激エロ架空競走馬伝説【イッテンコウセイ】   作:蒼井魚

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方言女子コウセイ

 すごか! すごかことが起こったと!!

 小さい頃に会った激エロのモロホストお兄さんがトレーナーさんで、それもタクヤ記念ウマ娘を育てた凄腕たい! がばいか!!

 やけど、お兄さんは絶対に担当にしてくれんと……。

 

『うーん? コウセイちゃんのお誘いは嬉しいけど、中央の設備を全部把握してないんだよね。全部の施設を把握したら考えてあげるぜ! ……これだからプライベートの奴に嫌われるんだよな(笑)』

 

 こげん風に素っ気ない態度で焦らしプレイばい……。

 やけど! ウチはめげんと! 小さい頃に助けてもらって……少し大きくなって助けてもらって……。

 ――恋するに決まっとると! 命短し恋せよ乙女ばい!!

 

「で、方言女子に戻った……コウセイさんって属性の塊ですね……」

「なんばいいよっとね? 乙女は強かと!」

「でも、なんで拓也弁使ってたんですか?」

「うっ……お兄さんのことを忘れとうなかったとよ……」

 

 レオがゲラゲラと腹を抱えて笑っとる……頭にくったい……。

 やけど、ウチは幸せの絶頂! 人生の最高速度! 憧れの頂点!

 幸せ太りしそうと♪

 

「で、博多弁になったと」

「長崎弁ばい……長崎弁は博多弁より「と」を語尾にすることが多かと! 二度と間違えんと!!」

「いや、大きな目で見たら博多弁でしょ」

「やーかーらー! 九州を福岡で一括りにせんと!!」

 

 地方出身差別に激おこぷんぷん丸、レオって本当にナチュラルいじめっ子ばい! こげん性格をしとったら旦那さんがでくるわけなかとよ……。

 レオを無視してラノベを読んどったら携帯から着信、誰やろ?

 

『コウセイ? おばあさまがメジロ会議をするらしいのです。すぐ来れますか?』

「なんばいいよっとね? ウチ、メジロの居候やけど、家族会議に呼ばれるほどじゃなかばい」

『来ると言いなさい』

「はい、すぐ行くけん」

 

 若干焦り気味のマックイーンに脅迫されてメジロ行き、唐突過ぎるばい!?

 うーん、ウチ悪かことしとらんし、本当にどけんことが起こったとやろ? どうせマックイーンが太ったことを注意するだけやなかとね……。

 

「レオ、少し出かけてくったい」

「ハー○ンお願いしまーす」

「スーパー○ップのチョコミントでよかね」

「歯磨き粉とか食わねーよ! バーニラバニラバーニラ! ハー○ン! バーニラバニラ高級品!!」

 

 ウチもチョコミントは苦手やけど、レオは真剣と書いてマジと読むくらいチョコミント嫌いたい。まあ、ゴルシちゃんがチョコミント大好きやから食べなかったらあげればよか♪

 メモ帳にチョコミントアイスと書いて部屋から飛び出すと、緊急出動でくるウチって消防隊員になるるかもね♪

 

 

 

【メジロ家】

 

 マックイーンと一緒にイケオジ執事さんの運転で豪邸以上宮殿以下のメジロ家に到着。

 トレセンに入学してからは全然帰っとらんし、本当になんで呼びつけられたとやろ?

 おばあさまのオフィス? それともトロフィールーム? に入ると「あの」ストーカートレーナーさんと知らない紳士がおっとっと!?

 

「……コウセイ、この俗物が貴方を襲った俗物ですか?」

「は、はい」

「……そう、それなら」

「この男が溺れ死んでも俺のせいじゃないからな!」

 

 ドーベル先輩が縁日の金魚すくいで捕まえた金魚が実は錦鯉で、今は庭園の池で飼われとるから使われとらん水槽、そこには水が張られとると……。

 紳士は禍々しいような、神々しいような、そげん表情でストーカートレーナーさんの縛られた体を水槽の中に突っ込んで藻搔き苦しむ姿を楽しんどる……がばいか……。

 

「こういうパカな男もいる……世の中捨てたものではないぞ……」

「呼びつけてパカ呼ばわりとはなんだ? おまえも沈めてやろうか」

「マサヒコ、今はその俗物を痛めつけなさい」

「ふざけんじゃねーよ、俺は命令されるのが嫌いなんだ。その老体がどこまで耐えられるか見ものだ」

 

 おばあさまに軽口を言っとる紳士……何者なんね……?

 隣におるマックイーンが大口を開けて放心しとるし、紳士はストーカートレーナーさんを革靴で水槽に押さえつけとる。もうがばいかとしかいえんばい!?

 ピクピクと動かんくなっとるストーカートレーナーを引き上げて尻にピンタ! そげんして意識が戻ったストーカートレーナーに十分な酸素が行き渡ったと同時に水没()

 

「貴方達にも言えることです。優秀、成績、出身、誇り、それらすべてが人並み以上の時――人は自分を天に選ばれた存在だと確信する。錯覚する。これ以上の滑稽はないでしょう」

 

 おばあさまがギン目でウチとマックイーンを睨んでくると……。

 隣のマックイーンが饅頭のフリをして難を逃れようとしとる……どげんしたと……。

 

「秋川の奴、丈夫な男だって言うから引き取ってやったのに……タクヤより軟弱じゃねーか! アイツも溺れさせねぇとな」

 

 紳士は失神しとるストーカートレーナーを投げ捨てておばあさまを水没させようとしとる!? 使用人さん達が必死に止めに入っとるけど、紳士はそれらを全員水没させ……どっから水を出しとっと!? なんか球体の水が無から生成されとったい!

 

「二人とも……こっちに来なさい……」

「「は、はい!」」

 

 饅頭のフリをしとるマックイーンの手を引いておばあさまの前に立つ。

 

「怪我をしなくてよかった……強い子に会えて……」

 

 抱きしめられて大切にされてることを再確認ばい♪

 

 

 

【おま○け:おばあさまVSマサヒコ】

 

「個人の性癖が、個人の欲望が力となっていくのか……これがニュータイプ……」

「おまえには見えてる筈だ。丈夫だと言われて嘘を言われた俺の意思が」

「人の感情は自由だが、他人にそれを押し付けるな! おまえが言うように人類すべてが俗物になれるものか! ……その前におまえは逮捕されるよ」

「そんなに俺を貶すのか! 憎しみが憎しみを産みおまえを更に水没させたくなった。年老いた体を、老いた体で藻搔き苦しめ」

「貴様の性癖に付き合う筋合いなど……ない!」

「自分の頭だけで考えるな!」

 

 達人の間合い。

 

「ふふっ……今持ってる肉体に囚われてどうする?」

「肉体があるから……抗えるのさ……」

「逃げるんじゃねーよ!」

 

 逃亡。

 

「どこに隠れやがった。水中でワルツを踊ら――」

「もらった!」

「……メジロ」

「相打ちと言いたいが……私の負けだな……」

「なぜもっと反抗的な目をしない?」

「ふふっ……おまえの趣味を知ってるからさ……」

「ふざけんじゃねーよ、俺は潔い奴が嫌いなんだ。もっと反抗的な目で俺を見ろ、若い頃のように噛みついてみせろ! そうすれば俺の自尊心が満たされる」

「ふははは! 特殊性癖の人間に翻弄されると言うのはな、無抵抗の抵抗をするという証拠だろ」

「ふざけんじゃねーよ! 互いに年老いたとしても遠からずの関係だろうが」

「そうさ! おまえみたいな俗物を真人間にするために……青春の半分以上を使ったよ……! すべておまえの狂った頭が……」

「白けるぜ、秋川溺れさせて拓也県に帰る。ついでにコイツも連れて帰る」

「もう二度と帰ってくるな……俗物が……」




 方言難しい……わけないよね(地方在住)

 こっちではこれが標準語だから(笑)

 今年最後の投稿はまさかの方言の確認、来年もよろシャス!

 評価の時に「ナス」が入ってたら嬉しいなぁ♪

 ヨーグルトと麦茶と読者様の感想だけが俺の養分だぜ!!

次回:タクヤかそれ以外か(50くらい)

  • タクヤ(メインストーリー)
  • ダイワスカーレット
  • ウオッカ
  • カレンチャン二回目
  • カワカミプリンセス
  • スイープトウショウ
  • どぼめじろう先生
  • クリーク&ウララ(親子)
  • ハジケ組
  • サウナ
  • 別世界の義父(タキオン・ギム爺など)
  • ノムリッシュウマ娘
  • 麻雀
  • トレーナー交流
  • 平成三強+タマ
  • ニジンスキー系の会
  • カラオケ
  • 中華料理人コウセイ
  • 逃げシス勧誘
  • しらねーよ、そんなの
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