大惨事スーパーロボット大戦α   作:猫者

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宇宙の終わり、その先に 下

 

900:学生兵

猥談で楽しそうな所悪いし、次スレも近いから端的に言うけど

だれか、インファレンスとかいうお兄さんしってる人おりゅ!?

オメガ・ヴァルホークとかいうのに乗ってていくらダメージ与えても再生する!

 

901:名無しのハズレ転生者

スパロボWの敵。終わった宇宙の歴史を記録して次の宇宙に向かう。

本来は宇宙の歴史を記録しそこに存在していた人の記録だけでも残そうという存在だった。

なんかバグって記録した文明破壊するマンになった

 

902:名無しのハズレ転生者

でも、ヴァルホークって主人公ユニットじゃ……

主人公から奪われ済ってこと? 

 

 

903:学生兵

あと、ブラック会社ベターマンおじさんが暁の先兵って!!

 

 

904:名無しのハズレ転生者

あ、記録者が狂った理由って……

 

905:名無しのハズレ転生者

めっちゃ筋が通る。確かにWもガオガイガーいた

まぁ、ぶっちゃけ殴るだけ無駄かもしれない。無限に再生するぞそいつ

なんか手段なかったっけ

 

906:名無しのハズレ転生者

俺らがなろう主人公だったらなぜかwikiの記憶完璧に覚えててやれるのに

 

907:学生兵 LIVE

ライブだけつけとくから僕が死ぬ前に思い出して☆

 

908:名無しのハズレ転生者

後ろ向きすぎて草ぁ!

 

 

 

■■■■■

 

 

『さて、5分はたった訳だけど……気はすんだかな? それじゃあ

 当初の目的通り、逃げたギャレオンと君たちごとこの町を破壊させて貰おうかな」

 

 

 

「機体のダメージより損傷回復のスピードの方が上回ってる」

 

 

 

「冷静に解説しないでくれるか、いなほ! 絶望してくるだろ!」

 

 

 

(軽口をたたく余裕はまだあるみたいだな、スレイン。

 が……俺はそうもいかないザーツバルム(きょうかぱーつ)の負担2割減は地味に大きかった)

 

 

 負念を際限なく蓄積するが、変換効率は悪い。

 パワーロスはメインの操縦者自身の精神を傷つけ、容赦なく体力を奪っていく。

 まさしく急増のシステムと思われる不完全なシステムに感じる。

 

 

(俺の使い方が悪いのか、分からない。

 だが俺一人だとサブパイロットシステムの補助ありでも

 メインのプラーナコンバータだけでは出力が足りない)

 

 

(あの時の力があれば……いや)

 

 

 非戦闘員を二度もここに乗せる訳にはいかない。

 たとえそれが機体を最大限に使う手段だとしても……

 シンは思う。コックピットとは鉄の棺桶なのだ。そして、そこに生きそこで死ぬ。

 

 

 

「直上に攻撃、10秒!」

 

 

 タルシスの戦術予測が攻撃をスレインに伝えた。

 シンはいなほのスレイプニールの傍に駆け寄る。

 

 

「プロテクトシェード!!」

 

 

 腕部から波紋の様に広がるバリアが攻撃を防いだ。

 

 

「この腕便利だな。足もちゃんと足をしてるしなんかドリルもある!!

 そこそこ走れるしジャンプもできる!」

 

 

「それは僕のカタクラフトへの皮肉? でも、これはこれで便利だよ」

 

 

『アルドノアドライブか。固有の能力は製造した後に発揮するまで分からない。

 未来予測なんてタイプもあったんだね。タルシスはすでに撃墜されていたから助かるよ』

 

 

「何!?」

 

 

(……終わった宇宙。前の宇宙ってことか?

 それはある程度似た歴史をたどるって事か……でも記録にないのは助かる。

 ある程度、アイツはライブレードを観察しようとするはずだ……強い武器ないけどね)

 

 

 翼をもぎ取られると剣でブンブンするしかなくなるライブレード。

 スレイプニールは汎用性に優れているが突破力はなく、タルシスも持ち前の機動性を発揮して攻撃を回避していたが、一撃で決めるだけの兵器がないのは同じはずだ。

 ライブレードの武器もあとはせいぜい、膝ドリル。

 しかし、ついてはいるけどまともな推力もない膝蹴りが当たる訳もなく、当たった所であの修復力をこえられるかと聞かれれば圧倒的にNOを突き付けるだけの確信はある。

 シンはわりと真剣に悩んでいた。

 

 ちらっと見えたレスにオーラをはぎ取ればワンちゃんあるとある。

 シンはさらに悩む。オーラというのがそもそもよくわからんし

 ライブレードよりわずかに高い様に見えるわりに

 運動性能はあちらの方が明らかに高い。重力下でライブレードより大きくそれであの動きは汚いとすら感じた。

 

 

(バーストプラーナしかない……!)

 

 

 だが、できるのか。激しい感情を暴れさせることが、命を昂らせることが……

 シンには自信がない、なかった。

 

 

「くそぉ、俺は王道主人公タイプじゃねぇんだぞ!

 どうせなら悪役らしくヴェイガンもセットでつれてこい!! そしたらこの場ごと灰にしてやる!」

 

 

「ただ現状だと決め手がないのは確かだよ。再生しなければいくらでも手段はあるんだけど」

 

 

「せめて、マジンガーかゲッターだけでもいてくれたら……」

 

 

 決め手がないというのは共通認識だったらしい。

 

 

「なら、やるべきことは一つだ。おそらく、向こうも襲われてるけど……。

 それを片付けてかけつけてくれるのを待つしかない」

 

 

「要するに時間稼ぎ、再開だぁ。くそがよぉ!」

 

 

 

■■■■■

 

 

 

 

「父さん……どいてくれ、俺も行く!!」

 

 

 オレンジの髪の男性……機械の体を持つ男、獅子王凱は静止する父、獅子王麗雄にそう言い放った」

 

 

「いかん、凱!! ギャレオンは今だ目覚めん。ガオーマシンだけで何ができる!

 勇者ロボもAIの習熟をまたねばならん。ここは彼らに任せるしかない!」

 

 

 しかし、獅子王麗雄も理解していた。

 敵の再生力を上回る手段もなく、このままでは押し切られるのは間違いない。

 彼が凱を止めてるのは親心以上に……。

 

 

「無駄なのじゃ、凱!! お前が参戦した所で勝率の上昇はむしろマイナス!」

 

 

「なら、彼に翼を!!」

 

 

 凱の視線の先にはライブレードの翼がついた鎧の様なものが置かれている。

 

 

「……不可能じゃ。ステルスガオーの様なパイロット操作機能を組み込む余裕はない。

 そして、独立稼働もできん。このライブレードの翼はGSライドなどを組みこみつつ、損傷したバリア能力を補うジャケットアーマーと翼をひとつにしたものじゃ……単体での稼働は」

 

 

 獅子王麗雄はライブレードの修理中に気づいたバリア機能の損失。

 その修理がはかどらないためにサブプランとして採用したのがこの外部装甲。

 それを取り付けた上で封印する予定だった。いつか安全な稼働ができる日まで。

 しかし、Gアイランドシティが狙われるなんて事を考えてはいなかった。

 この施設には特にまだ、何かあるわけでもなかったからだ。

 

 

(まるで、最初からギャレオンを破壊しにきたかのような動きじゃ……)

 

 

『その想像は正しい』

 

 

「何……声が!? いや、違う」

 

 

『緑の星の継承者よ。今は力を蓄えるがいい……ペクトフォレース、ウイリデ!』

 

 

 突然現れた男の胸の宝石から発せられる緑色に輝く粒子がライブレードの翼を覆った。

 すると、動力を接続されたわけでもないというのにその翼が稼働を始める。

 

 

「お、お主は一体……」

 

 

『ソムニウム……ラミア』

 

 

 

 

■■■■■

 

 

 

 

 

 

『7分。そろそろ観測することはないかな?』

 

 

 

「いなほ、あの急に現れる攻撃は何かわかるか?」

 

 

「おそらく、すでに発射されていたものが瞬間的に次元をつなげてこちらに飛来している……

 スレインの未来予測でとりあえずは回避できる。でもそれだけだ……」

 

 

 

 その時、ライブレードが突き破った地面から何かが飛び出した。

 

 

「あれは……ライブレードの翼?」

 

 

『受け取れ、同調者よ。暁の先兵は私が退ける。しばし時間を稼いでくれ』

 

 

 

「ラミアか!? 見捨てられたわけじゃなかったのな! よっしゃあ!!」

 

 

 

 ライブレードがジャケットアーマーと合体する。

 肩口で固定されたその鎧は胸と腰を文字通り、包み込むように繋がった。

 

 

『文明の破壊者、インファレンス。あの船すら奪ったか……。

 アプリカントの意思すらもはや受け付けぬというのだな……ネブラの実よ、我に力を』

 

 

 懐から取り出したネブラの実を食するラミア。

 体を震わせ、高まる気迫。そして、意識のスイッチを切り替える様に、

 かけていた黒塗りのサングラスを投げ捨てた。その下の眼は血の様に赤い。

 

 

『うぅおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

 

 

 発せられるハリケーンの如きすさまじい風。

 その中で巨大な何かがうごめく。そして眼を見開き、飛び出た。

 

 

『ぐぅ!』

 

 

 白く細い体躯を持つ巨大な蝙蝠に似たその化け物は、ソムニウムのラミア。

 強化形態ラミア……その頭部。クラッシュウィッパーがオメガ・ヴァルホークを弾き飛ばした。

 

 

 

キィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイインンン!!!

 

 

『しまった!』

 

 

「逃がすな! ここで始末をつける!」

 

 

 ベターマンのリミピッドチャンネルを経由し、いなほとスレインとシンの意思が反響しあう。

 3体の機体の特性を理解し、瞬時に構築した作戦をいなほが意思の波として2人に伝えた。

 

 

 そして、ライブレードが、スレイプニールが、タルシスが同時に飛び立つ。

 

『堕ちろ!!!』

 

 飛来する機体に向かって異次元より無数のビーム攻撃が四方より放たれる。

 しかし、タルシスとその未来予測を受け取ったライブレードがバリアを展開しスレイプニールを護った。

 肉薄するスレイプニールより発射されるワイヤーがオメガ・ヴァルホークを拘束し、

 そのワイヤーをつかんだタルシスが地面に叩きつける。

 

 地に落ちたオメガ・ヴァルホークはなお飛び立とうとする。

 そこに高速で落下してきたライブレードが左腕を押し付ける。

 

 

「プラズマホーーールドォ!!」

 

 奪ったガオガイガーの予備の左腕に内臓される反発的防御フィールド。

 プロテクトシェードを反転させ、攻撃エネルギーに変換し、そのフィールドの反発作用によって行動を封じる。付随的効果によりフィールド内では激しいスパークが発生し電子機器に損害を与える。

 

 

『くそ! 離せ、離せって言っているだろ!!!』

 

 

「うるせぇええええ!! 無限に回復しやがって無限チートやろうが!

 こっちも痺れてんだ! こうなりゃ、ライブレードが爆発するまでこうしてやるぞ!」

 

 

『その、必要はない。滅べ、インファレンス』

 

 

 

 

 サイコヴォイス!!

 

 

 

紀元前2500年、アーリア人がソーマを食することでのみ発したといわれる超常の声。

その声は対象物の固有振動数に同調し、それのみを粉砕する超高周波。

周囲が大きく歪み、光すらもそれに屈しネブラの姿が歪んだ。

 

 

 

『ソムニウム!! 次は殺す!

 お前もだ、ライブレード!! そして、その2体。忘れないからな!!』

 

 

 

 オメガ・ヴァルホークに広がる皹が止まることなく、全身に広がり。轟音と共に砕け散った。

 

 

 

「……ラミア」

 

 

 

『暁の霊気の残滓を使い、奴は逃げ伸びた……私は行く。まだ補足されるわけにはいかない』

 

 

「そうか、悪い。助かったよ……。

 こいつもなんだ。翼が来てからすごい楽になった。いや、鎧かこれ?」

 

 

『お前が今を生きる力捨てぬ限り、それは力を貸すだろう。さらばだ……』

 

 

そういって、ネブラは飛び立って消えた。

 

 

 

■■■■■

 

 

 

 

981:名無しのハズレ転生者

はえー、やっぱ強いラミアくん

で、どうしてるの今

 

 

982:学生兵

プラズマホールドでライブレードの

電子機器が故障したので再修理してる。もう1日寝てるわ

何かあってもラミアくんいるもんね!! ……いる? 

 

983:名無しのハズレ転生者

何度も助けてくれるわけないだろ!! 自分でなんとかする努力をしろ!

 

984:学生兵

それもそうだな。すまんかった

 

985:名無しのハズレ転生者

ほんと、アホだけど素直なの草

 

 

■■■■■

 

 

「こうなった以上、できる限りの支援はしよう。だが……。

 私は君が戦うべきでないと思う。ライブレードに命を吸い切られる前に剣を下ろしてほしい」

 

 

 

 そういうと大河幸太郎はいつでもきたまえ。

 相談も受けようと電話番号を渡してきた。

 初めてこういうのをもらうのが男というのもなんだかなぁ、と思いつつも間違いなく一人の人間として心配されているのもわかったのでしっかりと受け取った。そして、シンはロンド・ベルの迎えを待っている。

 

 

 

「あの……寝込んだりしてませんか?」

 

 

「リッゾちゃん、そんな俺がいつも死にかけてるみたいな」

 

 

「出会いからして大分ムチャでしたし……」

 

 

「まぁ、まぁまぁまぁ……」

 

 

 シンはなんも否定できなかったのでとりあえず必死にその場を流した。

 だが、事実として負担は軽い。後半、かなりやせ我慢していた部分もあった状態が

 翼が張り付いてから歯を食いしばってればなんとかなる、ぐらいの負担にはなった。

 

 

「手足と翼。いいもん貰ったわ。余裕だな!」

 

 

 きついもんはきついのだけど、という弱音は心の中で押しとどめた。

 

 

「そうはいっても、苦しいのは変わらないのでは?」

 

 

「ちょ、まっ、っぎぃ! まっ、まぁまぁまぁ……」

 

 

「……本当に必要な時は呼んでください。

 ここでのテストの時はダメでしたがあの時は動いているのです。力にはなれる筈です……いいですね?」

 

 

 そういってアセイラム姫はシンを睨みつけた。

 

 

「本当に苦しい時は、そうな。言うよ」

 

 

 わかっているのだ。根っこの所で誰もを拒絶しているのを。

 結局、なんもかんも自分が悪い。少しずつ変わっていくつもりはあるけども。

 

 

(本当にやばい時じゃないと素直になれないって、なんか暴力系ツンデレみたい……)

 

 

 どっちかっていうと、お前はヤンデレだよ。

 そんなことを言いたげに一瞬だけライブレードの首が動いてアイカメラが光った。





調子悪くてかえってぎっりぎりまで
寝てた。危なかった。誤字確認は明日……
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