艦これ×ガンダム ガンダムビルド艦隊これくしょん -敗者達の栄光- 作:星龜
第14回ガンプラバトル全国大会3回戦の第1試合は
暁
響
が所属する白守中学校ガンプラバトル部
と
阿武隈
大井
北上
が所属する
との対戦だった―。
今回のバトルフィールドは渓谷。
両側は切り立った崖…
中央には川が流れている。
崖の上に立つことも可能だが、そこに行くには、飛行可能な
しかし
も
も
も飛行不可能な
川の幅はそれほど広くないが、水中用モビルスーツのガンプラが潜れるほど深い。
そのため
が移動できるスペースは、実質、河原のみという
にとって、非常に不利なバトルフィールドだった…。
まもなく、
と
だ。
「先手必勝!!
撃てー!!」
と射撃を開始する
しかし
の攻撃は、
〈そんな攻撃じゃ、私のアカツキ・ハイペリオンマスターには、傷ひとつつかないわ☆》
と自慢する暁。
「だからって、私達にも負けられない理由はあるの!!」
と、
一方、北上と大井は…
「北上さん。
響は?」
と訊く大井。
どういうわけか、
《崖の上にいるよ。〉
と言う北上。
どうやら響は、高みの見物をしているようだ。
「何ですの…!?
暁1人で、私達に勝てるとでも言うの…!?」
と憤る大井。
《実際、そうなんだけどね…。
だって、私達の攻撃、暁に効かないし…。〉
と、やけに冷静な声で言う北上。
北上の言う通り
の攻撃は、
射撃武器で
「じゃ、どうすればいいんですの!?」
と訊く大井に
《あれだけ強固なシールドを使ったら、消費エネルギーもバカにならないはずだよ。
だから、あえて暁にシールドを使わせて、エネルギーを浪費させるんだ。
もっとも、そうなる前に響が出てくると思うけど…
でも、それが一番、確実な方法だよ。〉
と言う北上。
「なるほど…☆
さすが、北上さん☆」
と、北上を称える大井。
《とりあえず、阿武隈を援護しよう。
大井っち、響の動きに注意して。〉
と言う北上。
「はいっ☆」
と
と
は、
「やぁっ!!」
と、
しかし、その直後、
「きゃあっ!!」
と、運の悪いことに、蹴飛ばされた
と
の方に飛んでいった…。
「ちょっ…!?
阿武隈!!
こっち来ないでよー!!」
「前髪女ぁー!!」
と
と
にぶつかってしまう
そんな3機の周囲を取り囲む、アカツキ・リュミエール。
そして、ビームシールドを展開した。
「何、これ?
暁の
と、首をひねる阿武隈。
《いつまで、私の上に載ってるのよ!?
前髪女っ!!〉
と、大井からの通信が入る。
「うわっ★
暴れないでよ★
降りれないでしょ★」
と、キレる阿武隈…。
その時
《阿武隈…
響だ…。〉
と、北上からの通信が入る。
レーダーを確認する阿武隈。
たしかに、上空に
そして、響が何をしようとしているのか、察する阿武隈。
「とりあえず、ここから脱出するわよ!!
このバリア、内側からならビームは抜けるはず!!」
と射撃を開始する
しかし…
「あ、あれ…!?
ビームが通らない?」
と
の射撃は、バリアを通り抜けることなく打ち消された。
その直後―!!
「バリアに向かってビームを撃つなんて…
あの子って、もしかして馬鹿なの?」
と言う大井を
《大井っち…
それは流石に言い過ぎだよ…。〉
と、静かに大井を諌める北上…。
しかし…
(ビームを防ぐバリアに向かってビームを撃つ?)
(ビームが内側から通らない?)
と、北上と阿武隈の2人の中で、何かの違和感が思い浮かんだ。
そして、それが何なのか気づいた時…
2人は…
「「外側からなら通るんだぁー!!」」
という絶叫とともに
ビルド《[阿武隈]》ストライクガンダムノワール
はツインバスターライフルのビームに飲み込まれたのだった…。
『Battle Ended.』
◆
試合終了後、阿武隈達に声を掛けようとした暁と響だったが、阿武隈対北上&大井の全力口喧嘩が始まったため、声をかけるのは諦めて、その場から退散した…。