俺が盾の勇者の成り上がりで活躍するのはまちがってる 作:谷村幸男
『あなたのやり方…………本当に嫌いだわ』
『もっと………もっと人の気持ちを考えてよ!なんで………なんでそんな簡単な事が、ヒッキーは分からないの!?』
『お前のミスだろ、私が仲を取り持ってやるから早く部活にでろ』
『なんで雪の下さんと由比ヶ浜さんにそんなことしたの信じられない、早くあの二人に謝ってしてよごみぃ』
『あんたなんか要らなかった、あんたがいなければ小町をもっと可愛がれてやれたのに』
『貴方なんて産まなければよかったわ』
八(修学旅行が終わったらこの有様だ…前々から壊れかけの関係だったがこの件を切っ掛けに壊れたしまったのか、俺が本物と思っていたものは所詮ただの幻にしか過ぎない。せめてもの救いは勘当されなかったそとだな・・・勘当されたほうがマシだったけどな)
?「絵画は近くから見ないほうがいいぞ少年」
振り返ると90くらいの老人が立っていた
八「なぜですか?」
老「絵画と争いは遠くから見たほうがいい」
八(なに言ってんだこの老人)
老「物語全体を見るのじゃ」
と言い残し老人は去っていた
八(何だったんだろあの老人…俺もそろそろ美術館を出て図書館にでも行くか)
図書館にきた八幡の目的は決して小説を読むためではなく理系科目の勉強をするために来ているのだ
八(いじめられたりし始められた頃は復讐の念を込めて苦しく相手を殺すために科学を勉強し始めたけれども思いの外理系科目が面白くはまってしまった。今まで理系科目を毛嫌いしていたのが惜しいというかなんというか)
ある程度勉強していたところで当たりは暗くなり八幡も帰る準備をしていたら奇抜な本が目に入った。
八「四聖武器書?…随分と古そうな本に見てるなそして何よりも目立つ赤色」
八幡は興味本位で読んでみた
その終末は幾重にも重なる災厄の波がいずれ世界を滅ぼすというもの。
災厄を逃れる為、人々は異世界から勇者を呼んで助けを乞うたとか何とか。
そして召喚された5人の勇者はそれぞれ武器を所持していた。
剣、槍、弓、盾、#$@fh@5
いや盾の次のやつなんなんだ
勇者達は力をつけるため旅立ち、己を磨き、災厄の波に備える。
八「・・・材木座のほうがもっと面白いのを書いていたな(俺はなぜあいつの名前を出してるんだ…あいつも噂の操り人形になったやつなに)」
と謎の赤い本を少し読んでから図書館をでたが
八(なんだ、ろいままでにな…いねむけが少しベンチにす、わるか)
突然の睡魔に襲われた八幡は近くのベンチに腰を掛けてから目を瞑った・・・そして目が覚めると
果たしてあの老人何者なんでしょうかね?1
pixivの方でも投稿してます