異国軍人ヒーローのティーチャーアカデミア   作:葉緑素

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処女作です。対戦よろしくお願いします(?)

鉤括弧の説明(2022/09/11現在)
「」←日本語
『』←外国語(一応主人公はイタリア圏設定ですが面倒なのでこれにします)
《》←通話、通信を介して話す言葉。これは言語関係ありません

今後増えると思いますので増えたらまた書き足します


異国軍人ヒーロー。教師になる

ーー舟渡基地

尾翼に大きく"A"と描かれた軍用機が降り立つ。飛行機の中から出てきたのは一人の女性と男性であった

 

『此処が日本ね…』

『アリア様。本当にお一人でよろしいので?』

『えぇ、大丈夫よゴーン。このために日本語を勉強したもの。必ず任務は遂行するわ』

『…左様ですか。ではお気をつけて』

『貴方も気をつけて』

 

赤を基調とした軍服に、特徴的な白い髪をしたアリアは背中にスナイパーライフルを背負いながら日本の地に降り立った

 

『やぁ!アリアさん!待ってたよ』

『あっ、こんにちは、貴方は根津かしら?』

 

いきなり母国語で話しかけられ戸惑うアリアだが、根津と呼ばれた男?は自己紹介を始める

 

『そうさ!熊なのかネズミなのか犬なのか…その正体は、根津さ!』

 

訳がわからない自己紹介に困惑しつつも、根津に案内され車に乗り込む

 

『…あの。今この場で任務の確認をしても良いかしら』

『あぁ、構わないよ』

『感謝します。国立雄英高校警備増強、そして将来のヒーロー達の為に、新しく出来た我が国、“アズベリア”から私、アリア・ドメインが派遣された…という事でよろしかったですか?』

 

隣に座る根津に訪ねると、根津は大きく頷く

 

『あぁ、大丈夫さ!あと1時間後に雄英高校近くのホテルに着く予定さ。ゆっくり休むと良い』

『ありがとうございます』

『校内図は明日の朝に渡すよ。広いから省略ばかりだけれど、問題は無いのさ』

『な、なるほど』

 

覚えるのが大変になりそうだ。と思いつつも、ある事を思い出す

 

『そういえば…明日は試験日でしたっけ?』

『あぁ、そうさ』

『私も少し見学してよろしいですか?』

『問題ないさ。しかし場合によっては救助に入ってもらうよ。一応立場としては教師だからね』

『承知しました』

 

その日はそのままホテルに到着した

 

 

 

ーー翌日、雄英高校

(人多いわね。流石ヒーロー高校)

 

校舎の中から受験生を見守るアリア。彼女がいるところは筆記試験の会場では無いので誰にも怪訝な目で見られる事はない

 

(…さて、そろそろプレゼントマイクの所に行かないと)

「AHーー!!此処にいたアリア先生!」

「あっ、プレゼントマイク。ちょうど今向かおうとしてたんですよ」

「YEAH!そうだったのか!実技の会場にhere we go!」

 

陽気なプレゼントマイクのテンションにギリギリついていくアリアであった。階段を降り、バスの中に入る

 

「アリアさんはしばらく此処で待機してもらうぜ。暇つぶしの物はあるか?」

「えぇ、少し母国と連絡を取らせて貰うわ」

「そうか!また2時間後に俺は戻ってくるからそれまでには済ませといてくれ!」

「えぇ、わかったわ」

 

かなりフランクな人なのね。とアリアは思った。プレゼントマイクが去ると、アリアは携帯を取り出す

 

《はい。ゴーンです》

『私よ。今大丈夫?』

《アリア様。えぇ、大丈夫です》

 

アリアは今一度周りに人がいない事を確認すると、話を続ける

 

『…“例の件”はどうなってるの?』

 

真剣な顔でアリアが呟くと、電話先から失笑が漏れる

 

《ハハ…アリア様。私の結婚式の事をご存知だったんですね》

『大切な部下の晴れ舞台じゃない。この任務が無ければ出席する予定だったわ』

《上層部の指示ですからね。仕方ありません》

『ちゃんと大切にするのよ。それと手は一切抜かない事』

《心得ております》

 

電話先で苦笑いしてるであろう彼を想像し、アリアは自然と微笑していた

 

『まぁ、祝い金は後で振り込むか任務が終わった後にあげるわ』

《そんな、畏れ多いです》

『受け取りなさい。上司命令などではなく、人として』

《…ありがとうございます》

その後沈黙が流れる。この沈黙を切ったのはゴーンだった

 

《そう言えば、そちらの任務はもう始まっているので?》

『えぇ、今から試験の見学をする予定よ』

 

おぉ。と電話先から声が漏れる。続けてゴーンは話を続ける

 

《日本最高峰と呼ばれる雄英高校の試験ですか…さぞ有望な若者が集まる事でしょう》

『そうとは限らないわ。あまりにもレベルが高すぎて試験について行けない子もいるかも知れない』

《まぁ、それはそうですけどね。もう一つの任務(・・・・・・・)もしっかり遂行してくれと上層部から来てますからね》

『…あぁ、アレね。すっかり忘れていたわ』

《しっかりしてくださいよ…》

 

そして他愛もない会話を広げていると、プレゼントマイクが生徒を引き連れてゾロゾロと歩いているのが目に入る

 

『あら、そろそろ切るわ』

《左様ですか。ではまた》

『えぇ』

 

電話を切った後、携帯の電源を落とす。それをポケットに入れると同時にプレゼントマイクがバスの中に入ってくる

 

「HEY!そろそろ移動するぜ」

「えぇ、分かっているわ」

 

受験生は「美人だ…」「やば…」「可愛い…」と声が漏れる。受験生が着席しバスが動き始めた頃に、アリアは笑顔で受験生達にエールを送る

 

「皆さん。これから始まる実技試験の副監督を務めます。アリア・ドメインです。試験の内容はプレゼントマイクから伝わっていると思いますので、改めての説明は致しません。“Puls Ultra”で頑張って下さい」

 

アリアがそう言うと、バスの中の空気がピリつく。アリアに見惚れていた受験生もハッとして真剣な顔つきになった

 

(うん。これなら大丈夫そうね)

 

プレゼントマイクの斜め後ろに座ると、彼はサムズアップをした。それにアリアは頷いて返す。彼女が担当するのは会場C、“コンビナートエリア”である




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