艦これ×ガンダム ガンダムビルド艦隊これくしょん -敗者達の栄光-   作:星龜

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3回戦


 

第14回ガンプラバトル全国大会3回戦の第1試合は

が所属する白守中学校ガンプラバトル部

阿武隈

大井

北上

が所属する祝輝(いわき)高校ガンプラバトル部

との対戦だった―。

 

 

今回のバトルフィールドは渓谷。

 

両側は切り立った崖…

 

中央には川が流れている。

 

崖の上に立つことも可能だが、そこに行くには、飛行可能な機体(ガンプラ)でなければ不可能だ。

 

しかし

ビルド([阿武隈])ストライクガンダムノワール

ヘビ([北上])ーアームズバスターガンダム

ガン([大井])ダムバスターヘビーアームズ

も飛行不可能な機体(ガンプラ)なので、3機とも河原を進んでいた。

 

川の幅はそれほど広くないが、水中用モビルスーツのガンプラが潜れるほど深い。

 

そのため

ビルド([阿武隈])ストライクガンダムノワール

ヘビ([北上])ーアームズバスターガンダム

ガン([大井])ダムバスターヘビーアームズ

が移動できるスペースは、実質、河原のみという

ビルド([阿武隈])ストライクガンダムノワール

ヘビ([北上])ーアームズバスターガンダム

ガン([大井])ダムバスターヘビーアームズ

にとって、非常に不利なバトルフィールドだった…。

 

 

まもなく、ビルド([阿武隈])ストライクガンダムノワールのレーダーが、正面から来る機影を捉えた。

 

アカ([暁])ツキ・ハイペリオンマスター

ガン([響])ダム・ヴェールフェニックス

だ。

 

「先手必勝!!

撃てー!!」

と射撃を開始する

ビルド([阿武隈])ストライクガンダムノワール

ヘビ([北上])ーアームズバスターガンダム

ガン([大井])ダムバスターヘビーアームズ

 

しかし

ビルド([阿武隈])ストライクガンダムノワール

ヘビ([北上])ーアームズバスターガンダム

ガン([大井])ダムバスターヘビーアームズ

の攻撃は、アカ([暁])ツキ・ハイペリオンマスターのアカツキ・リュミエールユニットが展開するビームシールドによって、全て防がれた。

 

〈そんな攻撃じゃ、私のアカツキ・ハイペリオンマスターには、傷ひとつつかないわ☆》

と自慢する暁。

 

「だからって、私達にも負けられない理由はあるの!!」

と、ビルド([阿武隈])ストライクガンダムノワールが両手に【フラガラッハ3】ビームブレイドを持って、アカ([暁])ツキ・ハイペリオンマスターに斬りかかった。

 

アカ([暁])ツキ・ハイペリオンマスターも、両手に試製双刀型ビームサーベルを持ち、ビルド([阿武隈])ストライクガンダムノワールを迎え撃つ。

 

ビルド([阿武隈])ストライクガンダムノワールが振り下ろした【フラガラッハ3】ビームブレイドを、試製双刀型ビームサーベルで受け止めるアカ([暁])ツキ・ハイペリオンマスター―。

 

 

一方、北上と大井は…

 

「北上さん。

響は?」

と訊く大井。

 

どういうわけか、ガン([響])ダム・ヴェールフェニックスの姿が見えない…。

 

《崖の上にいるよ。〉

と言う北上。

 

どうやら響は、高みの見物をしているようだ。

 

「何ですの…!?

暁1人で、私達に勝てるとでも言うの…!?」

と憤る大井。

 

《実際、そうなんだけどね…。

だって、私達の攻撃、暁に効かないし…。〉

と、やけに冷静な声で言う北上。

 

北上の言う通り

ビルド([阿武隈])ストライクガンダムノワール

ヘビ([北上])ーアームズバスターガンダム

ガン([大井])ダムバスターヘビーアームズ

の攻撃は、アカ([暁])ツキ・ハイペリオンマスターのアカツキ・リュミエールユニットが展開するビームシールドによって、全て防がれた。

 

射撃武器でアカ([暁])ツキ・ハイペリオンマスターの全身を覆う、アカツキ・リュミエールユニットが展開するビームシールドを破るのは、ほぼ不可能に近い…。

 

「じゃ、どうすればいいんですの!?」

と訊く大井に

 

《あれだけ強固なシールドを使ったら、消費エネルギーもバカにならないはずだよ。

だから、あえて暁にシールドを使わせて、エネルギーを浪費させるんだ。

もっとも、そうなる前に響が出てくると思うけど…

でも、それが一番、確実な方法だよ。〉

と言う北上。

 

「なるほど…☆

さすが、北上さん☆」

と、北上を称える大井。

 

《とりあえず、阿武隈を援護しよう。

大井っち、響の動きに注意して。〉

と言う北上。

 

「はいっ☆」

ヘビ([北上])ーアームズバスターガンダム

ガン([大井])ダムバスターヘビーアームズ

は、ビルド([阿武隈])ストライクガンダムノワールを援護するため、移動する―。

 

 

「やぁっ!!」

と、ビルド([阿武隈])ストライクガンダムノワールが振り下ろした【フラガラッハ3】ビームブレイドと、アカ([暁])ツキ・ハイペリオンマスターの試製双刀型ビームサーベルがぶつかり、火花を散らす。

 

しかし、その直後、アカ([暁])ツキ・ハイペリオンマスターが右足でビルド([阿武隈])ストライクガンダムノワールを蹴飛ばした!!

 

「きゃあっ!!」

と、運の悪いことに、蹴飛ばされたビルド([阿武隈])ストライクガンダムノワールは

ヘビ([北上])ーアームズバスターガンダム

ガン([大井])ダムバスターヘビーアームズ

の方に飛んでいった…。

 

 

「ちょっ…!?

阿武隈!!

こっち来ないでよー!!」

 

「前髪女ぁー!!」

 

ヘビ([北上])ーアームズバスターガンダム

ガン([大井])ダムバスターヘビーアームズ

にぶつかってしまうビルド([阿武隈])ストライクガンダムノワール…。

 

そんな3機の周囲を取り囲む、アカツキ・リュミエール。

 

そして、ビームシールドを展開した。

 

「何、これ?

暁の機体(ガンプラ)のバリアが、私達を囲んだ?」

と、首をひねる阿武隈。

 

《いつまで、私の上に載ってるのよ!?

前髪女っ!!〉

と、大井からの通信が入る。

 

アカ([暁])ツキ・ハイペリオンマスターに蹴飛ばされたビルド([阿武隈])ストライクガンダムノワールが、ガン([大井])ダムバスターヘビーアームズの上に載ってしまっているのだ…。

 

「うわっ★

暴れないでよ★

降りれないでしょ★」

と、キレる阿武隈…。

 

その時

《阿武隈…

響だ…。〉

と、北上からの通信が入る。

 

レーダーを確認する阿武隈。

 

たしかに、上空にガン([響])ダム・ヴェールフェニックスがいる…。

 

そして、響が何をしようとしているのか、察する阿武隈。

 

「とりあえず、ここから脱出するわよ!!

このバリア、内側からならビームは抜けるはず!!」

と射撃を開始する

ビルド([阿武隈])ストライクガンダムノワール

ヘビ([北上])ーアームズバスターガンダム

 

しかし…

 

「あ、あれ…!?

ビームが通らない?」

 

ビルド([阿武隈])ストライクガンダムノワール

ヘビ([北上])ーアームズバスターガンダム

の射撃は、バリアを通り抜けることなく打ち消された。

 

その直後―!!

 

ガン([響])ダム・ヴェールフェニックスのツインバスターライフルから放たれた、黄色い大出力ビームが飛んできた―!!

 

「バリアに向かってビームを撃つなんて…

あの子って、もしかして馬鹿なの?」

と言う大井を

 

《大井っち…

それは流石に言い過ぎだよ…。〉

と、静かに大井を諌める北上…。

 

しかし…

 

(ビームを防ぐバリアに向かってビームを撃つ?)

 

(ビームが内側から通らない?)

 

と、北上と阿武隈の2人の中で、何かの違和感が思い浮かんだ。

 

そして、それが何なのか気づいた時…

 

2人は…

 

「「外側からなら通るんだぁー!!」」

という絶叫とともに

ビルド《[阿武隈]》ストライクガンダムノワール

ヘビ([北上])ーアームズバスターガンダム

ガン([大井])ダムバスターヘビーアームズ

はツインバスターライフルのビームに飲み込まれたのだった…。

 

 

『Battle Ended.』

 

 

試合終了後、阿武隈達に声を掛けようとした暁と響だったが、阿武隈対北上&大井の全力口喧嘩が始まったため、声をかけるのは諦めて、その場から退散した…。

 

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