アイズによく睨まれるんだけど多分絶対に黒竜のせい   作:川瀬ユン

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なんで迷子イベントで一話使ってるんですか?


(幼女との接し方は)もしかしなくても間違ってる

 

(幼女との接し方は)もしかしなくても間違ってるかもしれない

 

「ふぇぇ……ママぁ…………」

 

 日の出の薄光に覆われていた空が蒼天の陽光が差し込む時刻になったころ。

 まばらだった人影も、活気を思い出したように増えている。

 そんなオラリオのとある一角において、中々混沌な絵面があった

 

 そこにいない母の名を漏らしながら瞳に涙を溢れさせる幼女と、困惑しながら────表情は鉄仮面のまま、動けずにいるグラン。

 

 ミスマッチを疑わずにはいられない二人組に、通りを闊歩する人たちは視線を集めていた。

 傍から見れば不審者と被害者、或いは人拐いにしか見えないのだから当然である。

 グランが都市有数の第1級冒険者でなければ憲兵を呼ばれていたかもしれない。

 

(えやっべーよやっべーよ。まずいって凄い涙たまってるってどの角度から見ても完全完璧に迷子だって。えなんで俺にしがみついてんのちょっと俺子供の世話とかやったことないし絶対苦手なんだけど。つーか周りの視線痛ッッ! んな見てんなら誰か助けてくれよほら今にも泣き出しそうじゃんまずいまずいどうしよう!?)

 

「…………母と、はぐれたのか?」

「う、うん。始めてオラリオに来たからお店を見てたら、ママとパパが居なくなってて…………」

 

 よくある典型的な迷子だった。

 おそらく、商人の娘なのだろう。

 子供の興味を引く多様な店があるこの都市で迷子になるのは、大して珍しいことでもない。

 

 問題はこの少女が都市外から来たため構造に詳しくないという事と、グランの赤特コミュニケーション能力である。

 動かない表情筋に低すぎる会話能力。

 流石にグラン自身も焦りに焦っている。

 

(どうするッ!? この場合一回ホームに連れてくか? リヴェリアとかフィン、ティオナやティオネならガキンチョの相手もできんだろ)

 

 第一級冒険者の高速回転した思考回路が弾き出したのは結論は人任せ。

 よし、と脳内でプランを構築し笑顔(当社比)を浮かべ幼女の方に顔を向ける。

 

「………………」

 

 聞こえるのは、啜り泣く音と強まった服を掴む力。

 唯一残された僅かな灯火に縋るように、服越しに感じる孤独からの不安。

 その手が、助けを求めているようにも見えて。

 

 幼女に合わせるように屈みその小さな手を握って、目を合わせる。茶眼がびっくり──したように見開く。

 

「……何処らへんではぐれたことに気づいた? 案内してくれるか?」

「…………うん」

 

 突き刺さる視線に内心『散れぇ!!』と叫びながら通りを進む。

 思考回路が完全に三下である。

 

「あー、名前は?」

「…………ソナタ」

「ソナタ……そうか」

 

 内心グランは余りの会話の下手さに絶望している。

 傍から聞いても軽く地獄だ。

 話の種を膨らませるという選択肢が存在していないのだろう。

 

「わぁ……!」

 

 迷子とはいえ、まだ子供だ。抱えていた不安も忘れて未知に溢れた都市に夢中になっている。

【ファミリア】のメンバーなのだろう武装を固めた数人の集団が迷宮の方角に歩いているし、通りには雑多とした道具店(アイテムショップ)や優美な装飾に彩られた剣が飾られた武器屋。

 他にも裏通りには怪しげな雰囲気を醸し出す露天が見え隠れしている。

 

 ソナタが都市に夢中になっている中、グランは阿呆ほど話題を考えるも何一つとして出てこない。

 この男、前世から目的が定まると途端に無能になるタイプの人間だった。

 

「…………オラリオは楽しいか?」

「うんっ! 私の町じゃあ見たことないものが沢山あって凄いんだ! それに、冒険者をこんなに見るのも始めて……!」

 

 確かに、『世界の中心』とも言われるオラリオは冒険者の質も数も他とは比べ物にならない。

 そこらにたむろしている荒くれ者でも、都市外に行けば一定以上の実力者になれる程であると言えば、集まった力の大きさは否応にも理解できる。

 

(まぁ、この都市クソみたいに強いバケモン沢山いるもんなー。俺も怖いよここ)

 

 バケモン筆頭であるLv.6は他人事のようにうんうんと肯定する。

 誰に言ったって戯言でしかない。

 そんな事をつゆも知らないソナタは迷子だということも忘れたようにグランの手を引っ張る。

 

「ねぇねぇ! バベルってあっちでしょ! 行こうよ!」

「…………バベルではぐれたのか?」

 

 どう見ても迷子である状況を忘れているが、万が一を考えて口を開いた。

 ? と疑問が顔に浮かんでいるが、徐々に自分が迷子という事を思い出したのか、瞳に溢れんばかりの涙が集まっている。

 

(え、これ俺ミスった? 迷子ってこと分からせちゃった?)

 

 子供にオブラートに包み込まない正論と疑問は容赦ない凶器であることをグランは知らない。

 そのせいでとんでもないガバをやらかしたのだと、遅れて気づいた。

 

(あ──これまっずいか!?!? こんぐらいで泣くとは思わないじゃないですか!?)

 

 冷や汗が滝のように流れるがそんな事を気に留める暇はない。

 そんなことよりも、今にも溢れ出しそうな涙をどう止めるかが重要だ。

 Lv.6の超人的な速度で回転した思考回路は刹那の間に結論を弾き出す。

 

(これ無理だわ)

 

 余りにも情けない結論だった。

 刹那を分解した瞬刻に流れた思考の中に幼子を泣かせない方法は一切出てこない。

 グラン・ブレイズ、完全敗北である。

 ソナタが泣き出す数秒前、遠い目をして蒼穹の奥に目を細めてる。

 空は、泣きたくなるほどに晴天だった。

 

(泣きそうなのはソナタちゃんだけどな)

 

 やかましいとしか形容の仕方がない。

 現実逃避に馬鹿な事を考えていた、その時。

 

「えっと…………大丈夫ですか?」

「ん…………」

 

 向けられた声に振り向いた先に、見たのは処女雪を想起させる白髪に深紅(ルベライト)の瞳。

 ギルド支給の貧相な装備を身に着けた、どことなく兎のような外見を持つ少年。

 

 正史、つまりは原作における主人公。

 ───ベル・クラネルが、そこにいた。

 

(うぇぇェェ!!?? ベルくんじゃん!! 何でここにいんの!!? いや全然居ていいんだけどさ。うぉッ、マジで主人公いんじゃん感激…………ってちゃうちゃう、ソナタちゃん泣きそうなのは変わってねーよ!?)

 

 原作主人公とオリ主の邂逅は。

 劇的なものとは言い難い、泣きそうな幼女を間に挟んだものという、少々滑稽なものだった。

 

 

 

 

 

 

 

『ベルくん、髪留め買うために頑張ってたろー? 明日は久しぶりに羽根を伸ばしてもいいんじゃないかと思うぜ?』

 

 昨晩、主神であるヘスティアと一緒にジャガ丸くんを頬張っていると、そう言われる。

 ファミリアに入団してからは低階層とはいえ毎日ダンジョンに潜り奮闘してきた。

 最近は特に夜遅くまで探索を繰り返してきたため、碌に都市を出歩いていない。

 そんなベルを見かねてか、ヘスティアはサムズアップと笑顔で明日は休むように言った訳である。 

 

 バイトに行ったヘスティアにちょっぴりの罪悪感と感謝を浮かべながら活気に溢れる迷宮都市に身を投じた。

 機能美を感じる飾り気の無い、しかし性能の高さが醸し出される武器に夢中になったり、多いとは言えない所有金(ポケットマネー)で青果店から果実を買ったり、あてもなく都市を歩き回るベルはダンジョンとは違う『未知』に溢れた迷宮都市を存分に楽しんでいた。

 

 少し早い昼食として日頃からお世話になっているジャガ丸くんを齧りながら北西のメインストリートを歩いていたベルは、かなり珍妙な光景に遭遇する。

 

 黒髪の青年と今にも泣き出しそうな小さな女の子。

 表情にこそ出ていないものの慌てている雰囲気を感じる青年と、涙の洪水を起こそうとしている少女を目前にして、自然に体が前に進んでいた。

 

「えっと…………大丈夫ですか?」

「ん…………」

 

 振り向いた青年の顔は鉄仮面のようで、しかし困惑の気配を色濃く感じさせた。

 一先ず泣きそうな女の子に手を付けていないジャガ丸くんを渡し涙を引っ込めさせる。

 食べたことのないそれに意識を集中させているのか、泣き出しそうだったのは何だったのかと言いたくなる程に熱心に食べている。

 

「もしかして、迷子の子なんですか?」

「あぁ……都市外から家族と来たようでな、対応に困っていた」

 

 つい最近このオラリオにやってきたベルは、迷子になる理由も深く理解できた。

 小さな子供がこの都市に来て大人しく親についていく訳が無い。

 

「ソナタちゃん? お母さん達は何をしにこの都市に来たの?」

「えっと…………パパが村の小麦を売りに来たの」

 

 小麦、つまり目的地は農業系のファミリアになるだろう。

 あの手のファミリアは育てる以外にも買い取りや調理にも手を伸ばしている事が非常に多い。

 

「となると…………え、えーとっ農業系のファミリアはどっちに集まってますっけ?」

「それ程遠くはない。案内しよう…………その子を頼んでもいいか?」

 

 申し訳無さを少ない言葉数に込められた頼みに、直ぐに頷く。

 鋭い双眸と固い表情に意識を吸われるが、悪い人ではなさそうだ。

 ソナタと手を繋ぎ、前を進む背中を追いかける。

 

「この都市、凄いねっ! 村には無いものがそこらじゅうにあるの!」

「僕も来たときはびっくりしたなぁ…………何が気になったの?」

「えっとね、えっとね───冒険者!」

 

 返ってきた返答は、少々意外なものだった。

 この年頃の女の子が装飾でも食べ物でもなく冒険者が気になると言うのは、中々珍しいのではないだろうか。

 

「私ね、将来冒険者になりたいの! 英雄譚に出てくる英雄みたいに、すっごい魔法を使って、ダンジョンを探索するんだ!」

「それは、凄いね」

「うん! だってダンジョンには『未知』が溢れているんでしょ! おじいちゃんがそう言ってたの!」

 

 英雄譚の英雄のように、『未知』を追い求めたいと意気込むその姿が、まるで嘗ての自分を見ているようで、ベルは思わず苦笑してしまう。

 似たことを言うたびに笑顔を浮かべていた祖父の気持ちがなんとなく分かった気がする。

 その後も目を輝かせながら喋り続けるソナタに相槌を打ちながら前を行く背中を見る。

 

 恰好は市民が身に着けるようなものだが、纏う気配は限りなく冒険者に近い。

 ドが付くほどの素人であるベルでさえも、その気配が俗に言う上級冒険者であると感じられる。

 未だオラリオの冒険者について疎いベルは知らないが、もしかしたら『英雄候補』に名を連ねるような冒険者なのかもしれない。

 

 そんな思考に沈んでいると、少し不貞腐れたようにソナタが腕を引っ張ってくることに気づいた。

 彼女の話も耳から通り抜けていたようで、反応しないベルをジト目で見てくる。

 

 その後、談笑をしていると農業系ファミリアが集まる区域に辿り着く。

 おそらくソナタの親がいるであろうこの区域も、当然のように人で溢れている。

 

「今から親を探してくる。そこで待っていてくれ」

 

 この中から探すのかと、頬を引きつらせるベルに、グランが話しかけた。

 一緒に探した方が早いと言おうとした瞬間、風が巻き上がったと思えばグランの姿は消えている。

 

(…………ッ!? 速すぎる…………!?)

 

 自分とは異なりすぎる速度域。

 目視すら不可能な加速に瞠目する以外に、ベルの選択肢は存在しなかった。

 恩恵(ステイタス)を間違いなく持っている人間の動きであり、同時にベルの遥か彼方の次元まで器が昇華されている。

 

(これが、僕と同じ冒険者!? これが───現代を生きる『英雄』!?)

 

 始めて目の当たりにした上級冒険者の実力の片鱗。

 自分の横で目を輝かせるソナタとは対象的に、ベルは驚愕に身を沈めていた。

 

(僕は、このままでいいのか……?)

 

 今日を生きるのに精一杯で、心の片隅にダンジョンでの出会いを求めるだけの、そんな『現在(いま)』に身を置いていていいのか? 

 そんな思考で脳が満ちようとしていた、刹那。

 

「───ママっパパッ!!」

「ソナタッ!!」

 

 思考の渦を切り裂くように、声が響く。

 ハッと声の方へ振り向くと、一組の男女が走り寄っている。

 隣りにいたはずのソナタも声に涙を滲ませながら駆け出す。

 

「遅くなった。動かないでいてくれたこと、感謝する」

「あ……えっと……」

 

 ここに来て、名前を知らないことに気がついた。

 そわなベルの様子に気づいたのか、僅かに浮かべた苦笑と共に口を開く。

 

「俺はグラン・ブレイズ。ロキ・ファミリア所属の冒険者だ」

「ロキ・ファミリア─────!? って、グラン・ブレイズ…………【終焉滅竜(フロレスタン)】!?」

「あぁ、それよりあっちが呼んでるぞ」

 

 オラリオに来て以来、最大の衝撃がベルを襲う。

 自分の予想通り、いや予想を超える第一級冒険者! 

 驚愕のあまり、固まったベルにまた苦笑を浮かべて視線をうながす。 

 

 促された先には、抱きしめ合う家族がいた。

 泣きながら謝り合うソナタと両親を見て、安堵の息を吐く。

 達成感に似た温かな感情に浸っていると、ソナタ達が目の前にいた。

 

「お二人とも、娘が本当にお世話になりました……! 本当に、本当にありがとうございます……!」

「お兄ちゃん達ありがとう! 迷子になって、凄い怖かったけどお兄ちゃん達がいたから楽しかった!」

 

 元気に感謝を告げるソナタに自然と笑いがこぼれる。

 頭を下げ続ける両親に慌てながら頭を上げてもらい、事情を説明してもらった。

 

 予想は的中。

 村で取れた小麦をお得意様であるファミリアに売りに来たが、初めてのオラリオに興奮したソナタがはぐれ、それに気づいた両親は大慌てで探したらしい。

 何事もなく娘が帰ってきた事に心底ホッとしたようで、顔には深い感謝が浮かび上がっている。

 

「では、我々はそろそろ行かなければ……」

「えっ! もう行くの!? 私、お兄ちゃん達といたい!」

 

 どうやら、約束の時間をすっぽ抜かして娘を探していたらしい両親は少し顔を青ざめさているとソナタが異論を示した。

 いやだ。

 まだ離れたくない。

 もっと一緒にいたい。

 

 そうぐずるソナタに困り果てる両親。

 ベルもどうしたらいいのかが思いつかず、動けずにいると。

 横から、グランがソナタに近づく。

 

「ソナタ、俺たちと離れるのは、嫌か?」

「嫌! だって、ここで離れちゃったらもう会えないもん!」

 

 用事を果たした商人がそう長く滞在するわけもなく、ましてやまた来たところでグランやベルとまた会える保証もない。

 それが分かっているから、ソナタは認めたくないのだろう。

 

「お別れしちゃうのは、寂しいんだもん……」

「……ソナタ」

 

 うつむくソナタに目を合わせるように屈み、グランは言葉を紡ぐ。

 

「これでお別れ、ではない。この都市にいれば、必ず俺たちにも会える」

 

 そう言いながら、グランは掌を開く。

 そうして、開いた口は、詠唱を紡ぐ。

 

「【起きろ(ラグナ)】」

 

 超短文詠唱を引金に、魔法が撃発された。

 

 掌に、黒炎が巻き起こる。

 黒炎は掌から空中へと逆巻き───花を象った。

 象った端から、炎は揺らめきながら結晶へと変質していく。

 

 生み出されたのは、黒と赤の結晶で出来た一本の花。

 どこかの貴族が持っていても違和感がない優美な結晶花を、グランはソナタに渡す。

 

「お前が大きくなって、それでも『未知』を追い求めると思うならば、オラリオに来い。その花が、その証だ」

「…………本当? また、会える?」

「あぁ、約束しよう」

「───うんっ!」

 

 その言葉を受けて、結晶花にも劣らない、満面の笑みが咲いたのだった。

 

 

 

 

 

「クラネル、今回の件は助かった。できれば、何か礼がしたいんだが……」

「えぇ!? べ、別に何もなくて大丈夫ですよ!?」

 

 馬車に乗り、この場を去っていくソナタに手を振っていたベルは突然来た言葉に驚愕する。

 考えなしに突っ込んだベルはあの感謝と笑顔で満足していたのだから、思考が焦りで回転する。

 

(お礼……武器───それは流石に駄目だろっ)

 

 思い浮かべたのは、【ヘファイストス・ファミリア】製のナイフ。

 あの白銀の刃の、とんでもない値段を思い出し頭を振る。

 

 今自分が何を望んでいるのか。

 思考の渦に身を沈めていく。

 

 ───あの速さを見て、どう思った? 

 ───現在(いま)の『英雄』を見て、どうしたいと感じた? 

 

「僕は─────強く、なりたいです」

 

 要望でも何でもない、抽象的な願い。

 心で燃え盛ったのは、昔からの英雄願望。

 瞳から炎が迸り、グランと目が合わさる。

 

「…………そういうことなら、遠征までの間、戦い方を教えよう」

「え…………っ!?」

 

 返ってきたのは、予想外の提案。

 より『高み』に至るための切符を渡され、仰天する。

 何より、Lv.6に教授願えるという事実がベルを動転させていた。

 

「えっと、───よろしくお願いします!」

 

 芽生えた意志はまだ未成熟で、灯火にも満たないけれど。

 ベルの声は、蒼穹の果てまで響いていった。

 

 

 

 

 

 

 

(あれ? 俺原作壊しちゃった?)

 

 判断が遅い。

 原作開始前なのに、アイズより先に関係を築くだけでなく師匠ポジまで奪っている。

 

(まぁ、なんとかなるか! それより強くなりたいって言ってたし、俺の腕が火を吹くぞー!)

 

 魔法を使えば本当に腕から火を吹ける奴が言っても比喩表現には成りえない。

 魔法を知っている者ならば普通にドン引きするレベルだ。

 

(そういやノリノリで魔法使ったけど、アミッドに怒られるかこれ? …………まぁ、バレないか!)

 

 その後、鬼の形相で迫るアミッドの存在に、グランはまだ気づいていなかった。

 

 




魔法は小出ししていくスタイル

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