機動戦士ガンダム 水星の魔女 ターンA(エース)をねらえ! 作:ノザ鬼
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** 未確認 **
突然の不意打ち…。
不意打ちなのだから、突然なのは当たり前だが…。
あえて言おう!
突然の不意打ちと!
現実が、
「な!」
理解に、
「何が!?」
追いつかない。
口発した言葉の時間の後に、
『グッ…。』
ビームライフルが、
『ォォォォォ…。』
膨張する。
膨張が限界を超え、
『チュ…。』
眩い閃光を、
『ドォ…。』
伴いながら、
『ォォォォォ…。』
真空の宇宙空間に、
『ン!!!!』
爆音を轟かせた。
その衝撃は、
『グッ…』
腕部を巻き込みながら広がり、
『オ…。』
モビルスーツを媒介として、
『オーン!』
コックピットのイフレに到達する。
固定ベルトに、
「きゃ…。」
助けられたが、
「ぁぁぁぁぁぁぁ!」
体を目一杯揺すられた。
更に、
『ポンッ!』
コックピットの中の、
『ポンッ!』
小さな爆破で、
『ポンッ!』
部品が飛び散り、
『グサッ!』
体が傷付く。
そのまま…。
イフレの意識は、
「ぁ…。」
闇に捕らわれ、
「っ…。」
深い闇に落ちて行く…。
霞む目が、
「うっ…。」
赤く光るアラートを、
『ビーッ!』
捉える。
そのまま、
『ビーッ!』
繰り返されるアラートを、
『ビーッ!』
無理矢理、
『ビーッ!』
子守唄に眠らされた。
俗に言う、気を失った状態である。
モニターの状況に、
「何が…。」
思わず、
「起きた!」
大声を上げるコーチ。
そして…。
反応で、
「えっ?」
ここが、
「はい?」
軍で無かったと、
「はぁ?」
思い知る。
無意識に、
「チィ。」
口から漏れる声。
踏み出す足が、
『タッ…。』
体を加速させると、
『ン!』
素早くコントロールパネルに向う。
操作を開始するが早いか、
『スッ。』
隣に駆け込んで、
「こちらは私が。」
来たナーデーア。
目線で、
『チラリ。』
確認し、
『コクリ。』
顎で任せる。
当然。
こちらも…。
驚きと共に、
「な…。」
口から、
「何があった!?」
声が出る。
忙しなく、
『カタカタ…。』
キーボードを、
『カタカタ…。』
操作しながら、
「判りません…。」
答えるも、
「が…。」
最後に含みを持たせるオペレーター。
その返しに、
『スーッ。』
細めた目が、
「ヤツ等か…。」
軍人の鋭さになる。
先程までの陽気さは、何処にも無くなる。
その問には、
『カタカタ…。』
キーボードの音が、
『カタカタ…。』
答える。
声も、
「引き続きデータを集めろ!」
軍人となった。
目線は、
「了解…。」
モニターから離さずに、
「しました。」
声だけで答える。
並び、
『カタカタ…。』
二人でモニターを凝視しながら、
『カタカタ…。』
キーボード操作に集中する。
先に、
「イフレさんの…。」
声を、
「バイタル確認出来ました。」
上げたのは、
「生きてます!」
ナーデーア。
それに頷きだけで、
『コクリ。』
答えるコーチ。
一斉に、
「良かった…。」
周囲の女学生が、
「生きてた…。」
安堵の声を上げる。
中には、
「ぐすん…。」
涙ぐむ者まで…。
やがて…。
コーチのキーボードが、
『カタカタ…。』
実を結ぶ。
小さくモニターに、
『ピッ…。』
映り、
『ピッピッッ!』
拡大される。
それは…。
この空域に居るはずのない人の形をしたモノ。
そう…。
モビルスーツである。
捉(とら)えたモビルスーツを、コンピューターが自動で三次元モニタリングする。
そして…。
自動解析され標示されたのは、
【UNKNOWN】
予想通りの結果であった。
登録された古今東西現在過去に至る全てのモビルスーツに該当しない、まさに謎の機体であった。
その結果に、
「まさか…。」
小さく口の中だけで、
「ヤツ等か!?」
コーチが叫ぶ。
ぎりぎり届いた声に、
「ヤツ等?」
ナーデーアが反復した。
が…。
その意味を問う間など無い事に、そのまま心の奥に飲み込んだ。