大惨事スーパーロボット大戦α   作:猫者

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ハズレ転生者専用掲示板 アップデート情報 Ver 12.01


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・ISニキの残していた時限ウイルスの削除に成功しました



幕間 インターミッション1『慟哭』

 

 

117:名無しのハズレ転生者

アップデート不穏すぎだろ!!

 

 

118:無色のハズレ転生者 

意識データをウイルスに変換して潜伏してたらしい

他の奴に協力してクリプスを経由して召喚してこっちで破壊した

大悪魔より怖いねあの人……今度こそケリがついた

 

119:名無しのハズレ転生者

では、ここでISニキの死に際の呪いの言葉をどうぞ

 

120:名無しのハズレ転生者

『理解しきれる世界が憎い」

 

121:名無しのハズレ転生者

『理解してくれない世界が憎い」

 

122:名無しのハズレ転生者

『だからすべてを無に帰すんだ」

 

123:名無しのハズレ転生者

あぁはぁ……って笑顔も怖かった

 

124:名無しのハズレ転生者

言葉も表情も裏ボス

 

125:名無しのハズレ転生者

あの騒動の同期の生き残りっていたっけ

 

126:名無しのハズレ転生者

赤肩ニキ。爆発した機体に弾き飛ばされたショックで

一時、心臓停止。蘇生処置の後に意識不明になってた

 

127:名無しのハズレ転生者

同期の死んでる奴のIDを取得→生きてるロールプレイ

有名コテにする→他スレで最初はまともな助言する→自分に依存させてゆっくり死に追い込む→

ID取得→育てて有名コテにする

 

 

128:名無しのハズレ転生者

屍の軍。

 

129:名無しのハズレ転生者

個人の固定IDは魂と紐づけの筈だし、

それをどうやって搔い潜ったのかもわからない……まじで恐ろしい事件だった

 

 

130:学生兵

動画上げたけどくっそ便利。話すの手間だから多用したくなる。

 

131:名無しのハズレ転生者

ルドラァ!!!(一般男性072ライブ配信事件)

 

132:学生兵

やめるわ。

 

133:蒼穹のハズレ転生者 

ライブ形式や動画は楽だけどミスると……ね?

 

134:名無しのハズレ転生者

当事者の言葉の重みよ……で、皆、大体動画見たと思うけど

 

135:名無しのハズレ転生者

フリットくん、なんで艦長してんの?

バリバリキリングマンでしょ君

 

136:名無しのハズレ転生者

ヴェイガンと木蓮は最初の話聞いた段階でいそうって話してる奴他スレにいたね

 

137:名無しのハズレ転生者

まぁ、マイスターにヘイト向けて意思を一つにするってのはもう崩れてるけども

サブプランとフリット乗船はまだよーわからん

 

138:名無しのハズレ転生者

天才の思考、われらにわかるはずもなく

 

139:名無しのハズレ転生者

どうも、馬鹿です

 

140:名無しのハズレ転生者

おう、お前もか

 

 

 

■■■■■

 

 

 

200:学生兵

んでま、状況説明はいずれ誰かまとめておいてくれるとして……

とりあえず、残るよ。残るんだけど放置し続けてる案件があって

 

 

201:名無しのハズレ転生者

兜くんとクスハちゃんとは何時でも話せるけど、

ヴァースの姫様と侍女

 

202:名無しのハズレ転生者

まぁ、せやね

 

203:光と闇の狭間のハズレ転生者 

ラブコメとかふざけてるの!?

 

204:名無しのハズレ転生者

日刊世界の危機、イライラで草

 

205:名無しのハズレ転生者

月刊→週刊→日刊と仕事がハイペースになったからね

1日に2回ぐらい世界救ってそう

 

206:名無しのハズレ転生者

愛するたびに失うのに闇落ちしないで頑張ってくれてるの本当な

でもすっかりラブコメアンチに

 

207:名無しのハズレ転生者

でも女性に対する扱いの助言一番うまいし、本当に困ると助け舟たすよね

 

208:名無しのハズレ転生者

漫画の先生の如きライトサイド

 

209:学生兵

正直な話、そういうのはないと思うんだよね

火星が揉めてるなら、早々にお帰り願った方がいいよ

 

210:名無しのハズレ転生者

帰したら狙われるだろ!!

 

211:学生兵

でも守ってくれる奴もいるでしょ。

少なくとも、地球人が手を出したっていう大義名分は消えるよ。

偽物だって反発する奴もいるだろうけど、地球を狙う勢力は減る

 

212:名無しのハズレ転生者

急に賢くなるな

 

213:名無しのハズレ転生者

馬鹿にもど~れ

 

214:学生兵

うんこ

 

215:名無しのハズレ転生者

よし

 

216:名無しのハズレ転生者

まぁ、でも……おそらく無限機関のアルドノアドライブ。

それを味方にできたらわりと解決する事案は多い

 

217:名無しのハズレ転生者

あるかぁ?

 

 

218:名無しのハズレ転生者

イージス計画の問題点であるエネルギー問題。

OGも混ざってるならその範囲は地球全体だし、これで宇宙勢力は一気に除外できる

 

 

219:名無しのハズレ転生者

あー、なるほど……しかもエネルギー問題は強力な政治カードか

 

220:名無しのハズレ転生者

ヴァースの立場も一気に良くなる。

 

221:学生兵

イージスが惑星規模になってるのか。

俺はエネルギー解決するから両方向に作って!ぐらいの気持ちだった。

そうなると宇宙の勢力が影響力を持つとうかつに近所の

コロニーに悪さできなくなると思うし酸素税も結構すぐ無くなりそうな

 

222:名無しのハズレ転生者

 

字音くん「大義名分返して」

 

223:名無しのハズレ転生者

最低限しか戦わないスパロボαは草

 

224:名無しのハズレ転生者

68話が半分ぐらいに圧縮されそう

 

225:名無しのハズレ転生者

汚職野郎はいるけど宇宙世紀よりマシだからこそできる裏道

 

226:名無しのハズレ転生者

でも地球無事でもそれだとコロニー襲われるじゃん

 

227:学生兵

あっ

 

228:名無しのハズレ転生者

 

229:名無しのハズレ転生者

 

230:名無しのハズレ転生者

まぁ、とりまイッチはあの2人と一度話しておけよ

良好な関係は微妙でも正直に話しておいたほうがいい

 

231:学生兵

はい

 

232:名無しのハズレ転生者

素直で草

 

■■■■■

 

 

 

コン…………ココココココココココココ

 

 

「んっ……」

 

 

エデルリッゾは夜、不審な音に目を覚ます。

時計を見れば20時。まだ睡眠には少し早かった筈だがドックに入港し

とりあえずしばらくの安全が確保されたことに安心して眠ってしまったらしい。

 

見まわしてみるが、主の姿はない。

どうやら自分の上にかかった毛布と解いて整えられた髪は彼女……

主であり敬愛するアセイラム姫によるものらしい。

机の上には「歓談室にいます」という書置きが残されていた。

フリーハンドで描かれた地図が添えられている。

侍女失格だ。準備をしてすぐ向かうべきだろう。

 

 

(……不覚! 不覚です! よりにもよって地球人のいる場所で居眠りなど)

 

「……でも助けてくれたのも地球人なのです」

 

 

真っ先に駆けつけてくれた、わが身を顧みず。

死ぬかもしれなかった、いや、彼が生きていたのはたまたまだ。

あと少し、ほんのわずか地下に逃げ込むのが遅れていれば

横転した車両に降り注ぐあのミサイル爆心地にいたのは間違いなく、自分たちと彼なのだ。

 

 

「地球人など、信用できません……」

 

苦労し、死の星を人の生きる大地に作り替えた。そんな自分たちの星を

無限の力を持つアルドノアドライブ内臓した超兵器アルドノア。

それが発見されるや否や、地球はそれを手に入れるために火星に兵糧攻めを行った。

度重なる貿易摩擦の果てに、ジオンと協力関係を結んで行われた戦争も休戦という形に終わった。

 

だから、ヴァースは地球を憎んだ。歴史を学んだエデルリッゾもまた地球を憎悪した。

同じように姫もそう感じたと思った。でも違った。彼女は言った。平和を求めようと。

子供ながら、その気高さと誠実さに感銘を受けた。

そして、いつか彼女が受け継ぎ掲げる王冠に。ヴァース帝国に仕えるのが夢だった。

 

 

―――でも私たちは、自分たちの国に弓を引かれた

 

 

あそこまで物事が重なれば嫌でも理解する。

自分と、姫様は戦争の口実にされたのだ。いや、今も……され続けている。

そして、本来なら死んでいた。不調を語った姫に行われた迅速な治療すらも

あの手暑さも……いや、厚いの面の皮だ。

医者の顔を思いだしながら心の中でその顔に吐き捨てた。

少しはしたない気もしたが、心が少し和らいだ気がした。

 

(もう、誰を信用すればいいのかわかりません。でも……)

 

 

何時かお礼を言わねばならない相手は一人いる。

 

 

コン…………ココココココココココココ

 

 

「あれ、まだする……」

 

 

船を修理している音かと思った。しかし、どうやら違うらしい。

音に耳を向けるとその音はとても近くから聞こえる。

 

 

コン…………ココココココココココココ。ゴゴゴゴココココココ

 

 

「…………扉の前?」

 

 

扉の開閉ボタンを押す。

すると、拳を裏に固まる男性がいた。

 

 

「何を……?」

 

 

「あ、部屋にどうやって連絡すればいいのか聞きわすれてな。ノックしてた」

 

 

「はぁ……なるほど……」

 

 そんな彼を見て、とりあえずアホなので危険はなさそうだな。という認識をした。

 

 

 

■■■■■

 

 

 

「すまん、寝坊した。まじごめん」

 

「まったくだぜぇ。次は気を付けてくれよなぁ」

 

「次は10時間睡眠で済ます」

 

「ハハハッ!! そりゃあ、寝すぎだぜ」

 

笑いながらシンの背中をバシバシと叩く甲児。

シンはそれを受けながら、「すまんすまん」と笑い返した。

 

 

「甲児さんと彼は仲がいいのですね」

 

「甲児くんは誰とでも仲がいいですよ。でも、勉強の一環だって

 カタフラクトの整備にも参加していましたから、彼とは特に会う機会が多かったんです」

 

「クスハさんとは?」

 

「ブリットくんと彼が友人なので、その縁ですかね。昼食は3人で何度か食堂で……」

 

 そういってどこか遠い所を見つめる様な顔をした。

 アセイラム姫はそのブリットという男性が彼女の恋人で

 まだ安否が知れないなのかもしれないと思った。だが、切っ掛けとなっちゃ当事者としては

 少しばつがわるい。

 

「気にしないでね……状況はなんとなく把握したから」

 

「そうだぜぇ、姫ちゃん! 全てはあんたを利用した奴が悪い。何度も言うけどよ。

 それにブリットなら多分無事だぜ。新宿の事件の一件で避難通路はそこら中にできたからな」

 

「……はい」

 

 優しくされればされるほど、どこか申し訳なさが募る。

 誰もが悪人ではない。こういう人たちがいる星なのだ。もっと、うまくやれたのかもしれない……

 虚しさと悔しさが募っていくのだ。犠牲になった人たちの声がすぐそばで囁いている気すらする。

 無意識にきつく唇を結んだその様子を見て、エデルリッゾは声を上げた。

 

「あっ、あの、姫様! 申し訳ありません! 眠ってしまいました」

 

「……ふふっ、気にしないで。いつもありがとう。彼を、つれてきてくれたこともね」

 

 そういって、目を閉じて一度息を整えるとアセイラムはシンに向かい合う。

 

 

「アセイラム・ヴァース・アリューシアです。お救い頂いて感謝しております。

 もう一度お名前をお聞きしてもよろしいですか?」

 

 

「日野真(ひの まこと)。まこと、まこ。が同じクラスにいて

 シンと呼ばれる事が多い。学校も大体、それで通ってた。怪我は?」

 

 

「再生医療を施していただきましたので。シンさんは?」

 

 

「あぁ、なんかのショック症状だったけどもう大丈夫。悪いが早速、頼みたい事がある」

 

 

 

 ■■■■■

 

 

 

「話は理解しました。確かにそれが最善でしょう」

 

 

「ひ、姫様!? でもあなたは今、母国にも狙われているのですよ!」

 

 

「皇帝であるおじい様は違和感を感じている筈です。今の地球側に親善大使を殺す理由がないと。

 何より、思想のねじれたテロリストの犯行にしても物事の動きが速すぎると……

 おそらく、37家門の一部が画策したものでしょう。生存が知れれば、

 かなり高い確率で影武者を立てて、作戦を続行させてくるでしょうが派閥を割る事はできます」

 

「信頼できそうな奴はいるか?」

 

 

「スレイン……それと、クルーテオ。彼は信頼できます」

 

 

「分かった。そう艦長にも進言してみる」

 

 

「まてまてまて! イージスシステムなんて都市伝説じゃねぇか! 

 百歩譲って実在するとしてもヴァースと和平を結んで、

 それが結果的にコロニーの立場を保証するものになるとしてもだ……なぁ!?」

 

 

「コロニーに外宇宙の敵を擦り付けることになるよ。

 何より政府の中枢に食い込んでるティターンズはコロニーの独立。それを許さないよ」

 

 

「……じゃあ、教えてくれよ」

 

 

どうすればいい

 

 

握りしめ震える右手を隠すように左手で包み込むとシンは壁に顔を向けた。

 

 

「ある程度情報が出そろったそうだ。

 フリット艦長が詳しい説明をしてくれると思うが地球は今、どれだけの敵に矛を向けられてるかわかるか? 両手の指で収まればいいな! 俺は理想や空想を語るほど幼稚でもない!」

 

 

「……あぁ、そうかい! 俺は見捨てねぇぜ、地球も宇宙もな! 

 聞かせてもらうまでもない。今すぐ聞きに行ってやるぜ! あばよ!」

 

 

 走り去る甲児。残されたクスハはシンの背中を見つめていた。

 

(死にたくない……いや、それ以上に死なせたくない?

 心がとても、震えて怯えて……シンくん? これは君の心なの?)

 

「……私も話を聞いてこようと思います。ブリットくんの安否もわかるかもしれませんし」

 

 

そういってクスハもまたその場を立ち去る。

残されたのは壁に顔を向けたままのシン。そして、アセイラム姫とエデルリッゾ。

 

 

エデルリッゾは自分がここにつれてきたせいで

友人同士が喧嘩になったかのようで居たたまれず、どうすればいいか分からなかった。

思わず、縋るようにアセイラム姫の顔を見てしまう。

しかしその姫もまた、考え込む様に閉じた瞼を震わせていた。

 

 

誰も、正当など。わかるはずもなかった……

 

 

 

 

 ■■■■■

 

 

 

「君は、私にとっての兄だった……戦場でも背中を預ける仲間でもあった」

 

 

「唐突ですね、フリット艦長」

 

 

「隠しておけば揉める事だ。だから、話すのだ。

 君から記憶を奪ったのも私なのだから……だが、返すつもりはない」

 

 

「……それはどうして? 機密に接触してるからとかですかね?」

 

 フリットは自嘲的な笑みを浮かべて天井を仰いだ。

 

 

「彼女と、私の分も、多くの復讐を君は背負った。憎しみだけの人生を与えてしまった。

 今更そんなもの。取り戻してほしくはない……BSDも君の最低限の戦闘力を

 記憶から引き出すように設定されている。あれは、もともと医療用に作ったのだ」

 

 

 ―――壊れた心を魂を解放し、取り戻すために……

 

「まことの力を取り戻すならば記憶を紐解く事になる。しかしそれは憎しみをも解き放つ。

 君はあの頃も心をすりつぶして、四肢が引き裂けるまで戦った。もう、あの君は見たくない

 できれば、今度こそ平和の中で人生を終わってほしい。その夢はもうかなわないが……」

 

 そういって、ふぅ……と大きく息を吐きだすと懐から電子手帳の様なものを取り出した。

 

 

「BSDデバイス、解放に至る鍵だ。スロットはモニター下部だ。今度確認しておくといい。

 AGEシステムによるサポートがあれば使わせずに済んだだろう

 ……だがあれは連邦に接収されている。だが、できれば使わないで欲しい」

 

 

「……これが、俺の過去」

 

 

手に持ったそれは冷たい機械の感触がした。

しかし、同時にその中で何かが解放の時を待ちながら怨嗟の叫びをあげているようにも感じた。

 

 

 

 ……シル……デ……

 

 

   コロス……………

 

 

 

 

 

『BSDデバイス』を入手しました。

 

 BSDデバイス:武装にリミッター解除が追加される。

 

 

分岐が発生しています

 

 

①クルーテオに接触を図る   ②アーガマに合流する

 

 




都合よくチートだけで乗り切れないスパロボみたいなもの

過程で世界観の一部だけ組み込まれて機体がでない
というのはよく出てきそう。毎日書ければ今月には終わる。

世界的には1部完

作品的には完結って感じかと。リハビリですのでそこを目指したい
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