ナザリックの支援者 作:ムササビ
元のプレイヤー名はアイ。
信仰系ビルドのプレイヤーだが異業種差別思想はない。向こうの世界で相性がいい為政者は
1位ジルクニフ
2位ザナック
3位ドラウディロン
4位ペ・リユロ
5位カルカ
6位ツアー
ラナーは知能レベルは近いがペットと少し仲良くするだけで一々睨んでくるから苦手
ランポッサ? もう自分が王になるわ。
カルマ値500 極善
職業レベル
クレリックLv.5
バトル・クレリックLv.5
ハイクレリックLv.10
プリーストLv.10
ハイ・プリーステスLv.10
テンプラーLv.5
パラディンLv.10
サモナーLv.10
シスターLv.10
セイント(聖女)Lv.5
セイント(聖人)Lv.15
コックLv.5
(ワールドアイテムによる+レベル)聖剣鍛冶師Lv.10
合計110
因みにワールドアイテムはそれこそワールドチャンピオンだろうと選択可能だったが、敢えて信仰系関連にした。
ワールドアイテムには対となる種族レベルを+する物があるが所持者は不明。
バトルスタイル
魔法、近接どちらもこなせる万能型。たっち・みーに近い戦闘スタイルに召喚した天使も操る殲滅型の側面も持つ。
カルマ値が高いほど効果を発揮するスキルやアイテムを所有(聖剣など)。カルマ値を変動させるアイテムも持っている。
プレイヤースキルも高く、かなり強い万能型がアイテムで足りないものを補ったりモンスターを召喚するうという、レベルも含めて個人戦なら間違いなく最強。カンストプレイヤー数人を同時に相手取ることも可能。
交友関係
『ガンガンやろうぜ』が方針のやりたいことをやる、やりたいやつを手伝う方針の自由形ギル所属だった。敵も居れば味方もいる。
アインズ・ウール・ゴウンならウルベルト、ぶくぶく茶釜、ペロロンチーノ、餡ころもっちもっち、ホワイトブリム、ヘロヘロ、やまいこがフレンド。
1500人のナザリック襲撃には勧誘されるも参加せず、ウルベルト達に情報を流し対応準備の手伝いをした。
容姿
本人曰く現実世界の自分をベース。リアルで交流のあるぶくぶく茶釜、やまいこ達からは『現実のほうがゲームよりも上』と言われている。
とあるバードマンによりある吸血鬼にとって好みど真ん中。
ナザリックの維持を手伝い始めて早3ヶ月。
レベルが10違えば勝負にならないと言われるように、最大レベルを超えたアイにとって危険なのはワールドエネミーや数十人規模のカンストプレイヤーだけ。
ワールドエネミーにわざわざわ挑む程暇ではないし、過疎化が始まった今のユグドラシルでアイ一人を討つために大規模な連合も、ギルドメンバー集めもされることはない。
なので安心安全に資金集めに集中できた。だけど今、アイは落ち込んでいた。表情が変わらないのでアイコンを浮かせている。
「もっと早く言えよぉ…………」
「げ、元気だしてくださいアイさん…」
彼女が落ち込んでいる原因。それは、運営からのメッセージ。もうすぐユグドラシルが終わるというものだ。
「耐えられたじゃん、ギリギリ」
アイが嘗てした計算通りなら、最終日まで『ソロモン神殿』を維持できた。もっと早く、ユグドラシルが終わることが解っていたら。
「ええい自棄食いしたる!」
『コック』のスキルで生み出し保管していた料理(バフなどの効果を高めるセイント(聖女)の特性で通常よりバフ効果、持続時間が増している)を使用するアイ。当然ゲームなので味など感じない。ただ消えるだけだ。
「あ、あはは……なんか、大変ですね。でも、そっか…………終わっちゃうんですね」
「モモちゃんなら後2年ぐらいは持たせてたのにね」
「…………2年、ですか」
「永遠は無理だよ。モモちゃん以外のギルドメンバーのログイン履歴的にも、一年はいないだろうし………そうなると一人で支えることになる。それは無理」
「…………どうして」
と、不意にモモンガが呟く。その声には隠しきれない怒りが感じ取れた。
「どうしてそんな風に、捨てられる!? あそこは、だって………あそこは、皆で頑張って!!」
「……………私は何も言わないよ〜。言ったって、『ギルドを捨てた貴方に何が解る!?』ってモモちゃん怒るでしょ? 聞く耳持たない人に言うことなんてないよ」
「っ!!」
「うん、冷静になったね」
勝ち気な笑みで固定された表情は、今の声色に驚くほどマッチしていて、その容姿と合わせてどこか怪しい気配を滲ませる。
「簡単じゃあないよ。皆色々悩んで、迷って……
「……………冴えないは余計だ」
ムッと怒りのアイコンを出すとアイはゴメンゴメンと笑った。
「受け入れるしかないんだよ、私達は。どうしたってここは偽りで、向こうが本物なんだから………仮にそこに何もなくても」
「……俺のリアル、話しましたっけ?」
「ううん。でも私って頭がいいみたいでね、少しお話すれば相手のこともだいたい分かるよ…………そうだね、そう考えると丁度良かった」
丁度良かった? 話の流れ的に、リアルの知り合いが彼女に秘密で何かをして、それがゲームを辞める要因になり得るのを彼女が察したということだろうか?
「私ね、結婚するの」
「…………おめでとうございます」
で、いいのだろうか?
その婚約者がゲーム嫌い、とか?
「相手は多分取引先の社長かな」
「多分、って…………え?」
「うん………ええ、お義父様が決めた相手よ?」
と、どこか育ちの良さを感じさせる口調へと変わるアイ。その声色の変化は声優のぶくぶく茶釜を連想させる。
「アイさんは………その、お金持ちなんですね」
「養子だけどね…………私、顔が良いらしくって両親が死んだ後今の父に引き取られたの。こういう時の
「………………」
「感謝はしてるの。こんなご時世、親のいない小さな女が生きていくには過酷だもの。この年まで身を売ることなく生きていけたのは、あの人のおかげ。それに、相手はアーコロジー内の富裕者だもの…………ええ、私みたいな女が考えられない出世よね……」
「……それでアイさんは、幸せなんですか?」
「……………幸せじゃないって言ったらどうするの?」
その言葉に、モモンガは固まる。
「私を連れて逃げてくれる?」
「……それ、は」
無理だ。どこに逃げるというのだ、こんな既に終わった世界で。仮に逃げたとして、彼女をどう養う。
「ほら、現実から逃げられない………どんなにここが好きでも、ここは私達の本当の居場所じゃないんだよ。だから、仕方ない」
知っている。知っていた。
解っている。解っていた。
去っていた皆にも事情があることを。このまやかしの世界で何を成そうとも、リアルで生きる糧にはならないことも。
「悲しいね………」
「はい」
「寂しいね」
「……はい」
「もっと皆といたかったね」
「っ…………はい!」
暫く無言の時間が続く。このあたりのモンスターは絶望のオーラに怯え近付いてこない。
「しおらしくなってちゃった。私はもう落ちるよ、じゃあねモモちゃん」
「あ、あの!」
「ん?」
「……………『アインズ・ウール・ゴウン』に、入りませんか?」
その提案が予想外だったのか、無言で固まるアイ。
「……私、人間種だよ? それに、過半数の了承がいるんじゃないの?」
「の、残ったメンバーを説得します! ギルド維持手伝ってくれたことも伝えれば、きっと!」
「どうしてそこまでしてくれるの?」
「えっと、その…………ナザリックはですね、『デイモン・ソウル』のホームである『ソロモン神殿』と同じぐらい、凝ってるんです! 食堂や、大浴場、メイドまで揃ってて!」
「あー、確かにうちに似てるね」
『ソロモン神殿』にもわざわざ製作可能レベルを削って三大支配者の城、他メンバーの居住区となる72の神殿、番外の悪魔の魂を継ぐ(設定)のアイの地下神殿に従者兼神官、信徒を複数配置していた。攻め込まれやすい山岳型であったが、守護者となるLv.100NPCも何人も居た。どれもこれも製作者の趣味がふんだんに盛り込まれている。
なるほど、確かにナザリックに似ている。
「えっと、それで?」
「だから、その………雰囲気も似てて、楽しいんじゃないかな………って」
「……………私を励まそうとしてる?」
「…………確かに、ユグドラシルで得たものは現実の得にはなりません。でも、思い出はきっと支えになると思うんです」
「……それは否定しない」
アイとて、だからこそ最後は楽しくやろう、と決めたのだ。
「俺は、貴方を救えない………貴方の運命に関われない…………でも、交じることは出来るから! こういう時間があったんだって、思い出して笑ってほしいから………俺が、貴男を幸せにするから!!」
「………………プロポーズのようだね、モモちゃん」
「へあ!?」
「うん。でも……そっか………ありがとう………悟さん。その言葉だけで、きっと私は幸せになれる」
「っ!!」
ゲームだから、その顔は勝ち気の笑みで固定されているはずだ。だけど、何故だろう? その口調だろうか……モモンガにはアイの表情がどこか寂しげな微笑に見えた。
『ソロモン神殿』
山岳型ダンジョンを初回でクリアして手に入れたギルト拠点。頂点は『火口』、そこに向かうまでは『氷雪』、麓には『森林』、『湖』、内部には迷宮の如き大空洞が存在する。
各所に神殿(各々の部屋)が存在し、制作NPCや傭兵NPC
、課金NPCが存在する。割合は傭兵、課金、制作。
各神殿には名を関する悪魔の特徴に合わせ怠惰なら大浴場、暴食なら食堂、知識なら書庫などが用意されている。
ミシャンドラは存在しない悪魔なので地下領域を与えられている。
戦争を振りまく悪魔でもあるので召喚にコストのかからないPOPモンスターが日夜戦争をしている………という設定
感想待ってます