ONEPIECE FILM N.G.   作:悠々―ゆうゆう―

4 / 18
襲来“アンダードッグ海賊団”

 見送ったゴードンを待ちながら今度はボイストレーニングを始めるウタ。心配だ。もしもあれが危険の前兆であるなら自分が行けば良かったと考える。

 

「……やっぱり私も見に行こうかな」

 

 そう考えた直後だった。

 

 ドォーン……!!と、明らかに砲撃だとわかる音が遠く此処(ここ)まで響いてきたのは。

 

「~~~~ッ!!? ……あ~もうっ!!! やっぱり私が行けば良かった!!!」

 

 レッスン後の汗を流すのに用意していた水桶を持ち上げ頭から一気に被る。全身びしょ濡れになったウタだが犬のように全身を震わせて水気を散らす。

 体を冷やして気を引き締めたウタはそのまま駆け出す。目指すはコンサートホールを出た廊下の一番近い窓。

 

 ホールを駆け抜けながらウタは「すぅー……」と深く吸い込む。そして―――

 

「―――新時代は―――」

 

 歌い出す。その歌声は吹き抜ける天井から空へと響く。

 扉を蹴り開け、直ぐに目に入った割れた窓へと一直線に走る。スピードを緩めることなく窓枠に脚を掛けたウタはそのまま外へと飛び出した。

 

「―――世界中全部―――」

 

 ―――エレジアで最も人気の有ったコンサートホール。それはこの国の城内に建造された国営ホールのことである。

 エレジアの城は街を一望できる高い場所に建築され、それはつまりこの城が存在する場所は標高が高いことを意味する。

 

 城外を駆け抜けるウタの目の前には切り立った崖が広がり、そして―――

 

「―――変えてしまえばァーーー!!!」

 

 一切の躊躇いなく断崖絶壁へと身を投げ出した。

 

「来て!!!」

 

 ウタは落下しながら空に向かって手を伸ばす。

 彼女の体に影が掛かる。その影とは―――

 

「ケェエエ~~~~ッッ!!!」

 

 人間を丸呑み出来そうな程に巨大な鳥、怪鳥であった。

 まるで鼠を捕食するかのように鉤爪を広げて迫り来る怪鳥。逃げ場の無い空中において危険極まりない状況。しかしウタの表情に怯えは欠片も無い。

 

「ありがとう!!」

「クケ!! ……すぴ~~……キュケ!!」

 

 怪鳥の脚を掴むウタ、その腕に爪は立てられず包み込むように掴むだけ。

 

「このままあそこ!! 煙上がってる街の方へ向かって!!」

「……すぴ~……すぴ~……ケケェエエ~~ッッ!!!」

 

 怪鳥は大翼を羽ばたかせて飛ぶ。ウタが命じる方へ。()()()()()()()()()()()()()

 

「…………」

 

 怪鳥の翼によって空を飛びながらウタは鋭い眼差しで煙を上げる街を、騒ぎの中心である海岸を睨む。

 

「私はウタ……海賊嫌いの……ウタなんだ……っ!!」

 

 自らに立てた誓いを崩さぬように、そう言い聞かせながら。

 彼女は征く。

 

 

 

 

 目付きの悪さが印象的な犬の船首を持つ船。それは無論海賊船であり、そこから狙いも特に定められていない砲撃が街の其処(そこ)此処(ここ)に撃ち込まれる。

 

「ヌッハッハ~!!! 良いぞお前らァ~!!! この“アンダードッグ海賊団”が来たことを知らしめてやれ~!!! ()()にな!!!」

「グッドですボス!!」

 

 船長の命令に従い配下は無人の街へ砲撃を続ける。

 

「我らの目的はわかっているな!!?」

「はい! おれ達の目的はあの世界的歌姫ウタちゃんの確保です!」

「そうだ!!!」

 

 アンダードッグ海賊団船長“ヌイセマカ”は配下達へこの砲撃の意味を再確認させる。

 

「これは威嚇!!! 歌姫ウタに我らの恐ろしさを見せ付け抵抗など無駄であると教えてやるのだァ~!!!」

「さっすがボス~! 女相手にはいっつも強気!」

「長い物には巻かれる主義の頼れるおれらのボス!」

「やかましいわお前らァ!!? 褒めるにしても言葉を選べ!!?」

 

 ヌイセマカは両腕に巻いた鎖で拳を包むとガキンガキン!と打ち合わせる。

 

「良いかお前ら!!? ()()内での我らの地位を確固たる物にするには功績が必要だ!!! みみっちいしょっぺえのじゃない派手な功績!!!」

 

 その野望にギラついた瞳はエレジアに建つ城へと向けられた。

 

「歌姫ェ~!!! お前を連れて帰れば“座長”はきっとおれを幹部に取り立ててくれる!!! ヌゥ~ッハッハッハ~!!!」

 

 ヌイセマカは己が目的を叶える為に命ずる。

 

「野郎共ォ!!! 上陸だァ~!!! 邪魔する奴が居れば誰であろうとブッ殺しちまえ!!!」

 

 その号令と共にアンダードッグ海賊団は「うおォおおおおお!!!」という雄叫びを上げながら船を下りてエレジアの地を踏む。誰も彼もが無法者らしく欲望にギラついた目をしている。

 

 アンダードッグ海賊団、船長以下総勢80人。その全てがウタという一人の少女を狙って進攻を開始した。

 

「―――まさか本当に歌姫狙いとはな」

「ぁああん!?」

 

 そんなアンダードッグ海賊団の行く手を阻むように現れた少数の人影。

 

「誰だ手前ェら!? 我らが泣く子も尾を巻くアンダードッグ海賊団と知ってのことか!?」

「…………」

 

 無力な市民であれば恐れ戦きそうなその恫喝も彼らには何てことは無いそよ風のような物。

 サンジは煙草を吹かしながら隣の仲間に聞く。

 

「……フゥー。聞いたことあるか? アンダードッグ」

「いえ。とんと知りませんね、ヨホホホ」

 

 ブルックは骸骨の顔を横に振って仕込みステッキから刀身を抜く。

 

「なに、気にするほどでも無えさ」

 

 ゾロは猛獣のような笑みを浮かべて刀に手を掛ける。

 

「あんな小物、さっさと倒して飯にしようぜ」

 

 刀を二本抜いて構えたゾロは不敵に笑い先頭に立つヌイセマカに(きっさき)を向ける。それに対してヌイセマカは怒りを露わにして吠え立てる。

 

「ぬァあ~んだとお前らァ!!? 急に出てきやがって我らの恐ろしさを知らんと見える!!! 教えてやれお前ら!!!」

「グッドですボス!! うちの船長は強ェぞ~!!」「海軍に付けられた懸賞金はなんと1億1千100万ベリー!!」「体に武器の鎖を掛けている姿から付けられた異名!!」

 

鎖を巻き付けた拳を構えてヌイセマカは猛る。

 

「“くさりかけのヌイセマカ”とは我のことだ!!!」

「頭の中もう腐ってんじゃねえか?」

 

 あんまりな異名を自信満々に言うのでつい突っ込んでしまうゾロ。それがヌイセマカ達の怒りを買った。

 

「あの生意気な奴らをヤっちまえェ~!!?」

 

 その命令を待っていたとばかりにアンダードッグ海賊団は武器を抜いて攻めてきた。

 

 そうして火蓋を切られた戦いは―――一方的だった。

 

「―――“柔力強化(カンフーポイント)”!!! ハチャ~~!!!」

「ぶっ!? べっ!? ぐは~~!!?」

 

 チョッパーは動物系悪魔の実による変形能力を応用、卵形な体に短い手足という珍奇な体型からは想像出来ない高い格闘能力によって次々と敵をノックアウトしていく。

 

「おれはプリンセス・ウタのライブを観に来たんだ!!! お前らなんかに負けねェぞ!!!」

 

 “わたあめ大好きチョッパー(ペット)”。懸賞金1000ベリー。

 

「―――行くわよ“ゼウス”! 違った!!! 行きなさい“ゼウス”!!!」

「な、何だ!? 雲……ってぎゃああああああああ!!?」

 

 天候棒(クリマタクト)に宿った魂を持つ雷雲ゼウスに呼び掛けるナミ。そうして現れたゼウス(矢面に立たせて)と協力して放つ雷撃は雨のように降り注ぎ敵ごと大地を穿つ。

 

「わたしが可愛いからって油断してたでしょ?」

 

 “泥棒猫ナミ”。懸賞金3億6600万ベリー。

 

「―――“鼻唄三丁”―――……“矢筈斬り”!!!」

「ぐわわ~!? いつの間に斬られ……さ、寒……凍……る」

 

 死から黄泉がえり骨の体となったブルック。その特異性・異常性から魂の知覚と冥府の凍気を会得。それらを目にも留まらぬ高速の剣技にのせて敵を斬り捨てる。

 

「ヨホホホ。……友人同士の再会に、無粋は許しませんよ」

 

 “ソウルキング”ブルック。懸賞金3億8300万ベリー。

 

「―――“ストロング・ライト”ォオオーーーッ!!!」

「ぐわぁあ~~!!?」

 

 フランキーが放つ拳は文字通り鉄拳。動力によって射出されたそれは凄まじい威力を発揮し迎え撃った敵を木っ端のように吹き飛ばす。

 

「ん~~~!! スーパー!!! おれを相手するには鍛え方が足んねェな~!!!」

 

 “鉄人(サイボーグ)”フランキー。懸賞金3億9400万ベリー。

 

「くらえ“緑星”!!! “ドクロ爆発草”!!!」

「ぶへぇえ~~!!?」

 

 ウソップがサイズ自在のパチンコ“黒カブト”から射出するのは不思議な植物の種“ポップグリーン”。刺激を受けて急激に成長するそれは爆発などを始め様々な効果を発揮し敵を撃ち抜く。

 

「お、おれだってやるときゃやるんだぞコンチクショ~~!!!」

 

 “ゴッド”ウソップ。懸賞金5億ベリー。

 

「―――“千紫万紅(ミル・フルール)”、“スパンク”!!!」

「ぎゃあー!!? でっけー腕だぁ~~!!?」

 

 ハナハナの実による肉体部位の生成。それを大量に行い一つの大きなパーツとして再生成、地面から“咲かせた”身の丈を遙かに越える巨大な腕によって敵を薙ぎ倒す。

 

「街を、かつて人が生きた足跡を無遠慮に壊すものじゃないわ」

 

 “悪魔の子”ニコ・ロビン。懸賞金9億3000万ベリー。

 

「―――“悪魔風脚(ディアブルジャンブ)”、“回転焼(ロティサリー)ストライク”!!!」

「うわ~~!!? 船の砲台が~~!!?」

 

 発火を伴う高熱。それをまとって放たれたサンジの脚は敵船に固定されていた砲台を容易く蹴り飛ばし、回転しながら飛んだそれは敵を巻き込んで海へと消えていく。

 

「レディの誘拐を企てるなんざ……三枚下ろしでも足りねェぞクソ野郎共がァ!!?」

 

 “黒足のサンジ”。懸賞金10億3200万ベリー。

 

「―――“魚人空手”……“唐草瓦(からくさがわら)正拳(せいけん)”ッ!!!」

「ど……っ!!? わぁあああ~~~!!?」

 

 ジンベエの放った正拳が空を打つ。“魚人空手”の正拳はただの正拳に非ず。周囲の水分を制圧することを旨とする武術“魚人空手”によって打たれた正拳は空気中の水分から人体の水分へとその衝撃を波及させ全てを砕く。

 

「なんじゃ他愛も無い。精進が足りんな」

 

 “海侠のジンベエ”。懸賞金11億ベリー。

 

「―――“二刀流”……“七百二十煩悩鳳(ポンドほう)”ォー!!!」

「ぎゃああああああああああ!!?」

 

 二刀流によって放たれた飛ぶ斬撃。三刀流こそ本領のゾロだが最後の一本を抜くまでも無い相手に不敵な笑みを漏らす。

 

「……はっ! 喧嘩売る相手を間違えたな」

 

 “海賊狩りのゾロ”。懸賞金11億1100ベリー。

 

 こうして遅まきながら、本当に遅まきながらアンダードッグ海賊団は気付く。

 

「ば、馬鹿な!? “海侠のジンベエ”に“海賊狩り”だとォ!!?」

「なんでこんな場所に“四皇”の一味が!!?」

「くそっ!?」

 

 部下が慌てふためく中、ヌイセマカはゾロの二刀から辛うじて離脱するとそのまま距離を取る。

 

「逃げ足は一級品だな。なあウソップ」

「―――そこでわたしに振るとは断固抗議するぞゾロ君~!!」

「遠っ! いつの間にそこまで離れやがった」

 

 遠距離から援護……そう言えば聞こえは良いが必要以上に距離を取っていたウソップにゾロは呆れ驚く。

 

「なにやってんのゾロ! そんな奴らとっととやっちゃいなさい!」

「お前もかよ」

 

 ウソップの隣にはナミも居た。そこまで強くない敵でも自分の安全はしっかり確保して行動するあたりちゃっかりしている。

 

 ―――そうしている間にもヌイセマカはこの戦場から逃げようとしていた。

 

「クソが相手が悪すぎる!!? ここは一旦退いて体勢を立て直す!!!」

 

 船は既にサンジ、フランキー、チョッパーの3名に占拠され逃げ場を失っていたヌイセマカ。彼は丘や森の方へ身を隠そうと走る。

 

「おや、敵の船長が逃げてしまいますよゾロさん」

「ああ? 構わねえよ」

 

 ゾロはブルックの問いに笑みを返しながら刀を鞘に納める。

 

「あっちにはうちの船長が居る」

 

 そう言った直後、ヌイセマカが逃げるその先から猛烈なスピードで向かってくる人影が。

 

「―――ぅぉおおおおおおおおおおッ!!!」

「!!?」

「“ゴムゴムの”ォおおおお~~ッ!!!」

 

 後方へ勢いよく伸びる右腕。それはゴムの伸縮性によりぐんぐんと伸びていき……元の腕の数倍から十数倍の長さになったかと思えば次の瞬間、一気に膨張して巨大化する。

 

「お、お前は!!? もしや()()ッ!!?」

「“(エレファント)”ォおお―――」

 

 骨を膨らませ強靱なる巨躯を得る“ギア(サード)”と併用する“覇気”の武装硬化。それにより黒く染まる巨人の腕。それが大気を引き裂く唸りと共に打ち出され―――

 

「“麦わらのルフィ”~~!!?」

 

 破壊の巨拳が炸裂する。

 

「―――ォおおおお“(ガン)”ッ!!!」

「ッ!!? ッ!!?」

 

 防御など無意味。圧倒的質量とパワーによる一撃はヌイセマカの肉体を打ち据え、そのまま凄まじい速度で吹っ飛ばし―――

 

「うっ、ぎゃぁああああ~~~~~~ッ!!?」

 

 ヌイセマカはそのまま自分の船へとドゴン!!と衝突、壁を突き破って船内に消えていった。

 ルフィの突き出していた拳がひゅるひゅると縮んでいきバチリと元の大きさに戻る。そうして現場に到着したばかりの彼は意気揚々と声を張る。

 

「うっし!!! 次はどいつだァ~~!!?」

 

 四皇“麦わらのルフィ”。懸賞金30億ベリー。

 

「せ、船長~~~!!?」「うわ~~!? もうダメだ~~!!?」「手配書と顔違うじゃねーか!!?」「良いから逃げるぞバカ!!?」「逃げるって船占拠されてるよ!!?」

 

 ただルフィのやる気に反してアンダードッグ海賊団は見ての通り戦意喪失していた。

 

「……ん? 何だ? もう終わりか?」

「ひぃいい~~!? どうか命だけは~~!?」「靴! 靴舐めますよ!?」「あばばば……本物の四皇……ガク」「恐怖で気絶した!!?」

 

 船長をやられたアンダードッグ海賊団はもう無様に命乞いをするしか出来なかった。

 それを前にしてルフィは怒鳴る。

 

「うるせェ!!! もう何もしねえから帰るなら帰れ!!!」

 

 その言葉にアンダードッグ海賊団は「……い、良いんすか?」と恐々確認する。

 

「ん? まだやるんなら何度でも相手するぞ?」

「「「「喜んで帰らせていただきます!!!」」」」

 

 そこからはもう早かった。

 ルフィの一撃から目を覚ましたヌイセマカは「いや~♡ 本当にもうすいませんでしたホント♡」とぱんぱんに腫れた顔でペコペコ愛想を振り撒きながら仲間を引き連れて船に戻り―――

 

「「「「ご迷惑おかけしましたー」」」」

 

 全速力で海へと帰っていった。

 遠く離れていく海賊船を眺めながらウソップはぽつりと呟く。

 

「……何だったんだあいつら?」

「さあな」

 

 サンジは適当な相槌を打ちながら新しい煙草に火を点ける。続けてウソップが言う。

 

「座長がどうとか幹部がどうとか言ってたよな?」

「言ってたな」

「…………」

 

 ウソップはこれ以上この件を考えるのは非常に拙い気がした。

 

「よし! この件はこれで終わりだ皆! わかったな!? 変に深入りするんじゃねえぞ~!?」

「いやあんたが一番気にしてんじゃない」

 

 ナミはそう突っ込んだが彼女自身もあんまり面倒事には巻き込まれたくないタイプなので掘り返すようなことは言わなかった。

 

 一件落着。

 

「飯ィ~~ッ!!! 弁当食うぞォ~~ッ!!!」

 

 した途端にこれである。何処でもいつも通りなルフィに仲間達は呆れつつもその言葉に従い食事にしようかと各々動き出す。

 

 ―――その時だった。

 

「ねえ、君達さ」

 

 風。

 

「もしかして海賊?」

 

 その声はまるで海の彼方まで届くかのような。

 

「この島になんの用?」

 

 吹き渡る風。

 

「もし目的如何(いかん)によったら……」

 

 赤と白の長髪を左右対称に分けて結び、特徴的なヘッドフォンを身に付けた少女は海賊団の面々を見下ろす位置で告げる。

 

「わたし、怒るからね。海賊、嫌いだし」

 

 彼女は砲撃の残滓が煙となって残る街を眺め、そして明確な敵意の光を瞳に宿して睨み付けた。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。