棲姫。
まもなく
《レ級様。
敵に捕捉されました。〉
と防空棲姫からの通信が入ったが
「それがどうした?」
と、意に介さないレ級。
「いつも通り戦えばいい。
行け!!」
と命令するレ級。
《《了解。〉〉
と
と
が先行し、長射程武器を展開した。
そして、胸部のクリアパーツにエネルギーを集束させていく。
同時に、バインダーの内側に紫色のプラズマが走り…
胸部のクリアパーツと背中のバインダーから、超巨大な紫色のビームが発射された。
◇
《高熱源体接近!!〉
と叫ぶ日向。
まもなく、
と
が飛んできた。
散開して回避する
しかし…
「ゑっ…?」
と、
そして…
次に
「来たか…!!」
と、両手の掌から黄色のビームサーベルを展開した
「なんだと!?」
と
最後に、
しかし…
続いて、
最後は、胸部のビームバスターを発射した。
「うおぉぉぉ…ッ!!」
と、
1回戦同様、
を全滅させるのにかかった時間は
1分。
だった…。
◇
「だから言ったろ★
俺が出たって、結果は変わらないって★」
と、控室に戻ってきた淳が愚痴る。
「そう言うな。
私は、淳と一緒に戦えて、楽しかったぞ。
淳はどうだったのだ?」
と言う日向。
「そりゃ…
もちろん…★」
と、顔を赤くする淳…。
「そうそう。
約束だったな…☆」
と、日向はどこからともなく、瑞雲のプラモデルを出し、淳に渡そうとしたが
「いらねぇよ★」
と、淳は全力で拒絶した…。
そんな2人を見て、伊勢は微笑んでいた―。