「お昼はランチラッシュが経営する食堂で食べた後午後はヒーロー基礎学!」
「俺達の相棒は誰なのか楽しみだな!そして俺は心操用に新たなドライバーを開発中…」
個性把握テストから翌日、出久達は普通の授業を受けた。というのも、午前中は必須科目の英語や国語も勉強する。まあ内容は普通だが....そして午後の授業、待ちに待ったヒーロー基礎学
皆が今か今かと待ちわびていると廊下の方から走る音が聞こえてきた。
「わ〜た〜し〜が〜!」
「なんだ?」
「普通にドアから来たぁ‼︎」
猛々しい声が響いてくるとともにドアが開かれそこからオールマイトがシルバーエイジコスチュームを着て現れた。
「すげぇ!オールマイトだ!先生やってたって本当だったのか!」
「あれはシルバーエイジ時代のコスチューム....!」
「画風違いすぎて鳥肌が....」
他の人達はスゲェ!スゲェ!と言っているが出久は
「(なんか見たことある気がするけどオールマイトだったのか)」
オールマイトの事を全く知らなかったのだ
「私の担当はヒーロー基礎学!ヒーローの素地を作る為に様々な訓練を行う科目だ!当然、単位は最も多い。そして今日の訓練は、これ‼︎」
そう言うとオールマイトは何処からかプラカードを突き出す
「【戦闘訓練】!」
「「「おお〜‼︎」」」
ヒーローと言えば、ヴィラン退治。いきなり『個性』を存分に振るう事が出来る環境に放り込まれると知り、興奮しない筈が無い
「そしてそれに伴ってこちら!」
オールマイトの合図と共に壁の一角が突き出て出席番号を振ったケースを入れた棚を露にする。
「入学前に送ってもらった個性届と要望に沿ってあつらえたコスチューム!着替えたら順次グラウンドβに集まる様に!格好から入る事も大事だぜ、少年少女!自覚するんだ!今日から君達はヒーローだと!」
『はい!』
皆はそれぞれのコスチュームケースを持ち、更衣室に向かった。
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グラウンドβ
「ここがグラウンドβか…市街地だな」
出久のコスチュームは映画ビルドで戦兎が着ていた私服
「似合うなぁ緑谷」
「お前こそ似合うけど寒くはないのか?」
「変身すれば問題ないからな」
切島は原作と同じコスチューム
「やっぱり緑谷はそれが似合うな」
「お前もな心操」
心操は一海が着ていた私服
「先生! ここは試験の演習場ですが、今回も市街地演習を行うのですか?」
「いや、2歩先を進む!真の賢しいヴィランは闇に潜む…という事で!これから、ヒーローチームとヴィランチームに別れてもらって2対2の実践訓練を行う!」
「基礎訓練も無しに?」
「その基礎を知るための訓練さ!ただし今回はぶっ壊せばOKのロボじゃないのがミソさ!」
「勝敗のシステムはどうなります?」
「どんな内容ですか?」
「また、相澤先生みたいに除籍処分とかあるんですか…?」
「チームとはどのように別けるのでしょうか?」
「このマントやばくない?」
「くぅぅ…聖徳太子ぃ…⁉︎」
質問が多いなか一人だけ全く違う事を言っていた。
「えーっと…」
おもむろに懐から何かを取り出し…
「(カンペかよ…)」
「いいかい?状況設定はこうだ!ヴィランチームが核を所有、これをヒーローチームが解体するという設定だ!️」
(((((設定がアメリカンだな‼︎)))))
「ヴィランチームはこれを時間制限まで守るか、ヒーローを拘束することで勝利!ヒーローチームはヴィランを捕まえるか、ビルのどこかにある核を触ることで勝利だ!コンビ及び対戦相手はくじだ!」
「適当なのですか⁉︎」
「飯田…プロは他事務所と急造チームを作るからそれだと思うぞ」
「なるほど…先を見据えた計らい!失礼いたしました!」
そしてクジの結果は
ヴィラン チーム
出久&切島
ヒーローチーム
轟&障子
「ありゃ…まさかの敵側か」
「ヒーローチームは轟みたいだぜ?」
「氷を半分で覆ってるみたいだが彼奴は二つ持ちだな…」
「なんか訳ありみたいだけど俺達なら負ける気がしねぇな!」
「そうこなくっちゃな」
「てんっさい物理学者の緑谷出久と切島はまさかまさかのヴィラン チームに!」
「轟って奴は半分しか使ってないみたいだな…訳ありみたいだけど」
「俺は無個性だけど全力を出させてやるぜ!」
次回
戦闘訓練後編