艦これ×ガンダム ガンダムビルド艦隊これくしょん -敗者達の栄光-   作:星龜

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2回戦(3)


 

この物語は

【艦これ×ガンダム ガンダムビルド艦隊これくしょん】

本編でカットされてしまった、百年記(みとしき)高校ガンプラバトル部の全国大会2回戦を、私の独自解釈のもと、書き下ろした作品です。

 



 

第14回ガンプラバトル全国大会に出場している頸城(けいじょう)高校ガンプラバトル部の2回戦の相手は百年記高校ガンプラバトル部だった…。

 

 

控室で、頸城高校ガンプラバトル部のメンバーが作戦を練っていた。

 

頸城高校ガンプラバトル部のリーダーは、元妙高型重巡洋艦娘の妙高だ。

 

太い眉毛にパッツンパッツンの前髪、長い後髪を編み込んでシニョンにしている、身長170センチの長身で巨乳、仲間を常に気にかける、物腰の柔らかい性格の少女だ。

 

「妙高さん。

相手は3人とも元艦娘なんですけど…。」

と、やや怖気ついているのは、男子部員の焼山(やけやま)

 

【挿絵表示】

 

「心配いりません。

こちらを見てください。」

と、タブレットの画面を焼山に見せる妙高。

 

映し出されているのは、百年記高校の1回戦の動画で、瑞鶴のガンダムAGE2ホーキンスが突出していく映像だった。

 

Cファンネルを射出するも、全て破壊されてしまった映像を見て

「このファイター…

元空母なのに、ファンネルの扱いが下手ですね…。」

と言うのは、男子部員の火打(ひうち)

 

【挿絵表示】

 

「解体されても空間認識能力が低いということは

現役時代も技量が低かった

みたいね。」

と言う妙高。

 

「なるほど…☆

このAGE2さえ叩けば、後はどうにかなるわけだ☆」

と言う焼山。

 

「AGE1が、一番強そうだな…。

AGE1は妙高に任せて、ボクと焼山でAGE3を倒そう☆」

と言う火打。

 

 

まもなく、スタッフが呼びに来た。

 

妙高を先頭に、頸城高校ガンプラバトル部はバトルステージへと向かった―。

 

 

頸城高校と百年記高校のバトルステージは、月面都市―。

 

 

大通りに降り立つ、頸城高校ガンプラバトル部の機体(ガンプラ)

妙高のハイザックヘヴィ

火打のダナジンルプスレクス

焼山のシャイターン

 

 

妙高の愛機(ガンプラ)・ハイザックヘヴィだが、ベースキットは旧キットのアイザックだ。

 

両肩のアーマーはアイザックの物を使用し、腰にはZガンダム武器セットのハイザック用の3連装ミサイルランチャーを装備。

 

バックパック上部のスタビライザーを無くし、そこにビルダーズパーツのキャノン砲を装備した、白と青のツートンカラーの機体(ガンプラ)だ。

 

 

火打の愛機(ガンプラ)・ダナジンルプスレクスは、ダナジンの両拳をガンダムバルバトスルプスレクスの拳に換え、ダナジンスピナーの先端に、ガンダムバルバトスのメイスを装備している。

 

使用する武器は、ガンダムバルバトスルプスのソードメイスという、白、青、黄色と、ガンダムバルバトスに準じた塗装が施された、接近戦を得意とする機体(ガンプラ)だ。

 

 

焼山のシャイターンは、赤と黄色で塗り分けられた、無改造の機体(ガンプラ)である。

 

火力増強のため、手持ち火器にビームバズーカを装備している。

 

 

(!?)

 

ハイ([妙高])ザックヘヴィのレーダーが、正面(12時方向)上空から接近してくる機影(ガンプラ)を捉えた。

 

モニターに映された機影は、ストライダー形態の瑞鶴の愛機(ガンプラ)・ガンダムAGE2ホーキンスだった。

 

《アイツは、オレに任せてください!!〉

と言ってくる焼山。

 

「お願いします!!

行きましょう、火打君!!」

と、ハイ([妙高])ザックヘヴィはガン([瑞鶴])ダムAGE2ホーキンスの相手をシャ([焼山])イターンに任せ、ダナ([火打])ジンルプスレクスとともに

加賀のガンダムAGE1バウンサー

翔鶴のガンダムAGE3-FX

に立ち向かう―。

 

 

案の定、ガン([瑞鶴])ダムAGE2ホーキンスはCファンネルを射出してきた。

 

しかし、その動きは緩慢で、人間である焼山の技量をもってしても、十分に対応できた。

 

焼山は機体(ガンプラ)を回転させながら、全身8ヶ所に装備されているビーム砲を一斉発射し、ガン([瑞鶴])ダムAGE2ホーキンスが射出したCファンネルを全て破壊した。

 

ガン([瑞鶴])ダムAGE2ホーキンスはモビルスーツ形態に変形すると、右手に持つハイパードッズライフルと、両肩に装備されているドッズキャノンを発射した。

 

シャ([焼山])イターンは、左腕のビームシールドで防ごうとしたが…

 

あべし…ッ!?

 

ドッズライフルもドッズキャノンも

ビームをドリル状に射出する

ため

通常のビームライフルの倍の威力

があるので

通常のビームシールドでは防げない

のだ。

 

ハイパードッズライフルとドッズキャノンをまともにくらってしまったシャ([焼山])イターンは爆散してしまった…。

 

 

ヒウのダナジンルプスレクスの相手は、翔鶴のガンダムAGE3-FX。

 

 

ビル群に入るダナ([火打])ジンルプスレクス。

 

如何に翔鶴といえども、狭いビル群に入った敵をCファンネルで攻撃できるほどの技量は持ち合わせていない。

 

やむをえず、地上に降りて、ビル群内で接近戦で戦うしかない。

 

しかし、翔鶴は接近戦が苦手だし、ガンダムAGE3-FXも、接近戦向きの機体(ガンプラ)ではない。

 

それでも、不利を承知で戦うしかない…。

 

 

ビル群の中を進むガン([翔鶴])ダムAGE3-FX。

 

そんなガン([翔鶴])ダムAGE3-FXの前に、ソードメイスを振りかざしたダナ([火打])ジンルプスレクスが現れた…!!

 

だが、翔鶴は慌てない。

 

こうなることは想定していた

からだ。

 

ガン([翔鶴])ダムAGE3-FXはバックブーストをかけて後退しながら、右手に持つシグマシスライフルを撃った―。

 

 

慌てたのは、火打の方だった…。

 

こうなることを想定していなかった

からだ…。

 

ガン([翔鶴])ダムAGE3-FXのシグマシスライフルから放たれた、ピンク色のドリル状のビームが、ソードメイスを振り上げてガラ空きになっているダナ([火打])ジンルプスレクスの胴体を撃ち貫いた…。

 

 

妙高のハイザックヘヴィの相手は、加賀のガンダムAGE1バウンサー。

 

 

ビル群のビルの屋上に立って、上空のガン([加賀])ダムAGE1バウンサーに向けてビームキャノンを撃つハイ([妙高])ザックヘヴィ。

 

ハイ([妙高])ザックヘヴィからの攻撃を回避したガン([加賀])ダムAGE1バウンサーは、右手に持つドッズライフルで反撃するが、ハイ([妙高])ザックヘヴィはビル群に入って、やり過ごす。

 

ビル群に隠れた敵を、上空から攻撃するのは得策ではない。

 

ビル群の中に降りていくガン([加賀])ダムAGE1バウンサー。

 

そこに

《やったわよ、一航戦☆〉

と、嬉々とした瑞鶴からの通信が入ってきた。

 

どうやら、シャイターンを撃墜したようだ。

 

「ビル群の中に敵がいるわ。」

と加賀が言うや

 

《なら、ソイツを片付けてくるわ☆〉

と、ビル群に入っていくガン([瑞鶴])ダムAGE2ホーキンス。

 

「待って…!!」

と加賀が叫んでも、もう遅かった…。

 

(仕方がない娘ね…★)

と、あきれつつ、ビル群の中に降りていくガン([加賀])ダムAGE1バウンサー。

 

 

ビル群の中に身を潜めていたハイ([妙高])ザックヘヴィのレーダーが、接近してくる敵を捉えた。

 

(来た…!!)

 

それも、すぐそこだ。

 

接近してくる敵の方に向かうハイ([妙高])ザックヘヴィ。

 

そして…

 

敵の正面に出るハイ([妙高])ザックヘヴィ。

 

すかさず、右手に持つBR-87A ビームライフルと、腰の両側の3連装ミサイルランチャーを発射した―。

 

 

突如、正面に現れたハイ([妙高])ザックヘヴィからの攻撃を回避できず、まともにくらってしまったガン([瑞鶴])ダムAGE2ホーキンス…。

 

しかし、思ったほど、ダメージは大きくなかった。

 

(まだやれる…ッ!!)

と、ガン([瑞鶴])ダムAGE2ホーキンスが立ち上がろうとしたら…。

 

 

(!?)

 

正面にいる敵に一撃をあたえたものの、よく見れば、その敵機はガン([加賀])ダムAGE1バウンサーではなく、ガン([瑞鶴])ダムAGE2ホーキンスだった。

 

(加賀さんは、どこに…!?)

 

ふと

背後に殺気のようなもの

を感じた妙高は、後ろを見てみる。

 

(!!)

 

そこには、ドッズライフルをかまえたガン([加賀])ダムAGE1バウンサーがいた―!!

 

ガン([瑞鶴])ダムAGE2ホーキンスがいるということは、シャ([焼山])イターンが敗れたことを意味している…。

 

さらに、レーダーを見てみると、ダナ([火打])ジンルプスレクスの反応も無い…。

 

妙高は、素直に降参した…。

 

 

百年記高校ガンプラバトル部はベスト16(3回戦)に進出したわけだが…

 

瑞鶴は、なんだか、加賀に囮に使われたような気がしたため、納得がいかず、会場の一角で加賀と言い争ってしまうのだった…。

 

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