EP59 命令を果たす為に
https://syosetu.org/novel/170259/62.html
より
「たった1機で来るとはね…!!
覚悟しなさい、長月!!」
と、ガンダムグシオンセフティアリベイクフルシティに向かってヒャクライ・スティグマトと砲撃モードのアカツキ・リュミエールユニットを連射するアカツキ・ハイペリオンマスターだったが、ガンダムグシオンセフティアリベイクフルシティには1発も命中しなかった。
逆に、ガンダムグシオンセフティアリベイクフルシティが頭部を照準モードに変更し、バックパックのサブアームに装備した150ミリロングレンジライフル改を、アカツキ・ハイペリオンマスターとイオグレイズに向けて発射した。
「そんなの、アカツキ・ハイペリオンマスターには効かないわ☆」
と、アカツキ・リュミエールユニットでガンダムグシオンセフティアリベイクフルシティからの射撃を防ぐアカツキ・ハイペリオンマスター。
ところが、ガンダムグシオンセフティアリベイクフルシティが撃った150ミリロングレンジライフル改の銃弾の1発が、アカツキ・リュミエールユニットを掻い潜ってきた。
だが、アカツキ・ハイペリオンマスターは慌てることなく、左腕のビームシールドを展開し防いだ。
しかし、ビームシールドに接触した銃弾が爆発し、一瞬だけ暁の視界を奪って機体の動きを止めさせた。
アカツキ・ハイペリオンマスターの隙を見たガンダムグシオンセフティアリベイクフルシティは、上空に飛び上がると、頭部を通常モードに戻し、右上段に構えたセフティアリベイクハルバードをアカツキ・ハイペリオンマスターめがけて、一気に振り下ろした。
「へ…ヘン★
アカツキのビームシールドならヘッチャラだし☆」
と、ガンダムグシオンセフティアリベイクフルシティの斬撃をビームシールドで受け止めるアカツキ・ハイペリオンマスター。
ところが…
〈ビームシールドの防御を過信し過ぎだな、暁!!》
と言ってくる長月。
「何よ!!
強がりもほどほどに…
…って…
えぇっ!?」
ビームシールドで防いだはずのセフティアリベイクハルバードが、徐々にシールドにめり込んで来ていたのだ―!!
「ビームシールドが!?」
と驚く暁。
そして…
ついに―!!
「きゃあぁあぁ…!!」
セフティアリベイクハルバードが完全にビームシールドを突破し、アカツキ・ハイペリオンマスターの左腕を叩き斬った。
そして、ガンダムグシオンセフティアリベイクフルシティは左ストレートを放つ。
ガンダムグシオンセフティアリベイクフルシティは、殴り飛ばしたアカツキ・ハイペリオンマスターに追撃をしかけようとしたが…
「追撃などさせるものかー!」
と、イオグレイズが120ミリライフルを撃つ。
「邪魔をするなぁ!!」
と、イオグレイズにヒートダートを投げつけるガンダムグシオンセフティアリベイクフルシティ。
「なにっ!?」
ガンダムグシオンセフティアリベイクフルシティが投げたヒートダートは、イオグレイズの120ミリライフルに直撃し、ライフルを爆発させた。
そして、150ミリロングレンジライフル改を撃ちながら、アカツキ・ハイペリオンマスターに向かっていく。
アカツキ・ハイペリオンマスターもヒャクライ・スティグマトとアカツキ・リュミエールユニットを連射するが、ガンダムグシオンセフティアリベイクフルシティはアカツキ・ハイペリオンマスターの射撃を全て回避する。
〈予測射撃も甘いな、暁!!》
と言ってくる長月。
「くっそぉ!!」
と、ヒャクライ・スティグマトの銃口下からビームナイフを発振させるアカツキ・ハイペリオンマスター。
そして、ガンダムグシオンセフティアリベイクフルシティが振り下ろしたセフティアリベイクハルバードを受け止める。
「長月がここまで強いなんて…!!」
と驚愕する暁に
〈いや!!
貴様がガンプラの防御力に依存し過ぎているだけだッ!!》
と言い放つ長月。
「それって、どういうことよ!?」
と訊く暁に
〈私に勝てたら、教えてやるッ!!》
と言い放つ長月。
鍔迫り合いをする
ガンダムグシオンセフティアリベイクフルシティ
と
アカツキ・ハイペリオンマスター
しかし、パワーで劣っているアカツキ・ハイペリオンマスターは次第に圧されていった。
「隙ありッ!!」
と、バックパックのサブアームが持つ150ミリロングレンジライフル改を脇下からアカツキ・ハイペリオンマスターのヒャクライ・スティグマトめがけて撃った。
「しまった!!」
爆発してしまうヒャクライ・スティグマト…。
そして、ガンダムグシオンセフティアリベイクフルシティは右足でアカツキ・ハイペリオンマスターの胴体めがけて、全力のキックを放った。
「とどめだ…!!」
と、両手でセフティアリベイクハルバードを持って、蹴飛ばしたアカツキ・ハイペリオンマスターに向かっていくガンダムグシオンセフティアリベイクフルシティ。
だが…
「暁ちゃんはやらせんぞー!!」
と、ガンダムグシオンセフティアリベイクフルシティの左方向から、突然イオグレイズが現れ、全力のタックルを叩き込んだ―!!
突然のイオグレイズの奇襲にまったく対応できなかったガンダムグシオンセフティアリベイクフルシティは吹き飛ばされてしまった。
「暁ちゃん、今だ!!」
と叫ぶ純一。
「これは今までのお返し…
アカツキをここまでボロボロにするなんて、許さないんだから…!!」
と、アカツキ・ハイペリオンマスターは、7基全てのアカツキ・リュミエールユニットを浮遊させた。
そして、アカツキ・リュミエールユニットの全砲門から一斉にビームが撃ち出された。
イオグレイズのタックルをくらって、完全に態勢を崩されてしまっていたガンダムグシオンセフティアリベイクフルシティは、アカツキ・リュミエールユニットから放たれた21本のビームをくらってしまい、爆炎の中に消えていった…。
◇
一方、ガンダム・ヴェールフェニックスはガンダムバルバトスルプスレイトと交戦していた―。
上空からツインバスターライフルでガンダムバルバトスルプスレイトを撃つガンダム・ヴェールフェニックス。
しかし、高速で荒野を駆けるガンダムバルバトスルプスレイトには当たらない。
〈その攻撃はお見通しです!!》
と言ってくる三日月。
「さすが三日月だ。
この程度じゃ駄目みたいだね。」
と、ガンダム・ヴェールフェニックスはツインバスターライフルを分割し、連射する。
ガンダムバルバトスルプスレイトも、両腕の200ミリ砲で反撃する。
しかし、ガンダム・ヴェールフェニックスは回避することなく、ガンダムバルバトスルプスレイトが撃った200ミリ砲の砲弾を、分割したツインバスターライフルで撃ち抜いていった。
「さっきの言葉、そのままお返しするよ。」
と言う響。
〈正確な射撃…手強いですね!!》
と、響の射撃の腕を称える三日月。
「褒めても、何も出ませんよ。」
と、ツインバスターライフルを合体させるガンダム・ヴェールフェニックス。
そして
「直撃させる!!
ウラァーッ!!」
と、ツインバスターライフルを撃った―。