機動戦士ガンダム 水星の魔女 ターンA(エース)をねらえ! 作:ノザ鬼
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** 射出 **
爆発が、
『チュ…。』
真空の宇宙に、
『ド…。』
閃光と、
『ォォォォォ…。』
爆煙を、
『ン!!!!』
撒き散らす。
刹那!
そこへ、
『ビッ…。』
閃光が、
『シューーーーーーン!』
追い撃ちする。
その状況を、
「きゃぁぁぁぁぁ!」
判断できた、
「あぁぁぁぁぁ!」
女学生だけが、
「そ、そんな…。」
パニックを起こした。
吐く息が、
「はぁっ…。」
バイザーの、
「はぁっ…。」
口元を、
「はぁっ…。」
呼吸のリズムで、
「はぁっ…。」
曇らせる。
額の汗を、
「危なかった…。」
ヘルメット越しに、
「なぁ…。」
拭うスレッタ。
それが、無理な行為だとは気が付かない事に気が付かない。
それ程に、切羽詰まった状況だとも言えた。
先程起きた爆発の近くのデブリの陰。
爆発に紛れ隠れたのである。
収まった爆発の後には…。
スレッタの機体に装備されていたシールドが、無残な姿で残されていた。
スイッを、
「機体ダメージは…。」
押しながら、
「まだ…。」
チェック項目を、
「いけそう…。」
確認する。
スイッチを、
「でも…。」
切り替えながら、
「武器は…。」
次の項目に、
「もう無いか…。」
目を通す。
チェックにより、絶望的な現実が確定となった…。
だが、スレッタの心は不思議と穏やかである…。
突如!
スピーカーが、
「スレッタ!」
怒鳴り声を、
「これを使え!」
伝える。
言い終えるが、
『ガ…。』
早いかスイッチを、
『チッ!』
押すコーチ。
反応するカタパルトが、
『ピッピ…。』
準備体制に入る。
三つ灯る赤いシグナルが、
『ピッ!』
カウントも、
『ピッ!』
無く緑に、
『ピッ!』
変わった。
そして…。
超加速により射出が完了する。
瞬く間に、
『キッ…。』
宇宙の暗闇に、
『ラ…。』
ノズルの光が、
『ーーーーン!』
小さくなる。
首を振り、
『キョロキョロ。』
確認しながら、
「これって…。」
言われたものを、
「何ぃ!」
探すスレッタ。
脳裏に、
『クォ…。』
響く音が、
『ォォォォン。』
報せる合図。
素早く動かす目線の先に、
「あれか!」
光が筋を作っていた。
モニターの、
『ピッピッ…。』
表示を、
「モビルスーツより…。」
無意識に、
「小さい?」
口から読み上げる。
素早く引き出した、
『スイッ!』
キーボードを、
『カタカタ…。』
手が叩き、
「ランデブーポイント…。」
計算を、
「確認!」
終えた。
言い終えるが、
『グイッ!』
早いか、
『ギュン!』
操縦桿を押し込んだ。
即座に、
『グ…。』
機体が、
『ォォォォォ…。』
反応し、
『ン!』
宇宙に唸りを上げ加速する。
モニターが、
「流石…。」
支持する方向を、
「コーチ…。」
確認しながら、
「狙われ難い軌道を計算してる…。」
意味を知った。
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** 仕切リ直シ **
それは眼前に、
「見えた!」
光の尾を引き、
「あれだ…。」
現れた。
モニターのデータを、
「ランデブーポイント…。」
読み取りながら、
「相対速度合わせ…。」
操作を始めた。
何度か攻撃を受けたが、
『ギュォォォォォ!』
当たらずに来れた…。
コーチの凄さを、
「流石…。」
改めて思い知った。
ランデブー完了を、
『ピコン…。』
報せるサインが、
『ピコン…。』
モニターに点滅する。
モニターいっぱいに、
「コンテナ…。」
映るこれの正体であった。
前置きの振動と共に、
『ガコン!』
コンテナのハッチが開く。
中から現れたものを、
『ウ…。』
モビルスーツの、
『ィィィィィ…。』
両手が、
『ン!』
受け取る。
受領完了の、
『ガッ…。』
合図が、
『コ…。』
軽い振動となり、
『ン!』
スレッタに伝わる。
モニターに、
「これは…。」
表示されるのを、
「ビームライフルと…。」
確認するまでもなく、
「シールド…。」
名前を呟いた。
表示は、
『ピッ…。』
続き、
《接続完了》
機体とリンクする。
ビームライフルのデータに、
「これなら…。」
目を走らせ、
「いける!」
確信した。
そこへ…。
脳内警告が、
『キュピーン!』
鳴る。
倒す操縦桿に、
『ギュ…。』
機体が、
『ィィィィィ…。』
反応し、
『ン!』
回避が行われる。
またも、
『ビッ…。』
今まで居た空間に、
『シュ…。』
光の一撃が、
『ーーーーン!』
通過する。
だが、
「こっち…。」
今回は、
「だって…。」
反撃のトリガーを、
「ぇぇぇぇぇ!」
引く。
放たれるビームライフルの一撃が、
『ビッ…。』
今までの、
『シュ…。』
お返しとばかりに、
『ーーーーーーン!』
敵モビルスーツへ向う。
大きく開いた口が、
「あっ…。」
驚いたと…。
そして…。
素直な、
「このパイロット…。」
感想を、
「上手い…。」
口にした。
スレッタの放った一撃は、敵モビルスーツへ一直線に向かった。
ただ、途中でデブリに邪魔されなければ…。
そう…。
このパイロットは、スレッタの撃たれる前に避けるとは対象的に、撃たれても当て難い行動により回避したのであった。
スレッタの一撃は、
『キュ…。』
デブリに、
『ォォォォォ…。』
穴を穿ち消えた。
それは…。
前哨戦を終え、本戦が始まる合図だった。