機動戦士ガンダム 水星の魔女  ターンA(エース)をねらえ!   作:ノザ鬼

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 機動戦士ガンダム 水星の魔女 の最初の情報で『学園モノ』と…。

 これって…ガンダム(ロボット)、学園モノじゃあ…、あの【アレ】か!?

 って事で、考えたヤツです(笑)。


 書いてて、【アレ】はネタにし難い…。

 それなら、【アレ】の元になった方をネタにしよう!

 で…、【アレ】の元になったヤツに、ガンダムのテイストを入れ仕上げました(笑)


 よろしければ、読んでやってください。


その1

01

 

** オープニング **

 

 人類が増え過ぎた人工を宇宙へ移民して早幾年…。

 

 生活の領域は、過酷な太陽の近くの惑星へと広がっていた。

 

 

 金星の調査が行われた時に、人類を落胆させたのは…。

 

 金髪碧眼の美女の金星人が居なかった事を面白可笑しく話題にしたのも、最早過去の出来事であった。

 

 現在、人類は金星の次の惑星を生活の領域としていた。

 

 その活躍の中心が宇宙開拓時代の初期に開発され、戦争の主役となったモビルスーツであったのは言うまでもない。

 

 

 

 

 時は、A.S.122。

 

 A.S.(アド・ステラ)であり、この物語の紀年法。

 

 宇宙進出を果たした企業によって巨大経済圏が構築されている時代である。

 

 

 所は、水星。

 

 鋼鉄さえも歪む灼熱の星。

 

 この時代には、太陽に一番近い場所までも生活圏にしていた。

 

 

 舞台は、アスティカシア高等専門学園。

 

 MS産業最大手のベネリットグループが運営する教育機関。

 

 

 これだけのお膳立てが揃えば、物語が生まれるのは必然であろう…。

 

 

 

02

 

** 秘密会議 **

 

 薄暗く、狭い場所。

 

 とくれば、次は目に染みる程に煙る…。

 

 と来るのだろうが、残念ながら愛煙家は居ないようだ…。

 

 だが…。

 

 もしかしたら、異なる理由なのかもしれないが…。

 

 おっと、失礼…。

 

 話を戻そう。

 

 

 中央に、置かれたテーブルを囲む四人の男。

 

 服装から軍人だと判る。

 

 

 一人の眼光鋭い男が、

『しゃらっ…。』

 資料を次のページへと捲る。

 

 そこに書かれた文字は手書き、貼付されたインスタント写真はクリップで留められている。

 

 何ともアナログな資料である。

 

 まあ…。

 

 使われている紙に関しては、合成のもので天然のパルプではないのであるが…。

 

 傍から見ると、不思議としか言いようがないのであるが…。

 

 この時代にデジタルを一切通さない資料…。

 

 これ程の機密はあるだろうか?

 

 

 読み終えた男が、

『しゃらっ…。』

 次のページへと捲る。

 

 

 それを、他の男達はそれぞれの仕草…。

 

 腕組をして瞑想する者。

 

 資料を読む男を凝視する者。

 

 指で、顎をもて遊ぶ者。

 

 三者三様で、待っている。

 

 

 捲る親指が、

『しゃっ…。』

 最後のページだったと報せる。

 

 そして…。

 

 鼻から、

『すー。』

 大きく吸い、

『ーっ。』

 きっかけとした。

 

 資料に落としていた顔を上げながら、

「まさか…。」

 三人に真意を確かめる。

 

 

 階級章は外しているが、

「我々も…。」

 この中で階級が一番高いと思われる男が、

「にわかには信じられなかったのだよ。」

 残りの二人に同意を促す。

 

 

 資料を持ったまま視線を向け、

「解ります…。」

 同じ意見だと念押しする。

 

 

 タイミングを図るかのように、

「でだ。」

 切り出すのは、

「君に、調査を…。」

 次の階級と思われる男。

 

 間は、否定の準備であった。

 

 目を、

「と、言うよりは…。」

 軽く窄(すぼ)め、

「確かめて欲しいのだよ。」

 有無は、

「本物かどうかをだ…。」

 言わせない。

 

 

 今だ、

「私が…。」

 資料は持ったままで、

「でありますか…。」

 解っていたが確認をする。

 

 

 それに答える第三の男…。

 

 外観と纏う雰囲気は、軍人と言うよりは…。

 

 何処にでもいるサラリーマンであった。

 

 その瞳の奥には、鋭さを隠しているのは、裏の仕事の専門家と言ったところか。

 

 眼の前に置かれていた鞄から、

『ぐいっ。』

 紙束を出し、

『どさっ。』

 指令を受けた男の前に、

「これを…。」

 積んだ。

 

 

 分かっているが、

「こ…。」

 聞くかなければ、

「これは?」

 気が収まらない。

 

 

 変化は無いが、

「君の…。」

 確かに口元が、

「新しい身分と、その資料だよ。」

 笑った様に、

「大佐…。」

 見えた。

 

 

 表情に、

「り…。」

 出さない様に、

「了解…。」

 努めたが、

「しました。」

 果たして出来たか?

 

 

 最初の一番階級が、

「頼んだぞ…。」

 高い男が、

「我々…。」

 間を、

「否!」

 入れ、

「人類の未来の為に!」

 強調した。

 

 

 無意識に、

『ザッ…。』

 椅子から、

「はっ!」

 立ち上がると、

『ビシッ!』

 敬礼をした。

 

 

 その姿に、三人は満足そうな笑みを浮かべた…。

 

 

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