艦これ×ガンダム ガンダムビルド艦隊これくしょん -敗者達の栄光- 作:星龜
この物語は
【艦これ×ガンダム ガンダムビルド艦隊これくしょん】
本編でカットされてしまった、
第14回ガンプラバトル全国大会に出場している
控室で、頸城高校ガンプラバトル部のメンバーが作戦を練っていた。
頸城高校ガンプラバトル部のリーダーは、元妙高型重巡洋艦娘の妙高だ。
太い眉毛にパッツンパッツンの前髪、長い後髪を編み込んでシニョンにしている、身長170センチの長身で巨乳、仲間を常に気にかける、物腰の柔らかい性格の少女だ。
「妙高さん。
相手は3人とも元艦娘なんですけど…。」
と、やや怖気ついているのは、男子部員の
「心配いりません。
こちらを見てください。」
と、タブレットの画面を焼山に見せる妙高。
映し出されているのは、百年記高校の1回戦の動画で、瑞鶴のガンダムAGE2ホーキンスが突出していく映像だった。
Cファンネルを射出するも、全て破壊されてしまった映像を見て
「このファイター…
元空母なのに、ファンネルの扱いが下手ですね…。」
と言うのは、男子部員の
「解体されても空間認識能力が低いということは
現役時代も技量が低かった
みたいね。」
と言う妙高。
「なるほど…☆
このAGE2さえ叩けば、後はどうにかなるわけだ☆」
と言う焼山。
「AGE1が、一番強そうだな…。
AGE1は妙高に任せて、ボクと焼山でAGE3を倒そう☆」
と言う火打。
まもなく、スタッフが呼びに来た。
妙高を先頭に、頸城高校ガンプラバトル部はバトルステージへと向かった―。
◇
頸城高校と百年記高校のバトルステージは、月面都市―。
大通りに降り立つ、頸城高校ガンプラバトル部の
妙高のハイザックヘヴィ
火打のダナジンルプスレクス
焼山のシャイターン
妙高の
両肩のアーマーはアイザックの物を使用し、腰にはZガンダム武器セットのハイザック用の3連装ミサイルランチャーを装備。
バックパック上部のスタビライザーを無くし、そこにビルダーズパーツのキャノン砲を装備した、白と青のツートンカラーの
火打の
使用する武器は、ガンダムバルバトスルプスのソードメイスという、白、青、黄色と、ガンダムバルバトスに準じた塗装が施された、接近戦を得意とする
焼山のシャイターンは、赤と黄色で塗り分けられた、無改造の
火力増強のため、手持ち火器にビームバズーカを装備している。
(!?)
モニターに映された機影は、ストライダー形態の瑞鶴の
《アイツは、オレに任せてください!!〉
と言ってくる焼山。
「お願いします!!
行きましょう、火打君!!」
と、
加賀のガンダムAGE1バウンサー
翔鶴のガンダムAGE3-FX
に立ち向かう―。
◇
案の定、
しかし、その動きは緩慢で、人間である焼山の技量をもってしても、十分に対応できた。
焼山は
「あべし…ッ!?」
ドッズライフルもドッズキャノンも
ビームをドリル状に射出する
ため
通常のビームライフルの倍の威力
があるので
通常のビームシールドでは防げない
のだ。
ハイパードッズライフルとドッズキャノンをまともにくらってしまった
◆
ヒウのダナジンルプスレクスの相手は、翔鶴のガンダムAGE3-FX。
ビル群に入る
如何に翔鶴といえども、狭いビル群に入った敵をCファンネルで攻撃できるほどの技量は持ち合わせていない。
やむをえず、地上に降りて、ビル群内で接近戦で戦うしかない。
しかし、翔鶴は接近戦が苦手だし、ガンダムAGE3-FXも、接近戦向きの
それでも、不利を承知で戦うしかない…。
ビル群の中を進む
そんな
だが、翔鶴は慌てない。
こうなることは想定していた
からだ。
◇
慌てたのは、火打の方だった…。
こうなることを想定していなかった
からだ…。
◆
妙高のハイザックヘヴィの相手は、加賀のガンダムAGE1バウンサー。
ビル群のビルの屋上に立って、上空の
ビル群に隠れた敵を、上空から攻撃するのは得策ではない。
ビル群の中に降りていく
そこに
《やったわよ、一航戦☆〉
と、嬉々とした瑞鶴からの通信が入ってきた。
どうやら、シャイターンを撃墜したようだ。
「ビル群の中に敵がいるわ。」
と加賀が言うや
《なら、ソイツを片付けてくるわ☆〉
と、ビル群に入っていく
「待って…!!」
と加賀が叫んでも、もう遅かった…。
(仕方がない娘ね…★)
と、あきれつつ、ビル群の中に降りていく
◇
ビル群の中に身を潜めていた
(来た…!!)
それも、すぐそこだ。
接近してくる敵の方に向かう
そして…
敵の正面に出る
すかさず、右手に持つBR-87A ビームライフルと、腰の両側の3連装ミサイルランチャーを発射した―。
◆
突如、正面に現れた
しかし、思ったほど、ダメージは大きくなかった。
(まだやれる…ッ!!)
と、
◇
(!?)
正面にいる敵に一撃をあたえたものの、よく見れば、その敵機は
(加賀さんは、どこに…!?)
ふと
背後に殺気のようなもの
を感じた妙高は、後ろを見てみる。
(!!)
そこには、ドッズライフルをかまえた
さらに、レーダーを見てみると、
妙高は、素直に降参した…。
◆
百年記高校ガンプラバトル部は
瑞鶴は、なんだか、加賀に囮に使われたような気がしたため、納得がいかず、会場の一角で加賀と言い争ってしまうのだった…。