艦これ×ガンダム ガンダムビルド艦隊これくしょん -敗者達の栄光-   作:星龜

43 / 46
準々決勝(1-3)


 

EP59 命令を果たす為に

https://syosetu.org/novel/170259/62.html

 

EP60 彼女達の居場所

https://syosetu.org/novel/170259/63.html

より

 


 

ガン([響])ダム・ヴェールフェニックスからの攻撃を回避したガンダ([三日月])ムバルバトスルプスレイトは、背中の大型テイルブレードを射出した。

 

ガンダ([三日月])ムバルバトスルプスレイトが射出した大型テイルブレードは、射撃中で身動きの取れないガン([響])ダム・ヴェールフェニックスに向かって飛んでいく。

 

「ハラショー。

このタイミングでテイルブレードを使うとはね…。

でも、予測済みだ…!!」

と、飛んでくる大型テイルブレードを回避するガン([響])ダム・ヴェールフェニックス。

 

だが、大型テイルブレードは、まだ追いかけてくる。

 

「残念だったね三日月。

でも、いい攻撃だったよ。」

と、追いかけてくる大型テイルブレードを回避したガン([響])ダム・ヴェールフェニックスは、大型テイルブレードにツインバスターライフルの銃口が向けた…

 

…が、それは悪手だった…。

 

ガン([響])ダム・ヴェールフェニックスがツインバスターライフルの発射態勢に入った時…

 

ガンダ([三日月])ムバルバトスルプスレイトは、ガン([響])ダム・ヴェールフェニックスめがけて、ガンダムバルバトスのメイスを投げつけたのだ―!!

 

物凄いスピードで投げられたメイスは、ガン([響])ダム・ヴェールフェニックスに向かって一直線に飛んでいく。

 

(!?)

 

ガン([響])ダム・ヴェールフェニックスは、慌ててシールドを構えたが、完全な防御態勢をとることができず、シールドで防いだものの、地上へと落下していった。

 

落下するガン([響])ダム・ヴェールフェニックスに追撃をしかけようと、ジャンプするガンダ([三日月])ムバルバトスルプスレイト。

 

そして、右手に握ったツインメイスを大きく振りかぶる。

 

しかし、バランスを取り戻したガン([響])ダム・ヴェールフェニックスは、ガンダ([三日月])ムバルバトスルプスレイトの攻撃をシールドで防ぐ。

 

そのまま、地上に降り立ち、睨み合うガン([響])ダム・ヴェールフェニックスとガンダ([三日月])ムバルバトスルプスレイト―。

 

〈はぁ…

はぁ…

往生際が悪いですね、響さん…。》

と言ってくる三日月。

 

「ふっ…それはお互い様じゃないかな?

三日月。」

と答える響。

 

〈そうですね…。

なら、そろそろ終わりに―》

と、三日月が言いかけた…

 

その時だった。

 

遠くの方で大きな砂煙が上がった。

 

(まさか…

暁がやられたのか…!?)

と思った響は、レーダーで味方機の反応を確かめる。

 

すると、アカ([暁])ツキ・ハイペリオンマスターの反応があった。

 

どうやら、やられたのは

 

そして、がやられて動揺しているガンダ([三日月])ムバルバトスルプスレイトの隙を、響は見逃さなかった。

 

「隙を見せたね…三日月!!」

と、ガン([響])ダム・ヴェールフェニックスはガンダ([三日月])ムバルバトスルプスレイトにスラスター全開のタックルをくらわせた。

 

そして、ビームサーベルでガンダ([三日月])ムバルバトスルプスレイトの左腕の接合部を斬り落した―!!

 

うああぁぁぁっ!!

と、通信機から三日月の絶叫が聞こえ、顔をしかめる響…。

 

アシムレイトによって、ガンダ([三日月])ムバルバトスルプスレイトの左腕が斬り落とされたダメージが三日月に伝えられたからだ。

 

三日月の悲鳴を聞きたくない響は、通信機の音量をミュートにした…。

 

それでも…

 

勝つために…

 

「これで終わりだよ…!!」

と、シールドに装備されている2連装バルカンを撃つガン([響])ダム・ヴェールフェニックス。

 

バルカンの銃弾が、ガンダ([三日月])ムバルバトスルプスレイトに命中する…。

 

被弾の激痛が三日月に伝わっていると思うと、あまり、いい気分ではなかった…。

 

 

種守中学と【月華団】の試合を観戦していた電、時雨、夕立―。

 

電は、暁達の無事を見てホッとしていた。

 

「よ…良かったのです…。

暁ちゃん達が勝てたのです☆」

と喜ぶ電。

 

「電ちゃんは相変わらずの姉妹思いっぽい☆」

と笑う夕立。

 

「ということは、僕達の次の相手は暁達なんだよ?

それをわかって言ってるのかい?」

と言う時雨。

 

「も…もちろんなのです…!!

暁ちゃん達とは一度、戦ってみたいって思ってましたから…!!」

と言う電。

 

「それならいいんだけど…

…あれ?」

と、時雨が何か違和感を感じた。

 

(バトル終了のアナウンスが流れていない?)

 

会場は依然、ものすごい熱気につつまれていたが、観客のほとんどが、そのことに気づいていなかった。

 

「そうか…!!

バトルはまだ終わってないんだ…!!」

と、声をあげる時雨。

 

「「え?」」

と、電と夕立が時雨の方を見た…

 

その時―!!

 

 

バトルステージでは―。

 

 

砂煙が舞う荒野に、何かが軋む音がする。

 

(何の音だ?)

と、警戒する響。

 

どうやら、音は自身の前方…

 

砂煙の中から聞こえてきていた。

 

(まさか…!?)

と、身構えるガン([響])ダム・ヴェールフェニックス。

 

やがて…

 

砂煙の中から

左腕と頭部左側の装甲をほとんど失ったガンダムバルバトスルプスレイト

が起き上がってきた―。

 

「あああっ…」

と、その姿に生理的な恐怖を感じる響…。

 

 

一方、ガン([長月])ダムグシオンセフティアリベイクフルシティも、右上半身のほとんどの装甲と左側のスタビライザユニットと頭部アンテナ失った大破寸前の状態で立ちつくしていた―。

 

「そ…そんな…!?

長月は…

本物の悪魔なの…!?」

と、ガン([長月])ダムグシオンセフティアリベイクフルシティの姿を見た暁が、脅えた声を出す。

 

《ビビったら駄目だ、暁ちゃん!!

しょせん、死にぞこないだ!!

暁ちゃんは響ちゃんと合流して、もう1機の方を!!〉

と、通信機から純一の声が響いた。

 

「わ…わかった…!!」

と、ガン([響])ダム・ヴェールフェニックスのもとに向かうアカ([暁])ツキ・ハイペリオンマスター―。

 

 

「この死にぞこないめ!!」

と、バトルブレードを持って、ガン([長月])ダムグシオンセフティアリベイクフルシティに斬りかかるイオ([純一])グレイズ。

 

「はぁっ!!」

イオ([純一])グレイズがバトルブレードを斬り上げ、ガン([長月])ダムグシオンセフティアリベイクフルシティの左前腕の装甲を弾き飛ばす。

 

膝をついて倒れたガン([長月])ダムグシオンセフティアリベイクフルシティに

「この、久条 純一の裁きを受けろ!!」

と、バトルブレードを突きつけるイオ([純一])グレイズ。

 

すると、通信機から

〈その名前…

あの男の…

久条(くじょう) 政義(まさよし)の息子かぁぁぁぁぁッ!!

という、長月の絶叫が響いた―。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。