仮面ライダーアテランテ   作:湊戸アサギリ

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月二回投稿できるようになりたいです……


Act.21 銃口

 「アイツもうどっか行ったわね。まぁ、それが当たり前かぁ」

ナツメと別れたエマは自分のバイクに跨る。

「なんか今日クラーケンが多いみたいね、じゃあアイツもいるかも!」

エマは自分のスマホでクラーケンが現在多いエリアを見る。そこにはダイゴやイザナ達のベルトの反応もあった。変身したままのエマは迷わずそこにバイクを走らせた。

 

 ※

 

 ダイゴは中型のクラーケンを倒した。イザナ達も小型クラーケンを駆除していく。

「今日ギガメガ多いぜ! 多く出てくる時期にはまだ早いぞ!」

小型のは徐々に退治していくが、そこに現れたのは、

「どわぁ!? でか!」

五メートル級の大型クラーケンだった。サトルがそれを指差す。

「なんだかおかしいな」

イザナも異常さを感じる。大型のタコのクラーケンは高いビルに登っていく。

「何をしてやがる?!」

――ぶじゅううううっ!!

ダイゴが見上げると、クラーケンはビルの上で口から緑の液体を噴き出した。

「!?」

緑の液体は雨のように小粒になって降り出す。

「うわああああ!!」

「きゃあああ!!」

それを浴びた人々は瞬時にもがき出す。

「あああああ!! いだぁい!!!」

「!?」

液体を浴びた猟師衆の一人が騒ぎ痛がる。

「ええ!? なんだよ!? どうした!?」

「おい、これおかしいぞ!」

サトルとヘータも怪しさを覚える。ダイゴのスマートフォンに連絡が入る。

「支部長?」

『今クラーケンが噴いているのは毒だ。今は絶対変身解除するんじゃねえぞ! そいつは毒吹く個体だ』

「嘘だろ!?」

「うあああ!!」

「オオツカさん!」

ダイゴのすぐ近くにいたオオツカが倒れる。ダイゴは近くに寄る。

「オオツカさん! オオツカさん!」

ダイゴは苦しむオオツカに呼びかける。

「お前ら! あのクラーケンを止めるぞ! あれ以上毒を出させるなっ!」

「はい!」

「うっす!」

イザナはクラーケンを止めるべくヘータとサトルと共にバイクでクラーケンに向かっていく。

「イザナ!」

ダイゴが叫ぶうちにイザナ達はクラーケンのいるビルの下に着く。クラーケンは毒を吹き続ける。

「壁を走るぞ!」

――グィンッ!!

イザナがバイクでビルの壁をハイスピードで走ると、ヘータとサトルもバイクで後を追う。壁を見事に登り、クラーケンのいる屋上に到着する。

「クシャミなら余所でやれっ!!」

イザナはバイクから飛び降り銃剣を出し、斬りかかる。クラーケンも鞭打つように足でイザナを殴る。イザナは足を切り裂いていく。

「てめぇ大人しくしろよ!」

「変なモノ噴いてるんじゃねぇ!!」

ヘータとサトルも殴り、蹴る。クラーケンは彼等にも殴るが二人は動きを止めない。

「ヘータ、コイツを使ってくれ!」

イザナはアーカイブ、ジュエルバードをヘータに投げる。イザナもブラッドシューズを出す。

「ええ! 行きますよ!」

ヘータとイザナは自分のベルトに差し込む。イザナの足は赤くなり、ヘータの上半身は宝石で装飾される。

「ああ! ヘータずりぃ!」

「サトルはまた今度な! いい子で待ってろ!」

不満がるサトルをイザナは嗜める。

イザナは思い切りジャンプしクラーケンを蹴り、ヘータは強いパンチを打つ。

――ドシャン! ドグウッ!!

クラーケンは避けながらも攻撃するが確かにダメージがある。クラーケンの動きは少なくなっていく。

「リーダー、アンタで決めてください!」

ヘータはジュエルバードの装備を解除し、イザナに投げ返す。

「任せろ!」

イザナはブラッドシューズの装備を解除し、ジュエルバードを受け取るとベルトに差し込み、上半身が宝石で装飾される。

イザナはジュエルバードを裏返しで差し直し、技を起動させる。

『ブレイキング・クラッシュ!』

イザナは再びジャンプし、クラーケンに大きく振りかぶりパンチした。

――ドジャアアアアア!!

「ぶじゃああああ!!」

クラーケンは破裂するように倒れて消滅した。

「リーダー! やったっすね!」

「ああ。だけど……」

サトルが笑いかけるがイザナとヘータはビルの下から街を見下げる。街人達は毒で苦しんでいる。

あれをどうすれば。イザナ達は悩む。

それはビルの下にいるダイゴもだった。毒に倒れて苦しんでいる人々が目に入り苦しくなる。

「……あれをやるしかないかもな」

ダイゴは悩み、街人達の毒を何とかすべくある方法を試すことにした。

 

続く

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