大惨事スーパーロボット大戦α   作:猫者

35 / 58
さらばイゼルカント

 

大惨事スーパーロボット大戦 5スレ目

 

 

22:学生兵

というわけで、俺はプラズマダイバーミサイルを手に入れたんだ

 

 

23:名無しのハズレ転生者

へぇ、EMP兵器としても強そうじゃん

 

24:学生兵

でも今、撃っちゃったからどうすんべかって話

 

25:名無しのハズレ転生者

 

26:名無しのハズレ転生者

 

27:名無しのハズレ転生者

躊躇なくて草

 

28:名無しのハズレ転生者

人の心がないんかお前は

 

29:学生兵

でも相手が人間じゃなかったから……

 

30:名無しのハズレ転生者

あっ(察し)

 

 

31:名無しのハズレ転生者

殲滅! 殲滅! ヴェイガン殲滅! しばくど!(ミサイル発射)

 

 

32:名無しのハズレ転生者

ユリン止めに来たかわからんけど

止めに来た頃にはもうトリガー引いてそう

 

 

■■■■■

 

 

 

「議会の方と、このテレビを見ている方には、突然の無礼を許して欲しい。

俺は……いや、僕はアムロ・レイ。話の前に、皆さんに知って貰いたいことがあります」

 

 

 罵声の響く、議事堂の中でアムロは思った。

 自分はいつから俺、というようになったのだろうかと。大人になったといえば、そうだがそれは戦争の後からだったと思う。

 自分の傷と、弱さを隠したくていつしか強がるようになっていた。

 軟禁に甘んじて、肉欲におぼれていくなかで少年の自分は心のより深くにもぐってしまった。だが、今日。もう一度、自分自身として世界に立ち向かうのだ。

 シャア・アズナブルにはできない。

 地球、宇宙とで生きた。アムロ・レイとした。

 

 

 

「鳥取に生まれ、母の不義……いえ、残酷かつ最低の行為。不倫により父と僕は宇宙に上がりました。グラナダ、サイド6、そしてサイド7。父と共に転居を繰り返し、僕、個人としては宇宙での暮らしが遥かに長い。だから、故郷といえば宇宙なのだけど、地球での暮らしは心地よかった。重力に囚われている間、この星は僕を癒してくれた。嫌、違う……重力とはやさしさなんだ。魂を捉える訳じゃない、それは、母の腕だ。自分の意思で、歩みだすまで。優しく包み込んでくれる愛だった」

 

 

 ―――僕は弱い人間です。

 

    だから、英雄としてでなくそういうものとして語ることを許してほしい

 

 

 一年戦争後の英雄的扱いから、多くのジャーナリストから「ニュータイプ」についての取材を受けた。それでも、何かといわれても難しい。なんとか、言葉をひりだしても発言は抽象的で、大衆にとって難解なもので理解されなかった。

 詩的な表現のような、稚児の落書きのようなその抽象的表現は心からあふれるものをただ、口に出したものだからだ。

 それは、素直に受け止めようとするものにしか伝わらないけれど、多くの人には心と心の間に盾がある。だから、無駄かもしれないけども、

 アムロは今日、素直にしゃべろうと決めた。

 

 

 

「現在、ティターンズが地球連邦軍を我が物にしているやり方は、かつてのザビ家がスペースノイドの総意は我にありと曲解しジオンを作り替えた過ちと同じだ。

 事実、今、僕らはミネバ・ザビと手を取れた。

 これはティターンズにはできなかった事。

 人が宇宙に出たのは、地球が人間の重みで沈むのを避けるためで、

 地球には金持ちしか残っていないなんていうけども……

 かつて、宇宙開拓事業は色んな保証はあれど、

 豊かな人間にだけ許された挑戦だった……」

 

 

 アムロ・レイは大きく息を吸い込んだ。それは、広がり切った幻想と夢と希望を打ち砕く言葉でシャア・アズナブルなら言わなかった言葉だ。だが、だからこそ自分が言う必要があると彼は感じた。

 

 

「宇宙に出ることによって、人間はその能力を拡げることができる……なんて事は嘘だ。ニュータイプのような能力は確かにそうやって覚醒したが地球で別の力に目覚めたものもいた。結局、宇宙ではない。人の争乱がまだ目覚めるべきではなかったものを揺り起こしたにすぎない。これはまだ、人に過ぎた力だ」

 

 

 

■■■■■

 

 

 

 

「…………」

 

 

 アクシズでクワトロは、シャア・アズナブルは彼の言葉をただ黙ってじっと見ていた。内にいろんなものはあるけどもどれも言葉にできなかった。

ただ、分かるのは自分があそこにいれば真逆な事を言っていた事だけはわかる

 

 

「シャア……彼の言う通りなのかもしれないな。結局、ジオンも地球の事なんてよく知らなかったのだ」

 

 

 

「ミネバ様、その感性を大事にしてください。

 そして、考え続けるのです。それがあなたを正しき指導者に導くでしょう」

 

 

 

■■■■■

 

 

 

『ティターンズ、聞いてくれ。ティターンズすべてがそうじゃない。自分なりの正義を持っているかもしれない。でも、その正義を導くものは野心に満ちたインテリで自分の都合のいいようにしか君たちをみていないし、君たちも自身の意思で行動していない。わかるだろ』

 

 

「そんな事、あるかよ! そんな……」

 

 

「ジェリド!! 本当にそうか! 誤って僕のかあさんを殺した時、自分で殺されようとしたろ! 僕はその時も言ったはずだ。ティターンズを憎むと!!」

 

 

 

「か、カミーユ……」

 

 

「本当に正しいと思っているのか、それしか道がないと思っているのか! 間違いだろ、そんなの! あの言葉が聞こえないのか! 偉ぶってるか! あの声は、泣いてる! アムロ・レイだって人間なんだ。そして、お前も! それを分かれよ!!」

 

 

 通信網を破壊しようとするティターンズと激しい空中戦を繰り広げる、ロンド・ベル。その中でライブレードはただ、戦艦の上で立ち尽くしていた。

 悪意を感じた。いや、違う。シンには感知能力はない。

 ニュータイプと同調もしていない。これはただの勘。

 流れるように、プラズマダイバーミサイルを装備して出てきた事すら。

 

 

「ヴェイガンの臭いだぁ……」

 

 

 悦!

 

 

 

■■■■■

 

 

 

『あの戦争の頃、僕らは戦うしかなかった。攻めてきたジオンに対してそれしか選択がなくて生き残るために子供の僕らは慣れもしない銃とMSと戦艦と、人殺しを続けた。そして、今も……殺す気でくる相手は同じ様に対処するしかない。でも、あのころと違って選べるはずだ! なぜ、僕ら今も……同じ人類同士で殺し合いを続けるんだ! ……うっ……うっ……』

 

 

 

「そうね、アムロ……皆、あの頃の痛みを隠しているだけなのよ。誰かに押し付けて。でも、それじゃあダメなのよね……」

 

 

 

■■■■■

 

 

 

 

『今、ティターンズは、このような時に戦闘を仕掛けてきている。僕らが、議会を武力で制圧したのも悪い。でも、それはこの放送のためだ。事実、この話の間に一度でも銃声が響いたか! いない! でもティターンズは、この議会に自分たちの味方となる議員がいるにもかかわらず、こうして襲ってきている。それを……もう、争いに憎しみ合うのはやめてくれ。こうして、僕たちはヴァースとだって手を取り合えた』

 

 

 街の中でカイ・シデンが一人残ってカメラを回した。

 ロンド・ベルと激しい戦闘を繰り広げるティターンズ。

 戦艦は議事堂を盾になるように浮かんでいる。

 

 

「いい絵が取れてるぜ、アムロ……そして、これが宇宙の悲しみを防ぐ傘。イージスか……」

 

 

 地球を覆い始めるバリアフィールドでカイは写真に収めた。

 

 

■■■■■

 

 

 

 

 通信機からアセイラム姫の演説が始まったのが聞こえる。

 ヴァース帝国の正式な和平を宣言し、それの立役者であるエゥーゴとアムロ・レイが指示と権力を得る。

 そういうシナリオなのだろうとシンは感じた。

 通信機を切る。俺はただ、待てばいいのだと集中した。

 戦場の空気は過敏だ。だからこそ、異物はわかりやすい。

 

 

「まだ劣等種と人間を見下ろしているのか、ヴェイガン。あの時、俺はフリットたちを通してお前を感じた……だから、俺はお前が見ている俺たちの姿が分かるぞ……」

 

 

 負念を追うのだ、それならライブレードに乗る俺はわかる。

 そうシンは思った。クロスゲートのコピーともいえるそれの発現は膨大な負念の流れを伴う。そこに撃てばいい。善良なヴェイガンとは戦場に出てこないヴェイガンである。戦場にいるヴェイガンは悪いので全て塵にする。

 絶対的な殺意が共鳴し、ライブレードの出力が上がっていく。

 そして、麻酔を忘れたザーツバルムは襲い来る恐怖におむつに失禁していた。

 

 

 

「しぃいいいいいいいいいいいはあああああああああああああああああ!!!」

 

 

 戦場を流れる死霊を追う。

 連邦に恨みをもつもの、ティターンズに恨みをもつもの。

 地縛霊、浮遊霊、シロッコはライブレードに吸い込んでエネルギーにしておく。多分、死んでもしぶといこいつは負念だけはぎ取ってクリーニングされるだろう、と心配はしていない。

 奪われたものは奪い返せない。でも、その報いを与えられきれなかったから苦しみと悲しみだけが残り続けている。来て欲しい、だが温存できれば便利な武器だ。来てほしくはない。

 だから、もしかしたら来ても我慢するべきかもしれない。

 

 

「!!」

 

 

 世界に穴が開いた、負念が世界に注ぎ込まれていく。

 場所は、議事堂の真上。つまり、直上。

 

 

 ミサイルを構える。巨大なそれを取りまわすのはライブレードの出力でも難しい。

 脚部の固定装置を起動し、下半身に力を入れた。

 チューリップが見えた。そして、開く……

 

 

 

「しねぇええええええええええええええ!!」

 

 

『兄さん、ダメ!』

 

 

 

「あ、今なんか見え。もう撃っちゃたよ」

 

 

 

『えっ?』

 

 

「まぁ、次は気を付けるわ。戦場に出てないヴェイガンはいいヴェイガンだからね……」

 

 

■■■■■

 

 

 

「連邦よ、私は、イゼルカントは! かえって……」

 

 

 カッ

 

 

 

■■■■■

 

 

 

 

50:学生兵

というわけで、俺はプラズマダイバーミサイルを撃ってしまい

 

51:名無しのハズレ転生者

ユリン止めに来たけど迷いなかったから早すぎて止められなくて草

 

52:名無しのハズレ転生者

ヴェイガンが最強のヴェイガンキラーを育てたのが悪い。

裏切者絶対許さないに育てたのもそうだし、

デシルが悪いよデシルがぁ~

 

 

53:名無しのハズレ転生者

第二次のヴェイガンの指導者

 

本命:ゼハード

対抗:キオ・アスノ(ここまででてないし)

大穴:デシル

 

 

54:名無しのハズレ転生者

まぁ、キオくんはラジコンで自我ないも同然だし

ゼハードだったら和解ワンちゃん……

 

 

55:名無しのハズレ転生者

でもキオだったらイッチも止まるだろ

 

 

56:学生兵

戦場に出てきたら悪いヴェイガンなんだから始末するに決まってるだろ!!!

馬鹿にしてるのか!!! 戦場に出てきたら誰の血縁とか関係ないよ!!

ヴェイガンなんだぞ!!! 殲滅だよ

 

 

57:名無しのハズレ転生者

やっぱデシルが悪いよ~デシルがぁ~





デシルが悪いよデシルがぁ~

ちゃんと誤字脱字修正します
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。